ウチ・シャリフ
Uch Sharifウチ・シャリフは、姉妹都市のムルタンと並び13~14世紀に中央アジアから多くのイスラム聖者が集まり、イスラム信仰、文化、政治の中心となった町です。 その後、サトレジ河の流れが変わったことから町は衰退し、今では幹線道路からも離れた地方の「村」になってしまいました。 今でも街中に聖者のダルガー(墓廟)が残っており、人々の信仰を集めています。
ウチ・シャリフは、姉妹都市のムルタンと並び13~14世紀に中央アジアから多くのイスラム聖者が集まり、イスラム信仰、文化、政治の中心となった町です。 その後、サトレジ河の流れが変わったことから町は衰退し、今では幹線道路からも離れた地方の「村」になってしまいました。 今でも街中に聖者のダルガー(墓廟)が残っており、人々の信仰を集めています。
丘の上の墓地にそびえるウチ・シャリフの象徴ともいえるダルガー。 ビビ・ジャウィンディはそのイスラムへの献身が讃えられた女性です。 特徴的な建築はムルタンのシャー・ルクネ・アーラム廟の初期のデザインと似ています。19世紀のサトレジ河の洪水により破壊され後ろ半分が削られてしまっていますが、修復により保存されています。
14世紀に建てられ1800年代に改修・増築されている廟。 ジャラルウッディーン・スール・ブハリはその名の通り13世紀にブハラから来た聖者で今でも篤い信仰を集めています。 建物は平屋根にレンガ作り、内部は木彫の40本の柱と美しい天井装飾があります。
パンジャーブ(パンジ=5、アーブ=水)の5つの河が合流する地点がパンジナッド・ヘッド。 そしてこの川がやがてインダス川へと合流し、アラビア海へ注ぎます。