ペシャワール
Peshawarハイバル・パフトゥンハー州(旧北西辺境州)の州都であり、かつてはガンダーラの中心都市として栄え、クシャーナ朝時代にはカニシカ王の冬の都、プルシャプラと呼ばれました。現在の町には遺跡らしい遺跡は残されていませんが、郊外には保存状態の良いガンダーラ遺跡のタフティバイがあります。 ペシャワールはパシュトゥーン民族の町で、町の様子も他のパキスタンの都市とは異なり、「ブルカ」というヴェールで全身を覆った女性の姿も見られます。また、アフガニスタン国境に近いため、カイバル峠を越えて行われる交易など国際都市の一面も持っています。特に昔ながらのシルクロード情緒にあふれたバザールはペシャワールの大きな魅力です。 イスラマバードから車で3~3.5時間、空路では国内の主要都市と結ばれ、ドバイやアブダビなどの湾岸諸国との国際線航路も開かれています。