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パキスタンみどころガイド

イスラマバード

Islamabad

パキスタンの首都、イスラマバード。パキスタンがインドからイスラム国家として分離独立した1947年、首都はカラチに置かれましたが、カラチはパキスタンの南端でどの町からも遠く、また気候も暑すぎるということで1958年イスラマバードへ遷都されることが決定し、もとの街の名前「アーブパーラ」改め、イスラムの街という意味の「イスラマバード」として1962年より首都として機能を始めました。 イスラマバードの街は整然とした升目状の街路をもち、ジャカランタやハイビスカスの木が街路樹として植わる緑溢れる非常に美しい町です。また、パキスタン各地で見られるリキシャ(オート三輪)の乗り入れが禁止されているため、街は非常に静か。現在、街のゼロポイント付近に外資系の高級ホテルが建築中で、これからさらなる発展が予想されます。 空港があるのはラワルピンディと呼ばれる、イスラマバードより南に15km離れた町です。ラワルピンディは事実上、パキスタン最大の交通の要衝。日本からパキスタンへはパキスタン航空やタイ国際航空の利用が便利です。

シャーファイサル・モスク / Shar Faisal Masjid

サウジアラビアのファイサル王の寄進によって、トルコ人の建築家の手で設計された世界最大級のモスクです。モスク内部には15,000人、外部に85,000人が一度にお祈りが出来る規模といわれています。 8面体のテントのような屋根を囲むように約90mもあるミナレットが4本たっています。ここでは他のモスクではあまり見ることのない、女性用の礼拝スペースが設けられています。モスク敷地内に入る際は、靴を脱ぎ、女性の方はスカーフが必要です。ノースリーブや短いスカートは厳禁です。

モスク正面入り口
祈りの前の清めを行う場所

マルガラ・ヒル / Margalla Hills

ダーマネ・コーと呼ばれる展望台の南面から整然としたイスラマバードが一望できます。麓から展望台までは歩くと1時間ほど、車の場合は10分ほどかかります。 雨上がりの晴れた日にはラホールとの間に横切る「塩の山脈 ソルトレンジ」まで見えることもあり、金曜日にはピクニックをする家族連れで賑わいます。展望台脇に町のレイアウトがかかれたコンクリートのプレートがあります。

マルガラ・ヒルとシャー・ファイサル・モスク
イスラマバードを一望
パキスタン国内の観光客で賑わいます

官公庁街 / Administrative district

大統領官邸や日本人丹下健三氏の設計による最高裁判所などが立ち並ぶエリアです。各建物を背景に記念写真を撮る観光客の姿も見られます。

最高裁判所
大統領府 旗が2本立っているときは大統領が中にいます

ラワルピンディ / Rawalpindi

新首都イスラマバードが建設される以前からこの地域の中心であり、交通の要衝として栄えた町。地元の人々から「ピンディー」と呼ばれ、昔ながらの雰囲気を残すバザールや街並みも残っています。

ラワルピンディのバザール
バザールにて
古い家屋の残る町並み
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