シリアの旅
古代からイスラム時代にかけての数多くの遺跡が眠るシリア。旧約聖書の時代から存在するダマスカス、女王ゼノビアが栄華を築いたパルミュラ、マリ、ドゥラ・エウロポスなどのユーフラテス川沿いに残る遺跡群、シリア第2の都市であるアレッポなど、多くの見どころがあります。
古代からイスラム時代にかけての数多くの遺跡が眠るシリア。旧約聖書の時代から存在するダマスカス、女王ゼノビアが栄華を築いたパルミュラ、マリ、ドゥラ・エウロポスなどのユーフラテス川沿いに残る遺跡群、シリア第2の都市であるアレッポなど、多くの見どころがあります。
世界最古の都市のひとつダマスカスはカシオン山の麓に位置するシリアの首都。紀元前2,000年頃から地中海、アラビア半島などを結ぶ交易の中継点として栄え、4,000年の歳月が流れた現在もシリアの首都として繁栄を続けています。
砂漠の中のオアシスに忽然と現れるパルミラは古代タドモールと呼ばれていました。地中海沿岸とメソポタミアやペルシャを結ぶ交易路上にあり、パルミラはシリア砂漠を横断するキャラバンにとって非常に重要な中継点でした。
世界遺産アレッポやクラック・デ・シュバリエなど、長い歴史の中でギリシャ、ローマ、ペルシャ、十字軍など歴史の跡が残る北部の紹介です。
パルミラから北東へ230kmに位置するユーフラテス川沿いの町デリゾールや、古代遺跡の紹介です。
名称 | シリア・アラブ共和国 Syrian Arab Republic |
面積 | 18.5万K㎡(日本の約半分) |
人口 | 約2,240万人(2012年) |
首都 | ダマスカス Damascus |
時差 | 日本との時差 -7時間 (4月~9月はサマータイム -6時間) |
公用語 | アラビア語 |
通貨 | シリア・ポンド |
ベストシーズンは春(3~5月)と秋(9月~11月)。気候が穏やかで過ごし易い季節です。特に春の季節には様々な野花が咲き、各地で彩りを加えてくれます。
夏(7~8月)の間は非常に暑くなりますが、乾燥しているのであまり不快感はありません。しかし、パルミュラなどの砂漠地域では日中は40度位まで気温があがります。日差しは強いので帽子などの日除け対策が必要です。
冬の間(12月~2月)は10度以下にまで気温が下がり、冬服が必要です。
シリアはイスラム教国ですが、ほとんどのレストランやホテルでお酒の購入は可能です。 服装に大きな制限はありませんが、女性はできるだけ肌を露出する服装は避けた方が良いでしょう。普段はスカーフなどを着用する必要はありませんが、モスクなどを見学する時のみ必要になります。