ツアーのポイント

ポイント 究極のトレッキングとも称されるバルトロ氷河トレッキング

カラコルム山脈に聳える8,000m峰4座すべてが集中するバルトロ氷河。このバルトロ氷河を辿り、カラコルムの王者K2を目指す15日間のトレッキングです。世界中の登山家が思いを馳せた高峰の数々が目くるめくように次々と現れる世界でも稀有な山岳景観と過酷な環境から究極のトレッキングとも称されます。

ポイント 旅のハイライト・コンコルディアに3連泊

英国人探検家コンウェイによって1892年に名付けられたコンコルディア(4,650m)。世界第2の高峰・K2に加え、ブロードピーク、ガッシャーブルムⅣ峰、黄金の玉座バルトロカンリ、花嫁の峰チョゴリザ、鋭鋒ミトレなどが聳え、 さながらバルトロの高峰群に囲まれた円形劇場です。この旅のハイライト・コンコルディアに3連泊することで朝、夕と姿を変えるカラコルムの峰々の姿を心ゆくまでご堪能いただきます。
※天候や体調管理に配慮し、早めに下山を開始することもあります。

ポイント 全面サポートでの快適なトレッキング

添乗員とは別に現地ガイドが必ず2名同行いたします。お一人様15㎏分のお荷物をポーターや馬が運搬します。専属コックが同行し、朝は消化の良いおかゆ、昼はスープとパスタ等、夜は日によっては日本食も含めた美味しいお食事をご用意いたします。日本より添乗員が補助食も持参し、皆様の食事をサポートします。

食事の様子
ポーターが山行を支えます

COLUMN 氷河上のテント泊でも安心
西遊旅行のバルトロ氷河トレッキング

■添乗員と2名の現地ガイドが同行

添乗員とは別に現地ガイドが2名同行します。また、十分なサポートのために12名様限定コースです。

■長期に渡るキャンプ生活を少しでも快適に

テントはドーム型で十分な広さです。銀マットとクッションマットを完備しています。キャンプ地によってはトイレテントも設営。運搬から設営まで全てスタッフが行います。

■高山病対策

最高宿泊高度・最高到達地点はコンコルディアの4,650m。1日の高低差は最大500m、スムーズに高所順応できるように、ゆっくりと高度を上げる高山病に配慮した日程です。添乗員は携帯用高圧バッグ、パルスオキシメーター、酸素ボンベを携行します。また、緊急時の下山用に馬の手配(目安として一日あたり100ドル)も可能です。

カラコルムの名峰群に囲まれたコンコルディアのテント場
ウルドゥカスのテント場の様子
専属のコックが同行
テントでの食事の一例

バルトロ氷河からブロードピークB.C.を経てK2B.C.へ」のツアー中にドローン撮影した動画
※本ツアーでは訪れないエリアの映像も含まれています。

OPTIONAL オプショナルツアーのご案内

  • デオサイ高原

    ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈の間にある平均標高4,100mの高原。希少なヒマラヤヒグマなど野生動物の保護のため1993年に国立公園に指定されました。7月から8月にかけてはエーデルワイス、フウロソウ、シオガマギクなどの高山植物が咲き誇りまさに「天空の花園」という言葉がぴったりの場所です。

    • 料金1名様 約50米ドル(チップ込み)
    • 最少催行人員4名(現地日本語ガイド同行)
    • 所要時間6時間~7時間
    • お申し込み現地にて同行添乗員にお申し込み・お支払いください。
  • ※天候やコース状況によって時間の変更や中止の可能性がございます。予めご了承ください。

出発日と料金

2025年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
06月30日(月) ~
07月22日(火)
23日間 878,000円
07月26日(土) ~
08月17日(日)
23日間 878,000円
発着地 東京・大阪発着 最少催行人員 7名(12名様限定)添乗員同行
燃油サーチャージ 37,800円(12月13日現在の見込み)
一人部屋追加代金 74,000円(テント泊含む)
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
日本の地方発着 名古屋発、福岡発も別途手配可能です(バンコク合流)。詳しくはお問い合わせください。
プライベートポーター 59,000円(15日間、コラフォン~コラフォン間、15kg以内、チップ込み)
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。

【入域許可取得のため、お早めにお申し込みください】

バルトロ氷河は規制地域にあたり、入域許可の取得が必要です。出発の45日前頃を目安に募集を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。



コース難易度

体力 長期間に及ぶ高所トレッキングです。トレッキング中は村や店が一切なく同日数のネパールトレッキングと比べてもより過酷な環境です。 ルートは川沿いの崖道、岩場、モレーン上、氷河上など、足場の悪いルートを歩きます。1日の高低差は最大500mで、行動時間は4~9時間です。 16泊テントで過ごし、足場の悪いトレイルを連日、連続して歩くことのできる、十分な体力と気力が必要な健脚向きのコースです。
高度 最高宿泊高度、最高到達地点共に4,650mです。徐々に高度を上げ、高所順応し易い行程ですが、高山病の影響が予想されます。
宿泊 ホテル6泊、テント15泊 テント設営はすべてスタッフが行い、テント場は砂地や草地、モレーン上、氷河上です。十分な寒さ対策も必要です。
荷物 日本からはスーツケースでご参加いただき、イスラマバードにてダッフルバッグ(15kg以内/寝袋含む)に詰め替えます。トレッキング中はデイパックをご用意ください。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京
バンコク

大阪
バンコク

バンコク
イスラマバード
12:00発
16:30着

11:45発
15:35着

19:00発
22:10着
空路、東京・大阪よりそれぞれバンコクへ。着後、航空機を乗り換えて、パキスタンの首都イスラマバードへ。着後、ホテルへ。
※添乗員は、東京・大阪どちらか一方より同行し(往復)、バンコクにて合流します。
イスラマバード泊
2 イスラマバード
スカルドゥ
イスラマバード
チラス
午前発
午前着

07:00発
20:00着
山岳フライトにてギルギット・バルティスタン州のスカルドゥ(2,228m)へ。天気が良ければ機内よりナンガパルバット(8,126m)がご覧いただけます。
※天候等によりフライトキャンセルの場合は、専用車にてチラスへ。
スカルドゥ又はチラス泊
3 スカルドゥ
チラス
スカルドゥ


08:00発
18:00着
終日、自由行動。
※ご希望の方は、高所順応を兼ねてオプショナルツアーでデオサイ高原(約4,100m)へご案内します。
※前日フライトキャンセルの場合は、専用車にてスカルドゥへ。
スカルドゥ泊
4 スカルドゥ
アスコーレ
08:00発
16:00着
四輪駆動車にてシガール川沿いを北上し、ブラルドゥ川沿いの悪路を通り、最奥の村アスコーレへ(3,000m)へ。
※スカルドゥでの入山申請に時間がかかり、出発が翌日になる場合があります。
テント泊
5 アスコーレ
コラフォン
ジョラ

約4時間
四輪駆動車にてトレッキングの起点となるコラフォンへ。
●トレッキング(約4時間)
トレッキング開始。ビアフォ氷河の末端部を巻いてジョラ(3,150m)へ。
テント泊
6 ジョラ
スカム・ツォク
約5時間 ●トレッキング(約5時間)
バルトロ川沿いの断崖の道をスカム・ツォク(3,300m)へ。
テント泊
7 スカム・ツォク
パイユ
約5時間 ●トレッキング(約5時間)
絶景の広がる緑のキャンプ地パイユ(3,450m)へ。
テント泊
8 パイユ
コボルツェ
約9時間 ●バルトロ氷河トレッキング(約9時間)
バルトロ氷河に上がり、パイユピーク(6,610m)、グレートトランゴ(6,286m)、トランゴネームレスタワー(6,239m)などの峰々を眺めながらコボルツェ(3,940m)へ。
テント泊
9 コボルツェ
ウルドゥカス
約5時間 ●バルトロ氷河トレッキング(約5時間)
ウルドゥカス(4,050m)へ。途中、8,000m峰のブロードピークやガッシャーブルムの山々が姿を現します。
テント泊
10 ウルドゥカス
(予備日)
  高所順応及び予備日を兼ねて、ウルドゥカス(4,050m)に滞在。
テント泊
11 ウルドゥカス
ゴレⅡ
約8時間 ●バルトロ氷河トレッキング(約8時間)
マッシャーブルムをはじめ、6,000m峰~8,000m峰が聳える絶景の中をゴレⅡ(4,380m)へ。
テント泊
12 ゴレⅡ
コンコルディア
約8時間 ●バルトロ氷河トレッキング(約8時間)
怪峰ムズターグタワーを左手に眺めながら、名峰に囲まれたカラコルムの核心部コンコルディア(4,650m)へ。ここで初めてK2を展望することができます。
テント泊
13 コンコルディア   終日、コンコルディアに滞在し周辺を散策。K2をはじめとする7,000m峰~8,000m峰の大展望をお楽しみください。
テント泊
14 コンコルディア
(予備日)
  前日に続き、終日コンコルディアに滞在し周辺を散策。K2をはじめとする7,000m峰~8,000m峰の大展望をお楽しみください。天候や皆様の体調、ルートの状況によっては、この日に下山を開始することがあります。
テント泊
15 コンコルディア
ゴレⅠ
約9時間 ●バルトロ氷河トレッキング(約9時間)
往路を戻り、ゴレⅠ(4,100m)へ。
テント泊
16 ゴレⅠ
コボルツェ
約9時間 ●バルトロ氷河トレッキング(約9時間)
往路を戻り、コボルツェ(3,940m)へ。
テント泊
17 コボルツェ
パイユ
約6時間 ●バルトロ氷河トレッキング(約6時間)
往路を戻り、パイユ(3,450m)へ。
テント泊
18 パイユ
ジョラ
約8時間 ●トレッキング(約8時間)
往路を戻り、ジョラ(3,150m)へ。
テント泊
19 ジョラ
コラフォン
アスコーレ
シガール
約3時間 ●トレッキング(約3時間)
往路を戻り、コラフォンへ。15日間に渡るトレッキング終了。着後、四輪駆動車にてアスコーレ(3,000m)を経由し、シガールへ。
シガールでは、新築ホテルのシガール・サライを連泊でご利用いただきます。ごゆっくりとお寛ぎいただき長旅の疲れを癒してください。
シガール泊
20 シガール
(予備日)
  終日、自由行動。
※悪天候時のトレッキング予備日にもなります。
シガール泊
21 シガール
スカルドゥ
イスラマバード
シガール
チラス

午前発
午前着
08:00発
18:00着
朝、専用車にてスカルドゥへ。その後、山岳フライトにてイスラマバードへ。着後、自由行動。
※天候等によりフライトキャンセルの場合は、専用車にてチラスへ。
イスラマバード又はチラス泊
22 イスラマバード
チラス
イスラマバード
23:20発
早朝発
23:20発
午前中、自由行動。午後、イスラマバード市内観光。夕食後、空港へ。航空機にてバンコクへ。
※前日フライトキャンセルの場合は、チラスから専用車にてイスラマバードへ。夕食後、空港へ。航空機にてバンコクへ。
機中泊
23 バンコク

バンコク
東京

バンコク
大阪
06:25着
07:35発
15:45着
08:25着
15:55着

バンコク着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。

  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝21/昼21/夜21:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:タイ国際航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) パキスタン(約8米ドル ※規制地域入域の為)、代行手数料(5,500円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月以上必要です。
気候・服装 トレッキング序盤の日中は木陰のない体感温度30~40℃近い炎天下を歩き、高所キャンプの朝晩は氷点下まで冷え込みます。非常に乾燥しており、行動中に曇りか晴れか、天気によって10℃以上気温が変わる気温差の激しい山岳気候です。
トレッキング中は長袖シャツを基本に、冷え込みに備えてフリースや雨具、高所用にダウンジャケットを重ね着して調整します。靴は登山靴又は底が丈夫なトレッキングシューズが最適です。乾燥地や川沿いの崖道、モレーン上、氷河上など歩きづらいルートが続きます。氷河上はモレーンに覆われていますので、アイゼンは必要ありません。埃除けにバフやマスクなどは必携です。また、危険な崖道の通過に備えてヘルメットをご持参いただきます。
利用予定ホテル 日程及び下記をご覧ください。
■イスラマバード:ルーミー、ヒルビュー、グランド、レジェンド、クラウンプラザ、インダスキャラバンレジデンシー
■スカルドゥ:マッシャーブルム、コンコルディア・モーテル、ダイナスティ
■シガール:シガール・サライ
■チラス:シャングリラ・インダスビュー、パノラマ
高山病について ゆっくりと高度を上げるゆとりを持った日程ですが、高山病の影響が十分予想されるコースですので、高山病対策として添乗員がパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)、および携帯加圧装置を携行し、現地で酸素ボンベを用意します。
高山病についてのご注意と取り組み
健康診断書のご提出について 健康診断書のテンプレート
出発日から6ヶ月以内に受診された健康診断書をご提出ください。
上記のテンプレート形式であること、血液検査、心電図、胸部X線の項目が必須となります。また、既に企業・自治体等で6ヶ月以内に受診された健康診断書をお持ちの方は、上記のテンプレートを医療機関にご持参いただき、再発行したものをご提出ください。
※診断結果によりご参加いただけない場合も、規定の期日以降は取消料が発生します。
海外旅行保険について ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。
トレッキングについて 長期間に及ぶトレッキングです。トレッキング中は村や店が一切なく同日数のネパールトレッキングと比べてもより過酷な環境です。ルートは川沿いの崖道、岩場、モレーン上、氷河上など決して足場が良いとはいえません。長期間テントで過ごし、足場の悪いトレイルを連日、連続して歩くことのできる、十分な体力と気力が必要な健脚向きのコースです。緊急時は軍のヘリコプターを要請する事になり時間がかかります。大事に至らぬ前に体調不良の方はガイドと添乗員の判断でグループから離団し、下山をしていただく事があります。道中、馬の手配が可能ですが、下山時のみの利用とし、馬を利用してのトレッキング続行は安全上お断りしております。また、トレイルやキャンプ地の状況、天候、皆様の体調により、トレッキングの日程を変更させていただくことがあります。
日程について このコースの大部分は山岳道路を移動するため、天候や道路状況などの予測できない事態により一時的に通行不可能になることがあり、大幅に時間がかかることもあります。その場合は、宿泊地やルートの変更を余儀なくされることがあります。日程を延長せざるを得ないこともありますので、余裕を持ってご参加ください。
宿泊について トレッキング中はテント泊となり、寝袋(冬用)が必要です。お持ちでない方には弊社より有料(8,000円)で貸し出しいたします。また、山岳地帯のホテルでは、バスタブがなくシャワーのみであったり、お湯の時間制限があったり、停電になったりするなど設備が十分ではありません。
パキスタン国内線について イスラマバード/スカルドゥ間は山岳フライトになり、この区間は天候が急変しやすく、悪天候の場合はフライトキャンセルになります。その場合は車での移動となり、日程・宿泊地が変更になります。また、往路でフライトキャンセルとなった場合、入山申請の為にスカルドゥでの滞在が一日長くなる可能性があります。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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