ツアーのポイント

ポイント 短期間でカラコルム屈指の展望ピークに挑戦

11日間というコンパクトな日程で標高5,098mのラシュファリ・ピークに登頂します。登山中には、ディランやラカポシ、ウルタル、スパンティーク、マルビディン、ヒスパー山群などカラコルム名峰群を展望できる屈指の展望ピークです。初めて5,000m峰に挑戦される方にもおすすめです。

ポイント 氷河横断トレッキングなど変化に富んだ行程が魅力

スマイヤー・バル氷河とミアール氷河、ブアルタール(ホーパル)氷河、3つの氷河を横断します。氷河は安定しており、横断にはアイゼンやピッケルは不要です。カラコルムの名峰群を仰ぎ見ながら氷上を歩く貴重な体験です。5,000m峰登頂と氷河横断、大展望の尾根歩き、気持ちのよい放牧地でのキャンプと変化に富んだ登山行程です。

COLUMN 初めての5,000m峰に挑戦! ラシュファリ・ピーク登頂

フンザ近くのホーパルを起点に、わずか4泊5日という短期間で登頂が可能なラシュファリ・ピーク。この日数で、これだけの大パノラマを楽しむことができ、なおかつ5,000m峰も登頂できるルートは世界でも類を見ません。登山中には、間近にディランやラカポシ、マルビディン、ギルギンディール、プーパラッシュ、スパンティークなどラカポシ・ハラモシュ山群、西方にはフンザの名峰ウルタルⅠ、Ⅱ、レディーフィンガーが聳え、北方にはモムヒルサールやトリボールなどのヒスパー山群の連なりを望むことができます。ハムダールなど放牧地のキャンプでは、多くのヤギや羊、現地の人々の昔ながらの放牧生活を眺める機会もあります。往路と復路は異なるルートを歩き、変化に富んだ登山と素晴らしい展望を満喫できる充実のカラコルムの山旅です。

絶景広がる放牧地ハムダールへ向かって
ハムダールのキャンプ地
美しい山上湖ラシュファリ・レイク(4,694m)
ラシュファリ・ピーク(中央左の鋭鋒)に向かう
ラシュファリ・ピーク(5,098m)より望むマルビディン(7,458m)とスマイヤー・バル氷河

COLUMN もう一つのハイライト、黒い氷河と白い氷河を横断

モレーンに覆われたスマイヤー・バル氷河(=黒氷河)と剥き出しの白い氷河が続くミアール氷河(=白氷河)と、対照的な2つの氷河を横断します。氷河の奥にプーパラッシュⅣ峰が聳え、最高の景色が広がります。なかなか経験できない貴重な体験を、ラシュファリ・ピーク登頂後にもう一つのハイライトとしてお楽しみください。アイゼンやピッケルは不要で、防水・滑り止めの効いたトレッキングシューズで歩くことができます。

フンザとウルタル方面も望むことができます
浸食によって形を変える氷河の造形美
プーパラッシュ(ミアール)Ⅳ峰(6,574m)を正面に白銀のミアール氷河を横断

出発日と料金

2025年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
08月06日(水) ~
08月16日(土)
11日間568,000円
09月06日(土) ~
09月16日(火)
11日間548,000円
発着地 東京・大阪発着 最少催行人員 6名(12名様限定)・添乗員同行
燃油サーチャージ 43,600円(11月28日現在の見込み)
一人部屋追加代金 52,000円(テント泊含む)
日本の地方発着 名古屋発、福岡発も別途手配可能です(バンコク合流)。詳しくはお問い合わせください。
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
プライベートポーター 37,000円(ホーパル~ホーパル間、15kg以内、チップ込み)
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。

コース難易度

体力 傾斜のきつい登り下りに加え、連日、氷河上やモレーンなど足場の悪いルートを歩きます。日程5日目は標高差1,140mの登りと1,650mの下りで、10時間前後の行動時間となります。テント泊にて足場の悪いトレイルを連日歩くことのできる十分な体力と気力が必要な健脚向きのコースです。
高度 最高宿泊高度は4,440m、最高到達地点は5,098mです。キャンプ地の関係上、日程5日目は1,000m以上高度を上げるため、高山病の影響が予想されます。
宿泊 ホテル5泊、テント4泊 テント設営は全てスタッフが行い、テント場は草地、砂地です。氷河のすぐそばでの宿泊もあるので、十分な寒さ対策も必要です。
荷物 日本からはスーツケースでご参加いただき、カリマバードにてダッフルバッグ(15kg以内/寝袋含む)に詰め替えます。トレッキング中はデイパックをご用意ください。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京
バンコク

大阪
バンコク


バンコク
イスラマバード

12:00発
16:30着
11:45発
15:35発
19:00発
22:10着
空路、東京・大阪よりそれぞれバンコクへ。着後、航空機を乗り換えて、パキスタンの首都イスラマバードへ。着後、ホテルへ。
※添乗員は、東京・大阪どちらか一方より同行し(往復)、バンコクにて合流します。
イスラマバード泊
2 イスラマバード
チラス
07:00発
20:00着
専用車にてバブサル峠経由、またはインダス川沿いにカラコルム・ハイウェイを北上し、チラスへ。
チラス泊
3 チラス
カリマバード
08:00発
16:00着
専用車にて桃源郷フンザの中心地カリマバードへ。道中、天気が良ければ、世界第9位峰のナンガパルバット(8,126m)の展望をお楽しみいただけます。ヒマラヤ、カラコルム、ヒンドゥークシュの3つの山脈の合流点にも立ち寄ります。
カリマバード泊
4 カリマバード
ホーパル
(氷河横断)
ビリチコー

08:00発
10:00着
約7時間

四輪駆動車に分乗し、フンザ川対岸のホーパル(2,790m)へ。
●氷河横断トレッキング(約7時間)
断崖を下りブアルタール(ホーパル)氷河を横断。その後、ウルタル峰、フンザピーク、レディーフィンガーなどフンザの山々を眺めながら歩くと、長大なバルプ氷河が眼前に広がります。氷河のエンドモレーンを横断し、氷河沿いをたどるとビリチコー(3,300m)に到着。
ビリチコー:テント泊
5 ビリチコー
チュディン・ハライ
約6時間 ●4,400mの好展望地へ(約6時間)
ビリチコー左尾根の急登を約3時間かけてゆっくり登ります。上がるにつれ後方にはバルプ氷河の全貌が姿を現します。尾根をたどりさらに高度を上げると、好展望地のチュディン・ハライ(4,440m)に到着。
チュディン・ハライ:テント泊
6 チュディン・ハライ
ラシュファリ・ピーク登頂
ファイファリ

約9~11時間

●カラコルム5,000m峰登頂(約9~11時間)
山上湖のラシュファリ・レイク(4,694m)を経由し、岩場を登り標高5,098mのラシュファリ・ピークへ(登り約4時間)。天気が良ければ、北にはヒスパー山群、西にはフンザの名峰群の大パノラマが展開します。存分に展望を楽しんだ後、ラシュファリ・レイクまで戻り、さらにファイファリ(3,450m)まで下ります。
ファイファリ:テント泊
7 ファイファリ
(氷河横断)
ハムダール
約6時間 ●氷河横断トレッキング(約6時間)
岩絵の残るダチガンへと歩き、氷河横断を開始。岩場の多いスマイヤー・バル氷河から、むき出しの白いミアール氷河へと歩きます。対岸に到着した後、右にバルプ氷河を見下ろしながらハムダール(3,270m)へ。
ハムダール:テント泊
8 ハムダール
(氷河横断)
ホーパル
カリマバード

約4時間


12:00発
14:00着

●氷河横断トレッキング(約4時間)
往路のルートと合流し、再びブアルタール(ホーパル)氷河を横断してホーパルへ。
四輪駆動車でカリマバードへ戻ります。
カリマバード泊
9 カリマバード
ナラン
早朝発
18:00着

専用車にてバブサル峠経由のナランへ。

※ダム工事の状況により、カラコルムハイウェイ経由のベシャム泊になる可能性があります。

ナラン泊
10 ナラン
イスラマバード
イスラマバード
午前発

23:20発
専用車にてイスラマバードへ。夕食後、空港へ。航空機にて、バンコクへ。
機中泊
11 バンコク

バンコク
東京
バンコク
大阪
06:25着
07:35発
15:45着
08:25発
15:55発
バンコク着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝9/昼9/夜9:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:タイ国際航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) パキスタン(無料)、代行手数料(5,500円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月以上必要です。
気候・服装 登山トレッキング中は長袖シャツ程度が基本となりますが、曇天の日やキャンプ地での朝晩、山頂付近はかなり冷え込みますので、厚手のフリースに加え、ダウン上下などの十分な防寒具をお持ちください。また、上下セパレート式の雨具は必ずお持ちください。靴は登山靴又はトレッキングシューズが最適です。アイゼンやピッケルは必要ありません。平地では夏服で過ごせます。
利用予定ホテル 日程及び下記のホテルリストをご覧ください。
■イスラマバード:ルーミー、ヒルビュー、グランド、レジェンド、クラウンプラザ、インダスキャラバンレジデンシー
■チラス:シャングリラ・インダスビュー、パノラマ
■カリマバード:ダルバール、ルーミー・ダスタン、ヒルトップ
■ベシャム:ヒルトン、コンチネンタル
高山病について 高山病の影響が十分予想されるコースですので、高山病対策として添乗員がパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)、および携帯加圧装置を携行し、現地で酸素ボンベを用意します。
高山病についてのご注意と取り組み
健康診断書のご提出について 健康診断書のテンプレート
出発日から6ヶ月以内に受診された健康診断書をご提出ください。
上記のテンプレート形式であること、血液検査、心電図、胸部X線の項目が必須となります。また、既に企業・自治体等で6ヶ月以内に受診された健康診断書をお持ちの方は、上記のテンプレートを医療機関にご持参いただき、再発行したものをご提出ください。
※診断結果によりご参加いただけない場合も、規定の期日以降は取消料が発生します。
海外旅行保険について ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。
トレッキングや登山について

傾斜のきつい登り下りに加え、連日、氷河上やモレーンなど足場の悪いルートを歩きます。日程5日目は標高差1,140mの登りと1,650mの下りで、10時間前後の行動時間となります。テント泊にて足場の悪いトレイルを連日歩くことのできる十分な体力と気力が必要な健脚向きのコースです。緊急時は軍のヘリコプターを要請する事になり時間がかかります。大事に至らぬ前に体調不良の方はガイドと添乗員の判断でグループから離団し、下山をしていただく事があります。道中、馬の手配が可能ですが、下山時のみの利用とし、馬を利用してのトレッキング続行は安全上お断りしております。また、トレイルやキャンプ地の状況、天候、皆様の体調により、トレッキングの日程を変更させていただくことがあります。

日程について このコースの大部分は山岳道路を移動するため、天候や道路状況などの予測できない事態により一時的に通行不可能になることがあり、大幅に時間がかかることもあります。その場合は、宿泊地やルートの変更を余儀なくされることがあります。日程を延長せざるを得ないこともありますので、余裕を持ってご参加ください。
宿泊について トレッキング中はテント泊となり、寝袋(冬用)が必要です。マットは現地で用意してあります。お持ちでない方には弊社より有料(8,000円)で貸し出しいたします。また、山岳地帯のホテルでは、バスタブがなくシャワーのみであったり、お湯の時間制限があったり、停電になったりするなど設備が十分ではありません。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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