秘境ツアーのパイオニア 西遊旅行 / SINCE 1973

ネパールみどころガイド

ジョムソン街道

Jomsom

ジョムソン街道はかつて、チベットとの交易路として使われた道で、現在も道沿いに石造りの風情ある村が点在しています。 現在は天候に左右されやすい航空機だけでなく、自動車道もポカラからジョムソンまでほぼ開通し、少しづつ変わりはじめました。ジョムソンからマルファ、トゥクチェ、ナウリコットにかけてはニルギリ連邦、ダウラギリ峰(8,167m)を望む展望地があります。

ジョムソン / Jomsom

標高2,710m、空港があるカリ・ガンダキ川沿いの町。空港を中心にゲストハウスやロッジがあり、ここからムスタン方面へトレッキングに行くトレッカーとポカラ方面へ向かうトレッカー・観光客、聖地ムクティナートへ向かうトレッカー・巡礼者に分かれます。空港はカリ・ガンダキの川原の広い場所に作られ、ポカラを離陸した航空機はおよそ15分で到着、途中、アンナプルナ連邦の山々や眼前にダウラギリを望むフライトです。天候に左右されやすいフライトのためフライト・キャンセルに備えたスケジュールをたてる必要があります。

ジョムソンから見るニルギリⅠ峰(7,061m)
カリ・ガンダキ川沿いの景色
ダウラギリを望む山岳フライトでジョムソンへ
谷間に作られたジョムソンの空港
ジョムソンの町の中心地 
谷を上昇していくポカラへの航空機

マルファ / Marpha

マルファはジョムソンより歩いて2時間、車で30分ほどにある、ジョムソン街道で最も美しいといわれる村。かつてのチベット交易路の宿場町の風情を今も残す村で、長期滞在しているトレッカーの姿もあります。マルファの村の名前の由来はマル=厳しい労働、ファ=人々、その名のとおり乾燥した山岳気候が厳しい農業、ラバによる荷役を行っています。マルファは「りんごの里」としても知られています。日本のNGOによる協力も実り、りんごの果実を使ったお菓子やジャム、有名なマルファ・ブランデーが作られています。日本人にとって、このマルファは河口慧海ゆかりの地であり、河口慧海記念館があります。

石造りの白壁が続くマルファ村
河口慧海記念館
宿場町の風情を今も残す村
村の生活風景

ナウリコット / Naurikot

ナウリコットへいく人々の目的はロッジ、タサン・ビレッジの宿泊とダウラギリ、ニルギリ連邦の展望です。タサン・ビレッジは「ダウラギリ氷河展望ロッジ」とも呼ばれ、人気があります。ナウリコットの素朴な村歩き、ホテルの屋上から見る山の景色、歩かなくとも眼前に8,000m峰を望むことができる場所です。

ダウラギリと氷河 早朝、8,167mの主峰に朝日があたる
ロッジ、タサン・ビレッジ
村の学校の子供たち
ロッジから見る、夕日のニルギリ連峰
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