アムリトサルとワガ国境
Amritsar and Wagahアムリトサルは、デリーの北西約450km、パキスタンとの国境近くにあるパンジャーブ州最大の都市です。パンジャーブとは「5つの河」を意味し、インド国内でも多くの米や小麦を供給しているので、「インドの穀倉」とも称されています。 また、パンジャーブ州はインドで唯一、シク教徒が大多数を占める州です。アムリトサルは、国境の要衝であると同時に、シク教徒の総本山・黄金寺院があることで有名です。この黄金寺院は、「アムリタ・サロヴァル(不老不死の池)」と呼ばれる聖なる池の中央に建てられており、この池の名前が「アムリトサル」の由来といわれています。 他のみどころとしては、1919年に起きた「アムリトサル大虐殺」の現場に造られたジャリアーンワーラー庭園や、アムリトサルから約30km離れた町アターリーのパキスタンとの国境で毎夕行われるフラッグセレモニーなどがあります。