ジョージア
Georgiaコーカサス三国の中で、一番大きな面積をもつジョージア。コーカサス山脈の麓に位置し、西は黒海に面します。歴史は古く、ギリシャ神話の「アルゴナウタイ伝説」の舞台でもあります。その地理的背景から、古来より数多くの民族の流入、侵略を受けましたが、中世のイスラム勢力の流入があったにも関わらず、ジョージア正教を国教としています。また、ワイン発祥の地といわれ、どこの農家でも自家製のワインを振る舞ってくれる他、ヨーグルトも豊富で長寿の国といわれています。
コーカサス三国の中で、一番大きな面積をもつジョージア。コーカサス山脈の麓に位置し、西は黒海に面します。歴史は古く、ギリシャ神話の「アルゴナウタイ伝説」の舞台でもあります。その地理的背景から、古来より数多くの民族の流入、侵略を受けましたが、中世のイスラム勢力の流入があったにも関わらず、ジョージア正教を国教としています。また、ワイン発祥の地といわれ、どこの農家でも自家製のワインを振る舞ってくれる他、ヨーグルトも豊富で長寿の国といわれています。
クラ川に面したジョージアの首都。ペルシャ、モンゴル、ティムール等様々な民族の侵略を受けて来た歴史をもちます。市内を一望できる丘の上には、ジョージア正教のメテヒ教会が建ち、また旧市街の中にも数多くの教会や、シナゴーグが建っています。
世界遺産の登録された古都で、ジョージア正教の総本山・スヴェティツホヴォリ修道院があります。 また、スヴェティツホヴォリよりも古い6世紀建立の「十字架の修道院」ジュワリ修道院も、街を見下ろす丘の上に建っています。
首都トビリシから、北オセチアのウラジカフカスまでの212kmを繋ぐジョージア軍用道路。18世紀に帝政ロシア軍によって建設されたこの道路は、現在はロシアとの物流に利用されています。ジョージア第二の高峰・カズベキ山(5,074m)を望みながら、最高地点2,395mの十字架峠を越えるとカズベキの町に至り、郊外の丘には三位一体教会が残っています。
コーカサス山脈の南麓に位置する風光明媚な地域。「復讐の塔」とよばれる大きな塔を備えた建築が特徴です。この塔は「身内が殺されたり危害を受けた場合、相手の一族に復讐できる」という、かつてこの地域で一般的だった「血の掟」とよばれる風習から家族を守るために造られました。堅固な塔を各家族毎に造り、有事の際はそこに籠城し、互いの復讐の連鎖から身を守ったのです。現在は、博物館やお店として使われています。
スバネティ地方の中で最奥に位置するウシュグリ村は、グルジア最高峰(5,068 m)であるシュハラ山の麓にあり、そのアクセスの難しさと周辺の自然景観の素晴らしさから「ヨーロッパ最後の秘境」といわれています。夏には村の周辺に高山植物が咲き、ヨーロッパや日本からトレッキングツアーの人々が訪れます。