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ルワンダみどころガイド

ヴォルカン国立公園
<ゴールデンモンキートレッキング>

Volcanoes National Park

ルワンダでのマウテンゴリラの研究は1959年にジョージ・スカラーによって始められました。彼の研究は1967年からダイア ン・フォッシーに引き継がれ、彼女の功績は「愛は霧のかなたに(Gorillas in the Mist)」という映画にもなりました。当時はマウンテンゴリラの密猟が絶えず、個体数は激減、一時は絶滅の危機に瀕しましたが、研究者の保護活動により固体数は増えつつあります。1980年台、ここヴォルカン国立公園はマウンテンゴリラを観察できるとても有名な場所となり、ルワンダの経済にとっても大きな収入源でした。しかし、1990年代の内戦により、観光客は激減、研究者も国外退去を余儀なくされました。内戦が終わり、1999年に再び研究者達が戻ってくると、再び観光客にとってもマウンテンゴリラを観察できる最も人気のある場所となったのです。

ヴォルカン国立公園のゴールデンモンキー/ Golden Monkeys in Volcanoes National Park

ここヴォルカン国立公園はマウンテンゴリラの生息地として知られていますが、希少なゴールデンモンキーが観察できる場所としても有名です。背中の毛が金色に見えることからその名が付きました。ゴールデンモンキーは、30~50頭前後の群れで、特に竹藪の付近を好んで暮らしており、寿命は50年ほどです。

ゴールデンモンキー
ゴールデンモンキートレッキングのレンジャー達
ゴールデンモンキートレッキング(農村地帯)

ゴールデンモンキートレッキングの流れ/ About Golden Monkey Trekking

朝、その日にゴールデンモンキートレッキングに参加する観光客が集まり、事務所で手続きを行います。そこでレンジャーよりグループごとに、国立公園の成り立ちやゴールデンモンキーの生態、観察時の諸注意など、トレッキングに関する説明を受けます。

01.トレッキングスタート ~ ゴールデンモンキーの捜索

各グループごとに車でトレッキングのスタート地点へ向かい、農村の集落からトレッキングスタートです。ここでは15ドル程度で専属のポーターを雇うことも可能です。トレッキング中、荷物を持ってくれたり、山道で手を引っ張ってくれたりとお手伝いをしてくれます。道中、トラッカーからレンジャーへ何度か連絡が入り、その指示に従いながらゴールデンモンキーの群れを目指します。通常、畑が広がる緩やかな登り坂を1時間程度、その後竹藪の中を15分程度進んでいきます。

02.ゴールデンモンキーの観察

ゴールデンモンキーのいる場所へ到着すると、ここからはカメラと最小限の貴重品のみを持ってゴールデンモンキー観察に向かいます。そして、いよいよゴールデンモンキーの群れと対面です。ゴールデンモンキーの群れに辿りついたら1時間の観察が許可されます。木の上で餌となる竹の芯を食べたり、毛づくろいをし合ったりする姿を観察します。「金のマント」とも呼ばれる霊長類との出会いをお楽しみください。

03.下山

1時間の観察時間が終了すると、再び歩いてもとの道を戻ります。


【ゴールデンモンキートレッキングに必要なもの】
防寒具(フリース、ジャンパー等)/雨具(上下セパレート式のしっかりした物)/底のしっかりした防水性の靴(ハイキングシューズやトレッキングシューズ)/帽子・サングラス/手袋(軍手可)/ミネラルウォーター/虫除けスプレー(ガス式でないもの)/カメラ、ビデオ、双眼鏡

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