ツアーのポイント
ポイント ”こやぎ先生”こと山上やすおさんと共に、ルネサンスの全貌を追う旅
旅の見どころは美術館です。代表的なジェットの名作「荘厳の聖母」やボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」、ダ・ヴィンチの「受胎告知」などを鑑賞。連泊することで可能になったパラティーナ美術館やサンマルコ美術館を訪問。足を延ばしてダ・ヴィンチの生まれ故郷であるヴィンチ村や、フィレンツェと芸術のしのぎを削ったシエナも訪れ、シエナ派の作品も鑑賞します。そして旅の最後はミラノでルネサンス最高傑作とも名高いダ・ヴィンチの「最後の晩餐」もご覧いただきます。もちろんイタリアならではのおいしい料理に舌鼓を打ちつつも、たっぷり芸術を堪能する旅です。ポイント フィレンツェ市内で4連泊し、郊外のトスカーナ地方も訪問
市内観光にも便利な、立地のホテルに4連泊。朝晩の街の雰囲気を感じることができ、まるで暮らているような体験ができることでしょう。アルノ川や夕景のフィレンツェ街並みも期待できます。また丘陵地帯が続く、トスカーナ地方の2つの町、レオナルド・ダ・ヴィンチの生まれ故郷であるヴィンチ村、世界遺産の町シエナも訪問します。ポイント ミラノの美術館も訪問
ミラノではイタリア絵画の傑作を所蔵するブレラ美術館、またサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会にて最後のてレオナルド・ダ・ヴィンチの壁画「最後の晩餐」を鑑賞します。※「最後の晩餐」は、絵画保存の為に厳しい入場者数制限がございます。予約ができない場合は、代替としてボルディ・ペッツォーリー美術館にご案内します。
PROFILE 山上やすお (やまがみ やすお)
兵庫県伊丹市生まれ。美術解説員、美術系YouTuber。博物館学芸員、話し方伝え方スペシャリストの資格を保有。
幼少の頃から絵を描くことが好きで、大学では美術部で美術を学びイラストの制作も開始。2010年より西遊旅行の添乗員として世界各地を飛び回るかたわら、NHK文化センターなどで美術解説員の活動を行う。2015年から美術の楽しさを伝えるため講座運営を開始し、総受講者は1万人を超える。コロナ禍にを機にアートに関するYouTube「こやぎ先生の美術チャンネル」を開設。有名な画家や美術展などの解説や、親しみやすいイラストが人気を呼びチャンネル登録者が2万人を超える。
■著書:「マンガで「なるほど名画」こやぎ先生が教える西洋絵画の7つのポイント」「死ぬまでに観に行きたい世界の有名美術を1冊でめぐる旅」
COLUMN メディチ家の繁栄と共に磨かれた芸術の街フィレンツェ
「街全体が美術館」と呼ばれるフィレンツェの歴史地区。色とりどりの大理石で覆われたドゥオモ(大聖堂)や数々の彫刻が置かれたシニョーリア広場、アルノ川にかかるヴェッキオ橋などの観光地はもちろん、中世の香りを残す街の至るところに美しい装飾が残されています。そんな美の都フィレンツェは、メディチ家の繁栄と共に作り上げられました。
13世紀にはメディチ家の名前はフィレンツェの公式な記録に登場するものの、フィレンツェに対し支配的な側面を見せるのは14世紀に入ってからのこと。銀行家として台頭し、フィレンツェ共和国政府に一族を送り込み、政治の実権を握っていきました。そしてその傍ら、芸術を愛した彼らは莫大な財力で芸術家たちのパトロンとなり、フィレンツェにその才能を集め、芸術の花を開かせました。それが「ルネサンス」と呼ばれるフィレンツェ発祥の芸術活動で、その香りが今もなおこの町には漂っているのです。
COLUMN ルネサンスとは?
ルネサンスは「再生」「復活」などを意味するフランス語です。古代ローマ時代、彼らは古代ギリシャで発展した美しい古代彫刻などを手本に芸術を育み、それらに囲まれて暮らしていました。しかし、キリスト教が誕生し世界を席巻するようになると、ギリシャ神話の神様などを象った像は異教の神とみなされ破壊の対象となり、キリスト教を表す芸術に置き換えられていきました。それと同時に芸術も繊細で優美なものから、神の威厳を第一に考えた固く厳格な芸術に変わっていったのです。そして芸術は大きな進歩を遂げることなく、厳格な神に捕らわれたまま1000年間の時が流れました…。
そこに新しい風を吹き込んだのがフィレンツェです。14世紀、商業や交易が発達し、人々の考え方が大きく変わろうとしていた頃、メディチ家の庇護により、古代の美しい芸術が復活を遂げることになったのです。神様中心だった世界から人間が中心の世界へ価値観が変わる中、美しいものを楽しんでいた古代ギリシャ・ローマ時代への考え方の「再生」が行われました。その結果生まれた活動が「ルネサンス」だったのです。つまり、「ルネサンスというと美しい芸術」、と考えられがちですが、「ルネサンスという思想の変化の結果、美しい芸術が生まれた」ということなのです。
出発日と料金
2024年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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04月09日(火) ~ 04月16日(火)山上やすおさん同行 |
8日間 | 568,000円 |
発着地 | 東京・大阪発着 | 最少催行人員 | 10名(15名様限定)添乗員同行 |
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燃油サーチャージ | 78,000円~82,840円 (9月29日現在の見込み) | ||
一人部屋追加代金 | 95,000円 | ||
国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
- 特別価格コースのため再利用割引・特別割引はありません。
- 相部屋をご希望の場合でも、ご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は御一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | 東京
大阪 |
22:30発
23:45発 |
空路、東京・大阪よりアラブ首長国連邦のドバイへ。 ※添乗員は東京・大阪どちらかより同行し(往復)、ドバイにて合流します。 機中泊 |
2 | ドバイ
ドバイ ドバイ ボローニャ フィレンツェ |
04:50着
05:15着 09:20発 13:40着 |
ドバイ着後、航空機を乗り換えて、イタリアの街、ボローニャへ。 ボローニャの旧市街に立ち寄ります。その後、専用車にてフィレンツェへ向かいます。フィレンツェでは旧市街を一望できるミケランジェロ広場からの展望をお楽しみください。 ※フィレンツェ市内のホテルに4連泊。徒歩での散策にも便利です。 フィレンツェ泊 |
3 | フィレンツェ | 徒歩にて芸術の街、フィレンツェ旧市街を観光します。かつてフィレンツェの政治の中心となったシニョーリア広場、世界有数のコレクションを誇るウフィッツィ美術館ではゆっくりと絵画を見学します。またミケランジェロの「ダビデ像」を所蔵するアカデミア美術館にも訪問します。
フィレンツェ泊 |
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4 | フィレンツェ | 引き続き、フィレンツェ旧市街を徒歩にて観光します。メディチ家と深い繋がりのあったミケランジェロの作品を間近で見られるメディチ家礼拝堂、またアルノ川の西岸にあるピッティ宮殿・ パラティーナ美術館では見ごたえのあるラファエロの作品を見学します。また、ベアート・アンジェリコの「受胎告知」を所蔵しているサン・マルコ美術館も訪問します。
フィレンツェ泊 |
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5 | フィレンツェ (ヴィンチ村) (シエナ) |
専用車にて世界で最も美しい田舎、トスカーナ地方を訪れます。なだらかな丘と糸杉が並ぶ景色が広がるオルチャ渓谷、レオナルド・ダ・ヴィンチの生まれ故郷ヴィンチ村ではレオナルド・ダ・ヴィンチ博物館やダ・ヴィンチの生家を訪問。また、ルネサンスとしのぎを削ったシエナ派の作品が残る世界遺産の町シエナではプッブリコ宮やドゥオーモ、カンポ広場などを見学します。
フィレンツェ泊 |
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6 | フィレンツェ ミラノ |
08:00発
12:00着 |
専用車にてフィレンツェからミラノへ向かいます。到着後、イタリア絵画の傑作を所蔵するブレラ美術館を見学します。またサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会にてレオナルド・ダ・ヴィンチの壁画「最後の晩餐」を鑑賞します。また、イタリア最大のゴシック建築・ドゥオーモを見学します。 ※「最後の晩餐」の鑑賞については、絵画保存の為に厳しい入場者数制限がございます。予約ができない場合は、代替としてボルディ・ペッツォーリー美術館にご案内します。 ミラノ泊 |
7 | ミラノ ドバイ |
14:05発 22:10着 |
午後の便にてドバイへ。
機中泊 |
8 | ドバイ 東京 ドバイ 大阪 |
02:40発 17:35着 03:05発 17:05着 |
ドバイ着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝5/昼4/夜5:機内食は除く
- 利用予定航空会社:エミレーツ航空、エティハド航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | 不要です。旅券の残存期間はイタリア出国時に90日以上、査証欄の余白は1ページ以上必要です |
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気候・服装 | 全行程合服が基本となります。雨が降ることもありますので、雨具をお持ちください。美術館巡りや町の散策が中心となりますので、履きなれた靴に動きやすい服装でご参加ください。 |
利用予定ホテル | 下記のホテルリストをご覧ください。 |
観光について | 日程中の美術館等の作品につきましては、急な貸し出しや修復によってご覧いただけない場合がございます。予めご了承ください。 |
最後の晩餐について | 「最後の晩餐」の鑑賞については、絵画保存の為に厳しい入場者数制限がございます。予約ができない場合は、代替としてボルディ・ペッツォーリー美術館にご案内します。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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世界遺産
フィレンツェ歴史地区/シエナ歴史地区