ツアーのポイント
ポイント ”こやぎ先生”こと山上やすおさんと共にミュシャとクリムトを巡る旅
ミュシャの代表作『聖キリルと聖メトディウス』、クリムトの代表作『接吻』を筆頭に、二人の画家にフォーカスを当てて美術鑑賞をします。 バスの車内では山上やすおさんによる、それぞれの画家についてのレクチャーも開催します。
ポイントチェコ・オーストリア・ハンガリーの歴史地区もじっくり観光
世界遺産に登録されているプラハ・ウィーン・ブダペストの町中も徒歩で観光。 隣り合う国々ではありますが、それぞれに歩んできた歴史の違う街並みをお楽しみいただきます。
ポイント憧れのハルシュタットでは街中に宿泊
ハルシュタットは街中に泊ることによって、夕方から朝にかけてご自由に散策していただくことができます。 美しい湖畔の小さな町を隅々まで歩きつくしてください。
ウィーン美術史美術館 
ハルシュタットでは街中に宿泊します PROFILE 山上やすお (やまがみ やすお)
兵庫県伊丹市生まれ。美術解説員、美術系YouTuber。博物館学芸員、話し方伝え方スペシャリストの資格を保有。
幼少の頃から絵を描くことが好きで、大学では美術部で美術を学びイラストの制作も開始。2010年より西遊旅行の添乗員として世界各地を飛び回るかたわら、NHK文化センターなどで美術解説員の活動を行う。2015年から美術の楽しさを伝えるため講座運営を開始し、総受講者は1万人を超える。コロナ禍にを機にアートに関するYouTube「こやぎ先生の美術チャンネル」を開設。有名な画家や美術展などの解説や、親しみやすいイラストが人気を呼びチャンネル登録者が2万人を超える。
■著書：「マンガで「なるほど名画」こやぎ先生が教える西洋絵画の7つのポイント」「死ぬまでに観に行きたい世界の有名美術を1冊でめぐる旅」
COLUMN スラヴのために生きた画家アルフォンス・ミュシャ
愛らしく髪をたなびかせたミュシャの描く女性のポスターは、誰しも目にしたことがあるのではないでしょうか。その作品は100年以上前に描かれたものとは思えないほど今なお私たちの目を惹きつけ、愛され続けています。 アルフォンス・ミュシャは19世紀末から20世紀にかけて活躍したチェコ出身の画家です。28歳でパリに出て本の挿絵やイラストを描いて糊口を凌いでいましたが、35歳のクリスマスに当時の大女優だったサラ・ベルナールのポスターを描いたことで一躍時の人になりました。しかし、パリで活躍するほどに故郷チェコへの思いが募り、50歳で帰国。その後はチェコのために絵を描き続けました。 このツアーではチェコに残された華やかなポスターを集めたミュシャ美術館を見学するとともに、聖ヴィート教会ではチェコのために絵を描くようになった後のステンドグラスも見学します。画風の変遷にあったミュシャの心にあったものとは…？ミュシャの生きた街を訪れます。
プラハではミュシャゆかりの地を訪ねます 
ミュシャが手掛けたステンドグラス（聖ヴィート大聖堂） COLUMN 愛と官能の画家グスタフ・クリムト
きらきらと輝く黄金に包まれ口づけをする男女…。「接吻」はグスタフ・クリムトの作品で最も知名度が高く、愛されている作品です。この作品のモデルが誰かはわかっていませんが、女性の恍惚とした表情、お腹の辺りから融合する二人の体など、非常に官能的に描かれています。クリムトはその生き方の中にも官能性があふれていました。彼にはエミーリエというミューズ（芸術家に霊感を与える女性）がいましたが、彼女とは肉体的な関係はなく、結婚をすることもなく生涯そばにいる関係でした。彼に官能を与えてくれたのはその他の女性たちです。新進気鋭の画家として成功してからというもの多くの女性が彼に描かれることを望み、モデルとなりました。その姿は時に裸で、官能性を求め関係を持つことも多々ありました。クリムトはたくさんの女性からイメージにあう女性を選び出し、その姿を永遠に絵画の中に閉じ込めたのです。
クリムトの代表作「接吻」 
「生と死」(レオポルド美術館) 出発日と料金
| 2025年 出発日～帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
|---|---|---|---|
| 05月05日(月) ～ 05月13日(火)山上やすおさん同行 |
9日間 | 788,000円 |  |
| 06月24日(火) ～ 07月02日(水)ご好評につき追加設定・山上やすおさん同行 |
9日間 | 788,000円 |  |
| 発着地 | 東京・大阪発着 | 最少催行人員 | 10名（15名様限定）山上やすおさん同行 |
|---|---|---|---|
| 燃油サーチャージ | 66,000円 （8月20日現在の見込み） | ||
| 一人部屋追加代金 | 140,000円 | ||
| 国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 | ||
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
- 特別価格コースのため再利用割引・特別割引はありません。
- 相部屋をご希望の場合でも、ご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は御一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
ツアー日程表
| 地名 | 時刻 | スケジュール | |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京
大阪 |
22：30発
23：45発 |
空路、東京・大阪よりアラブ首長国連邦のドバイへ。 ※添乗員は東京・大阪どちらかより同行し（往復）、ドバイにて合流します。 機中泊 |
| 2 | ドバイ
ドバイ ドバイ プラハ |
04：50着
05：15着 08：35発 13：00着 |
ドバイ着後、航空機を乗り換えて、チェコのプラハへ。中世に建てられた赤い屋根の街並みが印象的なプラハにて、16世紀中頃に建設されたシュワルツェンベルク宮殿（プラハ国立美術館）を見学。バロック絵画の巨匠であるルーベンスやレンブラントの作品をご覧いただきます。
プラハ泊 |
| 3 | プラハ | 引き続き、プラハ市内を観光します。 チェコを代表するアール・ヌーヴォーの巨匠、ミュシャゆかりの地を巡ります。 世界遺産に登録されている、プラハ城内にある聖ヴィート大聖堂にはミュシャによるステンドグラスが飾られています。ミュシャが内装を手がけた市長の間がある市民会館、多数の作品を展示するミュシャ美術館も訪れます。また、プラハ歴史地区やカレル橋の散策もお楽しみいただきます。
プラハ泊 |
|
| 4 | プラハ チェスキー・クルムロフ ハルシュタット |
08：00発 17：00着 |
専用車にて世界遺産の街、チェスキー・クルムロフへ。ヴルタヴァ川が旧市街の周囲を取り囲み、オレンジ色の屋根と白い壁の町並みが見られる旧市街、チェスキー・クルムロフ城を見学します。
その後、国境を越えてオーストリアのハルシュタットへ。 ハルシュタット泊 |
| 5 | ハルシュタット ウィーン |
10：30発 15：00着 |
朝、ハルシュタット湖畔の風景や、世界遺産でもある歴史的な建物が美しい旧市街 、マルクト広場やルーテル教会などの町並みをゆっくり散策します。その後、専用車にて芸術の街ウィーンへ。到着後、ウィーンを代表する画家クリムト最後のアトリエ、クリムト・ヴィラを見学。またハプスブルグ家の居城であったシェーンブルン宮殿も訪れます。 ウィーン泊 |
| 6 | ウィーン | 終日、ウィーン市内観光。クリムトゆかりの地を巡ります。クリムトが創設メンバーであったウィーン分離派会館、2001年に開館し、シーレやココシュカなど近代美術のコレクション豊富なレオポルド美術館、音楽の都を象徴するウィーン国立歌劇場を訪れます。ウィーン旧市街の散策もお楽しみください。 ※観光後は、ウィーンでの自由時間をお過ごしください。 ウィーン泊 |
|
| 7 | ウィーン ブダペスト |
午後発 夕方着 |
午前中、引き続きウィーン市内観光。世界最大のクリムトのコレクションを擁するベルヴェデーレ宮殿では最も有名な「接吻」をはじめ数々の作品を鑑賞。また、ハプスブルグ家歴代皇帝のコレクションを中心とした絵画やクリムト作の壁画がある階段ホールが見どころのウィーン美術史美術館も見学。 午後は国境を越えてハンガリー、ブダペストへ向かいます。 到着後、ブダペスト旧市街を散策します。 夜は幻想的なドナウ川でのディナークルーズをお楽しみください。 ブダペスト泊 |
| 8 | ブダペスト ドバイ |
15：30発 23：05着 |
午前、歩いてブダペスト旧市街を散策。午後の便にてドバイへ。 機中泊 |
| 9 | ドバイ 東京 ドバイ 大阪 |
02：40発 17：35着 03：05発 17：05着 |
ドバイ着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数：朝6／昼5／夜5：機内食は除く
- 利用予定航空会社：エミレーツ航空
ご案内とご注意
| 査証（ビザ） | 不要です。パスポートの有効期限はハンガリー出国時3か月以上、査証欄の余白は２ページ以上が必要です。 |
|---|---|
| 気候・服装 | 全行程合服が基本となります。雨が降ることもありますので、雨具をお持ちください。美術館巡りや町の散策が中心となりますので、履きなれた靴に動きやすい服装でご参加ください。 |
| 利用予定ホテル | 下記のホテルリストをご覧ください。 |
| 観光について | 美術館等の作品につきましては、急な貸し出しや修復によってご覧いただけない場合がございます。観光の順序は入れ替わる場合もございます。また、休館日や公式行事などの現地事情により、博物館、美術館、教会などに入場できなくなる場合や、日程の入れ替え、他の観光箇所にご案内する場合がございます。予めご了承ください。 |
| 食事について | 6日目の夕食は各自、ご自由にお召し上がりいただきます。 |
| 旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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世界遺産
プラハ歴史地区／チェスキー・クルムロフ歴史地区／ハルシュタットの文化的景観／ウィーン歴史地区／ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り