ツアーのポイント
ポイント モルドバまで陸路で走破
ブルガリアの首都ソフィアからセルビア、ルーマニアとバルカン半島を横断し、そしてヨーロッパ南東部に位置する内陸国モルドバまでの4ヶ国をバスで繋ぐ旅です。ポイント ルーマニアの文化遺産7つを訪問
トランシルヴァニア要塞教会群やシギショアラ歴史地区だけでなく、17世紀のホレズ修道院やダキア人要塞群など、一般的なルーマニアのツアーでは訪れない、ルーマニアが誇る文化遺産7ヶ所を巡ります。ポイント 隠れた見どころへもご案内
ブルガリアではローマ帝国時代につくられた古城ベログラトチク要塞を、ルーマニアでは金鉱跡ロシュア・モンタナを、モルドバではガガウズ自治区にも訪れるなど、各地で隠れた見どころの数々へとご案内します。COLUMN 多民族国家モルドバ 歴史と美しいブドウ畑を訪ねる
ヨーロッパ南東部に位置する内陸国モルドバ。バルカン諸国の東端であるルーマニアと接し、1991年のソ連解体とともに独立しましたが、国内にロシア系の人々が暮らす沿ドニエストル共和国があり現在も対立が続いています。ツアーでは、一時独立を宣言したトルコ系の人々が住むガガウズ人自治区を訪れ、民族問題について考えます。現在はぶどうやタバコを中心とした農業が中心で、高級ワインなどは世界的に有名です。世界最大のワイン貯蔵庫の見学と試飲もお楽しみいただきます。
COLUMN ドナウ川とサヴァ川 セルビアで東欧の2大河川を望む
ドナウ川は全長約2,850kmのヨーロッパを代表する大河です。セルビアとルーマニア国境をなすカザン峡谷の下流で難所として知られた鉄門を訪れます。紀元後1世紀のトラヤヌス帝がダキア地方(現在のルーマニア)を攻めた際の記念碑なども、ボート遊覧でご覧いただきます。ベオグラードの見学では、第一次大戦において敵対するオーストリア・ハンガリー帝国とセルビア王国の国境線であったサヴァ川を望みます。サヴァ川の左岸に位置し、かつてのオーストリア領であったセルビア第二の都市ノビサドも訪れます。
COLUMN ルーマニア 豊かな自然と奥深い歴史を知る
カルパティア山脈やドナウ川など素晴らしい自然に恵まれた国ルーマニアですが、紀元前まで遡る長い歴史の中で世界に誇る数々の史跡が残ります。ルーマニア人の祖先であるダキア人が築いたローマ帝国時代の砦、神秘的な壁画のブコヴィナ地方の修道院、トランシルヴァニアの領主たちが築き上げた中世の街並み、またメルヘンのようなとんがり帽の形をした屋根が特徴のマラムレシュ地方の木造教会など。文化遺産を通してルーマニアの魅力を満喫します。
出発日と料金
2025年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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03月12日(水) ~ 03月23日(日) |
12日間 | 798,000円 | |
04月25日(金) ~ 05月06日(火)ゴールデンウィークコース |
12日間 | 948,000円 |
発着地 | 東京・大阪発着 | 最少催行人員 | 8名(13名様限定)添乗員同行 |
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燃油サーチャージ | 76,000円(8月26日現在の見込み) | ||
一人部屋追加代金 | 68,000円 | ||
ビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
- 相部屋をご希望の場合でも、ご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は御一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | 東京
大阪 |
22:05発
22:30発 |
空路、東京・大阪よりそれぞれトルコのイスタンブールへ。 ※添乗員は東京・大阪どちらかより同行し、イスタンブールで合流します。 機中泊 |
2 | イスタンブール
イスタンブール イスタンブール ソフィア ベログラトチク |
05:55着 05:40着 08:50発 09:10着 夕方着 |
イスタンブール着後、航空機を乗り換えて、ブルガリアのソフィアへ。着後、市内にて黄金のドームが象徴的なアレクサンドル・ネフスキー寺院を見学。その後、セルビア国境近くに位置するベログラトチクへ。着後、紀元後1世紀のローマ帝国時代につくられた古城ベログラトチク要塞を見学します。
ベログラトチク泊 |
3 | ベログラトチク ベオグラード |
08:00発 19:00着 |
朝、専用車で首都ベオグラードへ。途中ザエチャル近郊では、世界遺産のガムジグラードとこの地に生誕したガレリウス帝の宮殿フェリクス・ロムリアーナを見学。また、ドナウ川クルーズでは、船上からトラヤヌス帝の碑をご覧いただきます。ディアナ要塞(外観)。また、ベオグラードまでの途中、トラヤヌス帝橋跡(外観)を見学します。 ベオグラード泊 |
4 | ベオグラード ノビサド (国境) ティミショアラ |
08:00発 20:00着 |
午前中、ベオグラード市内観光(セルビア正教総主教座大聖堂・大天使ミカエル教会、バイラクリ・モスク、聖ムスタファ廟、ドナウ川(遠望)等)。午後、セルビア第2の都市ノヴィサドへ。着後、ヴォイヴォディナ博物館、聖ジョージ教会を見学。その後、国境を越えてルーマニアのティミショアラへ。
ティミショアラ泊 |
5 | ティミショアラ フネドアラ |
08:00発 19:00着 |
朝、ローマ時代の金鉱山跡で世界遺産に登録されたロシュア・モンタナスの鉱山景観へ。周辺を散策します。その後トランシルバニア地方のフネドアラへ。
フネドアラ泊 |
6 | フネドアラ シビウ |
08:00発 19:00着 |
午前中、世界遺産ダキア人の要塞のひとつサルミゼゲトゥーサを見学。その後、古都シビウへ。途中、質素でありながら気品と優美さを感じさせる世界遺産ホレズ修道院を見学します。 シビウ泊 |
7 | シビウ (シギショアラ) (ビエルタン) (ブラショフ) |
08:00発 19:00着 |
専用車で「ルーマニアの宝石」と呼ばれるシギショアラへ。途中、トランシルヴァニア地方の要塞教会群でもっとも強固な城壁を持つ世界遺産のビエルタン要塞教会を見学。シギショアラ着後、12世紀にドイツの商人や職人が入植し、14世紀には同業者組合ギルドの自治都市となり中世ドイツの町並みを残す歴史地区を散策し、時計塔や中世武器博物館と拷問部屋、ドラキュラのモデルとなったヴラド・ツェペシの家などを見学します。 シビウ泊 |
8 | シビウ バヤマーレ |
08:00発 19:00着 |
専用車で昔ながらの伝統的な生活を続ける世界遺産のマラムレシュ地区へ。着後、高い尖塔が特徴的なスルデシュティ教会など、中世モルドバ美術の傑作とされるフレスコ画が描かれた木造教会群を訪れます。墓標にユーモラスな彫刻を施し、絵を見るだけでも楽しいサプンツァ村の陽気な墓もご覧いただきます。 バヤマーレ泊 |
9 | バヤマーレ ヤシ |
08:00発 18:00着 |
朝、カルパチア山脈のプリスロップ峠(1,416m)を越えてブコヴィナ州へ。途中、世界遺産ブコヴィナ地方の修道院のうち、外壁に書かれた美しいフレスコ画が有名な「東のシステイーナ礼拝堂」とも呼ばれるヴォロネツ修道院を見学します。その後、モルドヴァ共和国との国境に位置するヤシへ。 ヤシ泊 |
10 | ヤシ (国境) キシナウ |
午前発 夜着 |
朝、モルダヴィア公国の首都だったヤシの簡単な見学(ルーマニア最大の植物園、ヤシ国立劇場など)。その後、国境を越え、モルドバの首都キシナウへ。着後、旧オルヘイの洞窟修道院を見学します。 キシナウ泊 |
11 | キシナウ | 21:30発 | 出発までキシナウ市内及び郊外の観光。途中、トルコ人の住むガガウズ自治区を観光。ベシャルマの歴史民族博物館や区都コムルトを訪れ、未承認ですが事実上独立状態にある国家の素朴な田舎の風景もご覧いただけるでしょう。またミレスチ・ミーチワイナリーと世界最大のワイン貯蔵庫を見学します。夜の航空機でイスタンブールへ。 機中泊 |
12 | イスタンブール イスタンブール 東京 イスタンブール 大阪 |
00:10着 02:35発 19:45着 02:15発 18:55着 |
イスタンブール着後、航空機を乗り換え、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝9/昼10/夜9:機内食は除く
- 利用予定航空会社:ターキッシュエアラインズ
ご案内とご注意
査証(ビザ) | 4ヶ国とも査証は不要です。旅券の残存有効期間は入国時にモルドバ出国時に3ヶ月以上、査証欄余白は5ページ以上(見開き2ページ含む)必要です。 |
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海外旅行保険の加入について | ブルガリア、ルーマニアを旅行する際は、海外旅行保険への加入が義務付けられています。ご旅行の際は必ず英語表記の契約証明書を持参してください。 |
気候・服装 | 全行程合服が基本となります。朝晩や天気の悪いは冷え込むことがありますので、しっかりとした上着をご用意ください。また、雨が降ることもありますので、雨具をお持ちください。遺跡巡りや町の散策が中心となりますので、履きなれた靴に動きやすい服装でご参加ください。 |
利用予定ホテル | 下記のホテルリストをご覧ください。 |
観光について | 教会・修道院等は観光地ではないため、現地事情により入場観光できないことがあります。4日目ノビサドにて訪問予定のヴォイヴォディナ博物館は4月以降の開館日が未定のため、当日が休館となる場合は代替としてペトロヴァラディン要塞を訪問します。予めご了承ください。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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世界遺産
ガレリウスの宮殿ガムジグラード=ロムリアーナ (セルビア)/オラシュチエ山脈のダキア人の要塞群(ルーマニア)/ロシア・モンタナ鉱山の景観(ルーマニア)/ホレズ修道院(ルーマニア)/マラムレシュ地方の木造教会群(ルーマニア)/シギショアラ歴史地区(ルーマニア)/トランシルヴァニア地方の要塞教会群のある集落(ルーマニア)/モルドヴィア地方の教会群(ルーマニア)