ツアーのポイント
ポイント 紺碧のアドリア海を目指しバルカン半島を縦断
旧ユーゴ構成国であるボスニアからモンテネグロ、コソボ、そしてアルバニアへ、陸路で繋ぎ、かつて欧州の火薬庫と呼ばれたバルカン半島諸国を効率よく巡ります。ポイント 各地で連泊、歴史のある古都にも宿泊
中世の街並みがそのまま残るプリズレンでの滞在のほか、アドリア海が目の前に広がるブドヴァとアルバニアの首都ティラナでは連泊。周辺に残る歴史的遺産をゆっくりと見学します。COLUMN 中世から続く祈りと信仰 南スラブの神髄にふれる
古代にはローマやビザンチン、中世にはオスマントルコの長い支配下にあったバルカン半島。東西の交通の要衝として古くからスラブ人、アラブ人やトルコ人など様々な民族が行きかいました。宗教的にもカトリックや正教会、イスラム教が入り交じり、それがモスクや教会として今も街角に残ります。多民族・多宗教国家であった旧ユーゴスラビアはカリスマ的なチトー大統領の下まとまっていましたが、90年代の紛争の後それぞれ独立の道を選びました。不運と弾圧に耐えながらも、受け継いできた各民族の中に流れる厚い信仰とその建築を訪ねます。
COLUMN アルバニアとコソボ 知られざるバルカン半島の旅
1990年までの社会主義国時代には鎖国政策をとり独自路線を歩み謎に満ちていたアルバニア。昨年は日本との友好関係100周年を迎え今年は首脳会談も開かれました。「千の窓の町」ベラトや、石畳の道が続くクルヤのバザールなど中世の雰囲気が漂います。そして2008年に独立を宣言した内陸に位置するコソボ。アルバニア人が多くを占める、ヨーロッパで最も新しい国家ですが、オスマン朝時代の建物が多く残る世界遺産の古都プリズレンや、中世から破壊されずに残るセルビア正教会の修道院のフレスコ画など先祖伝来の重厚な歴史を感じるでしょう。
COLUMN バルカン半島の食文化を堪能
ひき肉を肉団子にして炭火で焼いた上にパンにはさんで食べるボスニア料理のチェバプチチ。またバルカン半島南部ではアドリア海とイオニア海でとれるシーフードや河川でも漁業が盛んにおこなわれます。アルバニアではこの豊富な魚介類と肉質の良い羊のケバブもぜひご賞味ください。モンテネグロやコソボでもトルコ料理の影響を受けたバルカン料理が楽しめるほか、日本ではまず味わえないラキヤ等の蒸留酒やワインもぜひお試しください。
出発日と料金
2025年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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02月28日(金) ~ 03月10日(月) |
11日間 | 598,000円 | |
04月25日(金) ~ 05月05日(月)ゴールデンウィークコース |
11日間 | 698,000円 |
発着地 | 東京・大阪発着 | 最少催行人員 | 8名(13名様限定)添乗員同行 |
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燃油サーチャージ | 66,000円(8月1日現在の見込み) | ||
一人部屋追加代金 | 68,000円 | ||
ビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
- 相部屋をご希望の場合でも、ご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は御一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | 東京
大阪 |
22:30発
23:30発 |
空路、東京・大阪よりそれぞれアラブ首長国連邦のドバイへ。 ※添乗員は東京・大阪どちらかより同行し、ドバイで合流します。 機中泊 |
2 | ドバイ
ドバイ ドバイ サラエボ |
05:30着 05:40着 10:20発 13:40着 |
ドバイ着後、航空機を乗り換えて、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボへ。サラエボ市内観光(サラエボ事件の発端の地ラティンスキー橋(旧プリンツィプ橋)、トンネル博物館、サラエボ冬季五輪施設、内戦の犠牲者の墓地、オスマントルコ時代の雰囲気とオーストリア帝国時代の中世の街並が共存する旧市街を見学します。
サラエボ泊 |
3 | サラエボ モスタル (国境) ブドヴァ |
08:00発 17:00着 |
ヘルツェゴビナ地方の中心都市、モスタルへ。モスタル着後、16世紀のオスマン帝国時代につくられ、1990年代の紛争で破壊された世界遺産のスターリ橋を見学。その後、モンテネグロへと国境を越えてアドリア海に面したブドヴァへ。 ※アドリア海に面した古くからの海浜リゾート地ブドヴァに連泊します。 ブドヴァ泊 |
4 | ブドヴァ (コトル) |
日帰りでコトルへ。9世紀から19世紀にかけての建物が数多く残る世界遺産のコトル旧市街を訪れます。天候が許せばヨーロッパ最南部のフィヨルドと言われるコトルスカ湾に佇む静かな町ペラストへ、ボートで訪れます。 夕方、ブドヴァへ戻り旧市街を散策。ヴェネツィア共和国時代の町並みをご覧いただきます。 ブドヴァ泊 |
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5 | ブドヴァ ポドゴリツァ コラシン |
朝発 夕方着 |
海上の小島と砂州で繋がるスヴェティ・ステファンの町を遠望します。その後、美しい山々に囲まれたモンテネグロの首都ポドゴリツァを簡単な観光で巡ります(石造りの時計塔など)。午後、風光明媚な山岳地帯を北部へと向かい、田園地帯が広がる静かなコラシンへ。
コラシン泊 |
6 | コラシン (国境) プリズレン |
朝発 夕方着 |
国境を越えてコソボへと⼊り、古都プリズレンへ。途中、14世紀の初期ルネッサンスのフレスコ画の残るバルカン半島最⼤規模のデチャニ修道院を訪れます。到着後、世界遺産プリズレンの古都を観光します(オスマントルコ時代の⽯橋が残る旧市街、リェビシャ⽣神⼥教会)。
プリズレン泊 |
7 | プリズレン (プリシュティナ) |
⽇帰りで⾸都プリシュティナを訪れます。途中、北マケドニアとの国境をなす風光明媚なシャール⼭脈国⽴公園内の⾼原をドライブします。プリシュティナ着後、英雄スカンデルベルクの騎⾺像やマザーテレサ像、そして2008年にセルビアからコソボが独⽴した際に建てられた記念モニュメントにご案内します。午後、1310年に建造された世界遺産・グラチャニツァ修道院を⾒学。素晴らしいフレスコ画をご覧いただけるでしょう。
プリズレン泊 |
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8 | プリズレン (国境) クルヤ ティラナ |
午前発 夕方着 |
国境を越えてアルバニアに⼊り、⼭の中腹にある中世から栄えたクルヤへ。アルバニアの英雄スカンデンベルグゆかりの⼭城や、⺠族学博物館、17世紀から続く賑やかなオールドバザールを訪れます。その後、アルバニアの⾸都ティラナへ。
ティラナ泊 |
9 | ティラナ (ベラト) |
⽇帰りで「千の窓の町」ともいわれる世界遺産の町ベラトへ。着後、オスマントルコ時代の古い街並を散策します。⽩壁の家が所狭しと丘の上に建ち並び、かつての城があった丘からは市内を流れるオスミ川と、マンガレミ地区とゴリツァ地区に建つ⽴派なモスクやビザンチン様式の教会が眺められます。午後、ティラナに戻る途中に伝統的なアルバニアワインのワイナリーにも⽴ち寄り、ご希望の⽅は試飲もお楽しみいただきます。
ティラナ泊 |
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10 | ティラナ ドバイ |
13:25発 21:50着 |
出発まで簡単なティラナの市内観光(スカンデンベルグ広場、エトヘム・ベイ・モスクなど)。午後の航空機でドバイへ。
機中泊 |
11 | ドバイ 東京 ドバイ 大阪 |
02:40発 17:35着 03:00発 17:15着 |
ドバイ着後、航空機を乗り換え、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝8/昼7/夜8:機内食は除く
- 利用予定航空会社:エミレーツ航空、フライドバイ
ご案内とご注意
査証(ビザ) | 4ヶ国とも査証は不要です。旅券の残存有効期間は入国時に3ヶ月半以上必要です。 |
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海外旅行保険の加入について | コソボを旅行する際は、海外旅行保険への加入が義務付けられています。ご旅行の際は必ず英語表記の契約証明書を持参してください。 |
気候・服装 | 全行程合服が基本となります。朝晩や天気の悪いは冷え込むことがありますので、しっかりとした上着をご用意ください。また、雨が降ることもありますので、雨具をお持ちください。遺跡巡りや町の散策が中心となりますので、履きなれた靴に動きやすい服装でご参加ください。 |
利用予定ホテル | 下記のホテルリストをご覧ください。 |
観光について | 教会・修道院等は観光地ではないため、現地事情により入場観光できないことがあります。予めご了承ください。 日程や写真で掲載されている食事や料理は仕入れ等の事情で変わる場合があります。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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世界遺産
モスタル旧市街の古橋地区(ボスニア・ヘルツェゴビナ)/コトルの自然と文化-歴史地域(モンテネグロ)/コソボの中世建造物群(コソボ)/ベラットとギロカストラの歴史地区(アルバニア)