ツアーのポイント
ポイント 世界第9位峰を東西南北から展望
ヒマラヤ山脈の西端に鎮座するこの山を望む為、東西南北面が見える地点に滞在し、ゆったりと朝夕の景色をご堪能頂きます。主峰のみならず、衛星峰となる数ある7,000m峰の展望もあわせてお楽しみください。山の展望にこだわり、晴天率が高い初夏と秋のみの季節限定ツアーです。ポイント 高所順応に配慮した日程
北面(フェアリー・メドゥ)へは約3時間、南面(ヘルリヒコッファーB.C.)へは約5時間の気軽なハイキングで訪問可能です。既に高所順応をした状態でスタートする西面(ディアミールB.C.)トレッキングでは、1日約7時間歩くものの、前方に見えてくるナンガパルバット主峰を含む景色をお楽しみ頂きながら余裕を持って歩いて頂けることでしょう。※後半の西面トレッキングを除き、ホーストレッキングの手配も可能です。料金・詳細はお問い合わせください。
タイ国際航空のフライトスケジュール変更に伴う出発日変更のお知らせ
タイ国際航空のスケジュール変更に伴い、「世界の山旅2018春・夏号」パンフレットに掲載しておりました出発日を、下記の通り変更しツアーを再設定しております。観光内容・料金等に変更はございません。【旧出発日】06月24日(日) ~ 07月10日(火) → 【新設定】06月22日(金) ~ 07月08日(日)
【旧出発日】10月07日(日) ~ 10月23日(火) → 【新設定】10月05日(金) ~ 10月21日(日)
COLUMN 初登頂から65年を経た現在もなお挑戦の舞台となる
ナンガパルバット 東西南北全面制覇
【企画者の声】東京本社 楠 修
山の魅力の1つ、それは"ルートや時期によって登攀レベルが異なる"という点です。"魔の山"と異名がつく程に壮絶な登山史の末、1953年にとうとうその頂が踏まれた世界第9位の高峰ナンガパルバット(8,126m)は、K2と同様に冬季登頂が成されていない山でした。しかし、2016年2月26日、3名のクライマーによりその課題がクリアされました。ルートはディアミールB.C.(西面)からスタートするノーマル登頂ルート(キンスホーファー・ルート)。昨夏、冬季登頂者の1人とお話をする機会に恵まれましたが、いきいきと誇らしげに話すその瞳の奥には、登頂に至るまでの苦労が滲み出ていました。ナンガパルバットには大きく分けると主に、西面、南面、北面の登攀ルートがあります。このツアーでは、そんなルートを目視できる場所に滞在し、まるごとナンガパルバットをご堪能頂きます。一つの山にここまで時間をかけることは稀ですが、この山にはそれだけの価値があります。山の展望にこだわり、晴天率が高い初夏と秋のみの季節限定ツアー。数々の歴史、ドラマを今なお刻み続ける"魔の山"の舞台を訪れてみませんか。
COLUMN 唯一主峰が望める西面も訪問
旅のハイライトは、北、東、南面を満喫した後に訪れる西面トレッキング。大きい山であるが故、頂上を含む主峰はどこからでも望める訳ではなく、唯一可能な方角が西面です。ノーマル登頂ルート(キンスホーファー・ルート)があるのも、ディアミール・フェイス(西壁)です。運が良ければ、B.C.で登山隊に出逢ったり、登攀の様子を双眼鏡で望むことができるでしょう。
出発日と料金
2018年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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06月22日(金) ~ 07月08日(日)晴天率の高い新緑の季節 |
17日間 | 518,000円 | |
10月05日(金) ~ 10月21日(日)秋晴れと黄葉の季節 |
17日間 | 518,000円 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
コース難易度
体力 | 1日7時間歩く(連日は歩きません)ことができる方であれば、どなたでもご参加いただけます。西面トレッキング以外は、別料金にてホーストレッキングの手配も可能です。 | |
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高度 | 最高宿泊高度、最高到達地点共に4,230mです。この地点へは、高所順応に時間をかけてツアーの終盤に訪れますが、頭痛などの軽度の高山病の症状が出ることがあります。 | |
宿泊 | ロッジ又はテント1泊、テント6泊 テント設営は全てスタッフが行い、テント場は草地です。氷河近くの宿泊に備えて、十分な寒さ対策が必要です。 | |
荷物 | 日本からはスーツケースでご参加いただき、イスラマバードにてダッフルバッグに詰め替えます。トレッキング中はデイパックをご用意ください。 |
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
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1日目 | 東京 バンコク 大阪 バンコク バンコク イスラマバード |
午前発 午前発 19:00発 22:10着 |
空路、東京・大阪よりそれぞれバンコクへ。着後、航空機を乗り換えて、パキスタンの首都イスラマバードへ。着後、ホテルへ。 ※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、バンコクにて合流します。 イスラマバード:ヒルビュー泊
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2日目 | イスラマバード チラス |
07:00発 20:00着 |
専用バスにて、大河インダス川沿いの町チラスへ。
チラス:シャングリラ・インダスビュー泊
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3日目 | チラス フェアリー・ポイント フェアリー・メドウ |
07:00発 約3時間 15:00着 |
専用バス及び四輪駆動車にて、インダス川東岸の奥地へ入りフェアリー・ポイント(2,666m)へ。 ●北面ハイキング(約3時間) ハイキング開始。樹林帯の中に広がる牧草地フェアリー・メドウ(3,300m)へ。着後、世界第9位の高峰ナンガパルバット(8,126m)北面のライコット壁とライコット氷河の雄大な景色をご堪能ください。 フェアリー・メドウ:ライコットサライ泊
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4日目 | フェアリー・メドウ (ライコット氷河展望地) |
約5時間 | ●北面ハイキング(約5時間) 早朝、朝日に輝くナンガパルバット北面を展望。終日、のんびりとナンガパルバットの雄姿をご堪能ください。朝食後、ライコット氷河とナンガパルバットの氷壁がより間近に迫る展望地(3,667m)までご案内します。 フェアリー・メドウ:ライコットサライ泊
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5日目 | フェアリー・メドウ フェアリー・ポイント タルシン |
08:00発 約1.5時間 19:00着 |
●北面ハイキング(約1.5時間) 早朝、再び、朝日に輝くナンガパルバット北面を展望。朝食後、フェアリー・ポイントまで往路を下ります。その後、四輪駆動車にて、アストール渓谷を進みナンガパルバット南面ルートへの拠点となるタルシン村(2,900m)へ。 テント又はロッジ泊
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6日目 | タルシン ヘルリヒコッファーB.C. |
約5時間 | ●南面ハイキング(約5時間) チョングラピーク南峰(6,448m)を右手に見ながら、ゆっくりと高度を上げて、ヘルリヒコッファーB.C.(3,550m)へ。途中、ルパール村手前でルパール氷河を横断します。キャンプに到着後は、ナンガパルバット南面ルパール壁の標高差4,500mのヒマラヤ最大氷壁の大迫力をお楽しみください。 テント泊
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7日目 | ヘルリヒコッファーB.C. | 早朝、朝日に染まるナンガパルバット南面、ライコットピーク(7,070m)の展望をお楽しみください。終日、周辺を散策しながら、ヘルリヒコッファーB.C.に滞在。ゆったりとしたひと時をお過ごしください。
テント泊
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8日目 | ヘルリヒコッファーB.C. タルシン ラマ |
約4時間 13:00発 18:00着 |
早朝、再び、朝日に輝くナンガパルバット南面を展望。 ●南面ハイキング(約4時間) 朝食後、往路をタルシンへと下ります。その後、四輪駆動車にてアストールを経由してラマ(3,200m)へ。 ラマ:PTDC泊
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9日目 | (ラマ湖) ラマ チラス |
早朝発 09:00発 16:00着 |
早朝、ナンガパルバット東面の山塊、及びチョングラピーク(6,830m)の朝焼けをお楽しみください。朝食後、四輪駆動車にて山上湖ラマ湖(3,500m)を訪れます。その後、カラコルム・ハイウェイへ戻り、チラスへ。
チラス:シャングリラ・インダスビュー泊
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10日目 | チラス ディアモレイ セール |
約7時間 | 四輪駆動車にて、ナンガパルバット西面ルートへの拠点となるディアモレイ村(1,650m)へ。 ●西面トレッキング(約7時間) 川の左岸を緩やかに標高をあげセール村(2,780m)へ。到着前、橋を渡った後、急登となります。着後は、まだ遠望ながらも主峰(8,126m)を含む西面の展望をお楽しみください。 テント泊
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11日目 | セール コトガリ |
約7時間 | ●西面トレッキング(約7時間) 川の右岸をディアミール渓谷最奥コトガリ村(3,880m)へ。後半のカチャール(3,350m)村以降は樹林帯を進みます。着後、眼前に望む登頂ノーマルルートである西面ディアミール壁の夕焼けをお楽しみください。 テント泊
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12日目 | コトガリ ディアミールB.C. |
約2時間 | ●西面トレッキング(約2時間) 西面を正面に望みながら、家畜が放牧されている草原を緩やかにディアミールB.C.(4,230m)へ。終日、ゆったりとお過ごしください。再び、西面ディアミール壁の夕焼けをお楽しみください。 テント泊
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13日目 | ディアミールB.C. セール |
約6時間 | ●西面トレッキング(約6時間) 往路をセール村まで下ります。 テント泊
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14日目 | セール ディアモレイ チラス |
約5時間 夕方着 |
●西面トレッキング(約5時間) 往路をディアモレイ村まで下ります。着後、四輪駆動車にてチラスへ。 チラス:シャングリラ・インダスビュー泊
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15日目 | チラス イスラマバード |
07:00発 21:00着 |
専用バスにてイスラマバードへ戻ります。
イスラマバード:ヒルビュー泊
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16日目 | イスラマバード | 23:20発 | 午前中、自由行動。午後、イスラマバード市内観光。夕食後、空港へ。航空機にて、帰国の途につきます。
機中泊
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17日目 | バンコク
バンコク 東京 バンコク 大阪 |
06:25着
午前発 午前発 |
バンコク着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝15/昼15/夜15:機内食は除く
- 利用予定航空会社:タイ国際航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | パキスタン(100円)、代行手数料(4,320円)、写真2枚。旅券の残存有効期間は6ヶ月以上必要です。 |
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気候・服装 | ハイキング中は長袖シャツ程度で過ごせますが、キャンプ地での朝晩は冷え込み氷点下まで下がるので、フリースやダウン上下等の十分な防寒具をお持ちください。靴はトレッキングシューズをご用意ください。平地では夏服で過ごせます。 |
利用予定ホテル | 日程及びパンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
高山病について | 高山病の影響が予想されるコースですので、高山病対策として添乗員がパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)を携行します。また、ご参加の方全員に健康アンケートのご提出をお願いしております。。 高山病についてのご注意と取り組み |
海外旅行保険について | ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。 |
トレッキングについて | 特別な登山技術は必要ありません。普段から山歩きをされていて、十分な基礎体力のあることがご参加の必須条件です。 |
日程について | このコースの大部分は山岳道路を移動するため、天候や道路状況などの予測できない事態により一時的に通行不可能になることがあり、大幅に時間がかかることもあります。その場合は、宿泊地やルートの変更を余儀なくされることがあります。日程を延長せざるを得ないこともありますので、余裕を持ってご参加ください。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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