ツアーのポイント
ポイント ビアフォー氷河からスノーレイクへ。ヒスパー峠からヒスパー氷河を下る
ビアフォー氷河からスノーレイクへ、その後ヒスパー峠を越えて、ヒスパー氷河を下ります。スノーレイクからはラトック山塊の最高峰のバインタブラック(7285m)やラトックⅠ(7,151m)など7,000m級の高峰を望むことができます。ポイント カリマバードでは目の前にカラコルムの展望が広がるホテルに宿泊
カリマバードではフンザ・エンバシーに宿泊。お部屋の目の前にラカポシ、ディランを始めとしたカラコルムの展望が広がり、朝夕の村散策にも便利です。ポイント 高所順応、天候予備日にも配慮した行程とサポート体制
徐々に高所順応をし、万が一の悪天候予備日にも配慮しています。ツアーを成功させるため、現地スタッフは日本人グループのヒスパー峠越えに慣れたガイド、アシスタント、コックが同行し、万全の体制でのぞみます。COLUMN ビアフォーヒスパートレッキング
標高5,000mを越える本格的な雪山登山。最低気温-15度を想定した十分な防寒着の他に雪山登山用の特殊な装備が必要になります。
弊社が用意する装備:
ロープ
お客様にご用意いただく装備:
アイゼン、ピッケル、ハーネス、カラビナ
ご注意:
峠への登りは20~30度の傾斜を登ります。ユマールやディッセンダーは必要ありませんが、アイゼンの装着、歩行がお一人でもでき、冬山登山の経験がある方のご参加をお待ちしております。また雪が多いと腰までの積雪となり、ラッセルで進んでいきます。
安全対策:氷河上を歩く時は状況によってはアンザイレンをして、相互安全確保して進んでいきます。また、緊急対応のための装備(酸素、携帯加圧装置、衛星電話)も完備し、万全の体制で峠越えへのぞみます。
出発日と料金
2013年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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08月02日(金) ~ 08月23日(金) |
22日間 | 828,000円 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
コース難易度
体力 | 連日、モレーン、氷河上を長時間歩きます。冬山登山経験が必要です。 | |
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高度 | 最高宿泊高度は4,770m、最高到達地点は5,151mです。 徐々に高度を上げますが、高山病の影響が予想されます。 |
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宿泊 | テント15泊、テント設営は全てスタッフが行い、テント場は草地、モレーン上、氷河上で十分な寒さ対策も必要です。 | |
荷物 | 日本からはスーツケースでご参加いただき、イスラマバードにてダッフルバッグに詰め替えます。 トレッキング中はデイパックをご用意ください。 |
ツアー日程表
地名 | スケジュール地図を見る | 滞在地 | |
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1 | 東京 イスラマバード |
空路、北京経由でパキスタンの首都イスラマバードへ。着後、ホテルへ。 |
イスラマバード泊 |
2 | イスラマバード スカルドゥ |
山岳フライトにて、スカルドゥへ。天気が良ければ機内よりナンガパルバット(8,126m)がご覧いただけます。着後、装備チェック及び自由行動。 ※天候等によりフライトキャンセルの場合は、専用車にてベシャムへ。 |
スカルドゥ又はベシャム泊 |
イスラマバード ベシャム |
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3 | スカルドゥ | 専用車にて、高所順応を兼ねて、標高4,000mのデオサイ高原まで往復。美しい高山植物の花々をご覧いただくことができます。 ※前日フライトキャンセルの場合は、専用車にてスカルドゥへ。 |
スカルドゥ泊 |
ベシャム スカルドゥ |
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4 | スカルドゥ アスコーレ |
四輪駆動車にてインダス川を渡り、支流のシガール川沿いの道をトレッキングの出発点となるアスコーレ(3,300m)へ。 | テント泊 |
5 | アスコーレ ナムラ |
●トレッキング(約8時間) いよいよトレッキング開始。ビアフォ氷河の最末端のシャガラン(3,940m)を越えて、いくつかのモレーンを越えナムラ(3,690m)へ。 |
テント泊 |
6 | ナムラ マンゴ |
●トレッキング(約5時間) 氷河のアップダウンを繰り返しながらマンゴー(3,990m)へ。 |
テント泊 |
7 | マンゴ バインター |
●トレッキング(約6時間) ラトック峰などを望みながら歩き、前方にヒスパー峠が見えてくるとバインター(約3,858m)へ。 |
テント泊 |
8 | バインター | 高所順応及び予備日を兼ねてバインター滞在。 | テント泊 |
9 | バインター マルポゴロ |
●トレッキング(約5時間) バインター・ルクパール氷河を右手に眺めながらビアフォ氷河を歩きマルポゴロ(4,410m)へ。 |
テント泊 |
10 | マルポゴロ カルポゴロ |
●トレッキング(約4時間) 雪を抱いた峰々を眺めながらカルポゴロ(4,680m)へ。 |
テント泊 |
11 | カルポゴロ スノウレイク |
●トレッキング(約6時間) ヒスパー峠BCとなる一面雪世界のスノーレイク(4,770m)へ。 |
テント泊 |
12 | スノウレイク ヒスパー峠 ヒスパー峠下 |
●トレッキング(約8時間) 深夜から出発し、ビアフォ氷河とヒスパー氷河の分水嶺を成すヒスパー峠(5,151m)を越えます。 |
テント泊 |
13 | ヒスパー峠下 カニバサ |
●トレッキング(約6時間) ヒスパー氷河へと入りカニバサ(4,470m)へ。 |
テント泊 |
14 | カニバサ ハグレシャングリチム |
●トレッキング(約6時間) 奥にカンジュート・サールが望めるカニバサ氷河を越え、ハグレシャングリチム(4,300m)へ。 |
テント泊 |
15 | ハグレシャングリチム シャカムバリス |
●トレッキング(約7時間) ヒスパー氷河上をシャカムバリス(4,170m)へ。 |
テント泊 |
16 | シャカムバリス ビタンマル |
●トレッキング(約8時間) プマリチシュ氷河を越えて、ビタンマル(3,760m)へ。 |
テント泊 |
17 | ビタンマル ヒスパー |
●トレッキング(約5時間) ヒスパー氷河に別れを告げて、ヒスパー(3,383m)へ。 |
テント泊 |
18 | ヒスパー | 日程調整の予備日も兼ねて終日ヒスパー村に滞在。 | テント泊 |
19 | ヒスパー カリマバード |
四輪駆動車にて、ナガール村を経由してカリマバードへ。 | カリマバード泊 |
20 | カリマバード ギルギット イスラマバード |
早朝、専用車にてギルギットへ向かいます。ギルギットより山岳フライトにて、イスラマバードへ。着後、自由行動。 ※天候等によりフライトキャンセルの場合は、専用車にてベシャムへ向かいます。 |
イスラマバード泊またはべシャム泊 |
カリマバード ギルギット べシャム |
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21 | イスラマバード | 午前中、自由行動。 ※前日フライトキャンセルの場合は、専用車にてイスラマバードへ。 午後、イスラマバード市内観光。その後、航空機にて北京経由で帰国の途につきます。 |
機中泊 |
べシャム イスラマバード |
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22 | 東京 | 着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝20/昼20/夜20:機内食は除く
- 利用予定航空会社:パキスタン航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | パキスタン(100円)、代行手数料(4,200円)、写真2枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月以上必要です。 |
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気候・服装 | 日中は炎天下の中を歩き、高所キャンプの朝晩は氷点下まで冷え込む、気温差の激しい山岳気候です。トレッキング中は長袖シャツを基本に、曇天の冷え込みに備えてフリースやウィンドブレーカーをお持ちください。高所キャンプ用にダウンジャケットも必要です。峠へのアタックは、極寒用の手袋や、スパッツ、オーバーヤッケ、オーバーズボンなどの冬山装備が必携です。日中は、日差しが強く照り返しがきついので、帽子やサングラス、日焼け止めもお持ちください。靴はアイゼンが装着可能な登山靴、アイゼン、ピッケル、ハーネス、カラビナなどの山岳登攀用具も必要となります。詳しくは、担当までお問い合わせください。 |
利用予定ホテル | 日程及びパンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
高山病のご注意 | 最高宿泊高度は4,770mのスノーレイク、最高到達高度はヒスパー峠の5,151mです。高山病の影響が十分に考えられるコースですが、徐々に高度を上げてヒスパー峠(5,151m)に到着する、高所順応に配慮した日程です。ご参加の方全員に健康診断書のご提出、及び疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険のご加入をお願いしております。高山病対策として、添乗員はパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)、携帯加圧装置を持参し、現地で酸素ボンベを用意します。 高山病についてのご注意と取り組み |
トレッキングについて | 氷河やモレーン上の足場の悪いルートを歩くこと、標高5,000m以上でも十分に歩くことのできる健脚で雪山経験のある方向けのコースです。峠への登りは20~30度の傾斜を登ります。ユマールやディッセンダーは必要ありませんが、アイゼンの装着、歩行がお一人でもでき、冬山登山の経験がある方のご参加をお待ちしております。また雪が多いと腰までの積雪となり、ラッセルで進んでいきます。 |
日程のご注意 | このコースの大部分は山岳道路を移動するため、天候や道路状況により一時的に通行不可能になることがあり、大幅に時間がかかることもあります。その場合は、日程・宿泊地の変更を余儀なくされることがあります。 |
宿泊について | トレッキング中は、テント泊となり、寝袋(冬用)が必要です。お持ちでない方には弊社より有料(6,000円)で貸し出しいたします。地方のホテルはシャワーのみとなり、お湯の出が悪いことがあります。 |
パキスタンの国内線について | イスラマバード/スカルドゥ間は山岳フライトになり、この区間は天候が急変しやすく、悪天候の場合はフライトキャンセルになります。その場合は車での移動となり、日程・宿泊地が変更になります。 |
山岳割増保険について | アイゼン・ピッケルなどの登攀用具を使用するため、通常の海外旅行保険のほかに山岳割増保険への御加入が必要です。 |
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