ツアーのポイント

ポイントオリンポス山の2つのピークに登頂

オリンポス山の最高峰ミティカス・ピーク(2,917m)と第ニの高峰スコーリオ・ピーク(2,912m)に登頂します。ミティカス・ピークは、ヘルメットとハーネスを装着し、ガイドとロープを繋いで登る本格的な登山となります。心配な方は、危険個所はなく良く整備された登山道を辿り、スコーリオ・ピークを登頂。ガイドと共に先に山小屋に戻り、本隊を待つことが可能です。

ポイントギリシャの誇る2つの世界遺産

登山の前後には、ギリシャの誇る2つの世界遺産を訪れます。アテネでは、古代ギリシャ建築の最高峰アクロポリスの丘に佇むパルテノン神殿を見学。アテネの守護神アテナ女神の住まう場所とも言われる美しい神殿をお楽しみください。登山の後はユネスコ世界遺産(複合遺産)に指定されているメテオラの修道院群を訪れます。絶壁に築かれた修道院内部はもちろんのこと、各修道院を結ぶハイキング・ルートを歩き、実際の修道士たちの生活を体感していただきます。

訪問する
世界遺産

アクロポリス/メテオラ

COLUMN ギリシャ最高峰オリンポス山(2,917m)

オリンポス山は、アテネの北、エーゲ海からほど近いリトホロの町を見下ろすように聳え立つ岩峰群です。その昔、古代ギリシャではオリンポスの神々が住まう場所として崇められていました。山麓には色とりどりの花々が咲き誇り、その頂きには急峻な複数の岩峰がひしめき合っています。

登山初日はブナやマツの樹林帯を登り山小屋へ向かいます。春にはスミレやリンドウ、アネモネなどが、秋にはシクラメンやイヌサフランなどが林床に咲きます。 翌日は、いよいよ最高峰ミティカス・ピーク(2,917m)を目指します。スカラポイントから先はヘルメットとハーネスを着用、ガイドとロープを繋ぎ、バランスを取りながら、時には手を使って岩場をよじ登ります。簡単にはたどり着けない、まさに神々が住まう場所と称されるに値するピークです。ギリシャの国旗のたなびく山頂からは、エーゲ海はもちろん360度の素晴らしい展望が開けます。 ミティカス・ピークには登らず、ガイドと共にスコーリオ・ピーク(2,912m)のみ登頂し、山小屋で本隊を待つことも可能です。スコーリオ・ピークのみの所要時間は約6時間です。危険なところはなく、整備された登山道で体力さえあれば問題なく到達できるピークです。

オリンポス山は、ギリシャ最高峰というだけでなく、豊かな植生と岩場登り、快適な山小屋、そして山からエーゲ海を眺めることができる魅力あふれる山です。

ミティカス・ピーク道中の様子よく整備された樹林帯の登山道
ミティカス・ピーク道中の様子スピリオス・アガピトス小屋
ミティカス・ピーク道中の様子森林限界を越える
ミティカス・ピーク道中の様子スカラ・ポイントを目指す
スコーリオ・ピークを目指すアンザイレンし、岩場を進む
スコーリオ・ピークを目指すミティカス・ピークを目指す
スコーリオ・ピークを目指すミティカス・ピーク山頂から見渡すオリンポスの山々
スコーリオ・ピークを目指すスコーリオ・ピークから望むミティカス・ピーク

COLUMN 美食の国ならではのバラエティー豊かなギリシャ料理

地中海料理の一種であるギリシャ料理は、オリーブオイルや魚介類、野菜、チーズ、ヨーグルトなどを多く使った料理が特徴です。フェタチーズとトマト、オリーブの「グリーク・サラダ」、焼きナスの「メリジャノ・サラタ」、チーズのフライ「サガナキ」、挽き肉や米などをブドウの葉で包み蒸し煮にした「ドルマーデス」、ナスとじゃがいも、ひき肉などを重ねてオーブンで焼き上げた「ムサカ」など、ギリシャ料理を各所でお楽しみいただけるのもこの旅の魅力です。

世界遺産パルテノン神殿 グリーク・サラダ

エーゲ海を望む海岸沿いでの昼食白身魚のソテー

エーゲ海を望む海岸沿いでの昼食ムサカ

出発日と料金

2025年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
06月22日(日) ~
06月30日(月)
9日間558,000円
09月28日(日) ~
10月06日(月)
9日間558,000円
発着地

東京・大阪発着

最少催行人員 6名(12名様限定)・添乗員同行
燃油サーチャージ 66,000円(12月20日現在の見込み)
一人部屋追加代金 92,000円(山小屋泊を除く)
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
  • 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。

コース難易度

体力 1日に歩く時間は約3~4時間程度で、登頂日のみ6~9時間です。登頂日は標高差800mの上り下りとなります。ミティカス・ピークは、岩場歩きのご経験が必要ですが、スコーリオ・ピークは、特別な登山技術は必要ありません。日本で山小屋泊の縦走経験のある方向けのコースです。
高度 歩くルート、宿泊地ともに標高は低く、高山病の影響はまずありません。
宿泊 山小屋2泊、ホテル4泊 山小屋泊は大部屋でとなり、シャワー・トイレは共同となります。
荷物 スーツケースでご参加いただけます。登山中に背負うデイパックをご用意ください。登山中は2泊3日分の荷物をラバに預けて山小屋まで運びます。2泊3日分の荷物が入るバッグは各自でご用意ください。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1 東京
大阪
22:30発

23:45発
空路、東京・大阪よりアラブ首長国連邦のドバイへ。
※添乗員は、東京・大阪どちらか一方より同行し(往復)、ドバイにて合流します。
機中泊
2 ドバイ

ドバイ


ドバイ
アテネ
(アテネ市内観光)

04:10着
04:50着

10:50発
15:00着
ドバイ着後、航空機を乗り換えて、ギリシャの首都アテネへ(約1時間)。着後、アテネ市内観光へ。フィロパポスの丘(下車)、オリンピック競技場(下車)、ハドリアヌス門(車窓)シンタグマ広場(車窓)などを見学します(約2時間)。  
アテネ泊
3 アテネ
(アクロポリスの丘)
リトホロ
  午前、アクロポリスの丘へ。世界遺産パルテノン神殿を見学します(約2時間)。その後、専用車にてギリシャ北部のオリンポス山麓の街・リトホロへ(約7時間)。
リトホロ泊
4 リトホロ
プリオニア
スピリオス・アガピトス小屋
約4時間 専用車にて登山口のプリオニア(1,100m)へ(約30分)。
●オリンポス登山1日目(約4時間/約6km)
ブナとヨーロッパクロマツの樹林帯の中を歩き、オリンポス登山の拠点となるスピリオス・アガピトス小屋(2,100m)へ。
スピリオス・アガピトス小屋泊
5 スピリオス・アガピトス小屋
(オリンポス山2座登頂)
約9時間 ●オリンポス登山2日目(約9時間/約9km)
マツの林を進み、ザレ場を越え、スカラ・ポイント(2,866m)へ。ここからヘルメットとハーネスを着用、ガイドとロープを繋ぎ、岩場の上り下りを繰り返しながらオリンポス山最高峰ミティカス・ピーク(2,917m)を往復します。その後、もう一座のスコーリオ・ピーク(2,912m)に登頂。往路をスピリオス・アガピトス小屋へ戻ります。
※ミティカス・ピークには登らず、スコーリオ・ピークのみ登頂し、ガイドと共に山小屋で本隊を待つことが可能です。スコーリオ・ピーク登頂のみの所要時間は約6時間です。
スピリオス・アガピトス小屋泊
6 スピリオス・アガピトス小屋
プリオニア
カランバカ/カストラキ
約3時間 ●オリンポス山下山(約3時間/約6km)
往路を戻り、プリオニア(1,100m)へ下山。
下山後、専用車にて世界遺産メテオラの観光拠点カランバカ/カストラキへ(約4時間)。着後、ホテルにてゆっくりお過ごしください。
カランバカ/カストラキ泊
7 カランバカ/カストラキ
(メテオラ観光)
約4時間 午前、世界遺産メテオラの修道院群を徒歩で訪れます(徒歩約4時間)。奇岩群の上に造られ、美しい壁画が残るメガロ・メテオロン修道院とアギオス・ニコラオス修道院を見学します。午後は、カランバカの街の散策へご案内します。
カランバカ/カストラキ泊
8 カランバカ/カストラキ
アテネ

18:05発
専用車にてアテネへ(約6時間)。途中、エーゲ海を望む海岸線沿いのレストランでシーフードの昼食。その後、アテネ空港へ。着後、航空機にてドバイへ。
機中泊
9 ドバイ
ドバイ
東京
ドバイ
大阪

23:35着


02:40発
17:35着


03:00発
17:15着
ドバイ着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝6/昼6/夜6:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:エミレーツ航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) 不要です。旅券の残存期間は、ギリシャ出国時90日以上必要です。
気候・服装 ギリシャは地中海性気候に属し、一年を通して温和で乾燥し、過ごしやすい気候です。日中は日差しが強く、帽子やサングラス等の日よけ対策が必要です。トレッキング中は、天候が変わりやすく、曇天や雨天の日には、朝晩の気温は3~8度位まで下がります。フリースや薄手のダウンジャケット等の防寒着もお持ちください。雨が降ることもありますので、上下セパレート式の雨具は必ずお持ちください。靴は防水性のある履き慣れたハイキングシューズやトレッキングシューズが最適です。
利用予定ホテル 日程および下記のホテルリストをご覧ください。
■アテネ:クリスタル・シティ、アテナイズ、アドリアン、セントラル、イアテニス、アリポス、アニロス、アクロポリス、ミュージアム、プラカ、ラストラーダ、ゴールデンシティ、カンティア、アマゾン、アクリオン、アリオン、アリス、ベストウェスタン、アタロス
■リトホロ:ゼニオス・ディアス、マイロト
■カランバカ:メテオリティス、ファミッシ、カストラキ、セントラル、オディセオン、イルダノス、オルフェアス、カイキス、アレクシウ、ピネアス、エレナ、ツィケリ、アルコンティコ
荷物について スーツケースでのご参加が可能です。登山中に背負う小型ザック(20~40リットル程度)をご準備ください。また、日程3日目の夜にリトホロにて2泊3日分の荷物が入るバッグに詰め替えます。2泊3日分の荷物が入るバッグは各自でご用意ください。バッグはラバが山小屋まで運びます。預けるバッグは、5kg以内に納めてください(寝袋・インナーシーツ、登攀具、着替えなど)。スーツケースは、鍵をかけて日程4日目の朝にリトホロのホテルに預け、日程6日目の下山後にホテルに立ち寄って受け取ります。
山小屋での宿泊について 山小屋では大部屋となり、シャワー・トイレは共同となります。部屋は原則、男女別ですが、混み具合によっては男女混合になる場合もあります。シャワーは水シャワーのみとなり、備え付けのタオルはありません。2段ベッドに寝具は備え付けの毛布(1人2枚)を利用します。毛布を利用の際は、インナーシーツが必要なためご持参ください。インナーシーツの代わりに、夏用の寝袋をご持参いただいても結構です。インナーシーツも寝袋もお持ちでない方には弊社で寝袋を有料(8,000円)で貸し出しいたします。
ミティカス・ピーク登頂について ミティカス・ピークを登るには、通常のコースタイムで歩くことのできる体力・スピードに加え、岩場歩きの経験が必要です。また、安全確保のため、ヘルメットとハーネスを装着し、ガイドとロープを繋いで登ります。ガイド1名が2名~4名をロープで確保します。なお、ミティカス・ピークに向かうかどうかの最終判断は、同行の登山ガイドと添乗員が皆さまの足並みをみて判断いたします。ご理解とご協力をお願い致します。
登攀具の持参について 登山用ヘルメット、ハーネス、安全環付きカラビナ2枚をご持参ください。お持ちでない方には有料(10,000円)で貸し出しいたします。レンタルの登攀具は、日程4日目の山小屋到着時にお渡しいたします。なお、ご出発前からミティカス・ピークには登らず、スコーリオ・ピークのみ登頂の方は、登攀具の持参は不要です。
運動割増保険について 通常の海外旅行傷害保険のほか、運動割増保険に必ずご加入いただく必要があります。予めご了承ください。なお、ご出発前からミティカス・ピークには登らず、スコーリオ・ピークのみ登頂の方は、運動割増保険の加入は不要です。
観光について 宗教行事等の現地事情により一部の修道院などで観光できないことがあります。

メールでのお申し込み・お問い合わせ 予約希望・お問い合わせ
旅行企画・実施 株式会社 西遊旅行
観光庁長官登録旅行業第一種607号 
日本旅行業協会正会員
東京都千代田区神田神保町2-2 共同ビル神保町3階
お電話でのお申し込み・お問い合わせ
0120-811-391 [ 営業時間:月~金10:00~18:00 ]
携帯電話・公衆電話の方はこちら
  • 東京

    03-3237-1391
  • 大阪

    06-6367-1391

営業時間外に受信したメール・FAX・郵送など
でのご連絡は、翌営業日扱いとなります。