ツアーのポイント
ポイント 巡礼者に最も人気のある
「フランス人の道」完全踏破を目指すパート4
先ずはレオンを出発した後、メセタ(乾燥高原)を歩き、「赦しの門」があるビジャフランカ・デル・ビエルソを目指します。「赦しの門」は、サンティアゴに辿り着けなくても神に認められ、天国に迎え入れられると考えられた場所で、中世の巡礼者の心の支えとなりました。ここまで来ると「フランス人の道」最後のガリシア州は近く、巡礼路が乾いた大地から少しずつ緑ある様相へ変わっていきます。
ポイント セブレイロ峠からケルト文化の香るガリシアへ
フランス人の道約800㎞の最後の難所・セブレイロ峠を越えるとガリシア州です。これまで歩いてきたカスティーリャ・イ・レオン州の内陸性気候とは異なり、海洋性気候のため豊かな森が巡礼路に残っており、巡礼者を優しく包みます。サンティアゴ大聖堂までラスト114㎞のサリアでパート4のゴールを迎えます。
ポイント ホテル泊、荷物送迎付きで快適に歩く
歩き疲れた体をゆっくり休めていただけるよう、巡礼宿ではなくホテルをご用意。また、スーツケースなどは荷物車が運ぶので、巡礼中は最低限の荷物で歩くことができます。


COLUMN 「フランス人の道」完全踏破を目指すパート4
パート3のゴールであるカスティーリャ・イ・レオン州のレオンからパート4のゴールであるガリシア州のサリアへ向かいます。サンティアゴ・デ・コンポステーラまでラスト114㎞の地点にあたります。まずは、レオンの街の郊外に出て、メセタ(乾燥高原)を歩き、中世からの難所・イラゴ峠を2日かけて越え、ビジャフランカ・デル・ビエルソの「赦し(ゆるし)の門」へ向かいます。その後、フランス人の道約800㎞の最後の難所・セブレイロ峠を越えるとガリシア州です。これまで歩いてきたカスティーリャ・イ・レオン州の内陸性気候とは異なり、海洋性気候のため豊かな森が巡礼路に残っており、巡礼者を優しく包みます。サンティアゴ大聖堂までラスト114㎞のサリアでパート4のゴールを迎えます。

【現地で手に入る巡礼アイテム】
巡礼手帳 (クレデンシャル)宿や食堂でスタンプを押していく巡礼手帳。現地でプレゼントいたします。




COLUMN 中世から現代に至るまで巡礼者を苦しめてきたイラゴ峠
巡礼者たちが、中世に「マーキュリーの丘」と呼んでいたイラゴ峠。伝説では、ローマ時代、旅の守護神マーキュリーに捧げる石が積み上げられてできた丘だといわれています。夏でも寒く、中世から現代に至るまで巡礼者を苦しめてきたイラゴ峠へは2日かけて挑みます。途中、巡礼者が道中の無事を祈って自分の名前を書いた石を投げた「鉄の十字架」も通ります。イラゴ峠越えを克服し、聖地サンティアゴへ向かうプロセスも完全踏破の醍醐味の一つ。カスティーリャからの景観の移り変わりも楽しみながら、巡礼路を一歩づつ踏みしめ、乗り越えていきましょう。




COLUMN「フランス人の道」最後の難所・セブレイロ峠を越えてガリシアへ
フランス人の道約800㎞の最後の難所・セブレイロ峠も2日かけて挑みます。ビジャフランカの町を出てレオン県最後の村ラ・ラグーナ・デ・カスティージャを過ぎれば、森は視界の開ける尾根道へ変わり、清々しい木々の緑が目と心を癒してくれます。ガリシア州への入口の石碑を見つけたら、後は一気に登り詰めて、ガリシア州の玄関口・標高1,300mのセブレイロ峠の頂上に到着です。天空の村・セブレイロのサンタ・マリア教会では、ユニークなどんぐりお目々の聖母子像に出会うことができます。


COLUMN ビジャフランカ・デル・ビエルソの「赦しの門」
中世、巡礼の道中は安全ではなく、病気などにより多くの巡礼者が道半ばで命を落としました。また、現在より降雪量が多く、雪解け水によってセブレイロ峠などが数年間閉ざされることもあり、ビジャフランカで巡礼を断念せざるを得ないこともあったと言います。「赦しの門」は、ここまで来ればサンティアゴに辿り着けなくても神に認められ、天国に迎え入れられると考えられた場所で、巡礼者の心の支えとなりました。「赦しの門」の前で、人生を賭けて聖地サンティアゴを目指した中世の巡礼者に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

COLUMN 【連続参加可能コース】サンティアゴ巡礼完全踏破パート3
カスティーリャの大地を歩き、古の都レオンへ
「完全踏破パート3 カスティーリャの大地を歩き、古の都レオンへ」からの連続参加が可能です。日程・料金などの詳細はお問い合わせください。

出発日と料金
2023年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
10月01日(日) ~ 10月14日(土)連続参加可能コース |
14日間 | 698,000円 | ![]() |
発着地 | 東京・大阪発着 | 最少催行人員 | 6名(12名様限定) ・添乗員同行 |
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燃油サーチャージ | 78,000円(6月1日現在の見込み) | ||
一人部屋追加代金 | 74,000円 | ||
連続参加の料金 | ■パート3+パート4:1,160,000円(9/23~10/14 ※22日間) | ||
ビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
コース難易度
体力 | ![]() |
歩きやすいルートが続きますが、長距離を連日歩くことができる十分な基礎体力が必要です。 |
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高度 | ![]() |
高山病の心配はありません。 |
宿泊 | ホテル 11泊 レオン以外は中級クラス・地方の小さなホテルとなります。 | |
荷物 | 中型サイズ以下のスーツケースでご参加ください。宿から宿へ荷物を運送しますので、1日に背負う荷物は巡礼路歩き用のデイパックのみです。 |
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
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1 | 東京
大阪 |
22:30発 23:45発 |
空路、東京・大阪よりそれぞれアラブ首長国連邦のドバイへ。 ※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、ドバイにて合流します。 機中泊
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2 | ドバイ
ドバイ ドバイ マドリッド マドリッド レオン |
04:10着 04:50着 07:40発 13:25着 14:30発 18:00着 |
ドバイ着後、航空機を乗り換えて、スペインの首都マドリッドへ。着後、専用車にてカスティーリャ・イ・レオン州の街レオンへ。
レオン泊
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3 | レオン (ビジャダンゴス・デル・パーラモ) |
約5時間 | ●サンティアゴ巡礼(約5時間) レオンからべルネスガ河を渡り、緩やかに登りながらトラバッホ・デルカミーノへ。その後、国道脇を歩き、ビジャダンゴス・デル・パーラモへ。 ※ビジャダンゴス・デル・パーラモは宿泊施設が限られるためレオンまで専用車で戻り宿泊します。 レオン泊
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4 | レオン ビジャダンゴス・デル・パーラモ アストルガ |
約7時間 |
●サンティアゴ巡礼(約7時間) 朝、専用車でビジャダンゴス・デル・パーラモへ移動します。 その後、緑の大地を歩き、サンティバーニェス・デ・バルデイグレシアスからの山越えを経て、アストルガの街へ。 アストルガは古代より交通の要所として栄え、名物のチョコレートとガウディの建てた司教館が有名です。 アストルガ泊
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5 | アストルガ (ラバナル・デル・カミーノ) |
約7時間 | ●サンティアゴ巡礼(約7時間) アストルガの街を出て、イラゴ峠に向けてひたすら登り、ラバナル・デル・カミーノへ。 ※ラバナル・デル・カミーノは宿泊施設が限られるためアストルガまで専用車で戻り宿泊します。 アストルガ泊
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6 | アストルガ ラバナル・デル・カミーノ (アセーボ) |
約5時間 |
●サンティアゴ巡礼(約5時間) 朝、専用車でラバナル・デル・カミーノへ移動します。 引き続き、イラゴ峠に向けて登り、巡礼者が道中の無事を祈る「鉄の十字架」を経てイラゴ峠を下り、アセーボへ。 ※アセーボは宿泊施設が限られるためアストルガまで専用車で戻り宿泊します。 アストルガ泊
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7 | アストルガ アセーボ ポンフェラーダ |
約5時間 |
●サンティアゴ巡礼(約5時間) 朝、専用車でアセーボへ移動します。 引き続き、イラゴ峠を下ります。モリナセカへ下りきった後、葡萄畑の中を歩き、ポンフェラーダへ。 ポンフェラーダ泊
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8 | ポンフェラーダ ビジャフランカ・デル・ビエルソ |
約6時間 | ●サンティアゴ巡礼(約6時間) ポンフェラーダから、「赦しの門」があるビジャフランカ・デル・ビエルソへ。 ビジャフランカ・デル・ビエルソ泊
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9 | ビジャフランカ・デル・ビエルソ ベガ・デ・バルカルセ |
約5時間 | ●サンティアゴ巡礼(約5時間) フランス人の道完全踏破・最後の難所「セブレイロ峠越え」に2日かけて挑みます。ビジャフランカを出て、しばらく国道脇を歩き、その後山道を登り続けベガ・デ・バルカルセへ。 ※ベガ・デ・バルカルセは宿泊施設が限られるためビジャフランカ・デル・ビエルソまで専用車で戻り宿泊します。 ビジャフランカ・デル・ビエルソ泊
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10 | ベガ・デ・バルカルセ セブレイロ |
約4時間 | ●サンティアゴ巡礼(約4時間) カスティーリャ・イ・レオン州最後の村を経て、セブレイロ峠の頂上に位置し、ガリシア州の玄関口であるセブレイロ村へ。 ※セブレイロは宿泊施設が限られるためトリアカステーラまで専用車で移動して宿泊します。 トリアカステーラ泊
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11 | セブレイロ トリアカステーラ |
約6時間 | ●サンティアゴ巡礼(約6時間) 朝、専用車でセブレイロへ移動します。いよいよ、サンティアゴ巡礼で歩く最後の州、ガリシアを歩きます。セブレイロ村から、サン・ロケ峠・ポイオ峠を越え、尾根道を下り、トリアカステーラへ。 トリアカステーラ泊
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12 | トリアカステーラ サリア サリア レオン |
約5時間 午後又は夕方発 |
●サンティアゴ巡礼(約5時間) ガリシアの深い森の中、小刻みなアップダウンを繰り返し、パート4のゴール・サリアへ。 サリアの町を散策した後、専用車にてレオンへ。 レオン泊
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13 | レオン マドリッド |
07:30発 11:30着 15:20発 |
専用車にてマドリッド空港へ。着後、航空機にてドバイへ。
機中泊
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14 | ドバイ
ドバイ 東京 ドバイ 大阪 |
00:45着 02:40発 17:35着 03:00発 17:15着 |
ドバイ着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝11/昼10/夜11:機内食は除く
- 利用予定航空会社:エミレーツ航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | 不要です。旅券の残存有効期間は出国時に3ヶ月以上、査証欄の余白は2ページ以上必要です。 |
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気候・服装 | 日帰りハイキング用の装備でご参加いただけます。半袖または長袖シャツ程度で過ごせますが、曇天の日や朝晩は冷え込みますのでフリースやウインドブレーカー等の防寒着もお持ちください。雨が降ることもありますので、上下セパレート式の雨具は必ずお持ちください。靴は履き慣れたハイキングシューズ又はトレッキングシューズが最適です。 |
利用予定ホテル | 下記のホテルリストをご覧ください。 ■レオン:シルケン・ルイス、ラ ポサーダ レヒア、バリス、テリィプ、モナスティカ ■アストルガ:ガウディ、アストゥル・プラサ、ヴィア・デ・ラプラタ、シウダー ■ポンフェラーダ:ポンフェラーダ・プラサ、アロイ・プラサ、テンプル・ポンフェラーダ、ビエルソ・プラサ、エル・カスティージョ ■ビジャフランカ・デル・ビエルソ:カサ・メンデス、ラ・プエルタ・デル・ペルドン、プラサ・マヨール ■トリアカステーラ:コンプレソ・ハコベオ、イベリク・トリアカステーラ、ダヴィド、ダヴィス、シモン、オルガ |
宿泊について | 場所によって部屋数に限りがありますので、近郊の宿泊地になったり、又は分宿、御一人部屋をお取りできない場合があります。その場合は変更補償金の対象外とさせていただきますが、生じた差額は返金いたします。 |
日程について | 巡礼路歩きは天候などの状況によりルートを変更したり、中止する場合もあります。 |
観光について | 見学する教会は宗教施設のため、ミサなどが行われる際に内部に入場できないことがあります。その場合は外観観光となります。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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世界遺産
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路