ツアーのポイント
ポイント 青蔵高原に聳える6,000m峰に登頂
12日間という短期間で挑戦可能な6,000m峰登山です。高所登山経験を積みたい方や、初めての6,000m峰登頂にも最適です。
ポイント 景色を楽しみながら歩かずにベースキャンプへ
B.C.までは、専用車にてアクセスすることができ、体力を温存できます。道中は、青海湖やツァイダム盆地の広大な景色を眺めながら、高所順応をしつつ移動します。崑崙山峠を越えるとB.C.に到着です。
COLUMN 玉珠峰（6,178m）登頂ルート概要
STEP1 石の積もったなだらかな道を、時々西南氷河から流れる小川を渡渉しながら進みます。
STEP2 氷河のサイドモレーンの脇から南尾根に取り付き、急登を登ります。状況によって強風が予想され、積雪によってはこの時点でアイゼン歩行が必要になる場合もあります。
STEP3 5,600mのC1に宿泊。夕食・朝食共に簡単な食事をとります。−10℃以下の寒さと強風が予想されます。
STEP4 ヘッドライド・ハーネス・アイゼン等を装着して、山頂に向かって急登を登ります。次第に傾斜が増していき、5,900m付近になると40度近い斜面になります。事前に設置されたロープにユマールを通して登り、頂上へ。
用意する装備について
■登山靴：保温性の高い冬用登山靴。アイゼン装着が容易なもの。 ■アイゼン：10本爪以上■ストック、ピッケル：基本的にはストックが便利。滑落停止目的を含め、状況によってピッケルと使い分けます。 ■ハーネス、安全環付カラビナ2枚、カラビナ1枚、ユマール1つ、180cmのテープスリング1本：基本アンザイレンはしませんが、状況によって必要になる場合もあります。 ■ヘルメット、ゴーグル ■防寒着：オーバージャケット・ズボン等、−20℃を想定したもの
※登攀器具を使用するため、通常の海外旅行保険のほか、山岳割増保険へのご加入が必要です。
C1（5,600m）にて
ナキウサギ
専属コックが常駐COLUMN 万年雪をたたえる玉珠峰（6,178m）
現地では“ユイチュ”と呼び、モンゴルの言葉では「美しく危険な少女」という意味をもつ玉珠峰（ぎょくじゅほう）。東西に約2,500km延びる大山脈である崑崙山脈東部に佇み、中国小説「封神演義」では仙人が住んでいるという伝説がある山です。ゴルムドを出発後、玉珠峰の北から南側へ西廻りで向かいます。車窓からは、美しい玉珠峰の姿がだんだんと角度を変えながら見えてきます。そして麓のベースキャンプへ向かい、自らの足で頂上を目指します。
B.C.への道中に見えてきた玉珠峰
広がった山頂の空間
ユマール 、アイゼン歩行訓練出発日と料金
| 2020年 出発日～帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
|---|---|---|---|
| 07月19日(日) ～ 07月30日(木) |
12日間 | 628,000円 |  |
| 08月16日(日) ～ 08月27日(木) |
12日間 | 628,000円 |  |
| 発着地 | 東京発着 | 最少催行人員 | 7名（11名様限定）・添乗員同行 |
|---|---|---|---|
| 燃油サーチャージ | 5,000円（12月5日現在の見込み） | ||
| 一人部屋追加代金 | 35,000円（テント泊除く） | ||
| 国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 | ||
| プライベートポーター | 63,000円（B.C.～B.C間、玉珠峰登山のみ、必要最低限のもの。5kg程度、チップ込み） | ||
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 少人数限定コースのため再利用割引・特別割引はありません。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
コース難易度
| 体力 |  |
（＋特殊技術） 氷河上、雪渓の斜面でのアイゼン歩行や急登が続きます。10時間に及ぶ高所登山ですので十分な体力が必要です。 |
|---|---|---|
| 高度 |  |
最高宿泊高度は5,600m、最高到達地点は6,178mですので高山病の影響が十分に予想されます。5,000m以上の高所経験が必須です。 |
| 宿泊 | テント4泊 設営はすべてスタッフが行います。テント場は整備されていますが、十分な寒さ対策が必要です。防寒対策とトラブル発生時に早期対応ができるようにテント泊は原則男女相部屋となります。B.C.は2名、C1は3名で1張になります。 | |
| 荷物 | 中型サイズ以下のスーツケースでご参加ください。またベースキャンプ滞在時用の荷物が入るバック（3泊4日分）とC1に運ぶ用のバック（3kg程度）をご用意ください。C1へ運べる荷物は必要最低限のものに限られています。荷物は西大灘で詰め替えます。ハイキング中はデイパックをご用意ください。 | |
ツアー日程表
| 地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京 中国内都市 |
午前又は午後発 | 空路、東京より直行便又は経由便で中国内都市へ。着後、ホテルへ。
中国内都市泊
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| 2 | 中国内都市 西寧 西寧 青海湖畔 |
朝発 昼着 約3時間 |
空路、航空機にて青海省の省都・西寧（2,275ｍ）へ。着後、専用車で中国最大の塩湖・青海湖畔（3,200m）へ。着後、高所順応を兼ねて湖畔の散策をお楽しみください。
青海湖畔泊
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| 3 | 青海湖畔 ゴルムド |
08：30発 18：00着 |
専用車にて、ゴルムドへ。ツァイダム盆地に入ります。道中では、展望の良い地点（約4,000m）にて高所順応を兼ねた散策をします（約1～2時間）。
ゴルムド泊
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| 4 | ゴルムド 西大灘 （崑崙山峠） |
08：30発 12：00着 |
専用車にて、玉珠峰北面の展望地である西大灘（約4,100m）へ。昼食後、高所順応のため崑崙山峠（4,767m）へ訪れて散策（1～2時間）し、再び西大灘へ戻ります。
西大灘泊
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| 5 | 西大灘 玉珠峰B.C. |
09：00発 11：00着 |
専用車にて、崑崙山峠（4,767m）を越えて玉珠峰B.C.（5,050m）へ。着後、高所順応を兼ねて周辺を散策します。（1～2時間）
テント泊
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| 6 | 玉珠峰B.C. （高所順応登山） |
3～4時間 | ●高所順応トレッキング（3～4時間） 午前中、装備の全体チェック。午後、西南氷河の舌端（約5,300m）まで行きアイゼン歩行とユマールの実践確認をします。その後、B.Cへと戻ります。 テント泊
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| 7 | 玉珠峰B.C. 玉珠峰C1 |
約5時間 | ●玉珠峰登山（約5時間） 玉珠峰南部の尾根に取り付き、尾根上のC1（約5,600m）へ登ります。 テント泊
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| 8 | 玉珠峰C1 玉珠峰登頂 玉珠峰B.C. |
9～11時間 |
●玉珠峰登頂（往復9～11時間） 夜明け前にC1を出発し、山頂（6,178m）を目指します（約5時間）。晴れていれば、山頂から360度の景色をお楽しみいただけます。その後、往路を下山して、C1を経由しB.C.まで戻ります。（約5時間） テント泊
|
| 9 | 玉珠峰B.C. ゴルムド |
10：00発 15：00着 |
専用車にて、往路をゴルムドへ。
ゴルムド泊
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| 10 | 予備日 | 登頂予備日。予定通りの場合は終日、自由行動。
ゴルムド泊
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|
| 11 | ゴルムド 西寧 西寧 中国内都市 |
約8時間 夕方又は夜発 |
早朝、列車にて西寧へ。着後、空港へ。航空機にて、中国内都市へと向かいます。着後、ホテルへ。
中国内都市泊
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| 12 | 中国内都市 東京 |
午前発 | 専用車にて空港へ。着後、直行便又は経由便で、帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数：朝11／昼10／夜11：機内食は除く
- 利用予定航空会社：全日空、中国国際航空、中国東方航空、四川航空
ご案内とご注意
| 査証（ビザ） | 不要です。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月以上必要です。 |
|---|---|
| 気候・服装 | 年間を通じて降雨量の少ない乾燥地域です。日中は長袖シャツの上に、フリースや雨具の上下が最適です。ベースキャンプの朝晩はマイナス5℃以下、山頂へのアタック時を含めて、C1以上では−20℃まで冷え込むことがあります。オーバージャケット・ズボン等、厳冬期の山を想定してご準備ください。靴は保温性の高い雪山用の登山靴をご用意ください。 |
| 利用予定ホテル | パンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
| 高山病について | 高山病の影響が十分予想されるコースですので、ご参加の方全員に健康診断書のご提出をお願いしております。高山病対策として、添乗員がパルスオキシメーター（血中酸素飽和度測定装置）、および携帯加圧装置を携行し、現地で酸素ボンベを用意します。 高山病についてのご注意と取り組み |
| トレッキングについて | 川沿いの道、岩場、雪上など決して足場が良い場所とはいえません。足場の悪いトレイルを連続して歩くことのできる十分な体力が必要な健脚向けのコースで、5,000m峰登山の高所経験、基本的なテント生活経験のある方が対象です。積雪のある状況下で登る可能性が高いため、雪質・斜度を問わずアイゼン・ピッケル・ユマールが確実に利用できることも必須です。 |
| 宿泊について | トレッキング中はテント泊となり、寝袋（厳冬期用）が必要です。厳冬期ではない寝袋（冬用）であれば、弊社より有料（6,000円）で貸し出しいたしますが、可能であればご自身でご用意ください。 |
| 海外旅行保険について | ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。 |
| 運動割増保険について | 通常の海外旅行傷害保険のほか、運動割増保険に必ずご加入いただく必要があります。予めご了承ください。 |
| 旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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