ツアーのポイント

ポイント 世界中のトレッカーが憧れるオーバーランド・トラック

オーバーランド・トラックは、タスマニア島中心部に位置するクレイドル・マウンテン/セント・クレア湖国立公園を北から南に縦断する全長65kmのトレイルです。トレイルと山小屋以外、人の手が入っていない原生地域を5泊6日かけて歩きます。切り立った岩峰や手付かずの冷温帯雨林など毎日が変化に富んだ風景との出会いの連続です。世界中のトレッカーが一度は歩きたいと憧れるトレイルを歩ききる充実感は、他には得難い貴重な体験となることでしょう。

ポイント 快適な山小屋(ロッジ)利用 少人数限定特別企画

概ね900mから1,500mの標高を歩くオーバーランド・トラックは、11月から3月がシーズンです。山小屋(ロッジ)の部屋数の関係で、最大でも11名様までとなる少人数催行です。ぜひ、お早めにお申し込みください。

ポイント タスマニアの原生林と固有の動物たちとの出会い

タスマニア島に残る原生林やそこに生息する動物の多くはオーストラリアの固有種です。オーバーランド・トラックでは、ボタングラスの草原やユーカリの木々、南極ブナなどの太古の森が広がります。またトレッキング中には、ワラビーやウォンバット、ハリモグラなどの野生動物と出会うチャンスもあります。

森の中に溶け込むペリオン・ハット(トラック3日目)
トレイル脇に現れたハリモグラ(トラック3日目)
訪問する
世界遺産

タスマニア原生地帯(クレイドルマウンテン/セント・クレア湖国立公園)

COLUMN 快適な山小屋(ロッジ)に滞在・万全のサポート
タスマニア屈指のトレイルを歩く

万全のサポート体制

オーバーランド・トラックは、経験豊富なガイド同行による万全のサポートでタスマニア島の大自然を満喫できるトレイルです。入山前日に、ガイドによる事前説明会や装備類のチェックを行います。よく手入れされた各山小屋(ロッジ)は、清潔で気持ちよくお過ごしいただく事が可能です。スーツケースなど不要な荷物は、出発前に宿泊するローンセストン近郊にある事務所兼宿泊施設のレッド・フェザー・インに預けていきます。

出発前に渡されるシーツと入域許可証
マウント・オッサの岩峰に立つ同行ガイド
快適な山小屋(ロッジ)に滞在

オーバーランド・トラックでは、個室(相部屋)が6部屋、最大12名が宿泊できる山小屋(ロッジ)を利用します。温水シャワー、水洗トイレ、共同スペースにUSB充電を完備。環境に配慮した液体石鹸も準備されており、シャンプー、リンスとして使用できます。寝具は備え付けのものを利用し、現地で配布するシーツのみ各自でお持ちいただきます。また、洗濯場と乾燥室もあり、最小限の着替えのご用意でトレッキングが可能です。トレッキング中に背負う荷物の標準的な重量は8kg前後で、日本からは25リットルから45リットル程度のザックをご準備ください。

快適な山小屋(ロッジ)バーンブラフ・ハット
清潔なダイニングでの夕食風景
トレッキング中のお食事も充実

山小屋(ロッジ)での食事は同行ガイドが調理します。朝は香ばしい香りの焼き立てパン。昼食は新鮮なサラダにパン、サンドイッチ、パスタなどをタッパーに入れて、毎朝出発時にお渡しいたします。夕食は、食前のスナックから始まり、ガイド特製の肉料理や魚料理、リゾット、パスタなどに加えて、食後にはデザートもあり、毎日楽しみの連続です。さらにはワインがストックされており、無料で夕食と共にお楽しみいただけます。

ガイド特製の食事も楽しみのひとつ
夕食例:ラム肉のラグーソース

COLUMN 古代の大陸から生き延びた動物たち

今から2億年前、地球上には超大陸と呼ばれたパンゲアという大陸ひとつしかありませんでした。1億8000万年前頃にパンゲアは北のローラシア大陸、南のゴンドワナ大陸に分かれ、オーストラリア大陸から分離したタスマニアはこのゴンドワナ大陸の一部でした。そのため、かつてゴンドワナ大陸にルーツを持つ動植物を、現在のタスマニア島で観察することができるのです。古い時代に大陸から分離したため、タスマニアにしか生息しない固有の動植物も多くみられます。特異な自然とそこに生きる野生動物との出会いにぜひご期待ください。

ベネットワラビーの親子
人気者のウォンバット
愛らしいタスマニア・デビル(トロワナ野生動物園)

出発日と料金

2025年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
01月14日(火) ~
01月23日(木)
10日間 928,000円
01月20日(月) ~
01月29日(水)ご好評につき追加設定
若井崇嗣(大阪支社)同行
10日間 928,000円
発着地 東京発着 最少催行人員 8名(11名様限定) ・添乗員同行
燃油サーチャージ 不要(7月5日現在の見込み)
一人部屋追加代金 38,000円(ローンセストンとメルボルンの2泊のみ)
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。

コース難易度

体力 危険な個所はなく、良く整備されたトレイルを歩きます。普段から山歩きをされている方でしたらご参加いただけますが、8kg程度の荷物を背負い、天候に関わらず、毎日約4時間から約9時間を6日間歩き続ける体力が必要です。
高度 高山病の心配はありません。
宿泊 ホテル3泊、山小屋(ロッジ)5泊。山小屋は男女共同の相部屋になる場合もあります。山小屋は備え付けの寝具があるので、寝袋の持参は不要です。
荷物 日本からスーツケースでご参加いただき、ローンセストン近郊のレッド・フェザー・インで荷物を詰め替え、不要な荷物は預けていきます。トレッキング中は5泊6日分の着替えと現地渡されるシーツなどの荷物をご自身でお持ちいただきます。25リットル~45リットル程度のザックをご準備ください。

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京 19:20発 空路、東京よりカンタス航空の直行便でメルボルンへ。
機中泊
2 メルボルン
メルボルン
ローンセストン
ローンセストン近郊
07:45着
午前発
午前着
メルボルン着後、国内線に乗り換えタスマニア州北部の都市ローンセストンへ。着後、専用車にてローンセストン近郊にあるオーバーランドトラックの事務所兼宿泊施設のレッド・フェザー・インへ(約30分)。夕刻、翌日からのオーバーランド・トラックの事前説明会に参加します。
ローンセストン近郊:レッド・フェザー・イン泊
3 ローンセストン近郊
ワルトハイム
バーンブラフ・ハット

約7時間
朝、送迎バス(混乗)でクレイドル・マウンテン/セント・クレア湖国立公園のワルトハイム(930m)へ(約2.5時間)。
●オーバーランド・トラック1日目(約7時間/11km)
森を抜け、ダブ湖とクレイドル・マウンテンを望むマリオンズ展望台(1,223m)へ。その後、特異な山容の岩峰バーンブラフ(1,559m)を正面に気持ちの良い草原を進み、バーンブラフ・ハット(1,080m)へ。
バーンブラフ・ハット:山小屋泊
4 バーンブラフ・ハット
パインフォレストムーア・ハット
約6時間 ●オーバーランド・トラック2日目(約6時間/12km)
クレイドル・マウンテンとバーンブラフの両峰を背に湿地帯の木道を進み、冷温帯雨林の樹林帯に建つパインフォレストムーア・ハット(980m)へ。
パインフォレストムーア・ハット:山小屋泊
5 パインフォレストムーア・ハット
ペリオン・ハット
約5時間 ●オーバーランド・トラック3日目(約5時間/10km)
ペリオンウェスト(1,560m)を右手にボタングラスの草原から、常緑の南極ブナ(マートル・ビーチ)などが生い茂る太古の森を緩やかに下り、ペリオン平原に建つペリオン・ハット(900m)へ。
ペリオン・ハット:山小屋泊
6 ペリオン・ハット
(マウント・オッサ登頂)
キアオラ・ハット
約9時間 ●オーバーランド・トラック4日目(約9時間/14km)
マウント・オッサとペリオンイースト(1,433m)の間に位置する眺めの良いペリオンギャップ(1,126m)へ。天候など条件が許せば、ここからタスマニア最高峰マウント・オッサ(1,617m)を往復します。山頂からは原生林や氷河が造り上げた地形といったタスマニアの素晴らしい大自然のパノラマが広がります。その後、ペリオンギャップに戻り、ユーカリの林を抜け、キアオラ・ハット(850m)へ。
※ペリオンギャップからマウント・オッサ往復をせずに直接キアオラ・ハットへ下る事も可能です。その場合は、ペリオン・ハットからキアオラ・ハットまで約4時間/9kmの行程です。
キアオラ・ハット:山小屋泊
7 キアオラ・ハット
ウィンディリッジ・ハット
約5時間 ●オーバーランド・トラック5日目(約5時間/11km)
ダルトン・フォールやファーガソン・フォールといった豪快な滝を眺めながら、曲がりくねったマーセイ川に沿って進みます。樹齢2,000年を超える杉(キングビリー・パイン)が残る美しい太古の森の中をウィンディリッジ・ハット(850m)へ。
ウィンディリッジ・ハット:山小屋泊
8 ウィンディリッジ・ハット
ナルシサスベイ
シンシアベイ
ローンセストン
約4時間 ●オーバーランド・トラック6日目(約4時間/9km)
ユーカリの森を抜け、オーストリアで最も深いセントクレア湖を目指します。湖北端のナルシサスベイ(740m)で6日間に渡る65kmのトレイルが終了。ここから小型フェリーで17kmのクルーズを楽しみながら、湖南岸のシンシアベイへ。その後、送迎バス(混乗)でローンセストンへ戻ります(約3時間)。
ローンセストン:グランド・チャンセラー泊
9 ローンセストン
メルボルン
午後発
午後着
午前、専用バスにてトロワナ野生動物園へ。タスマニア・デビルやウォンバット、ワラビーなどを観察します。午後、国内線でメルボルンへ。着後、ホテルの送迎車(混乗)にて空港近くのホテルへ(約10分)。
メルボルン:ベストウエスタン・エアポート泊
10 メルボルン
東京
09:25発
17:40着
空路、メルボルンより直行便にて帰国の途につきます。着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝8/昼7/夜8:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:カンタス航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) オーストラリアETA(電子渡航許可)が必要です(20豪ドル)。ETAの申請にはご本人のスマートフォンと決済のためのクレジットカードが必要となります。催行決定後、申請手続きのマニュアルをお送りします。代行申請を承る場合は、事前にスマートフォンをお持ちになりご来社ください(代行手数料5,500円)。旅券の残存有効期間はご帰国日まで有効なものが必要です。
気候・服装 晴れた日は長袖シャツ程度で過ごせますが、朝晩の冷え込みや急激な天候の変化に備え、薄手のダウンジャケットやフリースなどの防寒着と上下セパレート式の雨具をお持ちください。タスマニアは年間を通じて雨が多い地域です。防水の効いたトレッキングシューズ又は軽登山靴は必須です。
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
健康診断書の提出について オーバーランド・トラック入山日(1月16日)に69歳以上のお客様は、現地へ健康診断書の提出が必要となります。現地のトレッキング会社所定の英文の健康診断書となり、医師のサインが必要です。詳細は、催行決定後に書面にてご案内いたします。
オーバーランド・トラック入山料について オーバーランド・トラックを歩くのに必要な入山料(Overland Track Pass Fees)である285豪ドル(30,000円/2024年5月9日現在)は旅行費用には含まれておりません。催行決定後に別途、ご請求いたします。催行決定後にお取り消しの場合は、ご旅行代金の取消料がかかる以前でもオーバーランド・トラックの入山料はご返金できません。
マウント・オッサ登頂について 高低差は約500m、往復約5時間の行程で特別な登山技術は必要ありませんが、途中足場の悪い岩場や手を使って登る箇所がございます。また、安全上の理由による同行ガイドの判断により、降雨時や強風時にはご案内できない場合があります。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。
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