ツアーのポイント

ポイント ジャワ島の2つの活火山に登る

古くから火の神が住むと崇められてきたブロモ山、青き炎を放つ神秘的なイジェン山、インドネシア・ジャワ島の2つの火山を訪れます。

ポイント ジャワ島・バリ島のジオパーク、ジオスポットを巡る

ジャワ島にあるグヌン・セウユネスコ世界ジオパークの石灰岩地帯や、ムラピ山の噴火遺構、バリ島のバトゥール・ユネスコ世界ジオパークも訪れ、博物館での見学や、周辺の溶岩地帯も訪れウォーキングします。

COLUMN 青き炎を求めてイジェン山に登る

ブルーファイヤーで知られるイジェン山。クレーターからは、硫黄の濃度が高いガスが発生し、炎の温度は360℃を超える高温となっているため、炎が青く見えています。この現象は、日が昇り太陽光が強くなると見えなくなってしまいます。そのため、深夜にホテルを出発し、四輪駆動車で約1時間、イジェン山登山のスタートポイント(標高約1,900m)まで移動します。真っ暗な中ヘッドランプの灯りを頼りに登山開始。約1時間30分~2時間の登山となります。そこからさらに200m程クレーターの中へと下ると(30分)、ブルー・ファイヤーの観察ポイントに到着。暗闇の中、青き光を放つ神秘的な風景をお楽しみください。日が登ると、硫黄が付着した黄色い大地やターコイズブルーのカルデラ湖が姿を現します。

【持ち物リスト】

■トレッキングシューズ又はハイキングシューズ ■ヘッドランプ ■水筒又はミネラルウォーター ■しっかりとした防寒着・手袋・帽子 ■上下セパレート式の雨合羽 ■ガスマスク(現地で貸出しします) ■スキー用ゴーグル等(硫黄ガスが目にしみるのを防ぐもの)

神秘的な青き炎
青き光を放つ神秘的な風景を楽しむ
朝焼けとともに姿を現すカルデラ湖
イジェン山で採掘される硫黄
硫黄が付着した黄色い大地
イジェン山登山

COLUMN インドネシアの3つのジオパークを訪れる

■グヌン・セウユネスコ世界ジオパーク

ジャワ島中南部の典型的な熱帯カルスト地形で、石灰岩で占められています。石灰岩は新第三紀のもので、その下には、後期漸新世から前期中新世の火山起源の砕屑岩、火山性堆積物、海洋堆積物が広がっています。グヌン・セウはインド洋プレート、オーストラリアプレート、ユーラシアプレートの間の活発な沈み込み帯の前に位置しているため、この地域では今も地殻変動が起こっています。180万年前から活発な隆起が起こっており、河川段丘や、ジオパークの南岸に沿った海岸段丘が形成されています。

■イジェンユネスコ世界ジオパーク

ジャワ島の東ジャワ州にあるイジェンユネスコ世界ジオパークには、世界で最も酸性度の高い湖として知られ、美しいターコイズブルーの火口湖を持つ成層火山のイジェン山と、2016 年にユネスコによって指定されたベランバンガン生物圏保護区が含まれます。イジェン山は、バニュワンギ県にまたがる複数の火山群の中の一つです。また火口湖は、火山から放出される塩化水素ガスが水と反応して、pHがほぼ0という高濃度の塩酸が作られるため、塩酸濃度が高くなっています。燃焼している火山ガスが冷えると、湖の周辺に硫黄が堆積するため、硫黄の塊や、加工したお土産も数多く見ることができます。

■バトゥール ユネスコ世界ジオパーク

バリ島北東部に位置するジオパークには巨大なカルデラを持つ標高1717mの活火山・バトゥール山を中心に火山景観が広がっています。29,000 年前と 20,000 年前に発生した 2 回の大噴火により、それぞれ外側カルデラ (古い) と内側カルデラ (新しい) が形成され、その周囲には噴火で流れ出た溶岩が大量に残されています。ツアーでは、溶岩地帯もウォーキングします。

バトゥール ユネスコ世界ジオパーク
ムラピ山をジープで訪問

COLUMN 聖なる火山 ブロモ山

ブロモ山という名前はヒンドゥー教の神ブラフマーに由来すると言われ、古くからヒンドゥー教が信仰されてきたこの地で人々に崇められてきた山です。10世紀から14世紀後半まで、ジャワ島東部にはヒンドゥー教を国教とするマジャパヒト王国が存在したとされます。伝説によると、このマジャパヒト王国の王女ロロ・アンテンは、イスラムへの改宗を拒み、このブロモ山周辺の山間に隠れて暮らしました。その子孫が今でもこのブロモ山周辺に暮らし、ジャワ島の中でこの地域にだけヒンドゥー教信仰が残ったと言われています。

火口を望むクレーターへ登る
"砂の海"と呼ばれる巨大なカルデラの内部

出発日と料金

2025年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
05月16日(金) ~
05月23日(金)ご好評につき追加設定
8日間428,000円
06月13日(金) ~
06月20日(金)
8日間428,000円
発着地 東京発着 最少催行人員 8名(15名様限定)・添乗員同行
燃油サーチャージ 45,000円(11月8日現在の見込み)
一人部屋追加代金 59,000円
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 特別価格コースのため再利用割引等はありません。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
  • 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。


ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1 東京
ジャカルタ
午前発 空路、東京よりインドネシアのジャカルタへ。着後、ホテルへ。
ジャカルタ泊
2 ジャカルタ
ジョグジャカルタ
(ムラピ山)
午前発 午前、国内線にてジャカルタからジョグジャカルタへ。着後、ジョグジャカルタ着後、ムラピ山のジープに分乗し、噴火の被害を伝える博物館噴火用の待避壕跡溶岩地帯ウォークなどを訪れます。
ジョグジャカルタ泊
3 (プナンジャカン展望台)
ブロモ
イジェン

09:00発
18:00着
専用バスにてジョグジャカルタから、スラカルタへ。途中、インドネシアカルスト博物館にて、グヌン・セウユネスコ世界ジオパークに広がるカルスト地形について見学します。
スラカルタ泊
4 (イジェン火山)
イジェン
  専用バスにてスラカルタからブロモへ。途中、世界最大規模の泥火山として知られるシドアルジョ泥火山に立ち寄ります。午後は休養。
ブロモ:ラバ ビュー ロッジ泊
5 (イジェン火山)
イジェン
  朝、暗いうちからホテルを出発し、ジープでプナンジャカン展望台へ。朝日が登るにつれてブロモ山をはじめ、バトック山、セメル山などの山々が姿を現します。その後、“砂の海”と呼ばれる巨大なカルデラへと下り、ブロモ山へ。徒歩にて火口を望むクレーターへと登ります(片道徒歩約30分)。朝食後、専用車にてイジェンへ。
イジェン:イジェンリゾートヴィラ泊
6 (イジェン火山)
イジェン
  深夜ホテルを出発。四輪駆動車にて登山口(約1,900m)へ。ここから登山開始。イジェン山山頂付近(約2,300m)へ(約2時間)。そこから、クレーター内(約2,100m)へと下ります(約30分)。漆黒の闇の中、硫黄ガスが神秘的な青い光を放つブルー・ファイヤーを見学。再び山頂付近へ戻り、朝日が昇った後は、クレーターの外輪よりイジェン山カルデラ湖の展望をお楽しみください。下山後、カタパンの港へ。フェリーにてバリ島へと渡ります。着後、専用バスにて温水プールに立ち寄ります。その後、ウブドへ。
ウブド:ウブド・ヴィレッジホテル泊
7 イジェン
カタパン
デンパサール
  朝、専用バスでバトゥールジオパークへ。博物館、バトゥール山溶岩ハイク(往復約30分)や、世界遺産の中にあるウルンダヌバトゥール寺院も訪れます。その後、バトゥール山を眺めながら、周辺で収穫されているコーヒーで休憩。夕食はシーフード料理をご賞味いただきます。その後、デンパサール空港へ。
機中泊
8 デンパサール
東京
深夜発 空路、東京へ。着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝8/昼 8/夜 9:機内食は除く
  • 利用予定航空会社: ガルーダ・インドネシア航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) インドネシア(e-VOA:50万インドネシアルピア)、代行手数料(5,500円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヵ月、査証欄余白は1ページ以上必要です。
気候・服装 6月のインドネシアは乾季にあたります。沿岸部では夏服で過ごせますが、早朝のブロモ山、イジェン山では5℃位まで気温が下がりますので、しっかりとした防寒着が必要です。また、イジェン山登山にはハイキングシューズやトレッキングシューズもご準備ください。
利用予定ホテル 日程および下記のホテルリストをご覧ください。
ジャカルタ:イビスジャカルタエアポート、ゼストエアポートジャカルタ、リスメンホテル
ジョグジャカルタ:ギャラリー プラヴィロタマン ホテル、アディスタナ ホテル ジョグジャカルタ、アラナジョグジャカルタ
スラカルタ:アストンソロホテル、ザ スナン ホテル ソロ、イビススタイルズソロ、ノボテルソロ
イジェン火山について イジェン火山では健康で片道約2時間~2時間30分のルートを歩くことができる体力が必要です。青い炎を見学する際、地中から火山ガスが噴出しているため、心臓や呼吸器系の疾患のある方はご参加をご遠慮ください。イジェン山は活火山のため、火山活動の度合いにより、訪問時間が変更となったり、写真のような青い炎が見られない場合もあります。また火山活動の活発化などの理由により、入山や火口への立ち入りが禁止されることがあります。その場合、代替の場所へご案内する場合があります。自然現象によって観光内容が左右される可能性があることをご理解の上、ご参加ください
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

メールでのお申し込み・お問い合わせ 予約希望・お問い合わせ
旅行企画・実施 株式会社 西遊旅行
観光庁長官登録旅行業第一種607号 
日本旅行業協会正会員
東京都千代田区神田神保町2-2 共同ビル神保町3階
お電話でのお申し込み・お問い合わせ
0120-811-391 [ 営業時間:月~金10:00~18:00 ]
携帯電話・公衆電話の方はこちら
  • 東京

    03-3237-1391
  • 大阪

    06-6367-1391

営業時間外に受信したメール・FAX・郵送など
でのご連絡は、翌営業日扱いとなります。