ツアーのポイント
ポイント 夢のサハリン~千島列島~カムチャッカ航路を行く
サハリン島から千島列島を経てカムチャッカ半島まで、甲板からの観察はもちろん、海鳥の繁殖する島を小型ボートで訪問し、間近に観察&撮影。トドやキタオットセイ、そしてシャチなど鯨類の観察のチャンスもあります。
ポイント 「海鳥の聖域」中千島へ
海鳥の繁殖の季節の真っただ中。中千島のウシシル島では十分な時間をとり、夕方の帰巣風景、朝、巣にいる様子をたっぷり観察。日没時に帰巣する100万羽を越えるエトロフウミスズメは圧巻です。
ポイント 希少な海鳥と出会う
2019年のクルーズでウミオウムの繁殖が確認されたチリンコタン島、シジュウカラガンが放鳥されエトピリカやウミバトが繁殖するエカルマ島、ツノメドリの繁殖するスタリチコフ島へ。さらに2019年6月に大規模な噴火のあったライコケ島も訪問予定です。
ポイント サハリン島・北知床岬沖のチュレニー島
海況が良ければチュレニー島を訪問。ウミガラス、トドのオホーツク海最大の繁殖地です。
ポイント 海鳥スペシャリストが同行 初心者の方も安心
野鳥観察・撮影のスペシャリスト、ホビーズワールドの吉成才丈氏が同行し、観察・撮影のお手伝いや解説をします。
COLUMN サハリン~千島列島~カムチャッカ航路
サハリン島から千島列島を経てカムチャッカに至る航路を航行します。移りゆく風景を楽しみながら、海鳥の観察&撮影時間も十分に確保。夢の航路を西遊旅行のチャーター船でゆくアドベンチャークルーズです。
※航行予備日を設けていますが、天候・海況に応じて一部日程を変更することがあります。オホーツク海越えの日の天気予報が良くない場合はサハリンのチュレニー島の訪問はいたしません。その場合は他の千島列島の島を訪問するなど臨機応変に対応します。島の訪問に関しては海鳥の繁殖地である中千島の島を一番の目的地として航行ルートを決定いたします。予めご理解の上、お申し込みください。
COLUMN チャーター船「アフィナ号 AFINA」
■総トン数:169トン ■全長:36.15m ■幅:6.2m ■階層:3階 ■巡航速力:10ノット
もともと調査などに利用される船で設備は非常にシンプルですが、千島列島の海域を熟知した船員、ガイドによるクルーズ船です。大型船では接近もできない島近くの海域も航行し、甲板のどこからでも観察・撮影が可能です。アフィナ号でも近づけない海岸や海鳥のコロニーには、小型ゴムボートで接近します。
■お部屋:各キャビンはベッド2つと、クローゼット、小さなデスクのみ、部屋は小さくシンプルな造りで、トイレ・シャワー、洗面所は共同となります。
■電力:電気は24時間ご利用可能、各キャビンにて充電が可能です。
■食事:船内での食事はロシア料理と、新鮮な海産物も取り入れた和食をご用意いたします。
COLUMN クルーズの持ち物・装備について
このコースはサハリン島からスタートし、ペトロパブロフスク・カムチャッキーから帰国するためスーツケースを預けることができません。船のキャビンは十分なスペースがありませんので、日本出発時より60リットル迄の布製のカバンでご参加ください。寒暖の差が激しいため、小型ゴムボートでのクルーズおよび、ウェット・ランディングに備えたしっかりとした準備が必要です。
■かばん:小型ゴムボートでのクルーズでは水しぶきなどで濡れますので、完全防水のリュックをご準備ください。 ■長靴:ウェット・ランディングとその後の散策のために膝下丈位のもので、釣り用などのしっかりとした素材の長靴をご準備ください。 ■防寒着 靴下 :暖かいものを用意、靴用の携帯用カイロも有用です。 下半身:タイツ、暖かいズボン、ゴアテックス素材の防水のズボン 上半身:暖かい肌着、長袖シャツ、薄手のダウンジャケット、ゴアテックス素材の防水の上着 頭部:ネックウォーマー(顔までカバーするもの)、暖かい帽子(耳が隠れるもの) ■サングラス(日除けと防寒) ■手袋:防寒・防水のもの ■双眼鏡:海鳥・動物観察用 ■カメラ:海鳥や動物の撮影には望遠レンズがあると良いでしょう。
COLUMN 観察できる可能性のある海鳥
ウミガラス、ハシブトウミガラス、チシマウガラス、ウミオオム、エトロフウミスズメ、シラヒゲウミスズメ、ウトウ、ケイマフリ、ウミバト、エトピリカ、ツノメドリ、ミツユビカモメ、オオセグロカモメ、フルマカモメ、シロハラトウゾクカモメ、クロトウゾクカモメ、トウゾクカモメ、コアホウドリ、クロアシアホウドリ、シノリガモ、ハイイロウミツバメ、コシジロウミツバメ
出発日と料金
2020年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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07月10日(金) ~ 07月21日(火) |
12日間 | 988,000円 |
発着地 | 東京発着 | 最少催行人員 | 9名(13名様限定)・添乗員同行 |
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燃油サーチャージ | 4,700円(11月6日現在の見込み) | ||
一人部屋追加代金 | 15,000円(ユジノサハリンスク、ペトロパブロフスク・カムチャッキー泊のみ) ※アフィナ号の一人部屋利用は(最大4部屋予定)9泊10日で270,000円 |
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国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
- 利用する船は研究・調査などに使われている小型のクルーズ船です。トイレ・シャワー共同、船内の設備はシンプルで一般の観光用クルーズ船ではありません。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
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1 | 東京 ユジノサハリンスク |
16:50発 21:05着 |
空路、東京よりサハリン島のユジノサハリンスクへ。着後、ホテルへ。
ユジノサハリンスク:ガガーリン泊
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2 | ユジノサハリンスク オホーツクコエ |
14:00発 16:00着 |
午前、ホテル周辺で探鳥及び簡単な市内観光。その後、オホーツクコエへ。アフィナ号に乗船します。
船中泊
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3 | チュレニー島 | 朝、ウミガラス、トドのオホーツク海最大の繁殖地であるチュレニー島を訪問。その後、千島列島へ向けて出航します。
船中泊
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4 | (オホーツク海航路) | 千島列島へ向けて航行。
船中泊
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5 | ウシシル島 | 順調であれば、夕方にヤンキチャ島とリポンキチャ島の2島からなるウシシル島に到着。クレーター湾内では100万羽を越えるエトロフウミスズメの帰巣風景を観察します。
船中泊
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6 | ウシシル島 | 朝、クレーター湾内でシラヒゲウミスズメ、エトロフウミスズメの観察・撮影。その後、スレイドネワ岩礁にてキタオットセイの繁殖地を見学。ウシシル島に戻り、再び帰巣風景を観察します。ウシシル島では秘湯ヤンキチャの温泉もお楽しみください。
船中泊
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7 | ウシシル島 ライコケ島 |
朝、再びウシシル島のクレーター湾内にてシラヒゲウミスズメなどの観察・撮影。その後、2019年6月22日に噴火したライコケ島へ。かつては海鳥の一大繁殖地だったライコケ島の1年後の姿を見学します。
船中泊
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8 | チリンコタン島 エカルマ島 |
朝、チリンコタン島を訪問。岩場に繁殖するウミオウム、ツノメドリなどの海鳥を観察。その後、シジュウカラガンが放鳥されたエカルマ島沿岸をクルーズ。
船中泊
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9 | (航行予備日) | 航行予備日です。予定通りならそのほかの千島列島の島に上陸または小型ゴムボートでの観察クルーズ。
船中泊
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10 | クリル第1海峡 | シュムシュ島、クリル第1海峡を越えカムチャッカ半島の太平洋岸を北上します。
船中泊
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11 | スタリチコフ島 ペトロパブロフスク・カムチャッキー |
スタリチコフ島ではウミバト、ツノメドリなどの観察・撮影。その後、アバチャ湾に入り、ペトロパブロフスク・カムチャッキーへ到着します。
ペトロパブロフスク・カムチャッキー:アバチャ泊
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12 | ペトロパブロフスク・カムチャッキーウラジオストク ウラジオストク 東京 |
10:00発 11:30着 13:20発 14:40着 |
空路、ウラジオストク経由にて帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝11/昼10/夜10:機内食は除く
- 利用予定航空会社:オーロラ航空、S7航空
- 千島列島の船旅の行程は天候や海の上の状況に大きく左右されます。最大限の訪問努力をいたしますが、日程表記載の島の訪問・野生動物や海鳥の観察を保証するものではありません。
ご案内とご注意
査証(ビザ) | ロシアビザセンター手数料(4,500円)、代行手数料(4,400円)、写真1枚。旅券の残存有効期間はロシア出国時6ヶ月以上、査証欄の余白が見開き2ページ以上必要です。 |
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気候・服装 | 上記の持ち物・装備についてをご覧ください。 |
利用予定ホテル | 日程をご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
観光について | クルーズの行程は天候、海上の状況により非常に流動的です。予定している島で小型ゴムボートでのクルーズが実施できない場合があります。天候により内容が大きく左右される船旅であることを予めご理解ください。尚、自然観察ですので、写真や日程表中の動物や鳥が必ずしも見られるとは限りません。予めご了承ください。 |
その他のご注意 | 途中に病院などがないため参加者全員に健康質問書を、必要によっては健康診断書の提出をお願いいたします。また、千島列島における調査研究目的の日本人・ロシア人が一部区間で同乗することがあります。西遊旅行とアフィナ号は移動手段の限られた千島列島での調査研究に協力しておりますので、予めご了承ください。 |
特別許可証について | ロシアの辺境で特別許可を取得するため、ご出発の3ヶ月前までのお申込みでロシア査証を取得する必要があります。これまでは問題なくツアーを運営していますが、政情に左右される地域のため、政府や軍の突然の指示により航路変更させられることも想定されます。 |
海外旅行保険について | ご参加の方には治療、救援費用の項目が無制限の海外旅行保険へのご加入をお願いしております。 |
クルーズ旅行 取消料の規定について |
本コースは旅行全日程の50%以上がクルーズ泊となるコースのため、取消条件が一般のツアーとは異なり、下記の通りとなります。ご旅行お申し込みの際には、海外クルーズ保険を同時にお申し込みされることをおすすめいたします。 <取消日と取消料> ※取消日は旅行開始日の前日から起算します ■120日前~91日前まで ご旅行代金の20% ■90日前~ご出発当日(ご旅行開始前) ご旅行代金の50% ■旅行開始後又は無連絡不参加 ご旅行代金の100% |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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