COLUMN 企画者の声

2020年以降、西遊旅行のパキスタン支店インダスキャラバンではクンジュラブ国立公園を中心とした地域でユキヒョウの観察ツアーを行ってきましたが、2024年よりクンジュラブ国立公園を貫く道(カラコルムハイウェイ)・パキスタンと中国の国境が冬の間も通行可能となり、これまでは10月1日~4月30日まで閉じていた道を冬の間もトラックやバスが往来するようになってしまいました。その影響か、2024-2025シーズンの観察は厳しいものとなりました。3月、ユキヒョウの目撃が多いカイバル村へ行き相談し、村としてユキヒョウ観察のツアーを促進してくれることになりました。カイバル村は、パキスタンにおいてアイベックスとユキヒョウの保護が進んでいる村で、家畜が襲われたらその補償をするシステムを導入し、ユキヒョウとの共存を目指しています。このご案内で使用している写真の多くは2025年2月にカイバル村で撮影されたものです。
ツアーでは、谷にスタッフを置き、動きがあればその場に行く体制を作り行動します。また、カイバル村の「ユキヒョウの道」にカメラトラップを設置し、その動きも記録します。観察が順調であればクンジュラブ国立公園へも足を延ばします。標高4,000m付近では運が良ければオオカミやヒマラヤハゲワシなどの遭遇も期待できます。
ユキヒョウとの共存について学びながら、実際に観察にチャレンジします。一緒にユキヒョウとの出会いを求め、ユキヒョウについて学ぶ旅に参加してみませんか。

COLUMN 観察の可能性がある野生動物、野鳥

ユキヒョウ、アイベックス、アカギツネ、ケープノウサギ、ヒゲワシ、ヒマラヤハゲワシ、ベニハシガラス、キバシガラス、ワタリガラス、カササギ、ユキバト、イワシャコ、ヒマラヤセッケイ、ベニビタイセリン、カワガラス、シンジュマシコ、ヒメサバクガラス

ユキヒョウの足跡(クンジュラブ国立公園・2024年2月)
ユキヒョウ(クンジュラブ国立公園・2025年3月)
ヒゲワシ(カイバル村・2025年3月)
アイベックス(クンジュラブ国立公園・2024年2月)
アカギツネ(クンジュラブ国立公・ 2024年2月)
シンジュマシコ(クンジュラブ国立公園・2024年2月)

出発日と料金

2026年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
01月31日(土) ~
02月14日(土)
15日間 698,000円
02月14日(土) ~
02月28日(土)
15日間 698,000円
発着地 東京・大阪発着
最少催行人員 3名(4名様限定)・
添乗員はイスラマバード発着で同行
燃油サーチャージ 40,300円(4月24日現在の見込み)
一人部屋追加代金 50,000円
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
日本の地方発着 福岡・名古屋・札幌からの地方発着も可能です。詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 相部屋ご希望の場合でも、締め切り時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は御一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
  • 少人数限定コースのため再利用割引・特別割引はありません。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1 東京
バンコク
大阪
バンコク
バンコク
イスラマバード
午前発
午後着
午前発
午後着
午後発
夜着
東京、大阪よりそれぞれバンコクへ。着後、航空機を乗り換えて、パキスタンの首都イスラマバードへ。
※添乗員はイスラマバード空港にてお待ちしています。
※福岡・名古屋・札幌からの出発も可能です。詳細はお問い合わせください。
イスラマバード:ICレジデンシー泊
2 イスラマバード
スカルドゥ
スカルドゥ
カイバル村
朝発

約7時間
朝の国内線でパキスタン北東部のスカルドゥへ。世界第9位の高峰ナンガパルバット(8,126m)の高峰群を望む山岳フライトです。着後、スカルドゥロードを走り、カラコルムハイウェイへ。一路、北上し中国との国境近くのカイバル村(標高約2,700m)へ。
※イスラマバード~スカルドゥのフライトは天候に左右されます。フライトがキャンセルになった場合は、専用車にてギルギットへ向かいます(所要約12時間)。その場合、カイバル村への到着は3日目の午後となります。
カイバル村:フンザヒルガー泊
又はギルギット:カリストホテル泊
3
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12
3~12 カイバル村   計10日間、カイバル村を中心にユキヒョウを探します。滞在中、パキスタン・中国国境のクンジュラブ国立公園へも足を延ばします。ユキヒョウの他、アイベックス、アカギツネ、ヒゲワシ、イヌワシ、ヒマラヤセッケイなどとの出会いが期待できます。
カイバル村:フンザヒルガー泊
13 カイバル
ベシャム
07:00発
19:00着
専用車にて一気にベシャムまで南下します。
※カラコルムハイウェイのサマルナラ~ダッスーの区間(3時間ほど)はインダス川のダム工事のため移動時間に制限があり、悪路となります。
ベシャム:ベシャムヒルトン泊
14 ベシャム
イスラマバード
イスラマバード
08:00発
13:00着
深夜発
専用車にてイスラマバードへ戻ります。夕食後、空港へ。深夜の便でバンコクへ。添乗員はイスラマバード空港で皆様をお見送りいたします。
機中泊
15 バンコク
バンコク
東京
バンコク
大阪
朝着
午前発
午後着
午前発
午後着
バンコク着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。
  • 添乗員はイスラマバードにて皆様をお迎え・お見送りいたします。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝13/昼13/夜13:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:タイ国際航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) パキスタン(無料)、代行手数料(5,500円)、写真1枚。旅券の残存有効期間はパキスタン入国時6ヶ月以上、査証欄余白は2ページ以上必要です。
気候・服装 イスラマバードからギルギットにかけては日本の冬服で過せます。標高2700mのカイバル村では気温がマイナス10度以下になり、十分な防寒着が必要です。観察の際の服装は、目立つ派手な服装は避けてください(理想は、カーキやベージュなどのアースカラー、カモフラ―ジュです。観察に影響することがありますのでご配慮ください)。ダウン上下、帽子、ネックウォーマー、手袋、防寒ブーツ(歩けるもの)、カイロ(充電式または使い捨て)
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
日程について 2日目にパキスタンの国内線を使用しますが、冬は天候が安定せずフライトキャンセルになることがあります。その場合は陸路移動となり、長時間の移動となることを予めご理解ください。ダッスー~チラスの区間は2つのインダス川のダム工事のため移動時間の制限があり悪路です。
カイバル村での宿泊施設について シンプルな設備のゲストハウスです。部屋にトイレ・シャワーはありますが、冬は水道管が氷るため水道からは水がでず、電気でお湯を作るタンクを利用します。シャワーも出ませんので、バケツにお湯をためてのお湯浴びとなります。部屋には弱い電気ヒーターがありますが、部屋が暖かくなるものではありません。暖かい部屋着、ルームシューズをご用意ください。少しでも快適にお過ごしいただけるように、部屋にカセットガスコロンとやかん、湯たんぽを用意させていただきます。
観察について カイバル村の谷の入り口、水路、山の斜面でユキヒョウを探します。スタッフが別れて捜索し、痕跡やユキヒョウが見つかったら連絡をうけ現場に向かいます。行ける場所まで4WDを利用しますが、場所によっては少し歩くこともあります。滞在中にクンジュラブ国立公園へも足を延ばしますが、道路沿いから野生動物を探しての観察となりますのでほとんど歩きません。
なお、2月はユキヒョウの観察のベストシーズンで、カイバル村のスタッフは精一杯ユキヒョウを見ていただけるように努力をいたしますが、ユキヒョウは観察が保証される野生動物ではないことを予めご理解の上ご参加ください。
撮影について ユキヒョウが観察できた場合、距離は50m~500mほどになります。撮影を目的とされている方は望遠レンズ、三脚をお持ちください。
高山病について 最高宿泊高度は2,700mですが、観察のための到達高度は4,000mを超える場合があります。深い呼吸を心がけるなどご注意ください。高所順応は慎重に行い、水分補給・深い呼吸を心掛けてください。高山病対策として、添乗員がパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)を持参します。
高山病についてのご注意と取り組み
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