ツアーのポイント
ポイント 澄みきった秋のシルクロード大紀行
桃源郷フンザのポプラ、オアシスの並木道、タクラマカン砂漠に点在する胡楊が黄金色に色づき“黄金のシルクロード”が出現する秋だけの特別企画。カラコルム・ハイウェイから天山南路に位置するクチャまで2,000㎞以上を走破します。オアシス都市、亀茲国最大の寺院であるスバシ故城や、古代ウテン国の砦跡マリクワット故城も見学します。
ポイント 3ヶ所で2連泊 長期のご旅行を快適に
フンザや、旅の終盤に訪れるオアシス都市ホータン、クチャの計3ヶ所では2連泊を設けています。長期のご旅行も快適にお過ごしいただけます。
ポイント シルクロードの食を楽しむ
旅の醍醐味は観光だけではありません。フンザの郷土料理や新疆ウイグル自治区のラグメン、羊のケバブ、焼き立てのナンなど、各地でその土地の名物料理をご賞味いただきます。
ケバブ
ラグメンCOLUMN シルクロードを彩る黄金の胡楊
生きて千年、枯れて千年、倒れて千年…「三千年樹」と呼ばれる胡楊は、砂漠の乾燥や極寒、酷暑という厳しい自然を耐え抜くきわめて強い生命力を持つポプラの一種です。中国の胡楊の9割はタリム川河畔に生息します。「砂の中の水」という意味のタリム川の主流はヤルカンドを水源とし、天山山脈から流れてきた川と合流、タクラマカン砂漠の北辺を流れロプノールに注ぎます。砂漠を縦断する道路沿いに立つ胡楊は、毎年秋になると黄金色に染まり美しい景観を呈します。
黄金色の胡楊（砂漠公路道中）COLUMN 黄金の遺跡街道を辿る
古くから東西と南北を結び、文化が行き交う交易路として栄えてきたシルクロード。この道を通じて様々な物や文化が中国へと運ばれましたが、仏教もそのひとつでした。古代シルクロードの隊商路として、最も早く拓かれ栄えた西域南道。敦煌からパミール高原に至る重要な隊商路、天山南路。玄奘三蔵もインドからの帰路で通ったとされるこれらの道には多くの遺跡が点在し、19世紀末から20世紀にかけて数多の探検隊が訪れました。
タキシラ仏教遺跡
ガンダーラ最大の都市タキシラ。都市国家が形成され、クシャーナ朝時代には“一大仏教センター”として栄えました。ギリシャ・ローマの造形とインドの思想哲学を融合させた仏教美術が残っています。
各地に点在する岩絵
カラコルム・ハイウェイ上に残る岩絵は、古代シルクロードを旅した商人や巡礼者が彫ったもの。なかでもチラスやシャティアールのインダス川沿いには、仏教僧が記した仏教関連の岩絵が数多く残ります。
石頭城
中国最西端、タシュクルガンにある城跡。かつては西域36諸国のひとつである蒲犂（ホリ）国の王城で、玄奘三蔵もインドからの帰途立ち寄ったとされています。周囲には壮大なパミール高原が広がります。
奉献ストゥーパの一部（タキシラ）
チラスの岩絵
石頭城の城壁COLUMN 芸術の里メルケトにて ドランムカム鑑賞
ユネスコ無形文化遺産に登録されている、ウイグル族の歌舞演奏「ムカム」。なかでもメルケトのムカムは「ドランムカム」と呼ばれ、他の地域とは異なった迫力のある歌い出しが特徴です。シルクロードの哀愁漂う演奏と、ダイナミックな歌声をお楽しみください。
ユネスコ無形文化遺産ドランムカムを鑑賞出発日と料金
| 2020年 出発日～帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
|---|---|---|---|
| 10月16日(金) ～ 10月30日(金) |
15日間 | 518,000円 |  |
| 10月23日(金) ～ 11月06日(金) |
15日間 | 518,000円 |  |
| 発着地 | 東京発着 | 最少催行人員 | 8名（13名様限定）・添乗員同行 |
|---|---|---|---|
| 燃油サーチャージ | 0円～17,500円（12月5日現在の見込み） | ||
| 一人部屋追加代金 | 73,000円 | ||
| 国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 | ||
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 特別価格コースのため再利用割引・特別割引はありません。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
ツアー日程表
| 地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京 イスラマバード |
朝又は午後発 夜着 |
空路、北京経由又は乗り継ぎにてパキスタンの首都イスラマバードへ。着後、ホテルへ。
イスラマバード：ヒルビュー泊
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| 2 | イスラマバード タキシラ ベシャム |
08：00発 19：00着 |
専用バスにてベシャムへ。途中、ガンダーラ最大の仏教遺跡群タキシラを見学（都市遺跡シルカップ、ジョウリアン僧院址、博物館）。
ベシャム泊
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| 3 | ベシャム チラス |
08：00発 18：00着 |
専用バスにてカラコルム・ハイウェイを北上し、インダス川沿いのチラスへ。途中、シャティアールの岩絵及びチラスの岩絵を訪問。
チラス：シャングリラ・インダスビュー泊
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| 4 | チラス カリマバード |
08：00発 19：00着 |
専用バスにて、フンザ地方の中心地カリマバードへ。途中、ヒマラヤ山脈・カラコルム山脈・ヒンドゥークシュ山脈が一点に集まる三大山脈の合流ポイント、フンザの名峰ラカポシ（7,788m）のビューポイントを訪れます。道中、世界第9位の高峰ナンガパルバット（8,126m）の展望が期待できます。
カリマバード：ダルバール泊
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| 5 | カリマバード （ドゥイカル） （ナガール） （アルチット） |
早朝発 |
早朝、天気が良ければ専用車にてドゥイカル村へ。南側にラカポシ、スパンティーク（7,027m）、北側にフンザピーク（6,270m）やレディフィンガー（5,985m）など朝焼けの高峰群を展望します。その後、フンザ川の対岸ナガールへ。スパンティークやウルタル（7,388m）の展望、ホーパル氷河を見学します｡午後､アルチット村を訪問。また、かつての領主ミールの城・バルチット城、バザールを見学、散策します。
カリマバード：ダルバール泊
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| 6 | カリマバード ススト |
09：00発 15：00着 |
朝、ハセガワメモリアルスクールを訪問。その後、専用バスにて、中国との国境の町スストへ。カテドラルの高峰群、間近にせまるパスーピーク（7,478m）から流れ落ちるパスー氷河など上部フンザ・ゴジャール地区の美しく壮大な景観をお楽しみください。途中、ワヒ族の人々が暮らす村も訪問します。
ススト：PTDC泊
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| 7 | ススト クンジュラブ峠 （国境） タシュクルガン |
08：00発 20：00着 |
専用バスにて、クンジュラブ峠（4,693m）へ。国境を越え、広大なパミール高原を走り、中国側の国境の町タシュクルガン（3,200ｍ）へ。
タシュクルガン泊
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| 8 | タシュクルガン カラクリ湖 カシュガル |
09：00発 18：00着 |
朝、玄奘三蔵も訪れたという石頭城を見学。その後、スバシ峠（4,200m）を越え、中国最西端の町カシュガル（喀什）へ。途中、ムスターグ・アタ（7,546m）やコングール峰（7,719ｍ）の展望が広がるカラクリ湖（3,600ｍ）を訪問。カシュガル着後、市内観光（エイティガールモスク、職人街・旧市街の散策等）。
カシュガル泊
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| 9 | カシュガル メルケト |
10：00発 17：00着 |
専用バスにて、芸術の里メルケトへ。着後、メルケト郊外の農村ヤンタック村を訪れ、世界無形文化遺産であるウイグル族の歌舞演奏「ドランムカム」を鑑賞します。
メルケト泊
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| 10 | メルケト ホータン |
10：00発 17：00着 |
西域南道を東へと向かい、隊商の町ホータンへ。昼食は、ウイグル風ピラフのポロやヨーグルトをご賞味ください。
ホータン泊
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| 11 | ホータン | 終日、ホータン市内及び郊外の観光（ガンダーラ様式の仏像が発見されたラワク（熱瓦克）遺跡、マリクワット故城、ユルンカシュ（白玉河）の河原等）。
ホータン泊
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| 12 | ホータン （砂漠公路） クチャ |
08：00発 21：00着 |
専用バスにて第2砂漠公路を北上し、タクラマカン砂漠を縦断します。どこまでも続く砂丘、美しく波打つ風紋、色付く胡楊などを眺め、タリム川を渡り、天山南路のクチャへ。
クチャ泊
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| 13 | クチャ | 終日、クチャ観光（玄奘三蔵がインドへ向かう途中に立ち寄ったといわれる塩水渓谷、キジル千仏洞、スバシ故城等）。キジル千仏洞では、一般開放窟のほか、特別拝観窟の「音楽洞」として知られる38窟もご覧いただきます。
クチャ泊
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| 14 | クチャ ウルムチ ウルムチ 北京 |
午前発 午後発 |
朝、天山山脈越えフライトにてウルムチへ。着後、航空機を乗り換えて、北京へ。
北京泊
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| 15 | 北京 東京 |
午前発 午後着 |
航空機にて、帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数：朝14／昼12／夜13：機内食は除く
- 利用予定航空会社：パキスタン航空、中国国際航空
ご案内とご注意
| 査証（ビザ） | パキスタン（100円）、代行手数料（4,400円）、写真2枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月以上必要です。中国は査証不要です。 |
|---|---|
| 気候・服装 | 高地や砂漠地帯など、寒暖の差の大きい地域の旅行です。日中は長袖シャツにセーター程度で過ごせますが、朝晩や峠付近では冷え込みますので、セーターやダウンなどの十分な防寒具をお持ちください。 |
| 利用予定ホテル | 日程及びパンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
| 高山病について | 徐々に標高を上げる高所順応しやすい日程ですが、標高3,000mを超える高地や、クンジュラブ峠での手続きに時間がかかる場合は、頭痛など軽度の高山病の症状が出ることがあります。 高山病についてのご注意と取り組み |
| 海外旅行保険について | ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。 |
| 日程について | このコースの大部分は山岳道路を移動するため、天候や道路状況などの予測できない事態により一時的に通行不可能になることがあり、大幅に時間がかかることもあります。その場合は、宿泊地やルートの変更を余儀なくされることがあります。日程を延長せざるを得ないこともありますので、余裕を持ってご参加ください。 |
| 移動について | 新疆ウイグル自治区では、近年各地の検問が増え、通過に時間がかかり目的地到着の時間が予定よりも大幅に遅くなる場合があります。 |
| 宿泊について | 山岳地帯のホテルでは、お湯の時間制限があったり、停電になったりするなど設備が十分ではありません。場所によって宿泊施設に限りがありますので、御一人部屋をお取りできないことがあります。その場合は変更補償金の対象外とさせていただきますが、生じた差額は返金いたします。 |
| その他のご注意 | 黄葉・紅葉の状況はその年の気候により多少ずれることがあります。山岳地帯では高低差があるため、場所によりその程度が異なります。 |
| 旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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世界遺産
タキシラ仏教遺跡（パキスタン）