ツアーのポイント
ポイント 世界最高所の国境 クンジュラブ峠越え
イスラマバード（標高600ｍ）から、険峻な渓谷と7,000ｍ級の山々を縫うカラコルムハイウェイを走破。クンジュラブ峠（標高4,733m）を越えて、世界の屋根と称される雄大なパミール高原を抜けてシルクロードの要衝カシュガルへ
ポイント フンザの好展望地ドゥイカルに2連泊
近年の観光需要に伴い設備も改善されたドゥイカルのホテルに2連泊。朝に夕に、ホテルのお庭からフンザを代表するラカポシなどカラコルムの山々を望むことができます。ご希望の方は早朝からドゥイカルの丘より、さらに開けた展望をお楽しみいただけます。上部フンザのパスーでは、お庭からカラコルムの岩峰群が見渡せるサライ・シルクルートに宿泊します。
COLUMN クンジュラブ峠を越えてカシュガルへ
世界の屋根「パミール高原」をゆく
世界一標高の高い国境クンジュラブ峠（4,733ｍ）を越えて、古くからシルクロードの要衝として栄えた、新疆ウイグル自治区のカシュガルへ。国境の町スストにて出国手続きを済ませた後は、クンジュラブ国立公園を走り徐々に標高を上げていきます。峠を越えると、険峻な岩山が眼前に迫るカラコルム山脈の高峰群から、ムスターグ・アタ（7,546m）やコングール峰（7,719m）などの壮大な高峰と、エメラルドグリーンの水を湛える湖沼と雄大な草原が広がる「パミール高原」の景色へと変わります。中国領に入ると、軍事エリアであることから、原則、車を停めたり、写真撮影をすることは認められていません。それゆえに人の手が加えられていない雄大な大自然を、実際に訪れてその目に焼き付けてください。
ムスターグ・アタ（7,546ｍ）とカラクリ湖
コングール・アタ（7,719ｍ）と氷河
ブルン湖
カラクリ湖湖畔に暮らすキルギス族
道中にあるキャラバン・サライ跡COLUMN カラコルム・ハイウェイとクンジュラブ峠
1978年、パキスタンと内陸アジアを結ぶ唯一の自動車通行可能な舗装道路として完成したカラコルム・ハイウェイ。ヒンドゥークシュ、ヒマラヤ、カラコルムの3つの山脈を縫うように走り、クンジュラブ峠を越えてカシュガルへ至るその全長は1,300km。ほぼ日本の本州の長さに匹敵し、古くから中央アジアとインドとを結ぶ交易路として人や物資だけでなく、宗教や文化などの交流を支えてきました。玄奘三蔵がインドからの帰路に越えたミンタカ峠も、このクンジュラブ峠のわずか西方に位置しています。いにしえのシルクロードを辿るこの道沿いには、旅人や商人、聖職者が歩き、刻んだ岩刻画が残っています。2024年12月、クンジェラブ峠は冬季を含めて一年中開放されることとなりました。今後一層往来が増えて、日々変化していくことでしょう。
カラコルムハイウェイを走るデコトラ
標高4,733m 世界最高所にある国境クンジュラブ峠
フンザ周辺に残る岩刻画
フンザの岩絵とフンザピーク＆レディーフィンガー出発日と料金
| 2025年 出発日～帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
|---|---|---|---|
| 06月12日(木) ～ 06月20日(金)晴天率の高い山の展望シーズン |
9日間 | 478,000円 |  |
| 09月11日(木) ～ 09月19日(金)晴天率の高い山の展望シーズン |
9日間 | 478,000円 |  |
| 発着地 | 東京発着 | 最少催行人員 | 8名（13名様限定）・添乗員同行 |
|---|---|---|---|
| 燃油サーチャージ | 8,400円（12月18日現在の見込み） | ||
| 一人部屋追加代金 | 68,000円 | ||
| 国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 | ||
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
- 特別価格コースのため再利用割引・特別割引はありません。
- 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
ツアー日程表
| 地名 | 時刻 | スケジュール | |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京（羽田） |
午前発 午後着 午後発 夜着 |
空路、東京より広州へ。着後、航空機を乗り換えて、パキスタンの首都イスラマバードへ。着後、ホテルへ。
イスラマバード泊
|
| 2 | イスラマバード タキシラ ナラン |
08：00発
19：00着 |
専用バスにてナランへ。途中、ガンダーラ最大の仏教遺跡群タキシラを見学（都市遺跡シルカップ、博物館など）。
ナラン：ノーザンリトリート泊
|
| 3 | ナラン カリマバード |
08：00発 18：00着 |
専用バスにて桃源郷フンザの好展望地ドゥイカルへ。道中、世界第9位の高峰ナンガパルバット（8,126m）の展望が期待できます。夕方はドルィカルの丘より、ラカポシ（7,788m）、スパンティーク（7,027m）、フンザピーク（6,270m）やレディフィンガー（5,985m）など夕焼けに染まる高峰群を展望します。
ドゥイカル：イーグルズネスト泊
|
| 4 | ドゥイカル （カリマバード） （アルチット） |
朝、ご希望の方は朝焼けに染まるカラコルムの高峰群の展望をお楽しみください。終日、カリマバード周辺の散策をお楽しみください（バルチット城とバザール、古い家並みが残るアルチット村の散策など）。 ドゥイカル：イーグルズネスト泊
|
|
| 5 | ドゥイカル （フサイニ） パスー |
09：00発 17：00着 |
専用バスにて、上部フンザのパスーへ。パスー氷河や針峰カテドラルなどの壮大な景観、フンザ川にかかるフサイニの吊り橋、ボリット湖からパスーピーク（7,478m）とパスー氷河を望む展望地までのウォーキング（往復30分）もお楽しみいただきます。 パスー：サライシルクルート泊
|
| 6 | パスー |
08：00発
18：00着 |
専用バスにてクンジュラブ峠（4,693m）へ。国境を越え、広大なパミール高原を走り、中国側の国境の町タシュクルガン（3,200ｍ）へ。 タシュクルガン泊
|
| 7 | タシュクルガン カシュガル |
09：00発 |
専用バスにて、スバシ峠（4,200m）を越えカシュガル（喀什）へ。途中、ムスターグ・アタ（7,546m）やコングール峰（7,719m）の展望が広がるカラクリ湖（3,600m）を訪問。夕食は、羊の串焼き・ケバブなどのウイグル料理をご賞味ください。 カシュガル：其尼瓦克賓館泊
|
| 8 | カシュガル 北京 |
午前発 |
航空機にて、直行便にて北京へ。着後、ホテルへ。 北京：スイスホテル北京泊
|
| 9 | 北京 東京（羽田） |
午前発 午後着 |
航空機にて帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数：朝8／昼7／夜7：機内食は除く
- 利用予定航空会社：中国南方航空
ご案内とご注意
| 査証（ビザ） | パキスタン（無料）、代行手数料（5,500円）、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月以上必要です。 |
|---|---|
| 気候・服装 | 合服が基本となります。フンザからクンジュラブ峠越え、タシュクルガンにかけては標高が高く、曇天の日や朝晩はかなり冷え込みますので、フリースやライトダウンなど十分な防寒着もお持ちください。歩きやすい服装に履きなれた靴でご参加ください。 |
| 利用予定ホテル | 日程及び下記をご覧ください。 ■イスラマバード：グランド、ルーミー、ヒルビュー、ICレジデンシー ■タシュクルガン：高原麗景、欧羅巴花酒店 |
| 高山病について | 徐々に標高を上げる高所順応しやすい日程ですが、標高3,000ｍを超える高地や、クンジュラブ峠の中国側での検疫手続きに時間がかかる場合は、頭痛など軽度の高山病の症状が出ることがあります。高山病対策として添乗員がパルスオキシメーター（血中酸素飽和度測定装置）を持参し、皆様の健康管理をいたします。 高山病についてのご注意と取り組み |
| 海外旅行保険について | ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。 |
| 日程について | 政府の命令や天候等の理由により、突然国境が封鎖されるなど日程変更を余儀なくされることがあります。現地事情をご理解の上ご参加ください。行程のほとんどが山岳地帯の移動となります。パキスタン側の道路も再舗装が進み以前に比べると快適になりましたが、不測の大雨などの後には一時的に通行不能になることがあります。移動に予想以上の時間がかかることもあり、万が一がけ崩れなどにより車の通行が不能になった場合、大きく日程変更が必要となることがあります。予め、山岳地帯のご旅行であることをご理解の上ご参加ください。 |
| 宿泊について | 電気が不足しているパキスタンの山岳地帯では、停電が起こることがあります。発電機ですぐに回復しますが、懐中電灯は常にお持ちください。いずれのホテルもバスタブはなくシャワーのみとなります。 |
| 旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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世界遺産
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