ツアーのポイント

ポイント エンジェルフォール源流 アウヤン・テプイの未知なる台地でキャンプ泊

東京23区を上回る広大なアウヤン・テプイ。ツアーでは、山上で2泊滞在(テント泊)し、ハイキングを楽しみながら、外界と隔絶されたこのエリアでしか見られない希少な植物観察や、卓上台地(テプイ)の山上ならではの景観を楽しみます。探検気分に浸りながら、未知なる自然が残る“原始境”の世界をたっぷりとご堪能ください。

ポイント 直上ポイントにヘリで着陸しエンジェルフォールを展望!

小型機やヘリコプターによるエンジェルフォール遊覧飛行に加えて、エンジェルフォールが流れ落ち始める直上ポイントに着陸します(滞在時間は10分程度)。世界最大落差の滝が流れ落ちるのを望むことができるのは当コースのみの特権です。

ポイント エンジェルフォールを望むキャンプに滞在

ヘリコプターでアウヤン・テプイから下山後は、エンジェルフォールを下から見上げるキャンプ地にも宿泊。朝夕、刻々と様相を変えるエンジェルフォールの展望をお楽しみください。また、展望台へのハイキングではより間近に迫る滝の姿をご覧いただけます。
アウヤン・テプイの山上でハイキングを楽しむ
カバックから望むアウヤン・テプイ
訪問する
世界遺産

カナイマ国立公園(ギアナ高地)


COLUMN 独自の生態系を育む固有種の宝庫 アウヤン・テプイ

広大なギアナ高地には約4,000種の植物が分布し、そのうち75%が固有種と言われています。進化の舞台として知られるガラパゴス諸島の固有種が53%とされていることからギアナ高地の植物相がいかに独自の進化を遂げてきたかが判ります。ギアナ高地の中でも特に独特な植物分布が見られるのがテプイ(卓状台地)の山上です。下界とは異なり、霧に覆われ雨が降り注ぎ、強い紫外線が直撃する環境下で岩肌が露出し、水分を蓄える土壌は少なく、植物が繁殖するには厳しい環境となっています。コケ類を腐植土にしても土壌から十分な栄養分を補給できないため、ヘリアンフォラやウトリクラリ(ミミカキグサ)、株立ちする珍しいモウセンゴケのような食虫植物が多く自生します。その他、パイナップル科やラン科の植物が多いことも特徴です。因みに、パイナップル科やラン科は恐竜がいた時代に現れた植物と言われています。このツアーでは、ゴンドワナ大陸の一部であった頃からほとんど動いていないため、地球最古の台地と考えられているアウヤン・テプイにヘリコプターで着陸し、テントで2連泊。ハイキングを楽しみながら、外界と隔絶されたこのエリアでしか見られない希少な植物の観察や山上ならではの景観を楽しみます。

>大阪支社・高橋克による花ブログ「ギアナ高地の固有種」観察レポートはこちら

アウヤン・テプイ山頂台地ハイキング
未知なる山頂台地を探検
ブロッキニアとカエル
ステゴレピス・ガイアネンシス(ラパテア科)
ガレオッティア・ブルケイ(ラン科)
山上に咲くラン科の一種(ピデンドルム属)
エビデンドルム・カルボフォルム(ラン科)
ヘリアンフォラの花(タヌキモ科)

COLUMN エンジェルフォールの直上に立つ
~エンジェルフォール直上ポイント・ヘリランディング~

日程7日目、エンジェルフォールが流れ落ち始める直上ポイントにヘリで着陸します。先住民族ペモン族の言葉で「最も高くから落ちる滝」を意味するエンジェルフォールが流れ落ちる開始点から望むことができるのは当コースならではの魅力のひとつです。世界最大のエンジェルフォールを開始点からも、上空からも、さらには山麓からも、角度や時間を変えて存分にお楽しみください。 ※直上ポイントの滞在時間は最大10分程度です。

直上から見下ろすエンジェルフォール
エンジェルフォール直上ポイントに到着!
展望台から見上げるエンジェルフォール
滝から落ちる水が流れ注ぐ天然プール

出発日と料金

2025年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
09月05日(金) ~
09月17日(水)
13日間 1,188,000円
09月26日(金) ~
10月08日(水)
13日間 1,188,000円
発着地 東京発着 最少催行人員 8名(11名様限定)添乗員同行
燃油サーチャージ 91,000円(2月12日現在の見込み)
一人部屋追加代金 70,000円(エンジェルフォール・キャンプを除く)
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
  • 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。

コース難易度

体力 特別な登山技術は不要なので、普段山歩きをされている方であればご参加いただけますが、森の中や川の徒渉など、悪路を含む道を3~4時間歩ける体力が必要です。
高度 最高宿泊高度は約2,500mです。高山病の影響はほとんどありません。
宿泊 アウヤン・テプイではテント2泊となり、テント場はコケ、草地、又は岩地です。テントや寝袋、マットは現地にてご準備します。 エンジェルフォール・キャンプでは、屋根だけの簡素なキャンプ地で宿泊します(ハンモック泊)。
荷物 スーツケースはカナイマで預けていただき帰路に受け取りますので、別途布製のかばんやザックをご用意ください。小型機およびヘリコプターには、お一人様あたり8kg(計5泊分)までしか預けられませんので、ご了承ください。

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京(成田)
イスタンブール

10:35発
17:45着

空路、トルコのイスタンブールを経由し、ベエズエラの首都・カラカスへ。
機泊
2 イスタンブール
カラカス
01:50発
12:10着
カラカス着後、ホテルへ。
カラカス泊
3 カラカス
カナイマ
午前発
午前着
航空機にてカナイマへ。着後、カナイマのロッジへ。午後、カナイマ湖のボート遊覧をお楽しみください。
カナイマ泊
4 カナイマ
(遊覧飛行)
カバック
午前発

午後着
小型機にてエンジェルフォールを上空から眺める遊覧飛行を楽しみながら、カバックへ向かいます。着後、カバック渓谷を歩き、滝を眺めるカバックの洞窟へご案内します(約2時間)。
カバック:ロッジ泊
5 カバック
アウヤン・テプイ山上
午前発
午前着
ヘリコプターにてアウヤン・テプイの山上(標高2,560m)へ向かいます。機上より、アウヤン・テプイの雄大な自然をご覧いただけます。
●アウヤン・テプイ山頂台地ハイキング(約2~3時間)
予定通り到着した場合、テプイの山上でギアナ高地の固有種をもとめてハイキングを楽しみます。
アウヤン・テプイ山頂台地:テント泊
6 アウヤン・テプイ山上   ●アウヤン・テプイ山頂台地ハイキング(約4~5時間)
前日に引き続き、テプイの山上でギアナ高地の固有種をもとめてハイキングを楽しみます。
アウヤン・テプイ山頂台地:テント泊
7 アウヤン・テプイ山上
(直上ポイント)
エンジェルフォール山麓
  ヘリコプターにて、アウヤン・テプイの麓にあるエンジェルフォール・キャンプへ向かいます。その後、間近に迫るエンジェルフォール遊覧飛行をお楽しみいただきながら、エンジェルフォールの直上ポイントに着陸(最大10分間程度)、迫力ある展望をお楽しみください。
※飛行ルートは天候や気流等の状況によって変わります。気象条件が整わない場合は、直上ポイントに着陸することなくエンジェルフォール・キャンプへ向かう場合があります。予め、ご了承ください。
エンジェルフォール・キャンプ:ハンモック泊
8 エンジェルフォール山麓
(展望ハイキング)
  キャンプよりエンジェルフォールの展望台へ向かいます(片道1.5時間)。展望台からは落差979mの大瀑布を眼前に仰ぎ見ることができます。条件が許せば、展望台からさらに奥へ進み、滝から落ちる水が流れ注ぐ天然プールまでご案内します。
エンジェルフォール・キャンプ:ハンモック泊
9 エンジェルフォール山麓
カナイマ
午前発
午後着
ボートにて、カナイマへ。途中、滝の裏側を歩く事ができるサポの滝も訪れます。
カナイマ泊
10 カナイマ
カラカス
午後発
午後着
航空機にて、カラカスへ戻ります。
カラカス泊
11 カラカス 14:05発 航空機にて、トルコのイスタンブールへ。
機中泊
12 イスタンブール
イスタンブール
09:00着
15:50発
着後、航空機を乗り換えて、帰国の途に就きます。
機中泊
13 東京(成田) 09:05着 着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝9/昼8/夜9:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:ターキッシュエアラインズ、コンビアサ航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) 不要です。旅券の残存有効期間はベネズエラ入国時に6ヶ月以上、査証欄余白は見開き2ページ以上必要です。
気候・服装 ギアナ高地は標高1,000m以上の高原地帯ですが、緯度が低いため日中は日差しが強く夏服で過ごすことができますが、アウヤン・テプイの山頂台地上は、朝晩や曇天・降雨時は10℃前後まで冷え込むためフリー スやライトダウンなどの防寒着も必要です。また、年間を通じて雨が多く、特に5月~10 月は雨季にあたるためしっかりとした上下セパレート式の雨合羽が必要です。
靴は滑り止め、防水の効いたハイキングシューズやトレッキングシューズ等が最適です。なお、川などで水浴びをする機会もありますので水着もお持ちください。夏服で過ごせますが、虫除け対策のため薄手の長袖と長ズボンが最適です。
利用予定ホテル 日程及び下記のホテルリストをご覧ください。
■カラカス:ユーロビルディング、ヴィラ・パラヤ
■カナイマ:カンパメント・パラカウパ、カンパメント・カナイマ
荷物について 日本からはスーツケースでご参加可能ですが、カバックへ移動を開始する4日目からスーツケースはカナイマへ預けていきます。別途ダッフルバッグなど布製のかばん(5泊6日分の荷物が入るサイズ)をご用意ください。また、運搬できる荷物はお一人様あたり8kgまでとなりますので、荷物は着替えなど最小限のものにまとめていただくよう、予めご了承ください。
小型機、ヘリフライトについて 日程4日目の小型機、5日目ならびに7日目のヘリフライトは天候や気流の影響を受ける山岳フライトです。天候不良など悪条件の場合はフライトキャンセルになることもあります。悪天候が続いた場合には、山頂台地での泊数や宿泊地を変更するなどして現地にて日程を調整させていただきます。場合によってはエンジェルフォールに近づけなかったり、直上ポイントに着陸できないこともありますが、これらの事例となった場合は、返金等はございませんので、予めご了承ください。特殊地域の手配であることをご理解いただける方のみのご参加とさせていただきます。
キャンプ泊について テントや寝袋、マットレスは現地で用意しております。
※天候やキャンプ地の状況等により多くのテントを設営できない場合には、御一人用のテントをご希望の方でも2人で1つのテントをご利用いただくことがあります。
海外旅行保険について ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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