ツアーのポイント
ポイント 隔絶された世界・サリサリニャーマへ
ベネズエラのギアナ高地に数多く聳える卓状台地(テプイ)の中でも、最も秘境と言われるサリサリニャーマ。その山上に空いた陥没穴へとヘリコプターで降りる探検旅行です。ほとんど人が訪れる事がない、地球上でも数少ない秘境中の秘境へ足を踏み入れます。ポイント 最大8名様までの少人数限定企画
ヘリコプターでの陥没穴へのアプローチ、辺境でのキャンプ泊や野天泊などを考慮し、最大8名様までの少人数限定企画としております。COLUMN ギアナ高地の中で最も隔絶したテプイ サリサリニャーマ
ベネズエラのギアナ高地に点在する卓状台地(テプイ)群の中で、最も人類とかけ離れた場所と言われるサリサリニャーマ。“サリサリ”とは先住民の言い伝えの中で「山の中に棲む悪霊が人間を食べる時の音」を表わし、先住民達が長きに渡り恐れをいだいてきた場所でした。現在はハウア・サリサリニャーマ国立公園内に位置し、卓状台地の標高は約1,350~2,400m。台地上には地表から垂直に落ち込んだ円形の陥没穴がいくつも残っています。最大の穴は直径、深さ共に300mを越え、地質学者や生物学者にとっても今だ謎の多い場所とされています。1974年に初めて調査が行われ、1978年に国立公園に指定されました。現在でも足を踏み入れる観光客は非常に少なく、特別な許可の取得が必要です。当ツアーではカナラクニ村からヘリコプターで台地上へと上がり、そこからさらにヘリコプターで旋回しながら陥没穴へと降りていきます。断崖に囲まれた陥没穴の底は、鬱蒼としたジャングル。台地の表面が陥没した際に崩れ落ちた瓦礫の上に、植物が生え、地上から孤立した世界が広がっています。足場は悪く、100m程移動するのに1時間位かかる事もある程です。陥没穴の中ではテントを張る事もできないため、マットレスのみで就寝。穴の底から星空を見上げれば、隔絶した場所に足を踏み入れた事を体感できるに違いありません。
COLUMN 先住民族が暮らすカナラクニ村
サリサリニャーマへの拠点となるカナラク二村。ここからヘリコプターにて台地へと上がります。この村には“カヌーの民”と呼ばれるジェクワナ族が住み、彼らの伝説では、サリサリニャーマの穴には人を食べる巨大な鳥が住んでいると信じられています。卓状台地訪問前後にはこの素朴な村に滞在し、いまだに草ぶきの家に住み、昔ながらの生活を続けるジェクワナ族とのふれあいもお楽しみください。
出発日と料金
2019年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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10月03日(木) ~ 10月14日(月) |
12日間 | 1,320,000円 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
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1 | 東京 米国内都市 マイアミ |
午前又は午後発 午後又は夜着 |
空路、日付変更線を越えて、米国内都市乗り継ぎでマイアミへ。
マイアミ泊 |
2 | マイアミ バルセロナ(ベネズエラ) プエルト・オルダス |
朝発 午後発 夕方着 |
航空機にて、バルセロナ(ベネズエラ)へ。着後、専用車にてギアナ高地の玄関口プエルト・オルダスへ。
プエルト・オルダス泊 |
3 | プエルト・オルダス カナラクニ村 |
約3時間 | 小型航空機にて熱帯雨林の中に先住民族が暮らすカナラクニ村へ。着後、カナラクニ族の村を見学します。
カナラクニ村:キャンプ泊 |
4 | カナラクニ村 サリサリニャーマ山上 |
約30分 | ヘリコプターにてハウア・サリサリニャーマ国立公園に位置するサリサリニャーマ山の山上へ。着後、キャンプを設営。その後、山上での散策をお楽しみください。
サリサリニャーマ山上:キャンプ泊 |
5 | サリサリニャーマ山上 陥没穴 |
ヘリコプターにて、サリサリニャーマ山上にぽっかりと空いた巨大な陥没穴へと降ります。人の手が全く入っていない巨大な陥没穴を歩いて探検します。この日は陥没穴の中で野天泊。ギアナ高地の中でも最も秘境とされる場所へ足を踏み入れる貴重な体験をお楽しみください。
サリサリニャーマ陥没穴:野天泊 |
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6 | 陥没穴 サリサリニャーマ山上 カナラクニ村 |
ヘリコプターにて陥没穴より山上へと戻ります。キャンプを撤収した後、カナラクニ村へ戻ります。
カナラクニ村:キャンプ泊 |
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7 | カナラクニ村 (ヘリコプター予備日) |
ヘリコプターの天候予備日。 予定通り進んでいる場合はカラナクニ村にてのんびりとお過ごしください。 カナラクニ村:キャンプ泊 |
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8 | カナラクニ村 カバック (カバックの滝) |
約1時間 | 小型航空機にてカバックへ。着後、峡谷の川を歩き、カバックの滝を目指します(片道約30分)。
カバック:ロッジ泊 |
9 | カバック (エンジェルフォール遊覧飛行) プエルト・オルダス |
約1.5時間 | 小型航空機にてプエルト・オルダスへと戻ります。途中、天気が良ければエンジェルフォールを上空より眺める遊覧飛行をお楽しみください。着後、ホテルへ。
プエルト・オルダス泊 |
10 | プエルト・オルダス バルセロナ(ベネズエラ) マイアミ |
朝発 夜着 |
専用車にてバルセロナ(ベネズエラ)へ。着後、航空機にてマイアミへ。
マイアミ泊 |
11 | マイアミ 米国内都市 |
朝発 | 空路、米国内都市乗り継ぎで帰国の途につきます。
機中泊 |
12 | 東京 | 午後着 | 着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝8/昼9/夜8:機内食は除く
- 利用予定航空会社:アメリカン航空、ユナイテッド航空、デルタ航空、アビオール航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | アメリカ電子渡航認証システムによる渡航認証(ESTA)が必要です。 実費(1,700 円)、代行手数料(4,000 円+消費税)。※ESTA の取得にはIC 旅券が必要 です。また、2011年3月1日以降にイラン、イラク、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、 イエメンに渡航または滞在したことがある方は、ESTA の取得ができず、既にESTA を 取得している場合でも無効となるため、別途アメリカ査証の取得が必要になります。査 証取得には面接が必要で時間もかかるため、該当される方はお早めにお問い合わせくだ さい。なお、旅券の残存有効期間はベネズエラ入国時に6ヶ月以上必要です。 |
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気候・服装 | ギアナ高地は標高1,000m以上の高原地帯ですが、緯度が低いため日中は日差しが強く夏服で過ごすことができます。朝晩は涼しくなりますので軽めの上着も ご用意ください。また、年間を通じて雨が多く、特に10月は雨季にあたるためしっ かりとした上下セパレート式の雨合羽が必要です。サリサリニャーマの山頂台地上は、朝晩や曇天・降雨時は10℃前後まで冷え込むためフリー スなどの防寒具も必要です。靴は滑り止め、防水の効いたハイキングシューズ・トレッ キングシューズ等が最適です。川などで水浴びをする機会もありますので水着もお持ちください。プエルト・オルダスは、高温多湿の熱帯性気候となり夏服で過ごせますが、 虫除け対策のため薄手の長袖と長ズボンが良いでしょう。 |
利用予定ホテル | 日程及びパンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
日程について | カナラクニ村からサリサリニャーマ山上へは往復ヘリコプターを利用します。一機のヘリコプターで1回に4~5名ずつ乗機し、ピストン運行で台地上へと上がります。山上から陥没穴へは1名ずつヘリコプターで降りていきます。悪天候によりヘリコプターが予定通り運行できない場合や、天気予報により下山日の悪天候が予想される場合など、現地にて日程を変更する場合もあります。非常に特殊な場所への冒険ツアーである事を予めご理解の上、ご参加ください。 |
キャンプ泊、野天泊について | カナラクニ村、サリサリニャーマ山上ではテント泊となります。テント、マットレスは現地で用意しておりますが、寝袋(三季用又は冬用)が必要です。お持ちでない方には、弊社より有料(6,000円)で貸し出しいたします。電気はありませんので、ヘッドランプを各自でご準備ください。なお、天候やキャンプ地の状況等により多くのテントを設営できない場合には、御一人用のテントをご希望の方でも2人で1つのテントをご利用いただくことがあります。サリサリニャーマ陥没穴の中ではマットレスと寝袋のみの野天泊となります。食事も非常に簡単なものしかご用意できませんので、予めご理解の上、お申込みください。 |
荷物について | 日本からはスーツケースでご参加いただけますが、プエルト・オルダスのホテルに預けていただきます。5泊6日分の荷物が入る布製のカバンをご準備ください。ヘリコプターに積み込み可能な重量には制限があるため、サリサリニャーマ山上へ持っていくことができる荷物はお一人様8kg以内となります。プエルト・オルダス出発時から荷物は8kg以内でご準備をお願いします。なお、寝袋のレンタルをご希望の方は寝袋の重量約1kg分も8kgの中に含めていただく必要があります。 |
現地国内線について | 各国の国内線はスケジュールが変わりやすいため、日程変更を余儀なくされることがあります。 |
エンジェルフォール遊覧飛行について | 天候や気流の影響を大きく受ける山岳フライトのため、天候が悪くエンジェルフォールに近づけなかったり、望めない事があります。その際、返金等はございません。予めご了承ください。 |
予防接種について | 黄熱病の予防接種は特に義務付けられていませんが、受けられることが推奨されています。 詳しくは担当までお問い合わせください。 |
その他のご注意 | 自然観察ですので、写真や日程表中の動植物が必ずしも見られるとは限りません。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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