ツアーのポイント

ポイントブランカ山群の絶景と自然を満喫する充実の日程

南米のアンデス山脈で最も規模が大きく、迫力ある氷雪峰が数多く展望できるのがブランカ山群です。ブランカ山群に広がる渓谷では雨期が終わった直後の5月初旬から高山植物が姿を現します。ツアーでは、山麓の町ワラスを起点にし、雄大なブランカ山群の山容や神秘的な高山湖の展望、さらには高山植物の観察を楽しみます。

ポイント車移動を中心とした体力を使わない日程

ツアーは、ブランカ山群の絶景や高山植物の観察を楽しむことが目的です。そのため、極力体力を使わないように目的地までは全て車移動となります。目的の場所に到着したら、その場で景色を楽しみながら佇むのも良し、少し先に足を延ばすのも良し。その時の体調などを考慮して楽しみ方をお選びいただくことも可能です。

ポイント山麓の町ワラスで6連泊 リマ-ワラス間も空路移動

ツアーでは、移動による疲れを最小限に抑えるため、陸路移動の場合は10時間近くを要するリマ-ワラス間を現地国内線を利用。さらには観光の起点となるブランカ山群の山麓の町ワラスで6連泊とし、ゆとりある日程としております。

ポイント専属のフラワーガイド(日本語)が同行、「高山植物フィールドガイド」もプレゼント!

日程2日目~7日目は専属のフラワーガイドが同行し、ブランカ山群に咲く花々について日本語で詳しくご案内します。また、ツアーヘご参加いただいたお客様へは現地にて「高山植物フィールドガイド(日本語)」をお配りします。

訪問する
世界遺産

ワスカラン国立公園

COLUMN 氷雪峰が連なるブランカ山群の魅力
~The Cordillera Blanca~

南米7ヶ国に跨る広大なアンデス山脈の中で、最も規模が大きく、迫力ある山容が楽しめるのが「白い山脈」ブランカ山群です。ペルー最高峰のワスカラン(6,768m)を初めとする6,000m峰が約30座、5,000m峰に至っては約200座以上が南北180kmにも及ぶ山群の中に集中します。谷あいを走る幾筋もの渓谷をドライブしながら、氷河を抱き、まるで白い壁のように聳えるブランカ山群の高峰を車道沿いから展望できます。花が咲き始める5月にブランカ山群を訪れ、花の観察と共に迫力ある山岳風景を楽しむことができるのが、ブランカ山群の魅力です。

ヤンガヌコ渓谷への道中望むペルー最高峰ワスカラン(6,768m)
ウルタ渓谷よりブランカ山群の山々を展望
ヤンガヌコ渓谷に咲くルピナス・ウェベルバウエリ
ヤンガヌコ渓谷よりブランカ山群の山々を望む
ロコトゥヨック湖から望むブランカ山群

COLUMN ブランカ山群に咲くアンデスの固有種 紅色のリンドウ「プカ・マカ」

皆様はリンドウと言えば、どのような色を想像されるでしょうか。日本では大半が紫色、トウヤクリンドウのようなクリーム色の花も自生しますが、5,000~6,000m級の氷雪峰が聳えるペルーのブランカ山群には、日本では観察できない紅色の花を咲かせる「プカ・マカ」というリンドウが自生します。南米アンデス山脈は生物多様性に富み、過酷な気候条件や4,000m前後の高度という極端な条件に適応した固有種が多いと言われています。ツアーでは氷雪峰の絶景を楽しみつつ、日本では観察できない紅色のリンドウ「プカ・マカ」や薄紫色のリンドウ「オキ・マカ」、プルシュと呼ばれるトケイソウの花など、アンデス固有の花々をフラワーガイドと共に観察を楽しみます。
>>大阪支社・高橋による「ブランカ山群の花」の観察レポートはこちら!

ブランカ山群に咲く赤いリンドウ「プカ・マカ」
プルシュと呼ばれるトケイソウ科の花
白い葉が印象的なチナ・アンクシュ(キク科)
ブランカ山群に自生するリンドウ科の花
固有種のアウリンシャ(ユリズイセン科)

COLUMN 100年に一度だけ花が咲くアンデスの女王
プヤ・ライモンディ ~Puya raimondii~

プヤ・ライモンディは「100年に一度だけ花が咲く」と言われ、アンデスの高山帯に生息する世界最大のパイナップル科の植物です。最大で高さ15mにまで育ち、どの株も6,000~10,000の花と600万~1,200万の種子をつけ、巨大な花序は世界的に見ても独特です。プヤ・ライモンディは一回結実性で、生物的周期は約40年~100年と長く、長い年月を過ごした後に全長10m前後の巨大な花序を突き出し開花し、開花した後は枯死してしまいます。そのため、なかなか花をつける個体を観察することは難しいですが、プヤ・ライモンディが群生する谷を訪れ、プヤ・ライモンディがどのような生態なのか、ブランカ山群の山麓にそそり立つプヤ・ライモンディを1つ1つ間近で観察すると、その興味は尽きることがありません。独特の生態であるプヤ・ライモンディを観察するため、是非ブランカ山群へご一緒しませんか。もしかしたら、幻の花にも・・・。

アンデスの女王プヤ・ライモンディ(世界最大のパイナップル科)

出発日と料金

2026年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
05月06日(水) ~
05月16日(土)高山植物の花咲く季節
11日間 748,000円
発着地 東京発着 最少催行人員 8名(14名様限定)・添乗員同行
燃油サーチャージ 23,200円(2025年9月26日現在の見込み)
一人部屋追加代金 55,000円
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
現地合流・離団について 基本的に可能ですが、詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 特別価格コースのため再利用割引・特別割引はありません。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
  • 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1

東京
メキシコ・シティ
メキシコ・シティ
リマ

09:35発
07:10着
08:55発
16:05着
航空機にて、日付変更線を越えて、メキシコ・シティへ。着後、航空機を乗り換え、ペルーの首都リマへ。
リマ泊
2 リマ
ワラス
朝発
午前着

航空機にて、ブランカ山群の山麓に位置する高原の町ワラス(3,070m)へ。着後、専用車にてブランカ山群の西側のネグラ山脈エリアに位置するウィルカコチャ渓谷(標高3,700m)を訪れ、ペルー最高峰ワスカラン(6,768m)を望みながら、渓谷に咲く高山植物などの観察を楽しみます。
※この日より屋上からペルー最高峰ワスカランを望む「モラレス・ホテル」に6連泊。

ワラス:モラレス・ホテル泊
3 ワラス

ヤンガヌコ渓谷(標高3,800~4,000m)に入り、ブランカ山群のワンドイ峰やピスコ峰などに囲まれたなどの山々や2つの湖オルコンコチャ湖チナンコチャ湖)の展望を楽しみます。また、渓谷などを散策しながら、ブランカ山群に咲くペルー固有種であるオキ・マカ(リンドウ科)やアウリンシャ(ユリズイセン科)の花々や薄い樹皮が重なり合う樹木ケニュアル(ポリレピス属)などの観察も楽しみます。

ワラス:モラレス・ホテル泊
4 ワラス

 “アンデスの女王”と呼ばれるプヤ・ライモンディが群生する谷(標高約4,750m)へ入り、100年に一度しか開花しないプヤ・ライモンディの生態観察、ペルー固有種であるオロヤ・ボルケルシやワクルと呼ばれるサボテンなどの観察を楽しみます。その後、ハストルリ氷河の展望エリアまで走行し、白い葉が印象的なアンクシュ(キク科)など周囲に咲く高山植物を探します。

ワラス:モラレス・ホテル泊
5 ワラス

道中でペルー固有種であるプルシュ(トケイソウ科)の観察を楽しみながら、ブランカ山群で最も大きいパロン湖(標高約4,200m)を訪れます。湖周辺の散策を楽しみながら、ピラミデ峰、チャクララフ峰などの展望などの山々を望み、高山植物の観察を楽しみます。

ワラス:モラレス・ホテル泊
6 ワラス

ウルタ渓谷(標高約4,700m)へ入り、オリンピア峠周辺での散策を楽しみながら、迫力あるブランカ山群やカンカラカ湖の展望と共にアンデスの固有種である紅色のプカ・マカ(リンドウ科)やミリ・ミリ(ユリズイセン科)などの高山植物の観察を楽しみます。

ワラス:モラレス・ホテル泊
7 ワラス

パクチャラフ峰やコパ峰などの山々に囲まれたロコトゥヨック湖(標高約4,460m)を訪れ、ブランカ山群に自生するリンドウや薄紫色のルピナス・ウェベルバウエリ(マメ科)などの高山植物の観察を楽しみながら、フローズン湖を目指す往復ハイキング(約2時間)を楽しみます。

※体調に合わせてロコトゥヨック湖の周辺で高山植物の観察をゆっくり楽しむことも可能です。
ワラス:モラレス・ホテル泊
8 ワラス
リマ
リマ
朝発
午前着
夜発

航空機にて、リマへ戻ります。着後、簡単なリマ市内観光へ。その後、航空機にてメキシコ・シティへ。

機中泊
9 メキシコ・シティ
メキシコ・シティ
朝着
22:05発
着後、航空機を乗り換え、帰国の途につきます。
機中泊
10     日付変更線を通過します。
機中泊
11 東京 06:20着 着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝7/昼7/夜7:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:アエロメヒコ航空、ラタム航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) 不要です。旅券の残存有効期間はペルー入国時に6ヶ月以上有効なものが必要です。査証欄の余白は5ページ以上必要です。
気候・服装 日中は合服で過ごせますが、朝晩の冷え込みに備えて上着は必要です。またツアーで訪れるエリアは各地で標高4,000m前後となり、日中でも風が吹くと体感温度が下がるため、しっかりとした防寒着が必要です。この時期は雨が降ることもありますので、雨具は必ず持ちください。靴は防水性のハイキングシューズが最適です。
荷物について 日本からスーツケースでご参加いただけます。日中に必要な荷物(水筒や上下セパレートの雨合羽等)が入るデイバッグ(20リットル前後)をご準備ください。
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
日程について この時期のワラスは雨期明けにあたりますが、全体を通して標高が高い峠を走行することもあり、ルート上の積雪の影響や土砂崩れにより観光地や走行ルートの変更が余儀なくされることもあります。また、参加人数によっては複数の専用車に分かれてツアーを進行することもありますので、予めご了承ください。
高山病について 高山病の影響が十分予想されるコースです。ご参加の方全員に健康アンケートのご記入をお願いしております(場合によっては、健康診断書を弊社の嘱託医にご提出いただくこともあります)。高山病対策として、添乗員がパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)を持参し、現地で酸素ボンベを用意します。
高山病についてのご注意と取り組み
海外旅行保険について ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。
その他のご注意 花の開花シーズンに設定しておりますが、その年によってずれる事があります。また、日程や写真などで掲載している高山植物は必ず見られるとは限りません。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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