ツアーのポイント
ポイントブラジル東西を横断、陸路で国境を越えてコロンビアへ
ブラジル東部の沿岸から西部にある国境のタバチンガ、そしてアマゾン川の対岸コロンビアのレティシアへ。ペルー側アマゾンへも日帰りで訪れます。そのままボゴダから帰路につく、一筆書きの効率的なコースです。
ポイント大都市の喧騒から離れた古都の魅力
個人ではアクセスしにくい山間部に位置するかつての黄金郷オウロ・プレト、ブラジル最初の首都が置かれたサルバドール。そしてアマゾン国境の波止場タバチンガなど一般的な観光ツアーでは訪れないブラジル地方都市の魅力を探ります。
ポイント各地でブラジルの知られざる魅力を体感
オウロ・プレトでトロッコに乗っての金鉱探検、サルバドールではアフリカ文化の影響を受けた宗教カンドンブレのショーを、アマゾンでは夜間にジャングルウォークとボートクルーズなど、各地でブラジルの歴史・文化・自然を体感します。
COLUMN アマゾンの三国国境で野生動物観察
先住民の文化にもふれる
多種多様な生物を育むアマゾン。生きた化石とも呼ばれる「アマゾンカワイルカ」や、人魚伝説のモデル「マナティー」など絶滅が危惧される固有種が残る貴重な自然を有しています。アマゾン川の水辺には、肉食の淡水魚ピラニアや世界最大のげっ歯目カピバラはもちろん、デンキウナギや500種を超えるナマズ類が生息。また、森にはナマケモノやオオアリクイ、色鮮やかな鳥類が数多く見られます。そして現在も新たな種が発見され続け、その数は2009年までの10年間に1,200種にも上るとの報告がなされています。 ツアーではコロンビア側レティシアに連泊し、夜のボートクルーズ・ジャングルウォークなどでアマゾンの野生動物を間近で感じていただきます。また、ペルー側プエトナリーニョでは先住民の村を訪れます。
COLUMN アフロ・ブラジリアン文化が色濃く残る沿岸部
大西洋奴隷交易で圧倒的にアフリカ人が多く到達したのはブラジルで、北米やカリブよりも多い45%、480万人と推定されています。コンゴ・アンゴラ地域の出身が多く入植したミナスジェライス州では現在使われているキンブンドゥ語の語彙やブラジル・ポルトガル語に影響を与え、またウンバンダというアフロ・ブラジル宗教の基盤となりました。ベナンのダホメー王国、ナイジェリアのヨルバ地域からの黒人は18世紀以降に北東部バイーアに上陸、ブラジル黒人信仰であるカンドンブレを築き、儀式に用いられる多様なリズムはブラジル音楽の基盤となりました。サルバドールではこのカンドンブレの踊りをご覧いただきます。
COLUMN 植民地時代の黄金郷 オウロ・プレト
1690年、現在のミナス・ジェライス州の土地で巨大な金鉱が発見されました。ゴールドラッシュが始まり、沿岸部やポルトガル本国からも富を得ようとする人たちが金鉱に押し寄せ、鉱山の周辺にいくつもの町ができました。その中で中心的な町は、掘り出される金塊の混じった土が黒かったことから、オウロ・プレト(黒い黄金)と呼ばれました。山間部に町が建設されて数十年後には黄金の装飾で輝く建物の並ぶ豊かな町となりました。ツアーでは80年代まで採掘が行われていた深さ100m以上の坑内へと木造のトロッコで入る体験もお楽しみ頂きます。
出発日と料金
2024年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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08月27日(火) ~ 09月07日(土) |
12日間 | 1,098,000円 | |
11月05日(火) ~ 11月16日(土) |
12日間 | 1,098,000円 |
発着地 | 東京発着 | 最少催行人員 | 7名(13名様限定)・添乗員同行 |
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燃油サーチャージ | 37,800円(7月30日現在の見込み) | ||
一人部屋追加代金 | 95,000円 | ||
国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
- 相部屋ご希望の場合でもご出発の時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
- 日程1日目の宿泊はデイユースの仮泊のため、相部屋泊のみとなります。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | 東京 メキシコシティ メキシコシティ |
09:35発 07:25着 18:45発 |
東京(成田)より、空路、日付変更線を越えてメキシコ・シティへ。着後、夕方までホテルで休養。その後、夜の航空機にてブラジルのサンパウロへ。
機中泊
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2 | サンパウロ サンパウロ ベロオリゾンテ オウロ・プレト |
07:20着 |
サンパウロ着後、航空機を乗り換えてベロオリゾンテへ。ベロオリゾンチ着後、市内で昼食。その後、専用車でオウロ・プレトへ。
オウロ・プレト泊
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3 | オウロ・プレト |
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朝、世界遺産のオウロ・プレト 歴史地区を観光(バロック建築が有名なカルモ教会、アシス教会、鉱物の歴史博物館、チラデンテス広場、オペラハウス)。午後、オウロ・プレト近郊にある金鉱山跡ミナ・ダ・パッサージェンを訪れます。
オウロ・プレト泊
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4 | オウロ・プレト ベロオリゾンテ サルバドール |
昼発 午後着 |
朝、ベロオリゾンテへ戻ります。昼の国内線でバイーア州の州都サルバドールへ。 着後、市内観光。ラセルダ・エレベーターで市庁舎へ上ると、高さ72mの頂上からは、トドスオスサントス湾、民芸品市場メルカドモデロ、そしてその背後にあるサンマルセロ要塞の最も美しい景色を眺めることができます。モンセラートの砦(外観)、奇跡の教会ボンフィン教会も見学します。 夕食はバイーア料理とカンドンブレの踊り鑑賞にご案内します。
サルバドール泊
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5 | サルバドール レシフェ オリンダ |
午前発 昼着 夕方発 |
午前中の国内線でペルナンブコ州の州都レシフェへ。着後、新鮮なシーフードの昼食。その後、運河と橋が多く残る水の都レシフェの旧市街にて、サンジョゼ市場やレプブリカ広場などの散策をお楽しみいただきます。夕方、世界遺産の古都オリンダへ。
オリンダ泊
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6 | オリンダ レシフェ マナウス |
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出発まで砂糖貿易で栄えたオリンダの市内観光(18世紀まで奴隷市場として使われたいたリベイラ市場やセー教会、ブラジルでもっとも古いサンフランシスコ修道院など)。ブラジルで2番目に古いベネディクト派のサン・ベント修道院では黄金の祭壇をご覧いただきます。夕食後、深夜の国内線でアマゾナス州の州都マナウスへ。着後ホテルへ。
マナウス泊 |
7 | マナウス タバチンガ (国境) レティシア (ボートクルーズ) |
午後発 |
午前中、混載ボートでベネズエラから流れるネグロ川とペルーから流れてくるソリモンエス川が交わりアマゾン川となる合流ポイントへ。また、マナウスの中心地サン・セバスチャン広場に建つ19世紀のゴム景気の産物アマゾナス劇場(外観)、アマゾン原産のガラナなどの果物や食用ヤシ、熱帯特有の魚が並ぶ活気溢れる中央市場を訪ねます。 午後の国内線でペルー、コロンビアとの国境に位置するタバチンガへ。 着後、専用車で国境を越えてコロンビア側のレティシアへ。 夜、ご希望の方はアマゾン川でのボートクルーズをお楽しみいただきます。川沿いに生息するカイマンやナマケモノなどの夜行性の動物を探します。
レティシア泊
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8 | レティシア (国境) タバチンガ (国境) プエルトナリーニョ (国境) レティシア (ジャングルウォーク) |
朝発 昼発 午後着 夕方着 |
終日、国境に位置する三か国の町の市内観光。コロンビア側のレティシアでは先住民族が使用する衣服や生活用具のコレクションで有名な民族学博物館のほか、数千羽のオウムが眠るサンタンデール公園に訪れます。ブラジル側のタバチンガでは水上レストランの昼食をお楽しみください。また、ペルー側の町プエルトナリーニョからペルーアマゾンを訪れ、ボートで緑豊かな先住民族ティクナの部落をナチュラリストと共に訪ねます。夜、ご希望の方を先住民保護区でのジャングルウォークへご案内します。発光キノコ、夜行性のカエルなどを探します。
レティシア泊 |
9 | レティシア ボゴダ |
昼発 午後着 |
昼の国内線でコロンビアの首都ボゴダへ。 着後、ホテルへ。 ボゴダ泊 |
10 | ボゴダ メキシコシティ メキシコシティ |
16:10発 20:15着 24:10発 |
午前中、ボゴダの簡単な市内観光(市内中心部にあるボリーバル広場、植民地時代の大聖堂カテドラル、マーケットの見学)。専用車にて空港へ。航空機にてメキシコ・シティへ。 着後、航空機を乗り換えて帰国の途につきます。
機中泊 |
11 | 日付変更線を通過します。
機中泊 |
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12 | 東京 | 06:05着 | 着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝8/昼8/夜8:機内食は除く
- 利用予定航空会社:アエロメヒコ航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | 不要です。旅券の残存有効期間は入国時に3ヶ月以上必要です。査証欄の余白は2ページ(見開き2ページ含む)以上必要です。 | |
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気候・服装 | 標高1,000m以上の高原に位置するオウロ・プレトは年間を通じて冷涼で霧が発生しやすく、またアマゾン川流域の気候は高温多湿で、気温は昼夜ともに30℃前後です。夏服を基本に、朝晩の冷え込みや虫刺されに備えて長袖シャツと長ズボンをお持ちください。アマゾン川でのボートクルーズでは川風があたりますのでウインドブレーカーもご用意ください。靴は履きなれた運動靴をお持ちください。ボゴタは標高2,640mの高地に位置するため、高山気候の特徴があります。 | |
予防接種について | コロンビアへの入国に黄熱病の予防接種の証明書が必要です。また、アマゾン地域ではマラリアに対する注意が必要な地域です。予防薬が販売されていますので、詳しくは担当までお問い合わせください。 | |
利用予定ホテル | 下記をご覧ください。 オウロ・プレト:ポサダクラシカ、ソラール サルバドール:モンテパスコール、ヴィラガーレ オリンダ:セテコリーナ、ポサダアンパロ マナウス:ブルーツリー、クオリティ レティシア:デカメロン、アナコンダ ボゴダ:オペレタ、ダブルツリー |
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自然観察について | 写真や日程表に記載のある動植物は必ずしも見られるとは限りません。予めご了承ください。 | |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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世界遺産
オウロ・プレト歴史地区/オリンダ歴史地区