ツアーのポイント

ポイント 息を飲む美しさの稜線が続く朝日連峰を北から南へ大縦走

花崗岩の隆起山脈である朝日連峰は、山麓一帯の豊かなブナ林を抜け、灌木帯を越えると、たおやかに広がる開放的な稜線が広がります。北から南へ縦走することで朝日連峰の最大の魅力である美しい稜線歩きを連日お楽しみいただけます。夏には、明るい花崗岩の砂礫地が高山植物の緑と花に彩られ、夏遅くまで残る雪渓のパッチワークと織りなす稜線は息をのむ美しさです。秋には、ナナカマドやミネカエデ、ヤマウルシなど燃えるような紅葉と草紅葉が稜線を彩ります。

ポイント 少人数限定。経験豊富な登山ガイドと添乗員が同行する万全のサポート!

6名様より催行し、10名様限定の少人数制です。また、添乗員に加え東北在住の経験豊富な登山ガイドが同行し、個人で縦走するには困難な縦走路を安心かつ安全にサポートします。

ブナ林が広がる七曲りの登り(1日目)
美しい大鳥池の湖畔沿いを進む(2日目)

出発日と料金

2024年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
09月29日(日) ~
10月03日(木)
5日間 162,000円
発着地 現地発着 (JR鶴岡駅集合/JR左沢駅解散) 最少催行人員 6名(10名様限定)・添乗員同行
一人部屋追加代金 設定がございません
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
    <東京・大阪・名古屋からの参考アクセス>
    【東京方面】
    往路 : 東京駅 06:08発 (新幹線とき301号・新潟行)- 新潟駅 08:10着
       新潟駅 08:22発 (JR特急いなほ1号・秋田行)- 鶴岡駅 10:12着
    復路:左沢駅 08:52発 (JR左沢線・山形行)- 山形駅 09:35着
       山形駅 10:02発 (新幹線つばさ136号・東京行)- 東京駅 12:48着
    【大阪・名古屋方面】
    往路:前泊が必要です。
    復路:左沢駅 08:52発 (JR左沢線・山形行)- 山形駅 09:35着
       山形駅 10:02発 (新幹線つばさ136号・東京行)- 東京駅 12:48着
       東京駅 13:00発 (新幹線のぞみ229号・新大阪行)- 新大阪駅 15:30着
       東京駅 13:00発 (新幹線のぞみ229号・新大阪行)- 名古屋駅 14:39着

コース難易度

体力・技術 1日の歩行時間の目安は約8時間で、縦走1日目のみ約5時間です。標高差は登りで最大770m(2日目)、下りで最大1,340m(4日目)です。縦走用の荷物(9~12kg程度)を担ぎ、長時間の登山に耐えうる充分な基礎体力がある方が対象です。
宿泊 山小屋(避難小屋)3泊、山小屋(有人)1泊。
山小屋(避難小屋)泊は男女混合の大部屋です。テント泊になる事はありません。寝袋(三季用)と寝袋の下に敷くマットが必要です。寝袋をお持ちでない方には弊社で有料(6,000円)で貸し出しいたします。なお、山小屋(有人)については、下記のご案内とご注意「朝日鉱泉の宿泊について」をご参照ください。
荷物 縦走用の荷物を背負って全行程を歩きます。縦走中に不要な荷物を置いておくことができませんので、荷物は工夫をして軽量化に努めるようお願いします。また、共同装備・食料の分担(1kg程度)があります。

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1 JR鶴岡駅
泡滝ダム
大鳥小屋
10:20発
11:50着
JR鶴岡駅に10:20集合。専用車にて登山口・泡滝ダムへ。
●朝日連峰縦走1日目(コースタイム:3時間)
泡滝ダム(530m)より登山開始。傾斜のない大鳥川沿いに進み、冷水沢と七ツ滝沢の2つの吊り橋を渡ります。七曲りからは急登に変わり、ブナ原生林に囲まれた大鳥池の畔に建つ大鳥小屋(999m)へ。
大鳥小屋:避難小屋泊|食事:朝× 昼× 夜○
2 大鳥小屋
オツボ峰
以東岳
狐穴小屋
  ●朝日連峰縦走2日目(コースタイム:5時間50分)
ブナ林の急登を登り、三角峰手前の1,400m付近で森林限界を越え、夏にはお花畑が秋には紅葉の広がるオツボ峰へ。緩やかな稜線を登り、以東岳(1,772m)へ。眼下には大鳥池、進行方向には大朝日岳まで見渡す好展望が広がります。その後、朝日連峰らしい気持ちの良い稜線をアップダウンし、狐穴(きつねあな)小屋(1,414m)へ。
狐穴小屋:避難小屋泊|食事:朝○ 昼× 夜○
3 狐穴小屋
寒江山
竜門山
西朝日岳
大朝日岳小屋
(大朝日岳)
  ●朝日連峰縦走3日目(コースタイム:5時間50分)
三方境へ砂礫地を登り、3つの峰からなる寒江山(かんこうさん)を越え、7月にはヒナウスユキソウが群生する緩やかな稜線を竜門小屋へ。門内小屋から竜門山(1,688m)を経て、雪食地形の二重山稜の見られる尾根をアップダウンし西朝日岳(1,814m)へ。進行方向にはピラミダルな大朝日岳の堂々とした山容を望みます。中岳を越え、雪渓の広がる水場・金玉水へ。ここから木道の階段をひと登りして大朝日岳小屋(1,780m)へ。着後、日本百名山・大朝日岳(1,871m)を往復します。山頂からは鳥海山や月山、蔵王そして飯豊連峰と雄大な展望が広がります。
大朝日岳小屋:避難小屋泊|食事:朝○ 昼× 夜○
4 (大朝日岳)
大朝日岳小屋
小朝日岳
鳥原山
朝日鉱泉
 

●朝日連峰縦走4日目(コースタイム:5時間50分)
朝、天気が良ければ再び大朝日岳を往復します。その後、緩やかな稜線を進み水場・銀玉水を経て、熊越へ。ここから小朝日岳(1,647m)への登り下りが急傾斜となり縦走中、唯一の悪路となります。振り返ると以東岳から大朝日岳へと歩いてきた稜線が見渡せます。鳥原山を越え、湿原を経て鳥原小屋へ。ここから樹林帯を金山沢まで下り、さらに尾根道を下ると朝日川の分岐へ。最後に吊り橋を渡ると朝日鉱泉(560m)に到着です。着後、天然温泉でゆっくりお寛ぎください。

朝日鉱泉:ナチュラリストの家(山小屋)泊
食事:朝○ 昼× 夜○
5 朝日鉱泉
JR左沢駅
07:00発
08:40着
朝食後、専用車にて左沢(あてらざわ)駅へ。着後、JR左沢駅にて08:40解散。
食事:朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 日程表記載のコースタイムは、休憩時間を含まない一般的なコースタイムです。
  • 悪天の際は現地ガイド・添乗員の判断で縦走を中止・変更する場合があります。
  • 食事回数:朝4/昼0/夜4

ご案内とご注意

気候・服装 登山中は天気が良ければ、薄手の長袖で過ごすことができますが、悪天時や強風が吹くと体感気温は下がります。縦走中の気温の目安は、5℃~20℃です。フリースや薄手のダウンジャケット等の防寒着をお持ちください。10月は初雪が舞う場合があります。また、降雨もありますので、上下セパレート式の雨具をお持ちください。登山時の靴は、履き慣れた防水性の高いハイカットの登山靴・トレッキングシューズをご用意ください。
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
縦走登山について 縦走用の個人装備に加え、共同装備・食料の分担(1kg程度)を背負い、4日間に渡り縦走路を歩きます。歩行時間の目安は約8時間です。標高差は登りで最大770m(2日目)、下りで最大1,340m(4日目)です。体力のない方、9~12kg程度の荷物を背負うことの出来ない方は、ご参加いただけません。普段から山登りをされていて、夏山の縦走経験や長時間の縦走登山に耐えうる充分な基礎体力があることがご参加の条件です。
装備について 縦走中は3泊4日分の個人装備に加え、一部の共同装備・食料を1kg程度背負っていただきます。十分な大きさのザック(例:40~60L)もご用意ください。また、充分な防水対策も必要になります。
【ご自身でご用意していただく装備】
履き慣れた防水性の高いハイカットの登山靴・トレッキングシューズ(ローカットは不可)/上下セパレートタイプの雨具/ストック/スパッツ(足首用)/タオル/防寒着/着替え/手袋(薄手・防寒用)/帽子(日除け用・防寒用)/寝袋(7月:夏用、10月:三季用)/マット/昼食4日分/行動食4日分/ヘッドランプ/食器/箸スプーン/トイレットペーパー/個人常備薬/虫よけスプレー/水筒(2L程度)/テルモス(サーモス、0.3~0.5L)
※食料や炊事道具は共同装備としてご用意いたします。寝袋をお持ちでない方には弊社で有料(6,000円)で貸し出しいたします。
食事について 縦走中の朝食と夕食は弊社にてご用意します。昼食4日分は含まれておりません。事前に日持ちするパンやアルファ米など各自でご用意ください。山中では購入はできません。
朝日鉱泉の宿泊について 朝日鉱泉ナチュラリストの家は、山小屋ではありますが、通常の宿泊施設に準じた施設です。夕食と朝食の用意はもちろん、アルコールの販売もあります(自動販売機はありません)。寝具も備え付けの布団を利用でき、浴室(男女別の温泉)にはボディソープとシャンプーの備え付けがあります。タオルや浴衣はありません。なお、部屋数が全6部屋と限られており、男女別相部屋をリクエストしますが、予約状況によって大部屋泊(男女混合)となる場合があります。
その他のご注意 紅葉や花の開花状況はその年の気候により多少ずれることがあります。
年齢制限について 当ツアーは、年齢が80才以上の方はお申し込みいただけません。
旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

メールでのお申し込み・お問い合わせ 予約希望・お問い合わせ
旅行企画・実施 株式会社 西遊旅行
観光庁長官登録旅行業第一種607号 
日本旅行業協会正会員
東京都千代田区神田神保町2-2 共同ビル神保町3階
お電話でのお申し込み・お問い合わせ
0120-811-391 [ 営業時間:月~金10:00~18:00 ]
携帯電話・公衆電話の方はこちら
  • 東京

    03-3237-1391
  • 大阪

    06-6367-1391

営業時間外に受信したメール・FAX・郵送など
でのご連絡は、翌営業日扱いとなります。