ツアーのポイント

ポイント 14名様限定! 熊野古道 語り部と共に中辺路を歩く

古より巡礼者が踏みしめた聖地へとつながる熊野への道「世界遺産 熊野古道」。1000年以上にわたって多くの人々が歩んだ中辺路を、語り部と共に歩き古道の魅力を感じていただきます。口熊野と言われる田辺をスタートし、聖域の入り口として重要視された滝尻王子から熊野本宮大社まで江戸時代の石畳が残る道や里山を歩きます。往時を偲ばせる旅籠跡など巡礼の時代の風情が色濃く残る見どころ満載のルートです。

ポイント 熊野三山を巡る

熊野の神々を祀る3つの神社・熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉神社、熊野那智大社)も巡ります。3社は個別の自然崇拝に起源を持ちますが、主祭神を相互に勧請し「熊野三所権現」として信仰されるようになりました。仏が衆生を救済するために姿を現したのが神だとする「本地垂迹説」により、主祭神がそれぞれ「阿弥陀如来」、「薬師如来」、「千手観音」と見なされたことからも信仰を集め、これらを巡礼する「熊野詣」の目的地として栄えました。

ポイント 二つの道の巡礼者

「二つの道の巡礼者」とは、世界遺産で結ばれた日出づる国の熊野古道と沈む国のサンティアゴ・デ・コンポステーラの二つの道の巡礼を達成した人のことを指します。熊野古道の滝尻王子から熊野本宮大社まで38km、サンティアゴ巡礼ラスト100kmを歩いた巡礼者は、共通巡礼証明書を受け取ることができ、二つの道の巡礼を熊野古道側で達成される方は、二つの道の巡礼を締め括るとともに熊野の神々や聖ヤコブにご自身の想いを伝え、納める儀式「共通巡礼達成大太鼓の儀」に参加することができます。


共通巡礼手帳

巡礼の道中でスタンプを押して行く巡礼手帳。中辺路を歩き切った証となります。現地にてプレゼントいたします。

共通巡礼証明証
熊野本宮大社まで38km、スペインのサンティアゴ大聖堂までの100kmの道程を歩いた巡礼者に授与されます。

訪問する
世界遺産

紀伊山地の霊場と参詣道

COLUMN 100年ぶりに確認された新品種「クマノザクラ」

2018年、日本国内の野生の桜としては100年ぶりに新品種と確認されました。紀伊半島南部、熊野川流域を中心としたおよそ南北90km、東西60kmの限られた範囲に分布。ヤマザクラより早い2月下旬から4月中旬にピンクの花を咲かせます。地元では個体変異の多いヤマザクラの変異と考えられていました。中辺路のルートにも専門家の鑑定を受けたクマノザクラがあります。ヤマザクラとの違いが分かりにくく、開花時期を予想するのが難しいため、花に出会えるかどうかは運次第です。

クマノザクラ

COLUMN 桜の名所 七越峯森林公園

熊野本宮大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら)の熊野川を挟んだ対岸に位置し、吉野から熊野への古道「大峯奥駈道」が通る桜の名所。ソメイヨシノやヤマザクラなど多くの桜が見られますが、その中に、3本のクマノザクラが自生していることが専門家の鑑定の結果、明らかになりました。他にもクマノザクラとみられる木が複数あり、今年は11本の鑑定を依頼する予定になっています。観賞に訪れた人が分かりやすいように、木には「熊野桜」と書いた札が取り付けられています。今後、公園内に限らず各地でクマノザクラの鑑定が進み、広範囲で花を見ることができるようになるかもしれません。

七越峯から桜越しに望む大斎原
「熊野桜」の札

出発日と料金

2025年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
03月07日(金) ~
03月10日(月)クマノザクラ、ヤマザクラの季節
4日間 152,000円
03月11日(火) ~
03月14日(金)クマノザクラ、ヤマザクラの季節
4日間 148,000円
発着地 現地発着(紀伊田辺駅集合/紀伊勝浦駅解散) 最少催行人員 7名(14名様限定)・添乗員同行
一人部屋追加代金 3/7発:20,000円 3/11発:18,000円
※但し、部屋数に限りがあるため、最終的なご参加人数や空室状況によってお一人部屋が確保できる場合に限ります。その場合はお申込み順でご案内いたします。
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
    <東京・大阪からの参考アクセス>(航空券手配をご希望の方はご相談ください)
    【東京方面】
    往路:JAL213 羽田 07:40発 - 南紀白浜 08:55着
       南紀白浜空港  09:28発(明光バス/快速熊野古道号・新宮駅行)- 紀伊田辺駅 10:11着
    復路:紀伊勝浦駅 17:11発(JR南紀 8号) - 名古屋駅 20:49着
       名古屋駅  21:06発(JRのぞみ 56号) - 東京駅 22:42着
    【大阪方面】
    往路:新大阪駅  07:34発(JRくろしお 1号) - 紀伊田辺駅 09:58着
    復路:紀伊勝浦駅 18:04発(JRくろしお 36号)-  新大阪駅  22:08着

コース難易度

体力・技術 林の中の道は多少のアップダウンがありますが、歩くのが好きな方であればご参加いただけます。
高度 高山病の心配はありません。
宿泊 全行程、民宿または旅館泊 ※大部屋泊となる場合があります。
荷物 ご自身でお持ちいただきます。
※2日目以降、次の宿への荷物運搬サービスも別途料金にて承ることができます。詳しくは現地にて添乗員よりご案内いたします。

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1 紀伊田辺駅
滝尻
高原霧の里
11:35発
12:15着
16:00着
紀伊田辺駅に集合(11:15)し、路線バスにて滝尻へ。
●熊野古道トレッキング(約3時間)
平安時代から続く参詣道「中辺路」。聖域の入り口の滝尻王子から古道らしい山道を歩き高原霧の里へ。
高原霧の里:民宿・霧の郷たかはら泊
2 高原霧の里
小広峠
高原霧の里
06:30発

16:30着
●熊野古道トレッキング(約8時間)
苔むした石段の道や杉林の中を歩き野中の清水へ。継桜王子では樹齢800年を越すといわれる巨木もご覧いただけます。さらに小広峠へ。夕方、専用車にて高原霧の里に戻ります。
高原霧の里:民宿・霧の郷たかはら泊
3 高原霧の里
小広峠
発心門王子
熊野本宮大社
川湯温泉
06:00発


16:00着
17:30着
●熊野古道トレッキング(約9.5時間)
早朝、専用車にて小広峠へ。険しい山道や峠を越え、江戸時代の名残が感じられる古風な石畳の道を進んで、ひたすら深山を歩いていきます。発心門王子からは里山の景色や美しい棚田など、懐かしい日本の原風景が広がります。熊野本宮大社に到着後、熊野本宮大社を見学。熊野古道とサンティアゴ・デ・コンポステーラの道の両方の巡礼を達成された方は、熊野本宮大社にて「共通巡礼達成大太鼓の儀」に参加することができます。その後、路線バスにて川湯温泉へ。
川湯温泉 :山水館 川湯まつや又は温泉民宿 大村屋泊
4 川湯温泉
大斎原
七越峯森林公園
(熊野三山巡り)
紀伊勝浦駅
08:00発



17:00着
専用バスにて熊野本宮大社へ。大斎原を見学後、熊野川対岸の高台にある七越峯森林公園へ。世界遺産「大峯奥駈道」を歩き、桜と展望を楽しみます。その後、速玉大社神倉神社那智の滝那智大社を巡り、紀伊勝浦駅へ。着後解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝3/昼3/夜3(1日目の昼食は各自お召し上がりください。2、3日目昼食はお弁当の用意があります。)
  • 共通巡礼達成大太鼓の儀に参加の方は、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼証明書をご持参下さい。熊野古道の巡礼手帳は当日、お渡しいたします。

ご案内とご注意

気候・服装 トレッキング中は天気が良ければ、長袖で過ごすことができますが、朝夕や登山中強風が吹くと更に体感温度は下がります。フリースやライトダウン等の防寒着をお持ちください。フリースなどの防寒着をお持ち下さい。降雨もありますので、上下セパレート式の雨具をお持ちください。登山時の靴はトレッキングシューズや軽登山靴が最適です。その他の場所では歩きなれた運動靴が便利です。
利用予定ホテル 日程表をご覧ください。
トレッキングについて 宿泊地の関係上、1日の歩行距離が長くなります。途中、実費にて路線バスを利用することも可能です。
旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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