ツアーのポイント
ポイントこだわりの小辺路ルートを歩く
「大股~伯母子峠~伯母子岳」「果無集落~果無峠」
中辺路と違い、小辺路ルートの多くは車道・林道が整備されているため、歩きやすい反面、昔ながらの古道としての趣に欠けるという意見も聞かれます。高野山から熊野本宮大社までの、アップダウンを繰り返す約70kmを歩き通すことにも魅力はありますが、今回はあえて縦走にはこだわらず、熊野古道・小辺路の良さを堪能できる気持ちのいい世界遺産登録区間に絞ってご案内します。各古道の入り口までは専用バスを利用しますので、日帰りの装備だけを持って歩いていただけます。ポイント和歌山県最高峰の龍神岳(1,382m)と護摩壇山(1,372m)を歩く
和歌山県田辺市と奈良県吉野郡十津川村との県境に位置し、ブナやミズナラなどの原生林が残っています。頂上からは果無山脈や大峰山系が展望できます。平維盛(清盛の孫)が、平家の行く末を占うために護摩を焚いたと伝わる護摩壇山(1,372m)にも立ち寄ります。ポイント十津川温泉、龍神温泉(連泊)に宿泊
民宿や民家ではなく、自然に囲まれた温泉宿で一日の疲れを癒します。 COLUMN 果無山脈のブナ林を歩く
果無峠から果無山、石地力山、冷水山(果無山脈最高峰)へ
小辺路ルートのみどころである果無山脈、大峰山系を見渡すその美しさから「天空の郷」と呼ばれる「果無(はてなし)集落」。昔ながらの古き良き日本の生活風景が残っています。「果無峠」を経て、ここで小辺路から分かれて、静かな尾根道の続く「果無山脈」のブナ林の中を冷水山(果無山脈最高峰)まで歩きます。知る人ぞ知るルートです。地元をよく知る語り部が口をそろえて言う、見せたい風景が広がっています。11月にはアサマリンドウも彩を添えます。
公門の崩の上から果無、大峰奥駈方面を望む
石地力山からブナノ平、冷水山を望む
アサマリンドウ
COLUMN 奥高野随一の展望を誇る名峰・ 伯母子岳(1,344m)を歩く
伯母子岳は、紀伊山地西部、奈良県と和歌山県の県境の野迫川村にある、奥高野随一の展望を誇る名峰。北側の平集落は、平維盛がこの地で生涯を終えたとする平家伝説があり、深い歴史をもつ山域です。日本二百名山の一座でもある伯母子岳の山頂には360度のパノラマが広がり、西に和歌山県最高峰の龍神岳、護摩壇山、東に大峰山、八経ガ岳、釈迦ヶ岳、南に果無山脈、北には高野山方面を望めます。小辺路ルートに位置し、名所旧跡など歴史的な側面があるにも関わらず、アクセスの悪さから訪れる人が少ない静かな山です。伯母子岳から龍神岳、高野山方面を望む
キッコウハグマ
アサマリンドウ
アケボノソウ
出発日と料金
2023年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
10月31日(火) ~ 11月03日(金) |
4日間 | 158,000円 | |
11月08日(水) ~ 11月11日(土) |
4日間 | 158,000円 |
発着地 | 現地発着 (JR紀伊田辺駅集合/高野山解散) | 最少催行人員 | 7名(12名様限定)・添乗員同行 |
---|---|---|---|
一人部屋追加代金 | 20,000円 |
- 少人数の国内旅行企画のため、再利用割引・特別割引はありません。
- 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
[東京・大阪からの参考アクセス]
【東京方面】
往路:JAL213 羽田 07:40発 - 南紀白浜 08:55着
明光バス(快速熊野古道号)南紀白浜空港 09:28発 - 紀伊田辺駅 10:11着
復路:高野山 - 極楽橋(ケーブル)
極楽橋 - 南海難波(南海電鉄) 又は 極楽橋 - 天下茶屋 - 関西空港(南海電鉄)
【大阪方面】
往路:新大阪駅 07:33発(JR特急くろしお1号・新宮行) - 紀伊田辺駅 09:58着
復路:高野山 - 極楽橋(ケーブル)
極楽橋 - 南海難波(南海電鉄)又は 極楽橋 - 天下茶屋 - 関西空港(南海電鉄)
※上記のスケジュールは変更となる場合があります。最新の情報は、各交通機関に直接ご確認ください。
コース難易度
体力 | 林の中の道は多少のアップダウンがありますが、歩くのが好きな方であればご参加いただけます。 | |
---|---|---|
高度 | 高山病の心配はありません。 | |
宿泊 | 民宿や民家ではなく、自然に囲まれた温泉ホテルで一日の疲れを癒します。人気の宿、十津川温泉「ホテル昴」、龍神温泉「季楽里龍神」に宿泊します。 | |
荷物 | トレッキングに不要な荷物はバスで運びますので、その日必要な分のみお持ちいただき、日帰りの装備で歩いていただけます。2~3日目のお弁当はご出発時にお渡しして各自でお運びいただきます。 |
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
---|---|---|---|
1 | 紀伊田辺駅 熊野本宮大社 十津川温泉 (果無集落) |
10:30発 17:00着 |
●熊野古道・小辺路 果無集落散策(約3時間) 紀伊田辺駅に集合し、専用バスにて熊野本宮大社へ。熊野本宮大社を見学。見学後、専用バスにて十津川温泉へ。途中、高野山から熊野への参詣道「小辺路」のみどころ「天空の郷」と呼ばれる果無(はてなし)集落を歩きます。 十津川温泉泊|食事:朝× 昼○ 夜○ |
2 | 十津川温泉 果無峠上登山口 果無峠 果無山 石地力山 ブナノ平 公門の崩の上 冷水山 冷水山南面登山口 龍神温泉 |
07:00発 17:30着 |
●熊野古道・小辺路、果無山脈・ブナ林トレッキング(約10時間) 専用バスにて果無峠上登山口へ。江戸時代の名残が感じられる石畳の道や険しい山道を登り、深山を果無峠まで歩きます。果無峠で「小辺路」から分かれ、果無山脈へ。ブナ林の続く静かな尾根道を歩き、果無山、石地力山、そして果無山脈最高峰・冷水山(1,262m)へ。その後、専用バスにて龍神温泉へ。 龍神温泉泊|食事:朝○ 昼○ 夜○ |
3 | 龍神温泉 伯母子岳遊歩道登山口 口千丈山 伯母子岳 伯母子峠 萱小屋 大股 龍神温泉 |
07:30発 17:00着 |
●熊野古道・小辺路 伯母子岳トレッキング(約8時間30分) 専用バスにて伯母子岳遊歩道登山口へ。ブナ林の中を緩やかに登り、伯母子岳、伯母子峠へ。「小辺路」に合流し、古道を大股まで下ります。着後、専用バスにて龍神温泉へ。 龍神温泉泊|食事:朝○ 昼○ 夜○ |
4 | 龍神温泉 森林公園入口 護摩壇山 龍神岳 護摩壇山 護摩壇山スカイタワー 高野山 |
08:00発 11:00発 12:00着 |
●龍神岳と護摩壇山トレッキング(約2時間) 専用バスにて森林公園入口へ。龍神岳(和歌山県最高峰1,382m)、護摩壇山(1,372m)に登ります。下山後、護摩壇山スカイタワーから専用バスにて高野山へ。着後、解散。 食事:朝○ 昼× 夜×
|
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝3/昼3/夜3
ご案内とご注意
気候・服装 | 10~11月の熊野古道の平均気温は10~15℃と同時期の東京と同じぐらいですが、標高を上げるにつれ気温は下がり、朝夕や登山中強風が吹くと更に体感温度は下がります。フリース、ライトダウンなどの防寒着をお持ちください。降雨もありますので、上下セパレート式の雨具を お持ちください。登山時の靴はトレッキングシューズや軽登山靴が最適です。その他の場所では歩きなれた運動靴が便利です。 |
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利用予定ホテル | 日程表及び下記をご覧ください。 ■十津川温泉:ホテル昴 ■龍神温泉:季楽里龍神、丸井旅館 |
その他のご注意 | 紅葉、花の開花状況はその年の気候により多少ずれることがあります。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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旅行企画・実施 株式会社 西遊旅行
観光庁長官登録旅行業第一種607号
日本旅行業協会正会員
東京都千代田区神田神保町2-2 共同ビル神保町3階
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世界遺産
紀伊山地の霊場と参詣道