ツアーのポイント

ポイント 九州の焼き物の代表的な名産地、唐津、伊万里、有田、三川内、波佐見を訪問

九州北部は焼き物の名産地が集まっています。唐津、伊万里、有田、三川内、波佐見、代表的な5つの名産地を訪問します。実際に現地に足を運んでいただいて、各地の伝統ある歴史や作品にふれながら、普段使いもできるような、お気に入りの焼き物を見つけてみませんか。

ポイント 唐津、有田で陶芸体験もお楽しみください

唐津、有田の工房で、手びねり、絵付、ろくろなどの陶芸体験の時間も設けております。初心者の方でも職人が指導しますので、ご安心ください。現地でご自身で体験していただくことで、焼き物への理解も深まることでしょう。陶芸体験で作成した作品は、送料実費払いにて、後日ご自宅まで配送も可能です。

ポイント 8名様限定の少人数ツアー

各地で案内人の話を聞いていただいたり、名産地の焼き物をゆっくり選んでいただいたり、職人の説明を聞きながらじっくり陶芸体験いただけるよう、8名様限定の少人数ツアーです。

COLUMN 唐津焼

唐津焼の起源は諸説ありますが、1580年頃、唐津の岸岳城城主波多氏の領地で焼かれたのが始まりとされています。その後、豊臣秀吉による朝鮮出兵の際、朝鮮陶工を連れて帰り、その技術を取り入れたことで唐津焼は生産量を増していきます。全国に流通したことで唐津焼は日本を代表する焼き物となり、西日本では焼き物のことを「からつもの」と呼ぶほどまでに有名になりました。茶道の世界では古くから「一井戸、二萩、三唐津」と言われ、茶の湯の名品として多くの茶人に愛され、江戸時代には唐津藩の御用窯として発展しました。明治時代になり、藩の庇護を失った唐津焼は一度衰退しますが、人間国宝の中里無庵が古唐津の技法を復活させ、作り手の数も増加し、今では唐津市内約70の窯元が点在しています。唐津焼は"土もの"と呼ばれる陶器です。絵唐津、斑唐津(まだらからつ)、黒唐津、朝鮮唐津など、様々な種類の唐津焼が親しまれています。

唐津焼 朝鮮唐津(一例)
唐津焼の一例

■中里太郎右衛門陶房

江戸時代より420年続く唐津焼の第一人者の窯元です。1615年に唐津藩の御用窯となり、献上唐津を焼いてきました。敷地内には五代目が1734年に唐人町に開いた御茶盌(おちゃわん)窯跡が今も残されています。御茶盌窯跡は国の史跡に指定され、日本遺産にも登録されました。敷地内の御茶盌窯記念館では、十二代中里太郎右衛門(中里無庵)の旧宅を活用し、中里家によって蒐集された桃山時代の古唐津や唐津藩の御用窯で焼かれた献上唐津、歴代の太郎右衛門の代表作品などが展示公開されています。また陳列館では十四代太郎右衛門の作品もご覧いただけます。

十四代中里太郎右衛門 絵唐津松文大皿(作品の一例)

唐津藩の御用窯として用いられた御茶盌窯跡

COLUMN 伊万里焼と有田焼、秘窯の里・大川内山

有田焼は、佐賀県有田町周辺で生産される磁器です。豊臣秀吉による朝鮮出兵の際、佐賀藩の藩祖・鍋島直茂は、朝鮮陶工の李参平たちを連れて帰り、焼き物の生産を始めました。1616年、李参平は有田の泉山で白磁鉱を発見し、日本最初の磁器が焼かれたといわれています。有田で作られた製品が伊万里港から積み出されたために、有田焼は通称「伊万里焼」と呼ばれるようになりました。当時、最高技術を誇っていた中国の景徳鎮(けいとくちん)が衰えたため、1650年よりオランダの東インド会社が有田焼を買い付け、長崎の出島からヨーロッパに輸出し、ヨーロッパの王侯貴族を中心に広がっていきます。 佐賀藩は有田の地に御用窯を開き、将軍家や諸藩への贈答用の磁器を作っていましたが、その製作秘法の漏洩を防ぐため、1675年頃、現在の伊万里市の大川内山に御用窯を移しました。大川内山は断崖絶壁に囲まれた地で、入口に関所を設けて関係者以外の通行を禁止し、秘窯の里と呼ばれるようになりました。優秀な技術者を選抜して生産した磁器は「鍋島焼」と呼ばれ「色鍋島」など気品あふれる作風が特徴です。 明治時代以降になると、有田で作られた磁器は生産地の名前をとって、有田焼と呼ばれるようになります。骨董品などで耳にすることのある、古い伊万里という意味の古伊万里は、江戸時代に作られた有田焼を指します。現在では、かつて佐賀藩の御用窯があった伊万里市の大川内山で作られるものが伊万里焼と呼ばれています。

伊万里焼の一例
有田焼の一例
秘窯の里・大川内山

COLUMN 三川内焼と波佐見焼

三川内焼は、豊臣秀吉による朝鮮出兵の際、平戸藩主・松浦鎮信が、平戸に連れ帰った朝鮮陶工たちに焼き物を作らせたのが始まりとされます。そのため三川内焼は、別名平戸焼といわれます。しかし、平戸ではよい陶石に恵まれず、最後に落ち着いた先が三川内となりました。1650年には平戸藩の御用窯のほとんどが三川内に移されました。三川内では、伝統の高級品から庶民的な日用品まで、今でも多様なものづくりが行われています。 波佐見焼も、 豊臣秀吉による朝鮮出兵の際、大村藩主が連れ帰った朝鮮陶工たちに焼き物を作らせたのが始まりです。江戸時代には、巨大な登り窯がいくつも築かれ、波佐見焼は庶民のための磁器として日本中に普及しました。現在も波佐見町には、かつて波佐見焼を大量に生み出した世界最大級の登り窯跡が存在しています。近年の波佐見焼は、モダンなデザインや色使いが注目されています。

三川内焼の生産地、三川内皿山
三川内焼の一例
波佐見焼の一例

出発日と料金

2020~2021年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
12月27日(日) ~
12月31日(木)年末年始コース
5日間 188,000円

Go To
キャンペーン料金

お支払い実額:
132,000円

※旅行代金への支援額:
56,000円
※地域共通クーポン:
24,000円

01月25日(月) ~
01月29日(金)
5日間 188,000円

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キャンペーン料金

お支払い実額:
132,000円

※旅行代金への支援額:
56,000円
※地域共通クーポン:
24,000円

発着地 現地発着(博多駅集合・長崎空港解散) 最少催行人員 4名(8名様限定)・添乗員同行
一人部屋追加代金 20,000円
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1 博多
唐津
12:00発
14:30着

お昼12:00、JR博多駅・新幹線中央改札口前に集合。都市間高速バスにて、唐津へ。唐津着後、ホテルにチェックイン。その後、江戸時代より420年続く唐津焼の窯元、中里太郎右衛門陶房を見学します。

唐津泊|食事:朝× 昼× 夜○
2 唐津
伊万里
09:00発
17:00着

午前、唐津焼の体験をお楽しみください。唐津焼の手びねり、絵付を体験していただきます。その後、列車にて焼き物の積出港として繁栄した港町、伊万里へ。

伊万里泊|食事:朝○ 昼× 夜○
3

伊万里
大川内山
武雄温泉

09:00発
09:30着
17:00着

午前、専用車にて伊万里市郊外の大川内山へ。佐賀・鍋島藩直営の窯が置かれ、世界の至宝とも称された鍋島焼が作られた秘窯の里を見学します。見学後、列車にて1300年の歴史ある温泉地武雄温泉へ。

武雄温泉泊|食事:朝○ 昼× 夜○
4

武雄温泉
有田
武雄温泉

09:00発
09:30着
18:00着

午前、有田焼の体験をお楽しみください。有田焼のろくろを体験していただきます。その後、江戸・明治・大正の古い町並みが残る有田の町を観光。有田焼の原料となる陶石の採掘場泉山磁石場、有田焼の陶祖・李参平を祀った陶山神社香蘭社トンバイ塀などを見学します。有田焼専門店が軒を連ねるアリタセラも訪れます。

武雄温泉泊|食事:朝○ 昼× 夜○
5

武雄温泉
三川内
波佐見
長崎

09:00発
09:30着
13:00着
17:00着

午前、長崎県佐世保市の三川内へ。着後、三川内焼の生産地三川内皿山を見学します。その後、波佐見焼の生産地波佐見へ。着後、多くの窯元が集まる中尾山世界の窯広場などを見学します。見学後、長崎空港へ。

食事:朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝4/昼0/夜4

ご案内とご注意

GoToトラベルキャンペーンについて 本ツアーはGoToトラベル事業の支援対象です。
旅行代金から支援金を引いた金額がお客様のお支払い実額となります。国からの支援金はお客様に対して支給されます。当社は、支援金をお客様に代わって受領(代理受領)致しますので、お客様は、旅行代金に対する支援金を差し引いた「お支払い実額」をお支払いいただきます。 なお、お取消しの際は、旅行代金を基準として所定の取消料を申し受けます。お客様は、当社による代理受領ついてご了承のうえお申込みください。また、ご旅行中、宿泊施設にて居住地を確認する場合があるため、居住地を証明できるものをお持ちください(運転免許証、運転経歴証明書、健康保険証、マイナンバーカードなど)。

※支援金の上限に達し次第、割引価格での販売は終了となります。お早目にお申し込みください。
※新型コロナウイルスの感染拡大等に伴う政府の判断により、当ツアーがキャンペーン対象外となる場合がございます。
感染予防対策について ツアー実施にあたり、新型コロナウイルス感染予防対策を講じております。下記のページを必ずご確認いただきますよう、お願い申し上げます。
>新型コロナウイルス感染予防に対する取り組みと皆様へのお願い
気候・服装

12月から1月下旬は冬服が基本です。ダウンジャケット、フリースなどの防寒着をお持ちください。陶芸体験は汚れることがありますので、汚れてもいい服・汚れが気にならない服も、お持ちください。靴は履き慣れた運動靴が便利です。

利用予定ホテル 唐津:HOTEL KARAE、唐津第一ホテル、OYOアスカホテル唐津
伊万里:セントラルホテル伊万里
武雄温泉:セントラルホテル武雄温泉駅前
宿泊について 唐津のホテルは部屋数に限りがあるため、2名様での相部屋が基本となり、分宿になる場合もございます。ただし、最終的なご参加の人数や空室状況によってお一人部屋が確保できることもありますので、お申し込み順でご案内します。
食事について ツアー中の昼食は含まれておりません。現地のレストランなどで召し上がっていただきます。 各自、実費をお支払いください。
観光について 各地での見学・体験は今後の状況によっては一部制限される可能性もあります。予めご了承ください。
各地の窯元・工房で購入いただいた焼き物は、送料実費払いにて、ご自宅までの配送サービスがご利用いただけます(購入いただいた焼き物をずっと運びながら、旅行しなくても、大丈夫です)。陶芸体験で作成した作品も、送料実費払いにて、後日ご自宅まで配送が可能です(焼き上がりまで時間がかかります。通常1~3ヶ月後の発送予定です)。
旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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