ツアーのポイント

ポイント福岡から鹿児島へ冬の九州を縦断し、変化に富んだ環境で探鳥

有明海北岸の東よか干潟から、長崎に入り諫早の干拓地、そして1万羽のツルが渡来する鹿児島県の出水へと4泊5日で九州を縦断。干潟、干拓地、葦原など様々な環境で、ツルの他にも、シギ・チドリ類、猛禽類、越冬に訪れたツリスガラやニュウナイスズメなどの小鳥類など、多種多様な野鳥の観察をお楽しみいただきます。

ポイント日本最大のツルの渡来地として知られる鹿児島県・出水に2連泊

毎年1万羽を越えるツルが越冬のために渡来する鹿児島県・出水。2連泊することで夜明けの飛び立ちのチャンスも2回設けました。

ポイント有明海北岸の東よか干潟、西岸の諫早干拓地など、有明海周辺での探鳥

佐賀県では東よか干潟でシギ・チドリ類やクロツラヘラサギ、ズグロカモメ、ツクシガモなどを観察。そこから南下し、長崎県の諫早干拓地ではハイイロチュウヒやオオタカなどの猛禽類、有明海をフェリーで渡る際にはカツオドリなどが観察できます。

ポイント野鳥スペシャリスト・吉成才丈さんが同行

野鳥観察・撮影のスペシャリスト、ホビーズワールドの吉成才丈さんがガイドとして同行します。

 

MESSAGE 同行ガイド 吉成才丈さんからのメッセージ

北海道や沖縄なら本州と異なる野鳥が生息していると思えても、九州の野鳥の違いはあまり知られていないかもしれません。冬の九州にはたくさんの野鳥が越冬に訪れますが、朝鮮半島を南下してくる野鳥たちはとても魅力的です。
今回立ち寄る<東よか干潟>はラムサール条約湿地にも登録されており、シギ・チドリ類の飛来数は日本一といわれています。果ての見えない広大な干潟にはズグロカモメやツクシガモなども多数生息しており、潮の満ち引きで大きな群れが飛翔する様子は壮観です。諫早の干拓地では、運が良ければナベコウなども観察できるかもしれません。雲仙から熊本へはフェリーを利用しますが、デッキからは毎年、カツオドリの群れも観察されています。
そしてメインの鹿児島県出水(いずみ)では、越冬に訪れている1万羽前後のツルを観察。ナベヅルやマナヅル、カナダヅル、クロヅルの4種が常連で、毎年の飛来はありませんが、運がよい年にはアネハヅルやソデグロヅルなども見られたことがあります。 ツルは日の出前後に耕作地を行き来しますので、朝焼けをバックに飛翔する優雅なツルの写真も狙ってみましょう。鳥が大きく群れで飛翔しますので、スマホでも結構撮れちゃいますよ。あまり歩きませんので、野鳥観察や撮影の初心者の方も安心してお出かけください。九州北部に生息するカササギや、関東では見られなくなったツリスガラ、特徴的なくちばしのクロツラヘラサギなども狙いましょう。数年前まで毎年越冬に訪れていたナベコウも探してみましょう。

<過去の観察レポート>
>> 出水ツアーの「野鳥観察レポート」一覧はこちら
吉成才丈 (よしなり としたけ)

1962年生まれ、東京都在住。東京都千代田区で、バードウォッチング専門店<Hobby's World(ホビーズワールド)>および鳥類調査会社<(株)日本鳥類調査>経営。バードウォッチングのガイドで、全国各地も巡る。歳時記的に、毎年同じ時期に同じ探鳥地を訪ねることが多く、タカやシギチの渡り、ガン類の越冬、海鳥などを観察・撮影するのが楽しみ。バードウォッチングは、だれでも気軽に楽しめる趣味だと思っています。難しく考えることなく、皆さんのペースで楽しんで頂けるように心がけています。
>> 吉成才丈さんによる「野鳥観察レポート」はこちら

COLUMN一万羽が集う日本最大のツルの渡来地・出水

毎年10月中旬から渡来が始まり、ナベヅル、マナヅルを中心にカナダヅル、クロヅルなど1万羽ものツルが越冬のために集まる鹿児島県・出水。渡来数と種類の多さは日本一とされ、「鹿児島県のツル及びその渡来地」として特別天然記念物に指定されています。朝焼けのツルの飛び立ちは2度のチャンスを設けています。渡来するツルはナベヅル、マナヅルが多いですが、その中に混じるカナダヅルやクロヅルも探します。年によってはアネハヅルやソデグロヅルがやって来ることもあり、最大7種類のツルを観察できる可能性がある類まれな場所です。

群れを成して飛ぶマナヅル
朝日とツルの飛び立ち
クロヅル
ナベヅル
カナダヅル

COLUMN観察チャンスのある野鳥たち

ツクシガモ、オシドリ、ナベコウ、カツオドリ、ヘラサギ、クロツラヘラサギ、ダイサギ、マナヅル、ナベヅル、カナダヅル、クロヅル、タゲリ、タシギ、クサシギ、ユリカモメ、ズグロカモメ、ミサゴ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、カワセミ、カササギ、コクマルガラス、ミヤマガラス、ツリスガラ、ホシムクドリ、ニュウナイスズメ、ムネアカタヒバリなど

クロツラヘラサギ・ダイサギ
ナベコウ
ミヤマガラス
カササギ
ズグロカモメ
ミサゴ
ツリスガラ
ハイイロチュウヒ




出発日と料金

2024年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
12月15日(日)~12月19日(木)吉成才丈さん同行 5日間

208,000円

発着地 現地発着
(福岡空港集合/鹿児島空港解散)
最少催行人員 5名(7名様限定)・吉成才丈さん同行
一人部屋追加代金 12,000円
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。

    <東京・大阪からの参考フライト> ※航空券手配をご希望の方はご相談ください
    【東京方面(羽田空港発着)】
    往路:ANA243 羽田/福岡 08:30/10:20 または
       JAL307  羽田/福岡 08:00/10:05
    復路:ANA626  鹿児島/羽田 14:30/16:10 または
       JAL648 鹿児島/羽田 14:45/16:15 

    【大阪方面(伊丹空港着)】
    往路:JAL421 伊丹/福岡 08:00/09:15 または 
       JAL2051 伊丹/福岡 07:05/08:30
    復路:ANA548 鹿児島/伊丹 14:35/15:55 または
       JAL2410 鹿児島/伊丹 14:45/15:55

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1

福岡空港
東よか干潟
佐賀

10:45発
約2時間
夕方着

午前10時45分、福岡空港に集合。専用車にて佐賀へ向かいます。東よか干潟や周辺で探鳥。佐賀県の県鳥にもなっているカササギ、干潟周辺ではシギ・チドリ類の他、ズグロカモメツリスガラなども探します。
佐賀:四季彩ホテル 千代田館泊|食事:朝× 昼× 夜○
2

佐賀
東よか干潟
諫早干拓地
諫早

朝発



夕方着

 

午前、有明海北岸のラムサール条約湿地「東よか干潟」で探鳥クロツラヘラサギツクシガモズグロカモメなどの他、ダイシャクシギアオアシシギなどのシギ・チドリ類を観察します。この日の有明海は午前に満潮となりますので、野鳥が観察しやすい時間帯です。その後、専用車にて南下し、長崎県へと入り諫早へ。午後、諫早の干拓地で探鳥チュウヒハイイロチュウヒオオタカなどの猛禽類の観察の他、ツリスガラなども探します

諫早:L&Lホテルセンリュウ泊|食事:朝○ 昼× 夜○
3

諫早
諫早干拓地
熊本
出水


朝発



夕方着


午前、前日に引き続き、諫早の干拓地周辺での探鳥。その後、フェリーにて有明海を渡り、熊本へ。フェリー上からはカツオドリも観察できます。午後、日本最大のツルの渡来地として知られる鹿児島県の出水に到着。
※毎年この時期には1万羽を越えるツルが鹿児島県・出水に渡来し、3月頃まで滞留します。
出水:ウィングインターナショナル泊
食事:朝○ 昼× 夜○
4

出水
(出水干拓地)

 

早朝、出水の干拓地にて朝焼けの中を飛ぶツルの観察をお楽しみください。ナベヅルマナヅルを中心に、カナダヅルクロヅルも飛来します。日中もツルの観察や近郊のダム等でヤマセミオシドリを探します。夕方、再び出水へと戻り、夕方の時間帯のツルの観察をお楽しみください。

出水:ウィングインターナショナル泊
食事:朝○ 昼× 夜○
5

出水
鹿児島空港

朝発
13:00着

早朝、再び朝焼けの時間帯のツルの観察チャンスです。午前、引き続き出水周辺での探鳥。また、出水市ツル観察センターも訪問します。その後、鹿児島空港へ。空港にて13:00頃に解散。
食事:朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝4/昼0/夜4

ご案内とご注意

気候・服装 冬服の準備が必要です。日中の最高気温が10~15℃、朝晩の最低気温は0~5℃程度です。手袋、暖かい帽子などを含めしっかりとした防寒着をご準備ください。降雨に備えて上下セパレート式の雨具もお持ちください。
利用予定ホテル 日程をご覧ください
日程について

野鳥の観察や撮影を目的とするツアーです。天候や鳥の観察状況により柔軟に観光内容を変更することがあります。例年、この時期は出水周辺に一万羽ものツルがやってくる季節ですが、年によって時期がずれたり、個体数が少ないという可能性があります。日程表に記載の野鳥は野生ですので、必ずしも観察できるとは限りません。

専用車について 全行程バンを利用します。荷物の積み込みスペースには限りがありますので中型サイズ程度のスーツケースでご参加ください。
食事について ツアー中の昼食は含まれておりません。現地のレストランなどで召し上がっていただきます。各自、実費をお支払いください。
観察・撮影機材いついて 双眼鏡は8~10倍程度、撮影機材は300~400mm程度で、肩からかけるものでも、ツルの撮影には十分です。※事前のご相談も承ります。
その他のご注意 当コースは添乗員が同行しないコースのため、旅の記録のサービスはございません。
旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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