ツアーのポイント
ポイント生きた化石「イボイモリ」が繁殖のために集まる季節
沖縄本島では、両生類の中でも独特な繁殖形態を持ち学術的価値が非常に高いと言われるイボイモリの繁殖期に合わせた観察を行います。
ポイント生き物の宝庫・西表島
西表島では、オオハナサキガエル、アイフィンガーガエル、ヤエヤマカジカガエル、ヤエヤマヒバア、サキシマハブなどの八重山諸島固有の爬虫類両生類に加え、ヤエヤマサソリ、タイワンサソリモドキなど様々な南国の蟲の観察にも挑戦します。日本最小のヤエヤマヒメボタルが夜を彩る季節です。
ポイントそれぞれの島で専門家が同行
沖縄本島では、自然写真家・熊井健氏が同行し、夜の写真撮影のコツも教えていただきます。一眼レフだけでなく、スマートフォンでも可愛い生き物の姿を捉えることができるかもしれません。西表島では、島を知り尽くした経験豊富なネイチャーガイドが同行します。
ポイント専用車利用で移動も楽チン
観察場所は林道、登山道になりますが、観察地付近までの往復は専用車を利用。個人では探すのが難しい観察地へご案内し、観察終了後の夜の山道も安心してホテルへ戻れます。
COLUMN 生きた化石「イボイモリ」
イボイモリは日本最大のイモリです。独特な進化を辿り背骨や肋骨が隆起し浮かび上がっている形が、イボのように見えることが名前の由来だと言われています。原始的な形態を残しており、かなり近縁な形態をしたイモリの化石も見つかっているため「生きた化石」とも呼ばれています。両生類にも関わらず、乾燥に強い皮膚を持つため普段は森の中に生息していますが、この時期(3月)にのみ、繁殖のために沢山集まる姿を見ることができます。両生類では珍しいゴツゴツとした体は、あまり泳ぐことがないため流線形である必要がなくなったと考えられています。幼生は、両生類らしく水中での生活をしますが卵は陸上に産み、孵化した幼生は雨水に流されたりしながら自力で水場を目指します。黒色の個体が多いですが、中には全身オレンジ色の個体も発見されています。
COLUMN 沖縄本島、西表島で沢山の生き物の観察
沖縄本島では、イボイモリだけでなく、色鮮やかなリュウキュウカジカガエル、日本一小さなカエル・ヒメアマガエルも繁殖期を迎えます。西表島は先島諸島に位置し、沖縄本島とは異なる生き物たちが数多く生息しています。子育てするカエル・アイフィンガーガエル、茶色からオレンジ色まで個体によって様々な色合いのサキシマハブ、まん丸の目が特徴的なサキシマバイカダなど独特な種が多いです。またこの時期は、日本で一番小さなヤエヤマヒメボタルの観察のベストシーズンで、夜の観察前に、夜空を彩る幻想的な光景を鑑賞します。その他、コウモリのねぐら立ちや、タイワンサソリモドキ、ヤエヤマサソリなど様々な南国らしい生き物たちの観察を狙います。
【観察を期待したい生き物】
爬虫類:リュウキュウアオヘビ、アカマタ、ホンハブ、オキナワハイ、ガラスヒバア、サキシマハブ、サキシマバイカダ、ヤエヤマヒバア、サキシマカナヘビ、ヤエヤマセマルハコガメ、ヤエヤマイシガメ等
両生類:イボイモリ、リュウキュウカジカガエル、ヒメアマガエル、オキナワイシカワガエル、ヤエヤマアオガエル、アイフィンガーガエル、オオハナサキガエル等
その他:オキナワトラフハナムグリ、リュウキュウキュウウラボシシジミ、オキナワアオジョウカイ、アマミアカハネハナカミキリ、オオシマカクムネベニボタル、コノハチョウ、ズアカアオバト、ノグチゲラ、ヤエヤマヒメボタル、ヤエヤマサソリ、タイワンサソリモドキ等
出発日と料金
2022年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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03月17日(木) ~ 03月21日(月) | 5日間 | 198,000円 |
発着地 | 現地発着(那覇空港集合/石垣港解散) | 最少催行人員 | 4名(6名様限定)・添乗員同行 |
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一人部屋追加代金 | 10,000円 |
- 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
- 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
<東京・大阪からの参考アクセス>※航空券手配をご希望の方はご相談ください。
【東京方面】
■往路 ANA471 羽田ー那覇 11:25発 - 14:20着
■復路 ANA1768 石垣ー那覇 12:35発 - 13:30着
ANA468 那覇ー羽田 14:20発 - 16:40着
【大阪方面】
■往路 ANA765 伊丹ー那覇 11:00発 - 13:20着
■復路 ANA1768 石垣ー那覇 12:35発 - 13:30着
ANA766 那覇ー伊丹 14:05発 - 16:00着
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | 那覇 名護 |
15:30発 16:30着 |
15:30那覇空港に集合。専用車にて名護のホテルに向かいます。夕食後、夜の観察へ。繁殖のために集まるイボイモリを観察します。また、この時期に繁殖期を迎えるリュウキュウカジカガエルやヒメアマガエルの繁殖地も観察します(18:00~22:00頃)。 名護:グリーンリッチホテル名護泊 食事:朝× 昼× 夜× |
2 | 名護 (やんばるの森) |
午前中より、やんばるの森でオキナワトラフハナムグリ、リュウキュウウラボシシジミ(国内最小の蝶)、オキナワアオジョウカイ、アマミアカハネハナカミキリ、オオシマカクムネベニボタルなどを観察します
。ズアカアオバト、ノグチゲラなどの野鳥も観察できるかもしれません。夕食を済ませた後、再び夜のやんばるに向かいます。イボイモリ、オキナワイシカワガエル、リュウキュウカジカガエルなどを観察します。ホテルの到着は23時頃を予定しております。
名護:グリーンリッチホテル名護泊 食事:朝○ 昼× 夜× |
|
3 | 名護 那覇空港 那覇空港 石垣空港 石垣港 西表島 |
08:30発 10:00着 11:05発 12:05着 13:30発 14:10着 |
朝、専用車にて那覇空港へ向かいます。その後、国内線で石垣島へ。専用車で石垣港に向かいフェリーで西表島へ。夜は夜行性の生き物の観察。日没後の夜空を彩るヤエヤマヒメボタルの鑑賞の後、アイフィンガーガエル、ヤエヤマヒバア、サキシマハブ、オオハナサキガエル、ヤエヤマサソリなどの観察に向かいます(18:00~22:00頃)。
西表島:ホテルイルマーレウナリザキ泊 食事:朝○ 昼× 夜○ |
4 | 西表島 | 午前中はホテルにて休養。午後、サキシマカナヘビやマングローブに生息するシオマネキなどの観察(12:00~16:00頃)。夕食後、洞窟から狩りに出かけるコウモリ類をはじめ、サキシマバイカダ、ヤエヤマヒメアマガエル、ヤエヤマカジカガエル、タイワンサソリモドキなどの観察に向かいます(18:00~22:00頃)。
西表島:ホテルイルマーレウナリザキ泊 食事:朝○ 昼× 夜○ |
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5 | 西表島 石垣港 |
09:30発 10:20着 |
ホテルをチェックアウト後、専用車で石垣港へ。フェリーで石垣島へ戻り、石垣港解散。
食事:朝○ 昼× 夜× |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝4/昼0/夜2
ご案内とご注意
気候・服装 | 日中は合服で過ごせます。夜の観察の際はヘッドライト等をお持ちください。また、降雨に備えて上下セパレート式の雨具もお持ちください。 |
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利用予定ホテル | 日程をご覧ください。 |
夜の観察について | 夜の観察は車道、林道、登山道で行い、一部沢の中を歩くこともあります。ハブなどの有毒生物も生息していますので、長袖・長ズボンにひざ丈のを必ずご用意ください。ゴム長靴をご持参いただかない場合、観察へはご案内できませんのでご注意ください。観察中は現地ガイドの指示に従い、観察経路からそれることのないようお願いいたします。 |
食事について | 全ての昼食、1・2日目の夕食は含まれておりません。コンビニエンスストア・道の駅・お弁当屋等で各自ご購入いただき、お召し上がりいただきます。 |
日程について | 天候や生き物の観察状況により観察場所を変更することがあります。日程表に記載の動物は野生ですので、必ずしも観察できるとは限りません。 |
国内旅行保険への加入について | 万一に備え、国内旅行保険へのご加入を、ご参加の条件とさせていただきます。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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世界遺産
奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島(沖縄北部)