ツアーのポイント

ポイント八重山諸島を代表する石垣島と西表島の特異な大自然を体感

日本の最南端に位置する八重山諸島を代表する石垣島と西表島を訪れます。西表島を北から南へ縦走(横断)し、西表島最高峰・古見岳を登頂。さらに石垣島では沖縄県最高峰・於茂登岳へ。とりわけ踏破困難 な西表島の縦走(横断)を成し遂げた後の達成感は代えがたいものとなるでしょう。

ポイントピナイサーラの滝でカヌー体験と由布島のんびり観光

沖縄県最大の落差を誇るピナイサーラの滝を目指してカヌーをお楽しみいただきます。目の前に迫るマングローブの森を観察しながらの贅沢なひと時です。カヌーが初めての方でも安心してお楽しみいただけます。また、のんびり歩く牛車に乗って由布島に渡り、亜熱帯植物園を観光します。

ポイント夜空に舞うヤエヤマヒメボタルを鑑賞

ヤエヤマヒメボタルは、発光する3種の八重山のホタルの中で最も幻想的かつ華麗だと言われます。日没後のわずか30分~1時間しか発光しない珍しい陸棲ホタルです。発光が見られるのは2月~4月だけで、この時期限定のナイトツアーをお楽しみください。

ポイント全室シーサイドビューのイルマーレウナリザキに滞在

西表島北西部の宇奈利崎に位置するホテル・イルマーレウナリザキに滞在。全室海を望む絶景のロケーションが自慢の快適なホテルに4連泊します。

於茂登岳から望む川平湾
古見岳山頂にあるヤマネコの石碑
初めてでも安心のカヌー体験
由布島へは水牛車で
宇那利崎湾の高台に建つイルマーレウナリザキ
海を望むホテルの部屋
訪問する
世界遺産
奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島

COLUMN 常夏の気候に育まれた西表島の自然

西表島は、沖縄本島の南西400km、日本の最南端に位置する八重山諸島に位置します。島の面積は、沖縄本島に次ぐ大きさで人口約2,400人の島です。島の90%は亜熱帯の自然林で覆われており、降雨量は年平均2,300mmと多く、豊かな自然を育んでいます。沖縄県最長の浦内川をはじめとした下流の汽水域では、広大なマングローブ林が形成され、日本産のマングローブ植物7種すべてが西表島に分布しています。ほぼ全域が西表石垣国立公園の公園区域に指定されており、特別天然記念物のイリオモテヤマネコやカンムリワシ、天然記念物のセマルハコガメ、キシノウエトカゲ、サキシマハブなど珍しい動植物の宝庫となっています。

浦内川のマングローブ林
相良川のタイワンツヅジと琉球松
サキシマスオウノキの巨大な板根
特別天然記念物のカンムリワシ
オオハナサキガエルの卵
サキシマキノボリトカゲ

COLUMN 亜熱帯のアドベンチャートレック「西表島大縦走」

西表島には「横断道」と呼ばれる道があります。昔、車がない時代に使われていた道で、西部地区・浦内川から東部地区・仲間川へ島の中央部を貫く約18kmの道です。高低差は少なく、1日で歩くことができるものの、亜熱帯特有の気候と川沿いの悪路が続くため、踏破困難な道として知る人ぞ知るルートです。高温多湿で風は抜けず、見通しのきく場所がなく、また似たような風景が続く迷いやすい道なので、ガイドの同行がないと難しいルートです。また、ひとたび強い雨が降ると急に増水するため、冷静な判断が求められます。なお、横断道を歩く際には、地元警察と森林管理事務所に届け出が必要で、道迷いによる遭難者が多いため単独での入山は禁止されています。この横断道を歩いた後の達成感は並々ならぬものがあり、腕に覚えがある方には、ぜひ挑戦して欲しいコースです。

大縦走の起点・軍艦岩を出発
日本の滝100にも選ばれたマリユドゥの滝
神々の座を意味するカンビレーの滝
女神に贈る宝石箱の伝説が残るポットホール
横断道の入口
ぬかるんだ道
急登を行く
浦内川の最後の渡渉
イタジキ川出合
林道を進み大富林道入口へ
2024年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
03月08日(金) ~
03月12日(火)楠修(大阪支社)同行
5日間 238,000円
発着地 現地発着(石垣空港集合・解散) 最少催行人員 4名(5名様限定)添乗員同行
一人部屋追加代金

4,000円

  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。

  • <東京・大阪・名古屋からの参考フライト> ※航空券手配をご希望の方はご相談ください。

    【東京方面】
    ■往路(直行便2パターン)
    ANA89便 羽田 08:05発– 石垣 11:20着 または JAL971便 羽田 06:35発– 石垣 10:00着
    ■往路(経由便2パターン)
    ANA467便 羽田 08:30発- 那覇 11:25着 & ANA1767便 那覇 12:40発- 石垣 13:45着 または
    JAL907便 羽田 08:45発- 那覇 11:35着 & JTA609便 那覇 12:30発- 石垣 13:35着
    ■復路(直行便2パターン)
    ANA92便 石垣 15:45発- 羽田 18:20着 または JAL974便 石垣 19:25発- 羽田 22:05着
    ■復路(経由便2パターン)
    ANA1770便 石垣 14:20発- 那覇 15:20着 & ANA472便 那覇 16:55発- 羽田 19:15着 または
    JTA614便 石垣 14:15発- 那覇 15:15着 & JAL916便 那覇 17:30発- 羽田 19:45着

    【大阪方面】
    ■往路(直行便 2パターン)
    ANA1747便 関西 09:40発– 石垣 12:25着 または JTA83便 関西 09:50発– 石垣 12:40着
    ■往路(経由便 2パターン)
    ANA761便 伊丹 08:15 那覇 10:30着 & ANA2443便 那覇 11:40発- 石垣 12:45着 または
    JAL2081便 伊丹 08:35発- 那覇 10:50着 & JTA609便 那覇 12:30発- 石垣 13:35着
    ■復路(直行便 1パターン)
    JTA86便 石垣 20:05発- 関西 22:20着
    ■復路(経由便 2パターン)
    ANA1770便 石垣 14:20発- 那覇 15:20着 & ANA770便 那覇 17:05発- 伊丹 19:00着 または
    JTA622便 石垣 16:30発- 那覇 17:30着 & JAL2088便 那覇 18:00発- 伊丹 19:55着

    【名古屋方面】
    ■往路
    ANA579便 中部 10:50発- 石垣 13:50着
    ■復路
    ANA580便 石垣 14:30発- 中部 16:50着

コース難易度

体力 1日の歩行時間は、西表島大縦走が10時間30分、古見岳が6時間30分です。日帰りとはいえ、長時間歩き続けられる基礎体力が必須です。また、高湿度下で、未整備の悪路を、渡渉とアップダウンを繰り返しながら、歩行スピードも要求され、ヒルやダニもいる困難な条件下でも歩くことができる事が参加条件となります。
宿泊 全ホテル泊。男女別で一部屋2名利用(相部屋)となります。
荷物 縦走や登山に不要な荷物は、宿泊施設へ置いておくことができますので、スーツケースやバッグでのご参加が可能です。

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1 石垣空港
石垣港
西表島
14:00発
15:20発
16:20着

石垣空港に14:00集合。専用車にて石垣港離島ターミナルへ(約40分)。フェリーにて西表島・上原港へ(約1時間)。着後、送迎車にてホテルへ(約10分)。夕食は、グルクンの唐揚げなど島御膳をご賞味ください。
※西表島では、宇奈利崎湾の高台に建ち全室海側の眺めの良いホテル・イルマーレウナリザキに4連泊します。

西表島:イルマーレウナリザキ泊|食事:朝× 昼× 夜○
2 西表島
(浦内川クルーズ)
(西表島大縦走)
  ●西表島大縦走(約10時間30分/約18km)
専用車にて沖縄県最長の川である浦内川(うらうちがわ)へ(約10分)。チャーター船にてマングローブ林を眺めながら浦内川クルーズ(8km・約30分)。船着き場の軍艦岩から縦走の開始です。まずは整備された道を進み、マリユドゥの滝、神の座を意味するカンビレーの滝へ。ここから悪路の横断道が始まります。倒木の多い川沿いの道を進みイタジキ川出合へ。渡渉と崖が連続するアップダウンの多い悪路を更に進み、大富・古見分岐を経て、浦内川支流を登り、浦内川と仲間川の分水嶺(244m)を越えます。大富口で悪路が終わり、林道を6km進み大富林道入口へ。下山後、専用車にてホテルへ(約1時間20分)。
西表島:イルマーレウナリザキ泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
3

西表島
(ピナイサーラの滝)
(由布島)
(ホタル鑑賞)

 

●ピナイサーラの滝カヌー&ウォーキング(約4時間)
送迎車にてヒナイ川へ。マングローブの森の中をカヌー(カヤック)で進み(片道約40分)、その後、歩いてピナイサーラの滝壺を往復します(往復約1時間)。
●由布島観光(約2.5時間)
カヌーの後は、名物の八重山そばの昼食後、由布島観光へ。のんびり歩く水牛車に乗って、由布島へ渡ります。南国ムード満点の亜熱帯植物園を散策します。 夕食は、西表島ならではのメニューが並ぶ島内屈指の人気店へご案内します。
●ヤエヤマヒメボタル鑑賞(約1時間)
夕食後は、ヤエヤマヒメボタルを見るナイトツアーへご案内します。

西表島:イルマーレウナリザキ泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
4

西表島
(古見岳)

  ●古見岳登頂(約6時間30分/約8km)
専用車にて古見岳登山口(5m)へ(約1時間)。平坦な相良川(あいらがわ)沿いに10数回の渡渉を繰り返しながら進みます。急登を登り尾根に出たのち、琉球竹の生い茂った相良川最上流部の急登をさらに登ると西表島最高峰・古見岳(470m)へ。天気がよければ新城島(あらぐすくじま)や黒島が望めます。その後、往路を慎重に下ります。下山後、専用車にてホテルへ(約1時間)。
西表島:イルマーレウナリザキ泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
5 西表島
石垣港
於茂登岳
石垣空港
08:00発
08:50着

13:40着
送迎車にて西表島・上原港へ(約10分)。フェリーにて石垣港へ(約50分)。着後、専用車にて登山口(130m)へ(約30分)。
●於茂登岳登頂(約3時間30分/約4km)
イタジイを中心とする照葉樹林や琉球竹に覆われた登山道を登ります。沖縄県最高峰・於茂登岳(526m)からは、美しい川平湾や桴海於茂登岳、野底岳が望めます。その後、往路を下山。専用車にて石垣空港へ(約20分)。石垣空港13:40解散。
食事:朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝4/昼3/夜4

ご案内とご注意

気候・服装 西表島の3月の平均気温は20℃(最高23℃、最低18℃)、湿度は80%です。夏服で過ごせますが、寒い時や冷房対策に上着もご準備ください。縦走や登山、カヌーの服装や装備品については、下記をご参照ください。
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
荷物について スーツケースでのご参加が可能です。ただし、送迎車の積み込みスペースの関係上、中型サイズ(高さ:キャスター付きで75cm以内)のスーツケースやダッフルバッグでご参加ください。石垣島-西表島間のフェリーの乗下船時も含めて、お荷物は各自でお運びいただきます。
フェリーについて 石垣島-西表島間のフェリーは悪天候により欠航や航路を変更する場合があります。風が出て波が荒いと西表島の上原港ではなく大原港になることがあります。その場合、大原港~ホテル間は、連絡バスでの移動となります(所要約1時間)。
宿泊施設について 宿泊施設「イルマーレウナリザキ」は、バスタオル、ハンドタオル、シャンプー、ボディーソープ、湯沸かし、ドライヤーが用意されています。使い捨て歯ブラシ、寝巻(浴衣)はありません。そのほか、無料WiFi、洗濯機(無料)、乾燥機(200円/時間)、自動販売機があります。
装備品について 西表島大縦走と古見岳、於茂登岳では荷物をご自身で背負って歩きます。小型ザック(例:30L前後)をご用意ください。
【装備品】上下セパレートタイプの雨具/ストック/防寒着(濡れてもよいフリースなど)/帽子/手袋(薄手)と軍手(毒虫対策)/ヘッドランプ/サングラス/水筒(2L程度)/トイレットペーパー/携帯トイレ(西表島大縦走と古見岳)/行動食/個人常備薬とヒル対策/日焼け止め/タオル/靴については各項目をご参照くださ い。歩行中の服装は、肌の露出の少ない薄手の長袖、長ズボンが良く、ヒル対策には登山用サポートタイツ(c3fitやCW-Xなど)や沢登り用スパッツ(ネオプレン素材)がオススメです。
西表島大縦走(横断道)について 風の通らない亜熱帯のジャングルの中を歩きます。太陽が出ると暑くなり、北風が吹くと寒くなります。雨が降るとヒル、乾燥するとダニが出ます。ヤマンギ(毒毛虫)や毒をもつヤスデもいます。登山道は粘土質の赤土で泥道になり、川沿いの石は苔がついて滑りやすく、砂岩のため脆いです。靴は、ハイカットの登山靴ではなく、履きなれた運動靴やローカットのアプローチシューズをご準備ください。エスケープルートがないため、11:00までにイタジキ川出合にたどり着けない場合は、縦走を諦めて往路を引き返します。その際の浦内川遊覧船代(2,200円/人)とホテルまでの追加送迎代(5,000円/回)は各自負担となります。また、本隊のペースから遅れ、大富林道入口に18:30までに到着できない場合、ホテルまでの追加送迎代(20,000円/回)は各自負担となります。
古見岳登山について 地形図に登山道の表示がない亜熱帯のジャングルの中を歩きます。ルート前半は、相良川沿いの渡渉、ルート後半は亜熱帯のジャングルの中を琉球竹の生い茂った急登を登ります。琉球竹の藪こぎになる事があります。山頂以外は展望はありません。西表島大縦走同様にヒルやヤマンギもいます。エスケープルートがないため、13:30までに山頂にたどり着けない場合は、登頂を諦めて往路を引き返します。靴は、沢登りシューズを現地にて無料で貸し出しします。ご参加者には事前に「足のサイズ」をお伺いします。
於茂登岳登山について よく整備され、危険箇所はなく、登山者も多い半日行程のトレッキングです。西表島大縦走同様にヒルやヤマンギもいます。靴は、ハイカットのトレッキングシューズが最適ですが、履きなれた運動靴やローカットのアプローチシューズも可能です。
ピナイサーラの滝カヌーについて カヌーの操作方法を練習してからカヌーに乗りますので、初めての方でも安心してご参加ください。カヌーに必要な装備品(カヤック、パドル、ライフジャケット、沢登りシューズ、防水バッグ、携帯トイレ)は、現地にて無料で貸し出しします。濡れてもよい格好と日焼け対策(日焼け止め、帽子)、タオルをご用意ください。寒い時は雨具の上下を着ます。増水などなければ雨天でも実施します。カヌーの後は、シャワーを浴びて、着替えを済ませてから昼食。その後、由布島観光へ向かいます。
旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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