ツアーのポイント
ポイント 専用車にて、奈良最深部の景勝地を巡る
奈良最深部は険しい山々に囲まれ、渓谷に沿って川が深く刻む道が続きます。唯一の公共交通機関は路線バスのため、個人では非常に巡りにくい地域です。ツアーでは、専用車を利用し、奈良県屈指の名勝地が点在する天川村や十津川村を巡り、さらには奈良・三重・和歌山の三県境に跨る瀞峡や日本唯一の飛び地・北山村も巡り、最後は熊野灘に面する熊野市へ訪問する充実の5日間です。
ポイント 日本はじまりの地 飛鳥から始まる旅
かつて政治や経済の中心地であった飛鳥時代に、初めて「日本」という国号が使われました。聖徳太子や天武天皇などの人物が日本のかたちを築いた地です。仏教公伝時の欽明天皇陵、飛鳥の歴史を紹介する飛鳥資料館、本最古の仏像「飛鳥大仏」を祀る飛鳥寺、明日香村や大和三山が一望できる甘樫丘などを訪ねます。
ポイント 日本で唯一の飛び地、北山村で「筏師の道」を体感
紀伊半島の中央部に位置する北山村は日本で唯一の「飛び地」の村です。村の真ん中を清流・北山川が流れ、伐採した木を下流まで筏にして運んでいた歴史を持ちます。2~3日をかけて新宮まで木材を筏で運んだ後に筏師たちが歩いたという「筏師の道」の景勝ポイントである「立合川の吊り橋」へご案内します。
COLUMN 奈良南部の景勝地
みたらい渓谷
天川村に位置するみたらい渓谷は、大小様々な滝と巨大な岩壁・奇岩が織りなす神秘的な渓谷です。整備された遊歩道からは、美しく煌びやかなの清流や、迫りくる岩壁や奇岩を間近に望むことができます。降り注ぐ陽光がより一層みたらい渓谷を神秘的な風景にしてくれ、奈良南部屈指の紅葉を楽しめる景勝地です。
紅葉の吉野山
桜の名所として知られる吉野山は、秋の紅葉も絶景です。ヤマサクラやサクラモミジ、カエデモミジの葉が紅葉し、標高差があるので、山頂から麓へと徐々に色づいていきます。赤や黄色、橙色に山全体が覆われる様はまるで錦のようにも見えます。自由時間を設け吉野山の散策や国宝に指定される金峯山寺の本堂・蔵王堂の見学などをお楽しみください。
紅葉する吉野山(イメージ)玉置神社
人里遠く離れた紀伊半島中央に位置する標高1077mの霊峰玉置山の中腹に鎮座する玉置神社。境内には樹齢三千年と云われる神代杉を始め天然記念物に指定されている杉の巨樹が叢生し、平成十六年には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。
栃尾観音堂 "円空仏"
円空は江戸時代前期の修験僧の1人で、各地に「円空仏」と呼ばれる木彫りの仏像を残しました。円空が不惑の年を迎えた頃、天川の大自然で様々な仏像を残し、栃尾観音堂は円空が彫った像を300年にわたり守り続けました。関西の中でも円空仏群像をご覧いただけるのは、奈良・栃尾観音堂だけです。
円空仏COLUMN 日本で唯一の飛び地である北山村
北山村は関西屈指の秘境とも言われます。奈良県と三重県に囲まれ、和歌山県のどの市町村とも隣接しない全国で唯一の飛び地が和歌山県・北山村です。昔から良質の杉に恵まれ林業で栄え、川の流れを利用し、いかだによって伐採した木材を集積地である和歌山県新宮まで運ばれました。 かつて筏師たちが行き交った山道に残された 「筏師の道」、そこに架かる立合川の吊り橋まで散策します。 また、三県にまたがり国特別名勝の大峡谷「瀞峡」、とくに奇岩や巨岩が並ぶ瀞八丁の渓谷美と紅葉に染まる山の景色をお楽しみください。
出発日と料金
2024年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
11月17日(日) ~ 11月21日(木)紅葉の季節 |
5日間 | 198,000円 |
発着地 | 現地発着(大和八木駅集合・熊野市駅解散) | 最少催行人員 | 7名(12名様限定)・添乗員同行 |
---|---|---|---|
一人部屋追加代金 | 20,000円 |
- 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
- 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
[東京・名古屋・大阪からの参考アクセス]
【東京方面】
往路:東京駅 08:12発(JR新幹線のぞみ15号 新大阪行) - 京都駅 10:23着
京都駅 10:50発(近鉄特急ビスタカー 橿原神宮前行)- 大和八木 11:37着
復路:熊野市駅 13:05発(ワイドビュー南紀6号 名古屋行) - 名古屋駅 16:12着
名古屋駅 16:31発(JR新幹線ひかり656号 東京行)- 東京駅 18:12着
【名古屋方面】
往路:近鉄名古屋駅 09:30発(アーバンライナー 難波行)-大和八木 11:18着
復路:熊野市駅 13:05発(ワイドビュー南紀6号 名古屋行) - 名古屋駅 16:12着
【大阪方面】
往路:大阪難波駅 11:10発(近鉄特急 賢島行) - 大和八木駅 11:40着
復路:熊野市駅 13:05発(ワイドビュー南紀6号 名古屋行) - 松阪駅 14:55着
松阪駅 15:00発(近鉄特急ビスタカー 難波行) - 大阪難波駅 16:39着
又は
熊野市駅 13:05発(ワイドビュー南紀6号 名古屋行) - 名古屋駅 16:12着
名古屋駅 16:26発(新幹線のぞみ75号 広島行) - 新大阪駅 17:15着
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | 大和八木 桜井市 |
12:00発 |
12:00に大和八木駅に集合。専用車にて明日香村へ。紅葉の飛鳥路を巡ります。飛鳥の歴史と文化を紹介する奈良文化財研究所・飛鳥資料館を見学。またキトラ古墳壁画体験館・四神の館を訪れます。その後、日本最古の仏像「飛鳥大仏」を祀る飛鳥寺と蘇我入鹿首塚、また聖徳太子ゆかりの橘寺などを見学します。晴れていれば明日香村や大和三山が一望できる甘樫丘へ。
桜井市泊|食事:朝× 昼× 夜× |
2 | 桜井市 西吉野村 天川村 洞川温泉 |
08:30発 17:00着 |
専用車にて吉野山へ。 桜色の春とは対照的に山全体が紅葉・黄葉に染まる名勝・吉野山や 国宝に指定される金峯山寺の本堂・蔵王堂などの自由散策をお楽しみください。 その後、「近畿の屋根」大峰山系に囲まれた天川村へ。 着後、関西最大規模の地下世界が広がる面不動鍾乳洞を見学。 鍾乳洞には鍾乳石や石柱、石筍が淡く照らされる光の中に浮かび上がり、神秘的地底宮殿を思わせます。またモミジなどの自然林が紅葉に染まる龍泉寺も訪問。 ※宿泊はレトロな温泉宿が連なり情緒あふれる洞川温泉です。 洞川温泉泊|食事:朝○ 昼○ 夜○ |
3 | 洞川温泉 入鹿温泉 |
08:30発 17:00着 |
ダイナミックな渓谷美が楽しめるみたらい渓谷での散策をお楽しみください。また、弘法大師空海が参籠した天河大辨財天社、円空仏を祀る栃尾観音堂を訪ねます。その後、奈良最南端で日本一の広さを誇る十津川村へ。有名な谷瀬のつり橋に立ち寄ります。 ※宿泊は、北川沿いに立つ入鹿温泉で2連泊。 入鹿温泉泊|食事:朝○ 昼○ 夜○ |
4 | 入鹿温泉 (北山村) |
08:30発 | 専用車にて、標高1,076mの玉置山山頂付近に位置する古社で、熊野三山の奥の院だったとされる玉置神社を参拝します。境内には樹齢3000年といわれる巨木もあり荘厳な雰囲気が漂います。その後、全国で唯一の飛び地、北山村へ。途中、三県境に跨る峡谷・瀞峡の景観を船から楽しみます。また、「筏師の道」にかかる立合川のつり橋までの散策やおくとろ温泉周辺の上瀞橋を見学。
入鹿温泉泊|朝○ 昼○ 夜○ |
5 | 入鹿温泉 熊野市 |
08:30発 12:30着 |
専用車にて熊野市へ。途中、日本棚田百選に選ばれた丸山千枚田、赤城城址を訪れます。また、熊野に点在する景勝地をめぐります。隆起や海蝕によって創り出された世界遺産の「鬼ケ城」や「獅子岩」、またイザナミノミコトが葬られたとされる花の窟を訪ねます。その後、熊野市駅へ。着後解散。
朝○ 昼× 夜× |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝4/昼3/夜3
ご案内とご注意
気候・服装 | 全行程合服が基本です。山間部は朝晩には気温が下がります。防寒具をお持ちください。また雨具も必ずお持ちください。 1時間程度のハイキングがありますので、ウォーキングシューズなどの しっかりとした靴でご参加ください。 |
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利用予定ホテル | 下記をご覧ください。 ■桜井市:ルートイン ■洞川温泉:観峯荘にしぎ、あたらしや旅館、いろは旅館 ■入鹿温泉:瀞流荘 |
宿泊について | 2日目の洞川温泉では参加人数によっては分宿となり、食事はそれぞれの宿でお取りいただきます。また宿はお申込み順で決めさせていただきます。 |
日程について | 道路事情や天候により日程は変更となる場合があります。 また、紅葉の時期はその年の気候により多少ずれることがあります。予めご了承ください。 |
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