ツアーのポイント

ポイント 壱岐・対馬 ゆったり2島めぐり

九州の玄界灘に位置し、島内に150以上の神社があり島全体がパワースポットともいわれる壱岐。そして隣国の韓国までは直線距離で約50キロ、「国境の島」といわれ、平地が少なく島土の約89%が山地で各地に原生林が残る対馬。それぞれの島で2連泊のゆったりした日程で、豊かな自然と、新鮮な魚介類や壱岐牛などのグルメを満喫しながら2島を巡ります。

ポイント 陸からだけなく海からも楽しむ

島内の観光はもちろんですが、海からも壱岐・対馬をお楽しみいただきます。壱岐では勝本港沖に浮かぶ無人島「辰の島」へ。エメラルドグリーンに輝く海と、玄界灘の荒波が造った奇岩・断崖・絶壁を堪能することができます。対馬では日本屈指の美しいリアス式海岸で知られる浅茅湾へ。約1300年前に防人によって築かれた石塁が残り、続100名城にも選ばれている金田の城を海から望みます。  

COLUMN 国生み神話や魏志倭人伝に記された壱岐

古事記の国生み神話の中で、5番目に生まれた「伊伎島」として記された壱岐島。中国の三国志時代に書かれた「魏志倭人伝」には「一支国(いきこく)」として登場し、原の辻は一支国の王都に特定された遺跡です。この原の辻遺跡は登呂遺跡、吉野ヶ里遺跡と同じく国の特別史跡に指定されています。また南北17km、東西14kmの小さな島の中には長崎県の6割にあたる280基の古墳があり、150以上の神社があります。 辰の島遊覧など壱岐の自然を楽しむことはもちろんのこと、数ある神社や古墳など、壱岐の歴史を知ることができます。

辰ノ島遊覧船からの眺め
干潮時のみ参道が現れる小島神社
原の辻一支国復元公園

COLUMN 朝鮮との関係を支えた対馬

対馬は古代より九州本土と朝鮮半島を結ぶ海上交通に活路を見出してきました。対馬最古の越高遺跡からは九州と朝鮮半島の遺物が同時に出土し、紀元前6800年頃から人と物の交流・交易があったことを示しています。7世紀に国境が確定したことにより「国境の島」は常に国家間の緊張にさらされることになり、対馬を含め壱岐や九州北部に辺境守備兵・防人が配置され、のろし台や石塁が築かれました。その後、室町時代には、対馬君主・宗家を中心とした朝鮮貿易が行われるようになりました。豊臣秀吉の朝鮮出兵で、一度国交は断絶しますが、江戸時代からはおよそ200年に亘って対馬藩が日本と朝鮮の外交実務を一手に担いました。戦国時代から現代まで戦場にならなかったため、豊富な歴史・民俗資料が温存されていて、日本や朝鮮半島の歴史を知ることができます。飛鳥時代に築城された古代朝鮮半島への最前線に位置する金田城跡

COLUMN 壱岐・対馬のグルメ

美食の島と言っても過言でない壱岐には、玄界灘にもまれた身の引き締まったイカやブリやウニ、日本一にも輝く壱岐牛など様々な特産品があります。中でも有名なのがウニ。壱岐では4月中旬から10月中旬にかけて島内の海女や海士が昔ながらの素潜り漁を行っています。限られた漁期に壱岐を訪れ、ぜひ絶品のウニ料理をお楽しみください。

対馬では「とんちゃん焼き」や「石焼」などの郷土料理をお楽しみください。「石焼」は、漁師が浜辺で捕ったばかりの魚や貝を焚火に入れた石での上で焼いたのが始まりで、刺身でも食べられる新鮮な魚介や野菜を石の上で焼いてお召し上がりいただきます。また、全国有数の漁獲量を誇る対馬のアナゴもお楽しみください。

壱岐うに丼
石焼料理
希少な壱岐牛

出発日と料金

2023年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
06月13日(火) ~
06月17日(土)
5日間 183,000円
08月10日(木) ~
08月14日(月)ご好評につき追加設定
5日間 193,000円
発着地 現地発着(博多港集合・解散) 最少催行人員 5名(8名様限定)添乗員同行
一人部屋追加代金 10,000円
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。

  • <福岡空港~博多港の参考アクセス>※福岡空港までの航空券手配をご希望の方はご相談ください。
    ■タクシー:約20分
    ■公共交通機関:「博多駅」まで地下鉄で約5分、西鉄バスに乗り換えて約20分(徒歩区間を除く)

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1

博多港

博多港
壱岐

16:00集合 17:00発
18:15着

16:00博多港に集合。その後、ジェットフォイルにて弥生時代に一支国といわれていた壱岐へ。到着後、ホテルへ。
壱岐泊| 食事:朝× 昼× 夜○
2

壱岐

 

終日、専用車にて壱岐を巡ります。壱岐のシンボル、高さ45mの巨大な猿岩、東洋一と言われた巨大な砲台があった黒崎砲台跡、1300年以上の歴史があり神功皇后を祀る聖母宮、エメラルドグリーンの海と奇岩や断崖をめぐる辰の島遊覧、月讀命を祀る月讀神社、県内最長の石室を持つ鬼の窟古墳、壱岐島の歴史を学べる一支国博物館、魏志倭人伝に出てくる一支国の王都に特定された原の辻遺跡王都復元公園、干潮の時にのみ参道が現れる小島神社を訪問します。

※夕食はウニ丼をお楽しみください。

壱岐泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
3 壱岐
対馬
12:35発
14:45着

引き続き、出発まで壱岐を巡ります。壱岐の最高地点(212.8m)にある岳ノ辻展望台、鬼が踏んでできたといわれる鬼の足跡、八幡浦の海中に祀られているはらほげ地蔵、断崖絶壁が続く約1km続く左京鼻を訪問します。昼のフェリーにて国境の島・対馬へ。600年以上にわたり対馬を支配した対馬藩藩主・宗家の城下町である厳原町を歩いて観光します。対馬藩藩主・宗家の菩提寺万松院を訪ねます。

※夕食は熱した石の上で新鮮な魚介や野菜を焼いて食べる対馬の伝統漁師料理、石焼をお楽しみください。

対馬泊|食事:朝○ 昼× 夜○
4

対馬


 

終日、専用車にて対馬を巡ります。午前は浅茅湾クルーズへ。浅茅湾南岸に突き出した城山(じょうやま)に約1300年前に防人が築いた、金田城(かねだじょう 古称:かなたのき)を海から眺めます。 また上対馬と下対馬を結ぶ万関橋、竜宮伝説が残る和多都美神社、浅茅湾の北岸に位置し、リアス式海岸の景観を360度楽しむことができる烏帽子岳展望所、その昔、防人や烽火が置かれていた千俵薪山、対馬独特の椎根の石屋根倉庫群を訪れます。

※昼食は対馬名物のアナゴをお楽しみください。

対馬泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
5

対馬
博多港

14:40発

16:35着

専用車にて対馬藩の藩船を格納していたお船江跡、古代から現代までの朝鮮半島や大陸、日本と対馬の交流のあゆみを知ることができる対馬博物館、朝鮮通信使について知ることができる朝鮮通信使歴史館を訪れます。
午後のジェットフォイルにて博多港へ。 着後、解散。

※昼食は味噌や醤油をベースとした甘辛いタレに漬け込んだ豚肉を焼いた対馬名物とんちゃん焼きをお楽しみください。

食事:朝○ 昼○ 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝4/昼3/夜4

ご案内とご注意

気候・服装 6月は日中は20℃前後で合服が基本となります。朝晩は冷え込むこともありますので、重ね着ができるように上着を必ずお持ちください。8月は30℃前後で、夏服でお過ごしいただけます。冷房・日除け対策に薄手の上着もご準備ください。スニーカーなど歩きやすい靴でご参加ください。また雨が降ることもありますので、雨具もお持ちください。
利用予定ホテル 下記をご覧ください。
■壱岐:旅館 太公望、壱岐マリーナホテル
■対馬:東横INN対馬厳原、万松閣   
日程のご注意 フェリー運航状況、道路事情や天候により日程は変更となる場合があります。予めご了承ください。
お食事について 1日目、5日目(8/10発コースは3日目)の昼食については旅行代金に含まれていません。現地にて各自でお支払いいただき、お召し上がりください。
旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。
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