ツアーのポイント
ポイント 冬の上高地に訪れる
夏や秋は大勢のトレッカーや観光客で賑わう上高地を、雪が降り積もる静寂の季節に訪れます。車両通行止めとなった釜トンネルを歩いて通過すると、氷結した大正池と一面の雪景色が皆さんを迎えます。白銀の穂高連峰を始め、赤く染まった柳の枝や冬芽、霧氷を纏ったシラビソや白樺など、冬ならではの出会いをお楽しみください。
ポイント 北アルプスの名峰"穂高岳"の好展望ピークを訪れ、尾根上からの銀世界も楽しむ
新穂高温泉(1,090m)からは、ロープウェイで一気に山頂駅(2,156m)まで上がり、その後樹林帯を抜けて西穂山荘(2,385m)に宿泊します。尾根上の山荘から眺める北アルプスの銀世界はまた格別です。ご希望の方は、もう少し先にある好展望ピーク”丸山(2,462m)”まで往復します。
PROFILE 同行ガイド 上鶴篤史(かみづる・あつし)
日本登山ガイド協会認定ガイド。国内外の山や自然を案内し、自然の豊かさや美しさを伝える。日本三百名山完登、アコンカグアやデナリ遠征など、豊富なキャリアを活かし登山・写真撮影に関する講習・ワークショップ多数。西遊旅行の添乗員としても活躍中。
>> 上鶴篤史さんブログ「美しき日本の旅」はこちら
COLUMN 冬の北アルプス山麓の宿「中の湯温泉旅館」でゆったり連泊
初めの2日間は「日本秘湯を守る会」にも登録され、上高地で通年営業する「中の湯温泉旅館」に連泊いたします。雄大なアルプスの美しい自然に囲まれた中で、こだわりの温泉をごゆっくりお楽しみください。
COLUMN 基本的な冬山装備(入門編)
軽アイゼンまたはスノーシューで訪れる雪山入門コースに必要な冬山装備をご紹介します。これらを必ずご準備の上、ツアーにご参加ください。
※スノーシューは弊社でご用意します。
●サングラス・ゴーグル:紫外線対策として。吹雪の時はゴーグル。
●ウエア:3層に分けた重ね着が基本。肌着はメリノウールなどウール製品が最適。吸水速乾素材でも可。 ミドルレイヤーは厚手のフリースや中綿。行動中のダウンジャケットは不可。 アウター上下は雪山用ヤッケ。ゴアテックスのレインウェアでも可。
●グローブ:防水性のグローブと、インナーグローブの2層又は3層が最適。
●登山靴:4シーズン又は冬山用登山靴。
●バックパック:30~40リットル程度。雪上でのザックカバーは不可。ザック内が濡れないように防水のスタッフバッグなども要。
●ダブルストック:バランスを支えるため。スノーバスケットも要。
●ロングスパッツ:ウェアへの雪の侵入を防ぐため。
●軽アイゼン:6本爪。4本爪またはチェーンスパイクは不可。
●テルモス:暖かい飲料を携行するため。
●スノーシュー:雪の状況によって使うことがあります。必要な際にはこちらでお貸出しいたします。
出発日と料金
2024年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
01月14日(日) ~ 01月17日(水)上鶴篤史さん同行 |
4日間 | 148,000円 | |
01月18日(木) ~ 01月21日(日)上鶴篤史さん同行 |
4日間 | 148,000円 |
発着地 | 現地発着 (JR松本駅集合・解散) |
最少催行人員 | 6名(12名様限定)・7名様より添乗員同行 |
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一人部屋追加代金 | 12,000円(西穂山荘泊除く) |
- 国内旅行企画のため、再利用割引・特別割引はありません。
- 西穂山荘泊は大部屋泊、中の湯温泉旅館については2名の相部屋が基本となります。部屋数が限られるため、お一人部屋をご希望の際はお早目にご連絡ください。
- 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
<東京からの参考交通機関>
【往路】JR新宿駅 11:00発 – (特急あずさ17号) - JR松本駅 13:35着
【復路】JR松本駅 16:30発 - (特急あずさ46号) - JR新宿駅 19:06着
<大阪からの参考交通機関>
【往路】JR新大阪駅 09:57発 - (新幹線) - JR名古屋駅 10:47着
JR名古屋駅 11:00発 - (ワイドビューしなの9号)- JR松本駅 13:05着
【復路】JR松本駅 16:54発 - (ワイドビューしなの20号) – JR名古屋駅 19:07着
JR名古屋駅 19:17発 - (新幹線のぞみ247号) - JR新大阪駅 20:06着
コース難易度
体力・技術 | 普段から山歩きを楽しまれている方は問題無くご参加いただけます。 | |
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宿泊 | 旅館2泊、山小屋1泊 | |
荷物 | スーツケースでのご参加が可能です。ただし、搬送車の積み込みスペースの関係上、ダッフルバッグまたは中型サイズでご参加ください。スノーハイキングに不要な荷物は宿に置いていきます。西穂トレッキングの時には、不要な荷物を送迎車に預けていきます。 |
- 日本の山旅コースの「体力・技術レベル難易度の目安」はこちらのページをご確認ください。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | JR松本駅 中の湯温泉 |
14:00発 15:30着 |
JR松本駅に13:45集合。専用車にて、上高地の玄関口に位置する中の湯温泉(1,340m)へ。本日より2連泊。白銀の原生林に囲まれながら雄大な北アルプスを望む温泉旅館にてごゆっくりお寛ぎください。
中の湯温泉泊|食事:朝× 昼× 夜○ |
2 | 中の湯温泉 上高地 中の湯温泉 |
08:00発 16:00着 |
●上高地スノーハイキング (約7~8時間) 朝食後、送迎車にて上高地へと続く釜トンネル入口(1,315m)へ。冬季は車両通行禁止となっているため、ハイキングはここから始まります。1.3kmのトンネルを抜けた先では、大正池や田代湿原を始め、雪に覆われた焼岳や穂高連峰の神々しい姿が現れます。穂高を眼前に望む河童橋(約1,500m)まで辿り着いたら、往路を戻ります。釜山トンネル入口着後、再び専用車にて中の湯温泉へ戻ります。 中の湯温泉泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
|
3 | 中の湯温泉 新穂高温泉 山頂駅 西穂山荘 (丸山) |
08:00発 08:45着 09:30着 12:30着 |
●西穂スノートレッキング(約3~4時間) 朝食後、専用車で新穂高温泉へ(1,117m)。着後、新穂高ロープウェイで一気に標高を上げて西穂高口(2,156m)へ。着後、トレッキング開始。ゆっくりと樹林帯を登り、森林限界付近で西穂山荘(2,385m)に到着。周囲には白く輝く北アルプスの銀世界が広がります。 ●西穂スノートレッキング(往復 約2時間) 昼食後、西穂高岳へと続く尾根を伝って、穂高連峰や笠ヶ岳など、360度の展望を楽しめる西穂高の丸山(2,462m)まで往復します。 ※ご希望の方は、山荘でお待ちいただき写真撮影等お楽しみいただけます。 西穂山荘泊|食事:朝○ 昼○ 夜○ |
4 | 西穂山荘 新穂高温泉 新穂高温泉 松本 |
08:00発 11:30着 14:00発 16:00着 |
●雪山トレッキング(約2~3時間) 食事:朝○ 昼× 夜× |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝3/昼2/夜3
ご案内とご注意
気候・服装 | 日中でも0℃程度もしくは、0℃以下の気温になり、悪天候の場合は-20℃にも下がることがあります。冬服およびダウンジャケットやフリースなどの防寒着、毛糸の帽子や手袋などの防寒具は十分にご用意ください。靴は雪の上を歩きますので、防水性の4シーズン用登山靴、または冬山登山靴が良いでしょう。また、散策の際は両手が空くようにバックパックをご準備ください。天気が良いと雪上は眩しいため、サングラスもあると便利でしょう。詳細の服装・持ち物は「基本的な冬山装備」をご覧ください。 |
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利用予定ホテル | 日程をご覧ください。 |
お食事について | 朝食・夕食は各宿でお召し上がりください。昼食については、初日は集合前にお済ませください。2日目のスノーハイキングでは、お弁当を持っていきます。3日目は西穂山荘にてお召し上がりいただきます。4日目は新穂高温泉にて各自お召し上がりください。 |
上高地スノーハイキングについて | 上高地では、片道3~4時間かけて河童橋まで訪れて、復路は往路を戻る終日コースです。難しい場所はあまりなく、途中で立ち止まりながらの行動となりますが、長い時間外で歩く体力が必要です。なお、釜トンネル入口から河童橋までは約200mの標高差がありますが、ほとんどが積雪の無いトンネル内でのゆるやかな登りであって、トンネルを抜けて以降、銀世界を歩く際には多少の起伏はあっても比較的平坦な道が続きます。 積雪状況によってスノーシューを使いますが、スノーシューはレンタルをすることができ、レンタル料金は旅行代金に含まれています。ただし、4シーズンまたは冬用の登山靴はご自身でご準備ください。また、雪の状態によって軽アイゼンまたはチェーンスパイクが必要になります。こちらはご自身にて予めご用意ください。 |
西穂丸山登山について | 日程3日目の西穂丸山は、新穂高温ロープウェイの西穂高口(2,156m)で、平均気温は-10℃~0℃、最低気温は-20℃~-10℃程度になります。西穂高口からは標高差約300mを樹林帯の中を通って登り、状況に応じて軽アイゼンを使って登ります。コースはその時の積雪状況によって、山荘までの時間が1時間以上変化しますので予めご承知おきください。西穂山荘到着後、天候に問題がなければ丸山まで訪れます。序盤で一部急な登りがありますがその後は緩やかな道を歩きます。日程4日目は往路を戻りますが、こちらも積雪や道の状況によって所要時間が1時間以上変わります。予めご承知おきください。 |
冬の山旅コースについて | 天候に特に左右されるコースです。悪天候時にはガイド判断で安全を考慮し、登行を中止し、下山する事があります。また、当日に装備が不十分とガイドが判断した際には、登山へのご参加をご遠慮いただくことがあります。上記、「基本的な冬山装備(入門編)」を必ずご準備の上、ご参加ください。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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