ツアーのポイント
ポイント 10名様限定でご案内!登山ガイドと山専門添乗員がしっかりサポート
雪渓や一部鎖場があるルートですが、登山ガイドと添乗員の2名体制で最大10名様のグループをしっかりサポートします。
ポイント 花のベストシーズンの白馬岳に登り、雪倉岳・朝日岳まで縦走!
日本三大雪渓の白馬大雪渓より、白馬岳を目指します。苦しくも楽しい雪渓の登りを終えると色とりどりのお花畑が迎えてくれます。白馬岳からも稜線上に数々のお花畑や雪渓に出会えるこの縦走コースは、3つの県境を歩く「日本版ツール・ド・モンブラン」のような雰囲気を楽しめます。
ポイント ゆとりのあるスケジュールでチャレンジ!
白馬山荘、朝日小屋などの北アルプス随一の個性的な山小屋での宿泊もお楽しみください。立山、剱岳、槍・穂高連峰の大パノラマや、降り注ぐ満点の星空にも期待です。山小屋周辺や登山道の随所で季節の高山植物が楽しめ、雷鳥を見るチャンスもあります。縦走後は、蓮華温泉でゆったりと疲れをおとりください。
COLUMN 高山植物の宝庫「白馬連山高山植物帯」~花の稜線をゆく~
この山域は高山植物の固有種、希少種が多く群落規模も大きいため、高山植物帯・特殊岩石地(蛇紋岩、石灰岩)植物群落として特別天然記念物に指定されています。約350種類の花が咲き誇り、固有種含め20種以上のシロウマを冠する種も自生しています。
山頂部、白馬大雪渓の上部、下部で見られる種類も異なりますが、特に上部にある葱平(ねぶかっぴら)は絶好の観察ポイントとなり、美しく可憐な花々が咲き乱れます。北アルプスの最北部にあたる雪倉岳・朝日岳方面は蛇紋岩地になっていて、蛇紋岩植物と呼ばれる特異な群落が成立するため、白馬岳付近とは違った花々が楽しめます。蛇紋岩土壌の高いニッケルイオン、マグネシウムイオン含有率が、特異な植生の成立要因となっている可能性があるとのこと。
(例)蛇紋岩の山:アポイ岳、夕張岳、早池峰山、至仏山、谷川岳
白馬岳頂上から北上すると三国境で雪倉岳、朝日岳方面への道に入ります。同じ稜線上でも高山植物の種類もがらりと変わり、左側のガレた斜面はコマクサの群生地。鉱山道への分岐付近では、薄紫色をしたミヤママツムシソウ(蛇紋岩地特有の種)の大きな花が見られ、朝日岳手前の小桜ヶ原の湿原では、ハクサンコザクラ、チングルマに出逢います。
COLUMN 日本三大雪渓「白馬大雪渓」
雪渓、標高の高い場所の谷や沢の積雪が夏になっても溶けずに残った地帯のこと。だからこそ、雪渓は夏の季語となります。飛騨山脈北部の後立山連峰にあり、長野県と富山県とに跨る白馬岳(2,932m)。その東側の谷筋には、冬の大積雪と周辺の山からの雪崩が集積した日本最大の雪渓、白馬大雪渓があります。剱沢大雪渓、針ノ木大雪渓と並んで、日本三大雪渓の一つとして知られています。長さ3.5km、幅100m、標高差600mの日本一のスケールで、前半は緩い傾斜ですが、後半はきつくなります。夏に登ると、積雪が周囲の空気を冷やし、酷暑を忘れさせてくれます。しかし、簡単なコースとみられがちななか、雪渓登りには注意が必要です。
雪上の落石は音をたてずに転がることもあり、特にガスで視界の悪い時は注意が必要です。すなわち、ヘルメットは必携です。上方に気を配りながら登り、葱平手前の急斜面を越え、その上の小雪渓をトラバース。一面のお花畑を越えると、頂上はもうすぐです。狭い山頂からは、遮るものの何もない大展望が広がり、白馬三山(杓子岳、白馬鑓ヶ岳)も美しく心を奪われます。雪と花の織りなすロマンを求めて、老若男女を問わず楽しめる山、是非ご堪能ください。
(写真下:雪渓が一部残る絶景の縦走路を歩く)
出発日と料金
2023年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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07月25日(火) ~ 07月29日(土)花のベストシーズン |
5日間 | 148,000円 | |
08月01日(火) ~ 08月05日(土)花のベストシーズン |
5日間 | 148,000円 |
発着地 | 現地発着 (JR白馬駅集合/JR平岩駅解散) |
最少催行人員 | 6名(10名様限定) <登山ガイド・添乗員同行> |
一人部屋追加代金 | 山小屋の大部屋泊となり、御一人部屋はお取りできません。 |
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- 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
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■参考アクセス(下記利用がおすすめです)
【東京方面】
往路:JR東京駅 07:52発 新幹線はくたか553号(金沢行)― JR長野駅 09:30着
JR長野駅 10:01発 ワイドビューしなの8号(名古屋行 ― JR松本駅 10:50着
JR松本駅 11:20発 大糸線(南小谷行) ― JR白馬駅 13:00着
復路:JR平岩駅 10:26発 大糸線(糸魚川行) ― JR糸魚川駅 11:03着
JR糸魚川 駅11:47発 新幹線はくたか560号(東京行) ― JR東京駅 13:52着
【大阪、名古屋方面】
往路:JR新大阪駅 07:57発 新幹線のぞみ90号(東京行) ― JR名古屋駅 08:47着
JR名古屋駅 09:00発 ワイドビューしなの5号(長野行) ― JR松本駅 11:04着
JR松本駅 11:20発 大糸線(南小谷行) ― JR白馬駅 13:00着
復路:JR平岩駅 10:26発 大糸線(糸魚川行) ― JR糸魚川駅 11:03着
JR糸魚川駅 11:37発 新幹線はくたか557号(金沢行) ― JR金沢駅 12:27着
JR金沢駅 12:48発 しらさぎ60号(米原行) ― JR米原駅 14:45着
JR米原駅 14:53発 新幹線ひかり643号(新大阪行) ― JR新大阪駅 15:27着
コース難易度
体力・技術 | 1日の歩行時間の目安は8~11時間程度です。標高差は最大で登り約1700m(2日目)、下り約950m(4日目)です。 標高2,500mを越えるエリアで長時間、長距離を連日歩ける体力が必要です。 雪渓歩き(初日は約2時間)や一部鎖場もあるため、普段から山歩きに慣れていて、夏山の縦走経験を有することがご参加の条件です。 | |
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宿泊 | 山小屋4泊。男女別相部屋をリクエストしますが、予約状況によって男女混合の大部屋利用になることもあります。 | |
荷物 | 縦走中に不要な荷物を置いておくことができませんので、荷物は工夫をして軽量化に努めるようにお願いいたします。2日目より登山装備を持って歩く縦走登山です。 |
- 日本の山旅コースの「体力・技術レベル難易度の目安」はこちらのページをご確認ください。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール-地図を見る/ | |
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1 | JR白馬駅 猿倉 |
13:15発 14:00着 |
13時15分、JR白馬駅に集合し、タクシーにて登山口の猿倉(1,250m)へ。明日からの登山に備えて、準備とレクチャーを行います。 猿倉荘泊|食事:朝× 昼× 夜○
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2 | 猿倉 白馬大雪渓 葱平 小雪渓 お花畑 白馬山荘 (白馬岳) |
06:00発 |
●トレッキング (猿倉~大雪渓~白馬山荘 コースタイム6時間20分) 樹林帯を歩き、灌木帯の整備された登山道を行き、白馬大雪渓下部(1,560m)へ。日本三大雪渓の白馬大雪渓を登ります。落石に中止をしながら雪渓を登り詰めて高山植物の咲く葱平(ねぶかっぴら2,290m)へ。ジグザグの尾根を歩き、小雪渓をトラバース。通過すると色とりどりのお花畑が出迎えてくれます。白馬山荘(2,832m)到着後、白馬岳(2,932m)を往復します。立山、剱岳、穂高岳、槍ヶ岳など北アルプスの大パノラマをお楽しみください。 ※天候により、白馬岳は翌朝にのみ、登る場合があります。 白馬山荘泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
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3 | 白馬山荘 白馬岳 三国境 雪倉岳 水平道 朝日小屋 |
04:30発 |
●トレッキング (白馬山荘~雪倉岳~朝日小屋 コースタイム7時間40分) 白馬岳山頂を経由し、三国境へ。長野・富山・新潟の県境です。分岐を200名山の雪倉岳(2,611m)方面へ。お花畑や雷鳥に出会うチャンスです。雪倉岳避難小屋を経由して登頂。長い下りを水平歩道分岐へ。ここから残雪の多く残る水平道のアップダウンを慎重に通過し、富山県側の朝日小屋(2,418m)へ。 朝日小屋泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
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4 | 朝日小屋 朝日岳 五輪尾根 兵馬ノ平 蓮華温泉ロッジ |
04:30発 | ●トレッキング (朝日小屋~蓮華温泉 コースタイム7時間20分) 1時間30分ほどの登りで300名山の朝日岳(2,418m)に登頂。分岐まで下り五輪尾根へ。雪渓や湿原、沢が流れぬかるんだ道には注意が必要です。ザレた尾根から樹林帯の急坂を下り、兵馬ノ平へ登り返して、蓮華ノ森自然歩道を歩き登り返して蓮華温泉ロッジへ。ゆったりと温泉で疲れをおとりください。 蓮華温泉ロッジ泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
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5 | 蓮華温泉ロッジ JR平岩駅 |
09:00発 10:00着 |
朝、のんびりと蓮華温泉でおくつろぎください。 バス又はタクシーJR平岩駅へ。到着後、解散。 食事:朝○ 昼× 夜×
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- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝4/昼3/夜4(1日目の昼食は含まれておりません。事前にお取りいただき、ご集合ください。)
- 日程表記載のコースタイムは、休憩時間を含まない一般的なコースタイムです。
ご案内とご注意
気候・服装 | トレッキング中は天気が良ければ、薄手の長袖で過ごすことができますが、悪天時や強風が吹くと体感温度は下がります。フリースやライトダウン等の防寒着をお持ちください。また、降雨もありますので、上下セパレート式の雨具をお持ち下さい。登山時の靴は防水の効いたトレッキングシューズが最適です。白馬大雪渓を登るために、軽アイゼン(6本爪以上)を靴にサイズ調整のうえ、ご持参ください。落石防止用の登山用ヘルメットも必携です。ストック2本(先端にゴムキャップ付)を使用すると、約30%の運動軽減が期待できるのでお勧めです。 |
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利用予定ホテル | 日程をご覧ください。 |
宿泊について | 朝日小屋は宿泊日1ヶ月前からのみ予約が可能となります。その為、本ツアーは出発約1ヶ月前の宿泊が取得できた時点で催行決定となります。 |
食事について | 1日目の昼食は含まれておりません。事前にお取りいただき、ご集合ください。2日目、3日目、4日目の昼食はお弁当をご用意いたします。行動食もしっかりとお持ちください。 |
その他のご注意 | 花の開花状況はその年の気候により多少ずれることがあります。 |
年齢制限について | 当ツアーは、年齢が80才以上の方はお申し込みいただけません。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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