ツアーのポイント
ポイント8名様限定 屋久島の植生観察、高山植物の観察を楽しむ季節限定企画
屋久島では、亜熱帯植物や照葉樹林の植生、森林限界付近では屋久島固有の高山植物が観察できます。ツアーでは、島を周遊し亜熱帯植物や照葉樹林の植生を観察、苔類や屋久杉の巨樹を楽しむ白谷雲水峡、森林限界を目指す「黒味岳フラワートレッキング」へご案内。屋久島の垂直分布を深く知ることのできる季節限定企画です。
ポイント亜熱帯植物や照葉樹林の植生を求めて西部林道へ
日本有数の照葉樹林の森が続き、屋久島の中でも唯一、海岸線沿いから世界自然遺産になっている西部林道では照葉樹林の森へ入り、屋久島の亜熱帯植物や照葉樹林の植生、植生とヤクジカやヤクザルなどの野生動物との関係性を深く知るハイキングへご案内します。
ポイント苔類やシダ類など珍しい地床植物を求めて白谷雲水峡へ
水と苔が織りなす神秘的な風景が広がる白谷雲水峡では、苔類やシダ類の植生、屋久杉の巨樹の観察を楽しみながら、山々を見渡せる絶景ポイント「太鼓岩」を目指します。4月は太鼓岩からヤクシマオナガカエデの新緑とヤマザクラが咲く絶景をご覧いただけます。
ポイント無理のない1泊2日プランで目指す黒味岳フラワートレッキング
黒味岳は日帰りプランではなく、キャンプ泊することで無理なく標高1,700m付近の森林限界、1,831mの黒味岳を目指すことができます。屋久島の苔類や高山植物をゆっくり観察する時間も確保でき、幻想的な原生林の風景もじっくり堪能することができます。5月は黒味岳周辺にヤクシマシャクナゲが花咲く季節です。
COLUMN亜熱帯から亜寒帯に及ぶ多様な植物相が観察できる屋久島
90%が森林で覆われる屋久島には2,000m近い山々があるため、亜熱帯から亜寒帯に及ぶ多様な植物相が確認され、垂直分布は世界遺産登録に関する国際自然保護連合からも「植物分布の地理上の区界を超える植生」として評価されています。
<亜熱帯から温帯への気候の移行帯 屋久島の垂直分布>
●標高300m付近まで…シダ植物のオオタニワタリやガジュマルやアコウといった熱帯性の植物相が観察できます 。
●海岸付近から標高1000m付近まで…スダジイやタブノキなどの常緑樹広葉樹が作る照葉樹林が分布。多種多様な照葉樹林が山肌を覆います。
●標高600~1,500m付近まで…屋久杉やモミ・ツガなどの針葉樹が分布。
●標高1,600m付近…日本最南端の高層湿原である花之江河や小花之江河があります。
●標高1,700m付近…屋久島の固有種・固有変種などの高山植物が多く観察できます。
COLUMN白谷雲水峡や淀川の森で苔類の観察を楽しむ
レクリエーションの森に指定された屋久島自然休養林である白谷雲水峡や黒味岳フラワートレッキングの道中にある淀川の森には苔類が多く自生し、ミズゴケ、ムクムクゴケ、タカサゴサガリゴケ、ヒノキゴケ、ケチョウチンゴケ等の様々な苔の植生を楽しむことができます。
COLUMN1泊2日 黒味岳フラワートレッキング 6つの魅力
キャンプ泊を設け、1日の歩行時間を短くすることで、時間的に十分な余裕が確保できます。そのため、淀川の森に自生する苔類、針葉樹の原始林に佇む巨木に着生する植物、高層湿原や森林限界付近に咲く高山植物などの植生の観察を存分に楽しむことができる企画です。
1. 時間に追われることなく、自分たちのペースでゆっくり歩ける
時間的に余裕があるため、ゆっくりと専門ガイドの解説を聞きながら屋久島の自然や植生を堪能。
2. 世界自然遺産地域である針葉樹の原始林を体感
原始林では屋久杉やモミ、ツガの巨木に苔がつき、苔の水分を得て樹木に着生する着生植物なども観察。
3. 屋久島の固有植物の花が山頂部で多くみられる時期
4~5月は、森林限界付近に咲くヤクシマミヤマスミレやヤクシマコケリンドウなど、屋久島固有種をゆっくり観察。
4. 黒味岳山頂からは屋久島随一の絶景を望む
黒味岳の山頂からは、屋久島最高峰・宮之浦岳をはじめ永田岳、栗生岳の屋久島三山を望み、眼下には花之江河や投石平、遠く太平洋も望む屋久島随一の絶景を展望。
5. 専門ガイドが作る美味しいアウトドア料理を満喫
専門ガイドが屋久島の清らかな山の水を使って作るアウドドア料理を満喫。
6. 共同装備はガイドと添乗員が持ち、皆様は個人装備のみで歩く
共同装備はスタッフに任せ、個人装備(寝袋、マットを含む)だけで黒味岳を目指す。
出発日と料金
2022年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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04月04日(月) ~ 04月09日(土)山桜の咲く季節 | 6日間 | 208,000円 | |
05月23日(月) ~ 05月28日(土)ヤクシマシャクナゲの咲く季節 高橋克(大阪支社)同行 |
6日間 | 208,000円 |
発着地 | 現地発着 (屋久島空港集合・解散) |
最少催行人員 | 4名(8名様限定)・添乗員同行 |
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一人部屋追加代金 | 20,000円(黒味岳キャンプを除く) |
- 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
- 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
- 現地集合解散となります。航空券手配をご希望の方はご相談ください。
[東京、大阪からの参考アクセス]
■東京方面
往路:JAL-643便 羽田空港 08:15発 - 鹿児島空港 10:05着
JAL-3745便 鹿児島空港 11:35発 - 屋久島空港 12:15着
復路:JAL-3672便 屋久島空港 12:45発 - 福岡空港 13:50着
JAL-318便 福岡空港 15:00発 - 羽田空港 16:45着
■大阪方面
往路:JAL-2451便 伊丹空港 11:20発 - 屋久島空港 13:10着
復路:JAL-2450便 屋久島空港 14:40発 - 伊丹空港 16:10着
コース難易度
体力・技術 | 黒味岳は歩行距離が約15km、標高差が471mで1泊2日の山小屋またはテント泊となります。植生の観察を楽しみながら、時間をかけてゆっくり歩きます。特別な技術は必要ありませんが、普段から山歩きに慣れている事がご参加の条件です。 | |
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宿泊 | 黒味岳フラワートレッキングは、テント又は山小屋泊になります。テントの場合は、最終的な男女比の関係で2名以上で利用することもあります。 | |
荷物 | スーツケースでのご参加が可能です。ただし、ホテル送迎車の積み込みスペースの関係上、ダッフルバッグまたは中型サイズ(高さ:キャスター(こま)付きで70cm以内)のスーツケースでご参加ください。 |
- 日本の山旅コースの「体力・技術レベル難易度の目安」はこちらのページをご確認ください。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | 屋久島空港 |
13:30発 |
13時30分、屋久島空港に集合。専用車にて屋久杉資料館へ。屋久杉資料館では、専門ガイドより屋久島や屋久杉について解説していただきます。その後、ホテルへ。
宮之浦:屋久島観光旅館 田代別館泊
食事:朝× 昼× 夜○ |
2 | 宮之浦 (島周遊エコツアー) |
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●亜熱帯の植生、照葉樹林を観察 宮之浦:屋久島観光旅館 田代別館泊
食事:朝○ 昼○ 夜○ |
3 | 宮之浦 (白谷雲水峡) |
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●白谷雲水峡ハイキング(往復6km/約6時間) 宮之浦:屋久島観光旅館 田代別館泊
食事:朝○ 昼○ 夜○ |
4 | 宮之浦 |
07:00発 |
●黒味岳フラワートレッキング1日目(約7km/7時間) モミ・ツガなどの針葉樹、森林限界付近の植生を観察 専用車にて、淀川登山口(標高1,360m)へ。途中、樹齢3,000年とされる屋久島を代表する屋久杉の巨樹である紀元杉を見学。着後、静寂に包まれた森に流れる淀川沿いに生息する様々な苔類の観察、モミやツガなどの針葉樹に着生する着生植物などを観察しながら、ゆっくりと日本最南端の高層湿原・花之江河(標高1,600m)を目指します。着後、屋久島の森林限界付近の植生の観察を楽しみます。その後、石塚小屋(標高1,580m)へ。 石塚小屋 :山小屋 又は テント泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
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5 | 石塚小屋 |
07:00発 |
●黒味岳フラワートレッキング2日目(約8km/9時間) 屋久島の高山植物を観察 朝食後、花之江河へ戻り、黒味岳の山頂(標高1,831m)へ。山頂付近に咲く屋久島の固有・固有変種の高山植物を観察。天気が良ければ、黒味岳の山頂から屋久島三山の宮之浦岳、永田岳、栗生岳、さらに太平洋を望むことができます。その後、植生の観察を楽しみながら、淀川登山口を目指し下山します。着後、専用車にて、ホテルへ。 ※5月は黒味岳周辺にヤクシマシャクナゲの咲く季節。開花状況によっては投石平まで足を伸ばします。 宮之浦:屋久島観光旅館 田代別館泊
食事:朝○ 昼○ 夜○ |
6 | 宮之浦 |
08:00発 12:00着 |
専用車にて、屋久島を代表する3つの滝を巡ります。モッチョム岳の裾に広がる巨大な花崗岩のV字谷に流れる落差60ⅿの千尋の滝、深い緑の原生林を切り裂くように流れ落ちる落差は30mの竜神の滝、千尋の滝から直接海へ落ちる日本でも珍しいトローキの滝を見学します。その後、空港へ。着後、解散。
食事:朝○ 昼× 夜×
|
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝5/昼4/夜5
ご案内とご注意
気候・服装 | 4~5月の屋久島は海岸線では日中15℃~20℃前後、白谷雲水峡(標高約600m)で15℃前後、キャンプ予定地(標高1600m付近)~黒味岳山頂付近(標高約1800m)では5~10℃前後となり、標高によって気温差があります。また、朝晩や悪天時などは気温、体感気温は下がります。キャンプ泊もありますので、長袖をベースとし、フリースやダウンジャケットなど脱ぎ着しやすい上着も必ずお持ちください。また、悪天時に備え、上下セパレート式の雨具(防寒着にもなります)をお持ちください。トレッキング時の靴は防水の効いたトレッキングシューズや軽登山靴が最適です。 |
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利用予定ホテル | 日程をご覧ください。 |
荷物について | スーツケースでのご参加が可能です。ただし、専用車の積み込みスペースの関係上、ダッフルバッグまたは中型サイズ(高さ:キャスター(こま)付きで70cm以内)のスーツケースでご参加ください。 |
お食事について | 2日目、3日目、4日目の昼食はお弁当となり、各自お持ちいただきますので、予めご了承ください。キャンプ中の食事はスタッフが準備します。 |
黒味岳フラワートレッキングについて | ①持ち物について:テント、寝袋の下に敷くマット、食事道具など共同装備は弊社にて準備いたします。その他、キャンプで必要な個人装備(防寒具、ヘッドライト、レインウェア、携帯トイレ(2個ぐらい)、テルモスなど)はご準備ください。その他、寝袋(3季用)が必要です。寝袋をお持ちでない方には弊社より有料(6,000円)で貸し出しいたします。 黒味岳フラワートレッキングでは、1泊2日分の個人装備をお持ちいただきますので、リュック(40リットル前後)をお持ちください。 ※尚、寝袋ならびにマットに関しては、各自お持ちいただくこととなりますので、ご了承ください。 ②宿泊について:石塚小屋(避難小屋)で宿泊を予定しておりますが、先着順となるため、混雑時はテント泊となる場合もあります。テント泊の場合は、最終的な男女比、設営場所の関係で男女別で2名以上で利用することもあります。山小屋は他の方々も利用しております。なるべく多くテントを準備したいと考えておりますが、上記のことをご理解の上、ご参加ください。テントまたは山小屋泊については、最終的な男女比及びお申し込み順によって、弊社にて決めさせていただきます。 ③トレッキング日程について:ツアーの目的は森林限界付近の高山植物の観察をメインとしておりますが、天候や状況によっては途中で引き返す可能性もあり、ご案内できない場合もあります。また、天候によっては登山口をスタートして1時間ほどの淀川小屋(標高1,380m)に泊まる場合もあります。その場合、翌日に森林限界を目指し、日帰りで往復することとなります。現地での日程については、専門ガイドや添乗員が判断し、ご案内させていただきますので、ご理解の上、ご参加ください。 |
その他のご注意 | 花の開花時期は年によってずれる事があります。尚、日程表中や写真の植物は必ずしも観察できるとは限りません。予めご了承ください。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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