企画者の声

ポイント同行ガイド 簗川堅治さんからのメッセージ

この旅の狙いは、地元ガイド同行のもと、クルージングでのアジサシ類の観察と奄美大島最南端の有人島・与路島の散策、さらに奄美の森で特有の貴重な植物を観察することです。夏の海にはアジサシがよく似合います。そしてそれは沖縄だけではなく、奄美大島でも同じです。アジサシ類は、その年その年で生息場所を替えることがよくあります。今回は地元ガイド同行なため、しっかりとした情報のもと、最適な場所でアジサシ類を観察します。小さなコロニーで繫殖するエリグロアジサシとそれとは逆に大きなコロニーで繫殖するベニアジサシが中心です。海況がよければクルージングも行い、エリグロアジサシ、ベニアジサシを間近に観察します。運がよければ、マミジロアジサシ、クロアジサシが観察できることもあります。また、クルージングの際には与路島立ち寄り、独特の雰囲気を体験します。アジサシ類の他、世界で奄美大島にしかいないルリカケス、アマミヤマシギ、(オーストン)オオアカゲラ、(オオ)トラツグミの観察ももちろんあります。ナイトウォッチングでは、それらの寝姿やアマミノクロウサギ、場合によってはケナガネズミなどにも出会えることでしょう。森の散策では、鳥はもちろん、ガジュマルやハマイヌビワの巨木など奄美特有の植物も観察します。奄美大島の自然をどっぷりと満喫する4日間です。

PROFILE 同行ガイド 簗川 堅治(やながわ・けんじ)

1967年生まれ。山形県在住。日本野鳥の会山形県前支部長。「何しったのやぁ?こだい寒いどごで(何してるんですか?こんなに寒い所で)」「鳥ば見っだのよぉ(バードウォッチングです)」「こだい寒いどぎ、ほだなどさ、鳥あて、いだんだがしたぁ?(こんなに寒い時にそんな所に鳥がいるんですか?)」私の地元では、こんな会話が日常茶飯事です。鳥はいつでもどこでも楽しめます!見て、聞いて、撮って楽しんでもらうのはもちろん、ほっこりとした温かい時間を過ごしてもらえるように山形弁でがんばります。おらいの(私の)島、飛島さもきてけらっしゃい(飛島にもきてください)!
>> 簗川堅治さんによる「野鳥観察レポート」はこちら

COLUMN夏の奄美大島で出現を期待したい野鳥・野生動物

エリグロアジサシ、ベニアジサシ、マミジロアジサシ、クロアジサシ、ルリカケス、(オーストン)オオアカゲラ、アマミヤマシギ、(オオ)トラツグミ、アカヒゲ、(リュウキュウ)アカショウビン、(アマミ)コゲラ、ズアカアオバト、リュウキュウツバメ、アマミノクロウサギ、ケナガネズミなど。

ベニアジサシ

赤い嘴と脚が美しいアジサシです。主に南西諸島に夏鳥として飛来し、小島や岩礁で大きなコロニーで繁殖します。

エリグロアジサシ

主に南西諸島に夏鳥として飛来し、小島や岩礁で小さなコロニーで繫殖します。シックな色合いがきれいです。

マミジロアジサシ

主に琉球諸島で見られ、運がよければクルーズで見られることがあります。

(オーストン)オオアカゲラ

オオアカゲラの亜種で固有亜種として奄美大島のみに生息します。 本州などの亜種オオアカゲラよりも体下面が暗色です。

ルリカケス

奄美大島と言ったら、この鳥です。日本の固有種で主に奄美大島に生息しています。 カラスの仲間とは思えないほど、瑠璃色が見事です。

アカヒゲ

日本の固有種で、奄美大島は亜種アカヒゲです。沖縄の亜種ホントウアカヒゲと違い、額と脇が黒いです。よく繁った森に生息しています。

アマミヤマシギ

ナイトウォッチングで観察のチャンスがあります。ヤマシギと違い、樹上にいることもあります。

出発日と料金

2024年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
08月16日(金)~08月19日(月)
簗川堅治さん同行
4日間 228,000円
発着地 現地発着
(奄美空港集合・解散)
最少催行人員 4名(5名様限定)
簗川堅治さん同行
一人部屋追加代金 9,000円
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
    [東京からの参考アクセス]
    往路:JL 659 羽田/奄美 11:00/13:05
       又は
       JL 643 羽田/鹿児島 08:05/09:50
       JL3729 鹿児島/奄美 11:50/12:45
    復路:JL 658 奄美/羽田 14:00/16:15
       又は
       JAL2464 奄美/鹿児島 13:15/14:05
       JAL 120 鹿児島/羽田 14:30/16:25
    [大阪からの参考アクセス]
    往路:JL 020 伊丹/奄美 10:10/11:45
    復路:JL2464 奄美/伊丹 12:35/14:10

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1 奄美空港
奄美大島
13:30発 奄美空港に13:30集合。専用車にて島内でのバードウォッチング。状況次第でエリグロアジサシ、ベニアジサシを観察する他、ルリカケス、オーストンオオアカゲラ、アカヒゲなどを観察します。早めにホテルへ戻り、夕食後に夜の観察にいきます。オオトラツグミやアマミヤマシギの他、アマミノクロウサギ、ケナガネズミなどが現れる事もあります。
※ホテルに戻るのは23時頃を予定しています。
奄美大島:ビッグマリン奄美泊|食事:朝× 昼× 夜×
2 奄美大島 朝食後、チャーター船でアジサシ類の観察および与路島散策をします。
※海況が悪く、船が出航できない場合があります。その場合は専用車にて島内でのバードウォッチングおよび自然探訪にご案内し、翌日、チャーター船を出す予定です。
奄美大島:ビッグマリン奄美泊|食事:朝○ 昼× 夜×
3 奄美大島 朝食後、島内でのバードウォッチングおよび自然探訪(ガジュマルの巨木など)にでかけます。徒歩による森林内の散策をします。片道約1時間です。
※前日、チャーター船が出せなかった場合は、この日に出す予定です。
奄美大島:ビッグマリン奄美泊|食事:朝○ 昼× 夜×
4 奄美大島
奄美空港

11:00着
朝食後、最後のバードウォッチングへ。その後、空港へ。11時頃、奄美空港にて解散。
食事:朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝3/昼0/夜0

ご案内とご注意

気候・服装 夏服でお過ごしいただけます。建物内の冷房対策に軽い上着もご準備下さい。また、降雨に備えて折畳み傘と上下セパレート式の雨具もお持ち下さい。靴は防水性のハイキングシューズが最適です。夜の観察に備えて、ヘッドライトや懐中電灯もご準備下さい。
利用予定ホテル

日程をご覧ください。

野鳥撮影について 天候や鳥の観察状況により柔軟に観光内容を変更することがあります。日程表に記載の野鳥は野生ですので、必ずしも観察できるとは限りません。予めご了承ください。
車について 島内ではヴァン利用します。
クルーズについて 2日目にクルーズ船をチャーターしてアジサシ類の観察に出かける予定ですが、海況が悪い場合には船が欠航となるため、3日目に予備日を設けております。船が欠航した場合は代替として専用車にて島内でのバードウォチングや自然観察にご案内します。予備日を設けていますが、2日間とも海況が悪く船が出せない場合もあります。その場合は2日目、3日目ともに島内でのバードウォッチング・自然観察にご案内いたします。代替として専用車を手配するため、船代のご返金はございません。予めご了承ください。
食事について ツアー中の昼食・夕食は含まれておりません。昼食はコンビニエンスストアなどでお買い求めいただいたり、道中の食堂などで召し上がっていただきます。夕食は近隣のレストランなどで召し上がっていただけます。それぞれ現地で実費をお支払いください。
その他のご注意 当コースは添乗員が同行しないコースのため、旅の記録のサービスはございませんが、同行ガイド作成の「観察した野鳥リスト」を送付いたします。
年齢制限について 原則として80歳以上の方のご参加をお受けできない場合がありますので、担当までお問合せください。
旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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