企画者の声
ポイント同行ガイド 戸塚学さんからのメッセージ
6月の北海道・道東地方は野鳥&野生生物を撮るにはベストシーズンです。弾丸ツアーでただ周るだけでは撮影が楽しめないので、できるだけベストな撮影地で時間をかけて、それもふんだんに船を使います。
霧多布岬ではラッコを狙い、周辺では草原性の小鳥にも期待。根室の宿周辺では、かわいいヒナを連れているタンチョウの親子の観察が期待できますし、オジロワシや小鳥、キタキツネの親子が出るかもしれません。 落石からのクルーズではエトピリカに期待しながら、ケイマフリ・ウミガラスなどの海鳥を楽しみます。アザラシやラッコも出るかもしれません。
野付半島では草原性の小鳥・オオジシギ・タンチョウ・エゾシカ・ キタキツネに期待。野付水道外洋クルーズでは、 鯨類、海鳥を堪能します。羅臼では根室海峡クルーズではシャチなどの鯨類やミズナギドリ類を2日間狙うので、チャンスが増えます。合わせて小舟を使ったヒグマ クルーズでは間近にヒグマを感じながら撮影を楽しめること間違いなし!夜は2日間シマフクロウを狙うのでチャンスも増えるはずです。
羅臼滞在中はギンザンマシコも狙います。今年はばっちりと撮れることを期待 したいですね。最終日は小清水原生花園周辺で草原性の小鳥やオオジシギを狙います。
根室で1回、野付水道1回、羅臼3回とほぼ毎日クルーズで海上からの撮影をするため、少しお高めの金額設定になっていますが、 他では味わえない撮影をできるのではないかと思っています。 写真はそれほどでもないけど、ゆっくりしっかり観察したいという方にもぴったりだと思います。
PROFILE 同行ガイド 戸塚 学(とづか・がく)
1966年愛知県生まれ・在住。高校3年生の時に写真に興味をもつ。子供のころから好きだった自然風景や生き物を中心に撮影をする。現在は「きれい・かわいい・かっこいい」写真よりも人間臭さを感じられるシーンや人間生活との関わりを感じられる環境的な撮影に取り組む。究極は「臭いのする写真」を目指す。作品は写真集・写真展での発表の他、雑誌・図鑑・カレンダーに使用。著書に写真絵本「お山のライチョウ」(偕成社)など。
>> 戸塚学さんによる「野鳥観察レポート」はこちら
COLUMN初夏の道東で出現を期待したい野鳥・野生動物
【野鳥】
ウミウ・ヒメウ・ノビタキ・シマセンニュウ・オジロワシ・タンチョウ・ノゴマ・カッコウ・ベニマシコ・アマツバメ・シマフクロウ・オオジシギ・オオセグロカモメ・ケイマフリ・エトピリカ・ミツユビカモメ・ウミガラス・ミズナギドリ類・ウミスズメ類・シロエリオオハム・ウトウ・オオジュリン・フルマカモメ・コヨシキリなど
【野生動物】
エゾシカ・キタキツネ・ヒグマ・シャチ・イシイルカ・ラッコ・ゴマフアザラシなど
COLUMN野鳥・野生動物の撮影に備えて
船での撮影が多くなるので100‐400㎜クラスのズームレンズが便利で、テレコンを併用するといいと思います。もちろん陸上では明るい超望遠レンズでの撮影もできますので、それを支えられる三脚をお持ちください。*船上では三脚は使用できません。
広角ズームがあれば、海上からの風景撮影や鯨類などが近い場合、迫力のある撮影も可能になりますのでお持ちになることをお勧めします。メインレンズ100‐400㎜、200‐600㎜などのレンズ。サブレンズとして500~600㎜クラスのレンズ・16~50㎜クラスの広角ズームレンズ・テレコンバーター・機材が支えられる三脚などがあれば良いでしょう。
出発日と料金
2024年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
06月17日(月) ~ 06月22日(土)戸塚学さん同行 |
6日間 | 298,000円 |
発着地 | 現地発着(中標津空港集合・女満別空港解散) | 最少催行人員 | 5名(6名様限定)・戸塚学さん同行 |
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一人部屋追加代金 | 20,000円 |
- 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
- 当ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問等はお気軽に担当までお問い合わせください。
- 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
[東京・大阪からの参考アクセス]
■東京方面
往路:ANA377 羽田/中標津 12:25/14:05
復路:ANA4778 女満別/羽田 13:40/15:35
■大阪方面
往路:ANA020 伊丹/羽田 10:00/11:15
ANA377 羽田/中標津 12:25/14:05
復路:ANA4778 女満別/羽田 13:40/15:35
ANA035 羽田/伊丹 17:00/18:10
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | 中標津空港 |
14:30発 |
午後14時30分、根室中標津空港に集合。専用車にて霧多布岬へ。着後、ノビタキやシマセンニュウ、オジロワシなどの野鳥を撮影。ラッコ撮影のチャンスもあります。その後、風連湖へ。 風連湖:レイクサンセット泊|食事:朝× 昼× 夜○
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2 | 風連湖 |
08:00発 |
早朝、宿周辺で徒歩での撮影。ヒナを連れたタンチョウ親子に出会えるかもしれません。朝食後、専用車にて落石港へ。クルーズ船でユルリ島・モユルリ島周辺の海へ出かけ、エトピリカやケイマフリ、ウミガラスなどの撮影を狙います。クルーズ後も根室周辺での撮影をお楽しみください。その後、標津町へ。 標津町:船長の家泊|食事:朝○ 昼× 夜○
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3 | 標津町 |
早朝発 |
早朝より出発し、野花咲く野付半島でオオジシギやタンチョウのほか、ノビタキやシマセンニュウ、ベニマシコなどの草原性の小鳥達をたっぷり撮影。エゾシカやキタキツネの撮影も期待できます。昼食後は野付水道外海クルーズへ出かけます。国後島を間近に望みながら鯨類やウミスズメ類、ミズナギドリ類などの撮影を狙います。その後、羅臼へ移動。夕食後は観察小屋から絶滅危惧種に指定されるシマフクロウを撮影します。 羅臼町:知床サライ泊|食事:朝× 昼× 夜○
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4 | 羅臼町 |
午前中、瀬渡し船に乗って知床岬を往復し、ヒグマの撮影を狙います。昼食後は、根室海峡の海をクルーズ。根室海峡は北海道本土と国後島の間の海峡で、最も狭いところは17㎞しかありません。国後島、知床半島を眺めながらハシボソミズナギドリなどの海鳥やシャチを撮影します。夜は、前日に続き観察小屋から絶滅危惧種に指定されるシマフクロウを撮影します。 羅臼町:知床サライ泊|食事:朝○ 昼× 夜○
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5 | 羅臼町 |
08:00発 18:30着 |
午前中、前日に引き続き根室海峡のクルーズ。クルーズ後は知床峠へ向かい、ギンザンマシコを探します。その後、専用車にて斜里町のホテルへ。 斜里町:ルートイングランティア斜里泊
食事:朝○ 昼× 夜× |
6 | 斜里町 |
08:00発 12:30着 |
朝、専用車にて野花咲く小清水原生花園へ。着後、オオジシギやベニマシコ、ノゴマなどの草原性の野鳥を撮影。その後、女満別空港へ。12:30頃、女満別空港にて解散。 食事:朝○ 昼× 夜×
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- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝4/昼0/夜4
ご案内とご注意
気候・服装 | 大変過ごしやすい季節です。晴れた日の日中は長そでシャツ1枚で過ごせますが、上着も必要です。クルーズ中は非常に寒くなるため、セーター、フリースに加え、風よけにもなる防水の効いた防寒着上下が必要です。手袋、暖かい帽子などを含め防寒対策をお願いします。降雨に備えて上下セパレート式の雨具もお持ちください。靴は防水性のハイキングシューズやトレッキングシューズが最適です。吸血昆虫がいますので防虫対策もお願いいたします。 |
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利用予定ホテル | 日程をご覧ください。 |
クルーズついて | 根室海峡クルーズ、野付水道外海クルーズは屋内スペース、トイレが備わっています。落石クルーズ、知床ヒグマクルーズは屋内スペース、トイレはありません。いずれのクルーズも最長で2時間30分程度です。天候や海況により雨や波しぶきがかかる恐れがありますので、雨合羽上下は必携です。陸上と異なり、体感温度が下がるので、しっかりとした防寒準備をお願いします。知床ヒグマクルーズ以外の各クルーズは他の観光客と混乗となります。船上では三脚が使用できません。なお、海況が悪い場合は中止となる事があります。その場合は近郊での撮影にご案内します。 また日程表中の野生動物、野鳥は必ずしも観察できるとは限りません。予めご了承ください。 |
食事について | ツアー中の昼食は含まれておりません。現地のレストランなどで召し上がっていただきます。各自、実費をお支払いください。また、3日目の朝食は早朝からの出発となるため、各自コンビニなどでお買い求めいただきます。5日目の夕食も現地にて実費をお支払いください。 |
専用車について | 全行程バンを利用します。荷物の積み込みスペースには限りがありますので中型サイズ程度のスーツケースでご参加ください。 |
その他のご注意 | 当コースは添乗員が同行しないコースのため、旅の記録のサービスはございませんが、同行ガイド作成の「観察した野鳥リスト」をお渡しいたします。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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