ツアーのポイント
ポイント タジキスタンの大自然にふれる陸路移動の日程
山岳国家タジキスタンにて荒々しい山脈を越え、山間に暮らす素朴な人々の生活を垣間見ます。春は咲き乱れる野花、秋はザラフシャン川の黄葉が見どころです。
ポイント 観光の拠点で連泊を設けたゆったりとした日程
仏教遺跡が点在するテルメズと、タジキスタンの首都ドゥシャンベには各2連泊し、時間を気にすることなくゆっくりと見学することができます。
ポイント いにしえのソグド人の都・ペンジケントを訪問
「中央アジアのポンペイ」と讃えられる古代ソグド人の都城跡ペンジケント、同じくソグド人の都跡のブンジカット遺跡を見学。ソグディアナの地から遠くユーラシア大陸各地に足を伸ばしたした歴史の証人ソグド人の面影を訪ねます。
ポイント ドゥシャンベでは貴重な収蔵品を展示する国立博物館を訪問
アラブ人の来襲により歴史から姿を消したペンジケント出土の彩色壁画や、アジナ・テパ遺跡から出土した涅槃像など、タジキスタンの歴史を物語る貴重な出土品をご覧いただきます。
ポイント 中央アジアに残る貴重な仏教遺跡群を見学
ウズベキスタンでは、クシャン朝期の数々の仏教遺跡を見学。国境の町テルメズを中心に、インドからガンダーラを経由して中央アジア、そして日本へと伝わった仏教の足跡を辿ります。加藤九祚博士が生涯を捧げて発掘したダルヴェルジン・テパ、中央アジア唯一の岩窟僧院が残るカラ・テパも訪問します。
COLUMN アレキサンダー大王の都
アレキサンダー大王は、東方遠征の際に征服した町に自分の名である「アレキサンドリア」と冠した名前を付けました。その数は、諸説ありますが世界中に数十あったと言われています。大王がソグディアナを征服した際は、現在のホジャンドをアレキサンドリア・エスハータ(最果てのアレキサンドリア)と名づけています。大王は中央アジアとアフガニスタンを隔てるアムダリヤの「渡し」の機能を持った町であったカンプル・テパで、6日間かけて全軍を渡河させたと言われています。大王はここにもシタデル(城塞)を築きました。アレキサンドリア・オクシアーナ(アムダリヤのアレキサンドリア)は、通説ではアフガニスタンに残るアイ・ハヌムと言われていますが、このカンプル・テパがアレキサンドリア・オクシアーナであったという説もあります。
COLUMN 副葬品に包まれた サラズムの王妃
2010年にタジキスタン初の世界遺産に登録されたサラズム。紀元前4000年紀からの居住区跡、陶器工房跡、神殿跡などが発見されています。なかでも最大の出土は、サラズムの王妃と名付けられた女性の墓で、40数点の金製品と、無数の宝石やビーズの装飾品が一緒に埋葬されていました。2メートル近い身長を持ち屈葬式で葬られたサラズムの王妃は今、サラズムの博物館に眠っています。
COLUMN 古代シルクロードの主人公・ソグド人
シルクロードの交易が盛んに行われていた4~8世紀、その東西の交易を独占していたのがソグド人です。ペルシャ系の顔を持ち、ソグディアナ(現在のウズベキスタンとタジキスタンの一部)に住んでいた彼らは、交易だけでなく文化や政治にいたるまで周辺諸国に影響を与えました。商業に長けていた彼らは、売買の際に必ず契約書を作成し残しました。写真(左)は、当時使われていたソグド文字で書かれた契約書の一部です。また、文化や宗教も各地にもたらしたため、当時の中国では胡(ペルシャ)風趣味が流行り、信仰されていたゾロアスター教は祆教という名で伝えられました。ツアーで訪れるペンジケント遺跡からは絶頂期にあったソグド文化の華やかさを彷彿させる数々の壁画が発見され、ドゥシャンベ博物館などで見ることができます。
出発日と料金
2025年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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04月25日(金) ~ 05月03日(土)ゴールデンウィークコース | 9日間 | 498,000円 | |
05月17日(土) ~ 05月25日(日) | 9日間 | 408,000円 | |
08月09日(土) ~ 08月17日(日) | 9日間 | 後日発表 | |
08月16日(土) ~ 08月24日(日) | 9日間 | 後日発表 | |
09月13日(土) ~ 09月21日(日) | 9日間 | 後日発表 | |
09月20日(土) ~ 09月28日(日) | 9日間 | 後日発表 | |
10月11日(土) ~ 10月19日(日) | 9日間 | 後日発表 |
発着地 | 東京・大阪発着 | 最少催行人員 | 8名(15名様限定)添乗員同行 |
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燃油サーチャージ | 40,000円(11月1日現在の見込み) | ||
一人部屋追加代金 | 50,000円 | ||
日本の地方発着 | 福岡など地方発着も別途手配で可能です(ソウル合流)。詳しくはお問い合わせください。 | ||
国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
- 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
---|---|---|---|
1 | 東京 ソウル 大阪 ソウル ソウル タシケント |
13:20発 15:50着 10:50発 16:35発 20:20着 |
空路、東京・大阪よりそれぞれソウルへ。着後、航空機を乗り換えて、ウズベキスタンの首都タシケントへ。 ※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、ソウルにて合流します。 タシケント泊
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2 | タシケント テルメズ |
午後発 夕方着 |
午前中、テルメズのファヤズ・テパ出土の仏像が納められたタシケント歴史博物館を見学。午後の便にて、アフガニスタンとの国境に位置するスルハンダリヤ州の州都テルメズへ。着後、市内観光(シーア派の複合宗教施設スルタン・サオーダト、考古学博物館等)。
テルメズ泊
※4/25発コース:タシケント泊 |
3 | テルメズ (クシャン朝の仏教遺跡) |
終日、テルメズ周辺の遺跡群(中央アジア唯一の岩窟僧院が残るカラ・テパ、三尊仏が出土したファヤズ・テパ、日本の調査団が発掘したカンプル・テパ、ムハンマド・ハキム・アル・テルメジー廟、ズルマラストゥーパ(遠景)等)を見学します。 テルメズ泊
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4 | テルメズ ダルヴェルジン・テパ (国境) ヒッサール要塞 ドゥシャンベ |
08:00発
19:00着 |
専用車にて国境へ向かいます。途中、加藤九祚博士が発掘に携わった遺跡ダルヴェルジン・テパを見学します。その後、国境を越えてタジキスタンへと入り途中、ブハラ・ハン国時代の都に残るヒッサール要塞を見学。その後、タジキスタンの首都ドゥシャンベへ。
ドゥシャンベ泊
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5 | ドゥシャンベ (アジナ・テパ) |
午前中、仏教寺院跡の残るアジナ・テパを訪れます。午後、ドゥシャンベ市内観光(アジナ・テパから出土した涅槃仏像で知られる国立博物館、独立広場、ルダキー公園等)。
ドゥシャンベ泊
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6 | ドゥシャンベ ペンジケント (ペンジケント遺跡) |
08:00発 15:30着 |
専用車にて、ペンジケントへ。途中、ルダキー博物館を見学。ペンジケント着後、紀元前4~3000年紀の遺跡サラズム、古代ソグディアナの都址ペンジケント遺跡を見学。
ペンジケント:民家風ゲストハウス泊
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7 | ペンジケント ブンジカット遺跡 イスタラフシャン ホジャンド |
08:00発
16:00着 |
専用車にて、シルクロードの交易都市として栄えたタジキスタン第2の都市ホジャンドへ。雄大なザラフシャン山脈の景観もご覧いただけます。その後、トルキスタン山脈を越えて、古代ソグド人の遺跡ブンジカットを見学し、古都イスタラフシャンへ。イスタラフシャン着後、市内観光(ナイフ作りで有名なバザール、コク・グンバズ・モスク等)。ホジャンド着後、市内観光(かつての定期市で“木曜日”を意味するパンジシャンベ・バザール、アレキサンダー大王の最果ての都“アレキサンドリア・エスハータ”の地に建てられた砦跡、ソグド州立博物館)等。 ホジャンド泊
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8 | ホジャンド (国境) タシケント タシケント |
08:00発
12:30着 22:05発 |
専用車にて国境へ。国境を越えてタシケントへ。着後、タシケント市内観光(ダルヴェルジン・テパからの出土品を展示するハムザ研究所等)。その後、航空機にてソウルへ。 機中泊
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9 | ソウル
ソウル 東京 ソウル 大阪 |
08:35着 午後発 14:05発 15:50着 |
ソウル着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝7/昼7/夜7:機内食は除く
- 利用予定航空会社:アシアナ航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | 不要です。旅券の残存有効期間はタジキスタン出国時に6ヵ月以上、査証欄余白は2ページ以上必要です。 |
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気候・服装 | 4月と10月は合服、8月と9月は夏服が基本になりますが、朝晩の冷え込みに備えて上着もお持ちください。靴は履きなれた靴でご参加ください。 |
利用予定ホテル | 下記のホテルリストをご覧ください。 ■タシケント:アジア、インターナショナル、メルキュール、ベク タシケント、ラマダ、シティパレス、ウィンダム、ショドリクパレス、グランドプラザ、ウズベキスタン、グランドミール ■テルメズ:メリディアン ■ドゥシャンベ:タージパレス、タジキスタン、アジアグランド、ポイタクト、オクチャブリスカヤ、ドゥシャンベ、シノ、アベスト、マーキュリー ■ホジャンド:ソグディアン、グランド、タウヒッド、ヴァクダァト、レニナバード、マーキュリー |
宿泊について | ペンジケントではゲストハウスに宿泊します。設備は簡素で、稀に一部の部屋はトイレ、シャワーが共同になることがあります。 |
観光について | 花の開花や黄葉の時期は、その年の気候により多少ずれることがあります。予めご了承ください。 |
日程について | ・ウズベキスタンの国内線は突然スケジュールが変わることがあります。その場合、日程変更を余儀なくされることがあります。予めご了承ください。 ・4/25発コースは、2日目のテルメズ泊がタシケント泊になります。観光内容に変更はありません。 ・8日目のハムザ研究所は、まれに政府の命令で訪問できないことがあります。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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※募集は終了いたしました。来シーズンの発表をお待ちください。
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世界遺産
サラズムの遺跡、ザラフシャン=カラクム回廊(古代パンジケントの都市)