ツアーのポイント

ポイント 雄大な自然と悠久の歴史を巡る旅

古来より様々な民族や王朝が行き交い、興亡を繰り返してきた東部アナトリア。貴重な歴史遺産の数々とともに、大小アララト山やヴァン湖など、変化に富んだ雄大な自然も大きな魅力があるルートです。

ポイント トルコ東部の魅力に迫る

荒々しくも広大な光景が広がる東部アナトリア。アニやアクダマール島など、西トルコにはないスケールの大きな自然や遺跡が魅力です。

ポイント ネムルート山(2,150m)で迎える神秘的な夜明け

荒涼としたアナトリアの大地に聳えるネムルート山の頂には、コンマゲネ王朝の王達や神々の巨石像が残っています。巨石群が朝日に浮かび上がる光景は圧巻です。

訪問する
世界遺産

ネムルート山/アニの古代遺跡

COLUMN 旧約聖書の伝承が残る アララト山とアクダマール島

トルコ最高峰のアララト山。旧約聖書・創世記の記述では、悪に満ちた人類を洪水で滅ぼそうとした神は、神の前に正しかったノアに箱舟を造るよう命じました。ノアと3人の息子夫婦、全ての動物のつがいを乗せた箱舟は、大洪水の中40日40夜漂った後、アララト山の山頂に流れ着いたとされています。トルコ最大の湖のヴァン湖に浮かぶアクダマール島には、10世紀に建てられたアルメニア教会が残り、外壁には「獅子の穴のダニエル」など、旧約聖書に登場する人物や物語のレリーフが残っています。

獅子の穴のダニエルのレリーフ
大アララト山(標高5,137m)
ヴァン湖のアクダマール島に建つアルメニア教会

COLUMN 古代シルクロードの要衝 アニ

トルコの最東部、アルメニアとの国境近くに残るアニの遺跡。ビザンチン、ペルシャ、アラブ、中央アジアなど様々な地域との交易路上にあった商業都市でした。紀元10~11世紀の最盛期は、「40の門がある都市」とも「千と一の教会がある都」とも呼ばれ、多くのキャラバンがこの街を行き交いました。2016年に世界遺産に登録されたアニの遺跡には、アルメニア正教の大聖堂や教会群、セルジューク朝時代に建てられたモスクなどが残ります。

アニに残るアルメニア教会
教会内のフレスコ画

COLUMN コンマゲネ王国の威光が眠る地 ネムルート山

ユーフラテス川上流の西岸地帯は、古くからコンマゲネと呼ばれる地域でした。アッシリア、アケメネス朝ペルシャ、アレキサンダー大王という順で支配されますが、アレキサンダー大王亡き後に、大王の将軍の一人セレウコスが興したセレウコス朝の領土になります。紀元前162年にコンマゲネはセレウコス朝から独立し、ヘレニズムとペルシャ文化を融合させます。アンティオコス1世の治世に、彼はネムルート山に巨大な人工施設を建設します。ギリシャ神やペルシャの神々の像が祀られたこの場所は、アンティオコス1世自身の墳墓とも宗教施設ともいわれていますが、何の目的で造られたか依然謎のままになっています。ツアーでは、様々な神々の像に朝日が当たる時間に遺跡を訪れ、古代コンマゲネ王国の栄華にふれます。

ネムルート山の山頂から眺める日の出
山頂に祀られたギリシャ神やペルシャの神々の像

出発日と料金

2020年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
06月11日(木) ~
06月21日(日)
11日間 378,000円
09月17日(木) ~
09月27日(日)シルバーウィークコース
11日間 398,000円
10月01日(木) ~
10月11日(日)
11日間 388,000円
発着地 東京発着 最少催行人員 10名(16名様限定) ・添乗員同行
燃油サーチャージ 27,000円(12月5日現在の見込み)
一人部屋追加代金 65,000円
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京
イスタンブール
イスタンブール
トラブゾン
11:45発
17:45着
19:55発
21:50着
空路、東京よりトルコのイスタンブールへ。入国・通関の後、夕方の国内線にて黒海沿岸の町・トラブゾンへ。
トラブゾン泊
2 トラブゾン
エルズルム
09:00発
18:00着
午前中、トラブゾン市内観光アヤソフィア寺院等)。その後、東ローマ帝国時代に皇帝の名にちなみテオドシオポリスと呼ばれた標高1,900mの高地に位置するエルズルムへ。途中、岩壁に張り付くように建てられたスメラ修道院を見学(片道40分程歩きます)。
エルズルム泊
3 エルズルム
カルス
14:00発
18:00着
午前中、エルズルム市内観光(青いミナレットが美しいヤクティエ・メドレッセララムスタファ・パシャ・ジャミィチフテ・ミナーレ城塞等)。その後、専用バスにて、帝政ロシア時代の建築の残るアルメニアとの国境の町カルスへ。
カルス泊
4 カルス
ドゥバヤジット
08:00発
17:00着
朝、カルス博物館、アルメニア王国の都アニ遺跡を見学。その後、専用バスにて、ドゥバヤジットへ。途中、山腹に残るイサクパシャ宮殿を見学。途中、天気が良ければ、大アララト山と小アララト山を展望できます。
ドゥバヤジット泊
5 ドゥバヤジット
ヴァン
08:00発
18:00着
朝、ドゥバヤジット近郊の見学(ノアの箱舟の跡と言われるヌフン・ゲミシ、隕石が落ちた跡のメテオラ等)。その後専用バスにて、トルコ最大の湖・ヴァン湖畔の町ヴァンへ。途中、浮彫の美しいアルメニア教会の残るアクダマール島を訪問。
ヴァン泊
6 ヴァン   午前中、オスマン朝時代に築かれたホシャップ城、ウラルトゥ王国の都チャウシュテペ遺跡を訪れます。昼食はヴァン湖で獲れた魚料理をご賞味ください。午後、ヴァン城を見学します。
ヴァン泊
7 ヴァン
マラティア
08:00発
17:30着
専用バスにてマラティアへ。途中、エラズーにてハルプト城バザールに立ち寄ります。
マラティア泊
8 マラティア
キャフタ
08:00発
17:00着
朝、考古学博物館を見学。その後専用車にて、キャフタへ。途中、ジュンデレ橋、コンマゲネ王家の女性達の古墳カラクシュ、夏の離宮跡アルサメイアを見学します。
キャフタ泊
9 キャフタ
(ネムルート山)
シャンルウルファ

早朝発

 

17:00着

専用バスにて早朝、ネムルート山へ。約20分山道を歩き、山頂から美しい朝日巨石像を見学。その後、シャンルウルファへ。着後、市内観光預言者アブラハムの生誕地ウルファ城等)。
シャンルウルファ泊
10 シャンルウルファ
イスタンブール
イスタンブール
09:30発
11:30着
16:35発
空路、イスタンブールへ。着後、航空機を乗り換えて、帰国の途につきます。
機中泊
11 東京 10:05着 着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝8/昼8/夜8:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:ターキッシュエアラインズ

ご案内とご注意

査証(ビザ) 不要です。旅券の残存有効期間はトルコ入国時に150日以上、査証欄余白は2ページ以上必要です。
気候・服装 いずれの季節もベストシーズンにあたり合服で過ごせます。いずれの季節も朝晩の冷え込みに備えて上着をお持ちください。
利用予定ホテル パンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。
パンフレットのご請求はこちら
観光のご注意 トルコの遺跡や博物館、モスク等は、現地事情により突然入場できなくなることがあります。その場合は外観のみの観光となります。また、2019年12月現在、スメラ修道院は修復中のため、見学は一部となります。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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