ツアーのポイント

ポイント イスラム発祥の地サウジアラビアへ

聖地メッカを擁し、かつては「世界一入国が難しい」と言われたサウジアラビア。 外国人向けの観光査証の発給が緩和され、各国からの多くの観光客が足を運ぶようになりました。サウジアラビアの団体ツアーの創成期からツアーを手掛けてきた西遊旅行で、イスラム発祥の王国へ。

ポイント 聖地メディナも訪問

これまで異教徒が立ち入り禁止だったメディナ。近年異教徒も入れるようになったイスラム教三大聖地の一つを訪問します。

ポイント 世界遺産マダイン・サーレを訪問

香料や乳香の貿易により、栄華を極めたナバテア人。サウジアラビアの荒野に残るマダイン・サーレからはかつて、彼らの首都ぺトラまで古代隊商路で結ばれていました。アラビア半島から中近東一帯を舞台にしたナバテア人が残した巨大墳墓に迫ります。

ポイント 近代国家・サウジアラビアの姿にふれる

近代的なビルが建ち並ぶ中にアザーンの声が響き渡る首都リヤド。聖地メッカへの玄関口であり、中近東随一の商業都市でもあるジェッダ。ツアーではサウジアラビアの二つの大都市に滞在し、近代国家サウジアラビアの姿にふれます。

ポイント メディナからジェッダまでは鉄道で移動

メディナとメッカの二つの聖地を結ぶ「砂漠の高速鉄道」を利用しジェッダへ向かいます。

訪問する
世界遺産

ディルイーヤのツライフ地区 /アル=ヒジュルの考古遺跡(マダイン・サーレハ) /ハイル地方の岩絵/メッカの玄関にあたる歴史都市ジェッダ

COLUMN 伝説の都跡「マダイン・サーレ」

預言者ムハンマドが出現する遥か昔、ヘレニズム時代からローマ時代にかけて香料貿易で栄えたナバテア人が築いた都跡。アラビア半島南部と地中海を結ぶ街道の中継地として多くの旅人で賑わい、栄華を極めました。繁栄は奢りをもたらし、やがて人々は神に背くようになり、その怒りをかって都は一晩で滅ぼされてしまったといわれています。それ以降、呪われた伝説の都として恐れられ、長い間人々を寄せつけませんでした。現在は保存状態がよい巨大な岩山を削って造られた巨大墳墓群が残っており、その美しさは見る者すべてを圧倒します。

ナバテア人が築いた巨大な墓標群マダイン・サーレ
マダイン・サーレの巨大墳墓
マダイン・サーレの内部へ
マダイン・サーレの奇岩群

COLUMN ナバテア人の栄華を辿る

元来アラビア半島を紀元とするナバテア人は、馬による貿易を営む遊牧民族でした。アラビア半島南部からの乳香や香料等の貿易により巨万の富を築いた彼らは、ヨルダンのぺトラに定住し、ここを首都と定めます。ローマの影響を受けた建築様式を取り入れ、岩をくりぬいた宝物殿や僧院を造りました。またサウジアラビアのマダイン・サーレにも、岩をくりぬいた彼らの巨大な墓が残ります。どちらも砂漠の荒野に残っており、彼らの富がもたらした壮麗な建築物だけがかつての栄華を物語るようにたたずんでいます。ツアーでは、サウジアラビアに残る考古学的に価値の高いこの遺跡を訪ね、この地に流れる歴史と、ナバテア人が残した遺産を垣間見ます。

ナバテア人の主神ドゥシャラー(鷲)やマナト神を祀る祠
サウジアラビア産の乳香

COLUMN ヒジャーズ鉄道跡を訪問

かつてオスマントルコが建設し、ダマスカスからメディナを結んだヒジャーズ鉄道の駅は、サウジアラビアに数多く残ります。 第一次世界大戦時、軍や物資の移動に使ったため、イギリスの将校ロレンス率いるゲリラ部隊が破壊工作をしたことで有名です。現地には駅舎跡等が残り、近世のサウジアラビアの歴史を知ることができます。

駅舎跡
当時の蒸気機関車

出発日と料金

2025年~2026年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
11月21日(金) ~
11月28日(金)
8日間798,000円
12月26日(金) ~
01月02日(金)年末年始コース
8日間928,000円
02月06日(金) ~
02月13日(金)
8日間798,000円
発着地 東京・大阪発着 最少催行人員 8名(18名様限定)添乗員同行
燃油サーチャージ 72,000円(4月23日現在の見込み)
一人部屋追加代金 89,000円
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
  • 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
  • 特別価格コースのため再利用割引・特別割引はありません。

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京
大阪
22:20発

23:30発
空路、 東京・大阪よりそれぞれアラブ首長国連邦のドバイヘ。
※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、ドバイにて合流します。
機中泊
2 ドバイ
ドバイ
ドバイ
リヤド
05:30着

05:45着

07:00発
08:00着
ドバイ着後、航空機を乗り換えて、サウジアラビアの首都リヤドへ。着後、リヤド市内及び郊外の観光(サウド家が初めて首都と定めたディルイーヤ国立博物館等)。夕方、キングダムタワーにてリヤドの夜景をお楽しみください。
リヤド:ホリデイイン・メダン泊
3 リヤド
ハイル
夕方発
夜着
夕方までリヤド市内観光マスマク城スーク等)。夕方の便にて、ハイルへ。
ハイル:ゴールデンチューリップ泊
4 ハイル
アル・ウラ
07:30発
19:00着
専用車にて、アル・ウラへ。途中、先史時代のジュッバの岩絵カラート・アイリフ城(外観)を見学。  
アル・ウラ:サハリ・リゾート泊
5 アル・ウラ   午前中、ナバテア王国以前に栄えたダダン王国の遺跡を見学します。午後、荒野に残る、古代ナバティア人の築いた壮大なマダイン・サーレを観光。夕方、郊外の広大な砂丘と奇岩が広がる風景もお楽しみください。          
アル・ウラ:サハリ・リゾート泊
6 アル・ウラ
メディナ
メディナ
ジェッダ
07:00発
12:00着
夕方発
夜着
専用車にて、メディナへ。途中、「アラビアのロレンス」の破壊工作で有名なヒジャーズ鉄道駅跡を見学します。着後、メディナ市内観光預言者のモスク(外観)アル・キブラタインモスク(外観))。またウフドの戦いの舞台のウフド山も訪問します。高速列車にてジェッダヘ。
ジェッダ:ブルーダイヤモンド泊
7 ジェッダ 20:20発 出発まで、サウジアラビアの中でもアラビアの雰囲気が残るジェッダの旧市街を散策し、スーク等を見学します。また、アブドゥル・ラウフ・ハリル博物館も見学します。その後、夜の便にてドバイヘ。   
機中泊
8 ドバイ
ドバイ
東京
ドバイ
大阪
00:30着

02:55発
17:20着

03:05発
17:05着
ドバイ着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。 着後、解散。 
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝5/昼6/夜5:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:エミレーツ航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) サウジアラビア(402.21リヤル)、代行手数料(5,500円)、写真1枚(4.5cm×3.5cm。カラーで背景は白に限る)。旅券の残存有効期間は入国時6ケ月、査証欄余白は見開き2ページ以上必要です。
サウジアラビア入国前14日以内にイランに入国する予定のある方は、担当までご連絡ください。
気候・服装 相服が基本となります。朝晩や天気の悪い日は気温が上がらず日本の真冬並みの気温になりますので、しっかりとした上着もご用意ください。晴れると日差しが強いので、帽子もご用意ください。
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
メディナでの写真撮影について メディナでは、一眼レフカメラでの撮影は禁止されています。スマートフォン、小型カメラは問題ありません。
その他のご注意 サウジアラビアはアラブの国々の中でイスラムの戒律が最も厳しい国ですので、ある程度その戒律に従わなくてはなりません。アルコールは厳禁です。その他、各見学地や遺跡等は、宗教的・政治的行事、政府の決定等により突然入場できなくなったり、写真撮影が禁止されることがあります。特殊な国情をご理解の上でご参加ください。サウジアラビアの国内線はスケジュールが変わりやすいため、日程変更を余儀なくされることがあります。
観光について 日程3日目のマスマク城は、2025年4月現在修復のため外観からの見学となります。
日程5日目のダダンとマダインサーレは、現地の規定により混載バスでの観光になります。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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