ツアーのポイント

ポイント 花のシーズンに合わせた季節限定企画

7月上旬から8月中旬まで、年に一度の花のシーズンを迎える天山山脈のエーデルワイス。キルギスのチョン・ケミン渓谷と、カラコル、ソン・クル(湖)の3ヶ所で、雪山を背景に咲く野花や高山植物の鑑賞をお楽しみください。

ポイント 「天山の真珠」イシク・クル(湖)のほとりに宿泊

イシク・クル湖畔に宿泊し、紺碧の湖と雪を頂くテルスケイ・アラトー山脈の美しい景観をお楽しみください。

ポイント キルギスの伝統文化にふれる

古来から残る鷹匠による狩りの様子や、伝統楽器を使った民族音楽の鑑賞をお楽しみいただきます。また、夏の遊牧地ソン・クルではユルトに宿泊し、キルギス族の生活に触れます。

ポイント シルクロードに残る史跡も見学

カラ・ハン朝の都・バラサグンではブラナの塔と、突厥の戦士の墓と言われる石人像を見学。かつて草原を縫うように走っていたシルクロードの歴史も垣間見ます。

訪問する
世界遺産

シルクロード長安−天山回廊の交易路網

COLUMN ツアーで見られる野草や高山植物(一部)

コウリンタンポポ
エーデルワイス
ホソバウンラン(オオバコ科)
コドノプシス(キキョウ科)
イエローポピー(ツノゲシ)
ワスレナグサ
ミミナグサ(夏雪草)
マツムシソウ(スカビサオ)

COLUMN 天山山脈とイシク・クル

東は中国の新疆から、西はウズベキスタンまで2500km続く天山山脈。ハンテングリ峰、ポベーダ峰などの7,000m級の山々が連なる山脈です。イシク・クルを始めとする高山湖を擁し、大河・シル・ダリヤの水源でもあります。古来から中国と中央アジアを結ぶシルクロードを隔て、玄奘三蔵もベテル峠を越えてイシク・クル湖畔に到達しました。天山山脈はイシク・クルを囲むように分岐し、湖の北側がクンゲイ山脈、南側がテルスケイ・アラトー山脈となります。ツアーでは、イシク・クルの北岸から南岸へ一周し、天山の真珠と呼ばれるイシク・クルの対岸に聳える天山の山並みをご覧いただく他、雪山を背景に咲く野花の鑑賞をお楽しみいただきます。

「天山の真珠」イシク・クル(湖)と対岸に延々と続く天山山脈

COLUMN 草原に残るシルクロードの文化を体験
ソン・クル湖畔でユルトに滞在

季節により、移動型の伝統宿泊施設ユルトで生活する草原の民・キルギス族。ユルトは柳の木の枝で作った枠組みに、羊の毛で作ったフェルトの織物を巻いて作られています。内装の織物や敷物もすべて手作りで、「水の流れ」や「羊の角」など、部族ごとに違った文様が織り込まれています。ツアーでは天山山脈に囲まれた美しいソン・クル湖畔でユルトにお泊りいただき、現在も草原に残るシルクロードの文化・風習を体験します。星空のもと、草原の民・キルギス族とのふれあいをお楽しみください。

満天の星空が広がるソン・クル湖畔
キルギス族の手仕事による伝統的なユルト
標高3,016mにあるソン・クル(湖)

COLUMN 世界遺産 シルクロード 長安-天山回廊の交易路網
バラサグンとアクベシム

バラサグンは、キルギスのトクマク近郊に残るカラ・ハン朝の首都です。9世紀から12世紀にかけ、現在の新疆ウイグル自治区からウズべキスタンまで治め、中央アジアのイスラム化に大きく影響を与えたカラ・ハン朝。かつての首都には、ミナレットとして使われたブラナの塔や、キルギス各地から集められた石人像が残ります。石人は、6世紀~8世紀に中央アジアの草原一帯を支配した突厥の戦士の墓と言われ、どの石人も右手に杯のような容器を持ち、左手に武具を持った姿をしています。アク・ベシムは、玄奘三蔵がインドへ向かう往路に高昌国の次に立ち寄った砕葉城と言われ、別の名でスイアーブとも呼ばれた町です。ここで玄奘は、カガン(王)のもてなしを受け、インドへ向かったと大唐西域記に記されています。

バラサグンに残るブラナの塔
右手に杯を持つ石人
玄奘三蔵が立ち寄ったとされるアク・ベシム

出発日と料金

2020年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
07月03日(金) ~
07月11日(土)
9日間 328,000円
07月17日(金) ~
07月25日(土)
9日間 328,000円
発着地 東京・大阪発着 最少催行人員 8名(16名様限定)・添乗員同行
燃油サーチャージ 9,000円(12月5日現在の見込み)
一人部屋追加代金 32,000円(ユルト泊除く)
日本の地方発着 名古屋・福岡など地方発着も別途手配で可能です(ソウル合流)。詳しくはお問い合わせください。
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京
ソウル
大阪
ソウル
ソウル
アルマトイ
午前又は午後発


午前発


18:10発
22:05着
空路、東京・大阪よりそれぞれソウルへ。着後、航空機を乗り換えて、カザフスタン最大の都市アルマトイへ。着後、ホテルへ。
※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、ソウルにて合流します。
アルマトイ泊
2 アルマトイ
(国境)
ビシュケク

08:00発


13:00着

専用車にて国境を越え、キルギスの首都ビシュケクへ。着後、ビシュケク市内観光博物館アラトー広場オシュバザール等)。
ビシュケク泊
3 ビシュケク
アラ・アルチャ自然公園
トクマク
チョン・ケミン渓谷

08:00発



18:30着

専用車にて、天山山麓のアラ・アルチャ自然公園へ。着後、花々の美しい渓谷を歩き、万年雪があるアラトー山脈の展望をお楽しみください。その後、専用車にてチョン・ケミン渓谷へ。途中トクマクにて、カラ・ハン朝の都・バラサグンに残るブラナの塔石人を見学。また玄奘三蔵も立ち寄った砕葉城と比定されるアク・べシムを見学します。
チョン・ケミン泊
4 チョン・ケミン渓谷
チョルパン・アタ
イシク・クル湖畔

13:00発


16:00着

午前中、花々の美しいチョン・ケミン渓谷を散策。午後、専用車にて、「天山の真珠」といわれるイシク・クル(湖)へ向かいます。途中、チョルパン・アタに残る岩絵野外博物館を見学。着後、イシク・クル(湖)のクルーズをお楽しみください。
イシク・クル湖畔泊
5 イシク・クル湖畔
カラコル
09:00発
12:00着
専用車にて、イシク・クル(湖)東端に位置するカラコルへ。着後、カラコル渓谷にてフラワーハイキングをお楽しみください。
カラコル泊
6 カラコル
ソン・クル湖畔
08:00発
20:00着
専用車にて、イシク・クル(湖)の南岸を走り、標高3,016mにあるソン・クル(湖)へ。途中、バルスクーン渓谷に立ち寄ります。また、鷹匠と出会う貴重な体験もお楽しみください。夜はユルトでのキルギス料理をお楽しみください。
※遊牧民の伝統的な宿泊施設ユルトに宿泊。天気が良ければ夜は星空をご覧いただけます。
ソン・クル湖畔:ユルト泊
7 ソン・クル湖畔
ビシュケク
09:00発
18:00着
朝、ソン・クル湖畔を散策。様々な高山植物の花を観賞ください。専用車にてビシュケクへ戻ります。夜はキルギスの伝統音楽の演奏をお楽しみください。
ビシュケク泊
8 ビシュケク
(国境)
アルマトイ
アルマトイ

08:00発


14:00着
23:15発

専用車にて国境を越え、カザフスタンへ入国します。着後、アルマトイ市内観光パンフィロフ公園中央バザール等)。夕食後、空港へ向かい、航空機にてソウルへ。
機中泊
9 ソウル
ソウル
東京
ソウル
大阪
07:55着

午前又は午後発


午後発

ソウル着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。

  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝7/昼7/夜7:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:アシアナ航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) カザフスタン、キルギスともに査証不要です。旅券の残存有効期間はカザフスタン出国時に6ヶ月以上、査証欄の余白は3ページ以上(見開き2ページ含む)必要です。
気候・服装 都市部では日中は晴れると夏服で過ごせますが、朝晩は涼しくなり薄手の上着が必要です。ソン・クル湖畔やイシク・クル湖畔では、朝晩は夏でも10℃前後にまで冷え込むことがあります。しっかりとした上着もご用意ください。
利用予定ホテル 日程及びパンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。
パンフレットのご請求はこちら
宿泊について ソン・クル湖畔ではユルトに宿泊いたします。トイレは共同になり、シャワーはありません。寝具は、現地にてご用意いたします。
観光について 花の開花時期はその年の気候により多少ずれることがあります。日程2日目のビシュケクの博物館は美術館に変更となる場合があります。日程7日目のソン・クル湖畔の散策は、天候により中止させていただく場合があります。その場合は変更補償金の対象外とさせていただきます。予めご了承ください。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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