ツアーのポイント
ポイント ゴレスタン州に残るトルクメン人の聖域ハーレド・ナビーへ
イランの北東部に位置するゴレスタン州。西にカスピ海、東はコペトダグ山脈に挟まれたこの州の北部は別名トルクメンサハラと呼ばれます。この地域に暮らす人々は「トルキャマン」と呼ばれるトルクメン人で、古来より東西の文化の影響を受け、独自の生活様式を築いてきました。「トルキャマン」の聖なる場所として今なお巡礼者が絶えないハーレド・ナビー廟を訪れます。
ポイント イランに生きるトルクメン人の文化にふれる
トルクメンサハラに移り住んだトルクメン人の歴史は古く、セルジューク朝時代(11世紀頃)といわれています。バンダルトルクメン、ゴンバデ・カーブースなどトルクメン人の人々が多く暮らす町を訪問。バザールの散策など通常のイランの町とは異なる雰囲気をお楽しみいただきます。
ポイント イラン北部の歴史的史跡を訪問
ダームガン近郊に眠るパルティアの都、ヘカトンピュロスを訪問。紀元前1世紀に栄えた、パルティアの都を探ります。また、ササン朝からイルハン朝まで使われた巨大な宮殿の残るテパ・ヒサールも訪問します。
COLUMN ハーレド・ナビーの聖者廟
イラン北東部、トルクメニスタンとの国境に近い広大なトルクメンサハラに佇む聖者廟ハーレド・ナビー。ここに祀られているのはハーリド・ビン・スィーナーと呼ばれる人物で、元々はイエメンのアデンで出生した人物といわれています。彼が生きた時代は古代から中世にかけてと様々な伝承があり、詳細はわかっていませんが、古来よりトルクメン人の間で敬愛されてきました。聖者廟には今なお多くの巡礼者が訪れ、トルクメンサハラにおける聖地となっています。聖者廟の付近には沢山の石柱が立つ墓石群があり、その歴史は数千年も前に遡るとされていますが、どのような人々が葬られたのかなど、その多くは未だ謎に包まれています。
COLUMN イランの最果て ゴレスタン州の魅力
ゴンバデ・カーブースの塔
10世紀後半から11世紀前半にかけてこの地を支配したカーブースによって建設された円筒墓。高さ61mにも及ぶ塔は、レンガ造りでは世界で一番高い建築物といわれます。
バンダルトルクメン
「トルクメンの港」を意味するカスピ海沿岸に位置する港町。バザールでは手工芸品など伝統的なトルクメン文化を垣間見ることができます。
ミヤンカレ半島
カスピ海の南東に位置する長さ48km、幅1.3~3.2kmの半島。半島内は湿地帯が広がっており、野鳥や野生動物の保護区となっています。
COLUMN 紀元前5000年紀に遡る遺丘とササン朝の宮殿址
テパ・ヒサールとガレ・ヒサール
紀元前5000年紀に遡るテパ・ヒサールの遺丘。かつてここを経由し、バダフシャン地方からのラピスラズリがスーサまで運ばれていました。またササン朝からイル・ハン朝まで用いられた圧巻の巨大な宮殿址ガレ・ヒサールは、中央アジアとアナトリアを東西に結ぶシルクロードの中間に位置し、ここから南のイスファハンへ向かう分岐点としての要衝として栄えた都です。
COLUMN アルサケス朝パルティアの都
ヘカトンピュロス
紀元前3世紀、アレキサンダー大王亡き後に西アジアの領土を引き継いだセレウコス朝。これを倒し、現在のイランを中心にメソポタミアからインダス川までを領土としたアルサケス朝パルティアが興りました。最盛期にはローマ帝国とも対峙したパルティアは、その都を各地に3つ建てます。一番最初の都はトルクメニスタンのアシガバートに残るニサで、かつてのミトラダトケルタといわれています。次に建てた都が、ギリシャ語で「百の柱」と呼ばれるヘカトンピュロスでした。カスピ海沿岸に建てられたといわれるこの都は、3つ目の都クテシフォンがユーフラテスに建てられるまで、パルティアの首都として機能しました。調査はほとんど進んでおらず、時が止まったかのような広大な敷地の中に多くの建築群が残っています。
出発日と料金
2020年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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04月18日(土) ~ 04月25日(土) |
8日間 | 358,000円 | |
05月02日(土) ~ 05月09日(土)ゴールデンウィークコース |
8日間 | 498,000円 | |
09月19日(土) ~ 09月26日(土)シルバーウィークコース |
8日間 | 428,000円 | |
10月03日(土) ~ 10月10日(土) |
8日間 | 358,000円 |
発着地 | 東京・大阪発着 | 最少催行人員 | 8名(15名様限定)・添乗員同行 |
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燃油サーチャージ | 0円~19,000円(12月5日現在の見込み) | ||
一人部屋追加代金 | 42,000円 | ||
日本の国内線割引 | 日本各地からの国内線割引がございます。詳細はお問い合わせください。 | ||
国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 特別価格コースのため再利用割引・特別割引はありません。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
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1 | 東京
大阪 |
深夜発 23:30発 |
空路、東京・大阪よりカタールのドーハへ。
機中泊
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2 | ドーハ
ドーハ ドーハ テヘラン ダームガーン |
早朝着 04:50着 08:00発 10:55着 18:00着 |
ドーハ着後、航空機を乗り換えてイランの首都テヘランへ。着後、専用車にてダームガーンへ。 ダームガーン泊
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3 | ダームガーン | 終日、ダームガーン及び近郊の見学(パルティアの都ヘカトンピュロスの遺構、サファビー朝時代に遡るキャラバン・サライ跡、紀元前5000年紀の遺丘テパ・ヒサール、巨大な宮殿が残るガレ・ヒサール、イランに残る最古のモスクターリーハーネ・モスク、市内に残るパルティア時代の城壁跡等)。
ダームガーン泊
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4 | ダームガーン ジャンギャレ・アブル ゴンバデ・カーブース ミヌーダシュト |
09:00発 17:00着 |
専用車にてジャンギャレ・アブルの森林地帯を通過し、ゴレスタン州のゴンバデ・カーブースへ。着後、市内観光(10世紀後半から11世紀前半にかけて造られた巨大な円筒墓ゴンバデ・カーブースの塔など)。その後ミヌーダシュトへ。
ミヌーダシュト泊
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5 | ミヌーダシュト ギャチースー村 ゴルガーン |
06:00発 17:00着 |
専用車にてトルクメンサハラの丘陵地帯の麓に位置するギャチースー村へ。着後、広大な丘陵地帯に佇むハーレド・ナビー廟、未だ多くが謎に包まれた墓石群を見学します(ハイキング約2時間)。その後ゴレスタン州の州都ゴルガーンへ。
ゴルガーン泊
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6 | ゴルガーン バンダルトルクメン (ミヤンカレ半島) テヘラン |
10:00発 22:00着 |
専用車にて、カスピ海沿岸の港町バンダルトルクメンへ。着後、トルクメン系の人々で賑わうバザールを見学します。その後ボートにて、カスピ海のミヤンカレ半島へ。半島内の自然保護区を訪れます。その後テヘランへ。
テヘラン泊
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7 | テヘラン | 23:40発 | 出発までテヘラン市内観光(国立博物館、ゴレスタン宮殿など)。夕食後、航空機にてドーハへ。
機中泊
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8 | ドーハ
ドーハ 東京 ドーハ 大阪 |
00:15着 02:10発 18:40着 02:10発 17:50着 |
ドーハ着後、航空機を乗り換えて、帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝5/昼6/夜6:機内食は除く
- 利用予定航空会社:カタール航空、エミレーツ航空
- 上記はカタール航空利用の日程です。エミレーツ航空利用の場合は乗換地がドバイになります。
ご案内とご注意
査証(ビザ) | イラン(2,500円)、代行手数料(4,400円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月、査証欄余白は見開き2ページ以上必要です。なお、現在のパスポートにイスラエルの出入国スタンプやヘブライ語表記がある方はイランに入国できない場合がありますので、お早めにお問い合わせください。2011年3月以降にイランへの渡航歴がある場合は、ESTA(米国渡航認証)を利用して渡米することはできなくなり米国査証の取得が必要となりました。詳しくは担当までお問い合わせください。 |
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気候・服装 | 合服が基本となります。朝晩や天気の悪い日は気温が下がりますので、ジャンパーなど防寒着をお持ちください。遺跡歩き、ハイキングの際は歩きやすい運動靴が必須となります。女性はイスラム法によりスカーフで頭髪を隠し、体の線を隠すためコートや上着の着用が義務付けられています。詳しくは担当までお問い合わせください。 |
利用予定ホテル | パンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
イランをご旅行するにあたって | 数多いイスラム教国の中でも、イランはイスラムの戒律が大変厳しい国のひとつです。外国人旅行者もある程度、その戒律に従わなければなりません。酒類の持ち込み、飲酒は厳しく禁じられています。女性は観光客であっても頭髪を含む肌の露出が禁じられています。 |
観光について | イランの遺跡やモスク等は、現地事情により突然入場できなくなることがあります。イランの国柄をご理解の上、ご参加ください。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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