ツアーのポイント
ポイント 砂漠に眠る「死の町」アルゲ・バムも訪問、
イランの魅力を網羅した23日間ならではの充実の内容
ペルシャ帝国の歴史を刻む遺跡、多様な民族の暮らし、そして広大な国土に残る自然。イランのすべてを凝縮した大紀行です。
ポイント 見どころの多い3都市で連泊。じっくりイランの見所を巡る
タブリーズ、シラーズで2連泊、イスファハンで3連泊を設け、ゆっくりとイランの見どころを見学します。ポイント ペルシャ湾に浮かぶホルムズ島も観光
ペルシャ湾にも足を伸ばし、サファビー朝時代のポルトガル要塞跡が残るホルムズ島も訪問します。イラン本土とは異なる、ペルシャ湾の離島に流れるゆったりとした雰囲気、文化をご体感ください。COLUMN イランが誇る世界遺産の数々
1.ペルセポリス
アケメネス朝ペルシャ帝国の都
アケメネス朝時代の大都址。当時の広さは12万5000㎡にも及ぶ大都市でしたが、紀元前331年アレキサンダー大王によって陥落しました。壮大なスケールを誇る遺跡には、壮麗で緻密なレリーフが施されています。クセルクセス門、アパダナ(謁見の間)の東階段に描かれた「王へ貢物を運ぶ使者」やペルシャ神話の動物のレリーフは必見です。

2.イスファハン
イマーム広場・金曜モスク
16世紀後半からサファビー朝の首都として栄華を極めたイスファハン。イマーム広場はイスファハン観光のハイライトともいえる場所で、またの名をナグシェ・ジャハーン(全世界の図)広場と言います。広場にはイマームモスク、シェイクルトフォラーモスク、アリカプ宮殿、バザールなどが集まっており、夜のライトアップされた姿も幻想的です。

3.チョガザンビル
世界最大級のジグラットが残る都市遺跡
紀元前13世紀の中頃、エラム王国の黄金時代に建設されたこの都市は、首都スーサを守る聖なる場所としての役割がありました。遺跡の中央には保存状態の良い世界最大級のジグラット(階段状ピラミッド)が残っており、当時の壮大な姿を想像することができます。

4.アルメニア人修道院建造物群
世界初のキリスト教国家・古代アルメニア
世界で最初にキリスト教を国教にしたのが古代アルメニア。2008年に世界遺産に登録された3つの修道院のひとつが聖タデウス教会です。十二使徒の一人タダイゆかりのこの教会は、別名「黒の教会」と呼ばれ、今でもアルメニア人の巡礼地となっています。

5.アルダビルの聖者廟
中世イスラーム建築の結晶
サファビー朝の起源となるサファビー教団の祖シェイフ・サフィー・ユッディーンのほか、シャー・イスマイール1世らの廟があり、学校や病院、パン工房などを兼ね備えたスーフィズムの修道施設と霊廟の複合建築となっています。

6.スーサ
ハンムラビ法典の出土地
紀元前5千年~13世紀にかけての都市遺跡。エラム王国、アケメネス朝ペルシャの首都として栄えました。バビロンから奪われたハンムラビ法典碑が出土したことでも有名です。2015年世界遺産に登録されました。

7.タフテ・スレイマン
ソロモン王の伝説が残る地の遺構
ソロモン王の玉座という意味で、ササン朝時代に造られたゾロアスター教(拝火教)の神殿などが残っています。

8.ゴレスタン宮殿
近世イラン最高水準の建築と工芸
18世紀の建築と技術に、伝統的なペルシア工芸、さらに西洋的な要素を加えて巧みに集成し、イランの近代芸術に大きな影響を与えました。

9.タブリーズのバザール
中東最古・イラン最大級のバザール
東アゼルバイジャン州の州都・タブリーズのバザールは中東最古のバザールと言われ、マルコ・ポーロもその大きさに驚嘆したと記されています。現在も7000以上の店舗が連なるイランでも最大級のバザール。

10.ゴンバデ・スルタニエ
世界最古の2重構造ドーム建築
イル・ハン朝第8代君主ウルジャーイトゥーの命で作られた都市址。直径25mを超える巨大なドーム建築の霊廟は、後にインドのタージ・マハルに影響を与えたことでも有名です。

11.ビストゥーン
古代ペルシア語の現存する最古の碑文
イラン西部、ケルマンシャーにある巨大磨崖碑。アケメネス朝ペルシャの王ダレイオス一世の帝王捕虜引見図が描かれています。

12.アルゲ・バム 砂に埋もれた「死の町」
ササン朝時代に最初の城が建てられ、17世紀のサファビー朝に最盛期を迎えた城砦都市。18世紀になってアフガニスタンのカンダハルからの勢力に攻め入られ、以来、「死の町」と化していますが、いまだ威厳ある姿で残っています。

13.シューシュタルの水利施設
古代イラン人の技術力の結集
紀元前5世紀、ダレイオス一世の時代から運用が始まったと言われる水利施設。塔やダム、運河などが残っています。

14.パサルガダエ
アケメネス朝時代の首都
アケメネス朝の最初の都。キュロス二世の墓や宮殿址、ゾロアスター教神殿などが残っています。

COLUMN 歴史的価値のある遺跡や出土品の数々にふれる
保存状態のよいアルゲ・ライアン、アケメネス朝発祥の地であるパサルガダエのほか、歴史的・考古学的に重要な出土品が数多く展示されている「考古学博物館」、イラン各地から集められたペルシャ絨毯が所狭しと展示してある「絨毯博物館」、西アゼルバイジャン州の考古学に関して展示されている「アゼルバイジャン博物館」を訪問します。




COLUMN こだわりの手配で様々なイランの姿を楽しむ
各地でバザールや旧市街の散策をお楽しみいただき、現地の人々の生活にふれていただけます。バザールの中でも中東最古といわれ、マルコ・ポーロもその大きさに驚嘆したと記されているイラン最大のタブリーズのバザール、人々の憩いの場でもあり、夜は幻想的なライトアップが印象的なイスファハーンのイマーム広場、イラン人男性の生活に溶け込んだ古式体操のズール・ハーネの見学など一歩踏み込んだイランにご案内をさせていただきます。また、ツアー中はイラン各地の名物料理をご堪能いただきます。中でも壺の中で肉と野菜を煮込んだ伝統料理「アブ・グーシュト」は肉・野菜・豆類を壺で煮込んだ、トマトベースの料理で日本人の口にもよく合う食べやすい味付けでおすすめです。





出発日と料金
2025年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
10月05日(日) ~ 10月27日(月) | 23日間 | 798,000円 | ![]() |
発着地 | 東京・大阪発着 | 最少催行人員 | 8名(15名様限定)添乗員同行 |
---|---|---|---|
燃油サーチャージ | 68,000円(2月7日現在の見込み) | ||
一人部屋追加代金 | 99,000円 | ||
ビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
- 特別価格コースのため再利用割引・特別割引はありません。
- 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
---|---|---|---|
1 | 東京
大阪 |
22:30発
23:45発 |
空路、東京・大阪よりアラブ首長国連邦のドバイへ。 ※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、ドバイにて合流します。 機中泊 |
2 | ドバイ
ドバイ ドバイ テヘラン |
04:10着 04:50着 07:45発 09:25着 |
ドバイ着後、航空機を乗換え、イランの首都テヘランへ。テヘラン着後、簡単な市内観光。
テヘラン泊 |
3 | テヘラン アンザリ |
専用バスにて港町のアンザリへ。途中、11世紀のアサシン暗殺教団の砦跡・サミラン砦の展望台に立ち寄ります。
アンザリ泊 |
|
4 | アンザリ マースーレ アルダビル |
専用バスにてアルダビルへ。途中、丘陸に民家が並ぶマースーレ村を訪問します。
アルダビル泊 |
|
5 | アルダビル タブリーズ |
専用バスにて東アゼルバイジャン州の州都タブリーズへ。タブリーズ着後、市内観光(アゼルバイジャン博物館、ブルーモスク、バザール等)。
タブリーズ泊 |
|
6 | タブリーズ (マクー) |
タブリーズから日帰りでイランのアルメニア正教の聖地で、世界遺産にも登録されたマクーの聖タデウス教会(黒の教会)を見学。天気が良ければ途中、アララト山を遠望することができます。
タブリーズ泊 |
|
7 | タブリーズ ザンジャン |
専用バスにてザンジャンへ。途中、イル・ハン朝に遡るゴンバデ・スルタニエを見学。
ザンジャン泊 |
|
8 | ザンジャン サナンダジ |
専用バスにて、サナンダジへ。途中、ササン朝時代の都市遺跡タフテ・スレイマン遺跡、ゼンダーネ・スレイマン遺跡を見学。
サナンダジ泊 |
|
9 | サナンダジ ケルマンシャー ホラマーバード |
専用バスにてホラマバードへ。途中、ケルマンシャーでターク・イ・ブスタン洞窟、ビストゥーンを見学。
ホラマーバード泊 |
|
10 | ホラマーバード デズフル |
午前中、キャルマーキャッラ洞窟から発見された銀製品を展示するファラク・オル・アフラク城を見学。その後、専用バスにてデズフルへ。
デズフル泊 |
|
11 | デズフル アフワズ |
専用バスにてアフワズへ。途中、シューシュタルの水利施設、古代メソポタミアを代表するチョガザンビル、紀元前2000年紀の遺丘ハフト・テペ、アケメネス朝の行政の中心地、スーサ遺跡を見学します。
アフワズ泊 |
|
12 | アフワズ シラーズ |
専用バスにて、バラと詩で知られるシラーズへ。途中、ササン朝の都ビシャプール遺跡や断崖に穿たれたレリーフを見学します。
シラーズ泊 |
|
13 | シラーズ (ペルセポリス) (ナクシュ・ロスタム) (ナクシュ・ラジャブ) |
朝、シラーズ市内の市内観光(ローズモスクと呼ばれる美しいナスィーロルモルク・モスク、エラム庭園等)。その後、シラーズ郊外の観光。アケメネス朝の壮大な都市遺跡ペルセポリス、王墓の残るナクシュ・ロスタム、ササン朝初期のレリーフが残るナクシュ・ラジャブを見学します。
シラーズ泊 |
|
14 | シラーズ イスファハン |
専用バスにて、「イランの真珠」と讃えられる古都イスファハンへ。途中、アケメネス朝発祥の地パサルガダエを見学します。
イスファハン泊 |
|
15 | イスファハン | 終日、ゆっくりイスファハン市内観光(サファビー朝建築の傑作と称されるイマームモスクやシェイクルトフォラーモスク、アリカプ宮殿等)。夜は、イランの古式体操ズール・ハーネも見学します。
イスファハン泊 |
|
16 | イスファハン | 前日に引き続き、ゆっくりイスファハン市内観光(金曜モスク、内壁のフレスコ画が見事なアルメニア教会、40柱宮殿、33アーチ橋)。夜はライトアップされた幻想的なイマーム広場やハージュ橋をご覧いただきます。
イスファハン泊 |
|
17 | イスファハン ヤズド |
専用バスにてゾロアスター教の聖地ヤズドへ。着後、ヤズド観光(1500年以上燃え続ける聖火が安置されたゾロアスター教拝火神殿、金曜モスク等)。
ヤズド泊 |
|
18 | ヤズド ケルマン |
朝、沈黙の塔を見学。その後、専用バスにて、ケルマンへ。ケルマン着後、バザールへ。
ケルマン泊 |
|
19 | ケルマン ライアン バム |
午前中、ゾロアスター教寺院を見学。その後、専用バスにてナツメヤシに囲まれたオアシスの町バムへ。途中、ライアンにてイスラム要塞アルゲ・ライアンを見学。
バム泊 |
|
20 | バム バンダルアッバース |
専用バスにてバンダルアッバースへ。途中、「死の町」の異名を持つ都市遺跡アルゲ・バムを見学。
バンダルアッバース泊 |
|
21 | バンダルアッバース テヘラン |
ボートにて、ホルムズ海峡の名前の由来となったホルムズ島への日帰り観光。ポルトガル占領時代の砦を見学します。夜の国内線にて首都テヘランへ移動します。
テヘラン泊 |
|
22 | テヘラン ドバイ |
18:20発 21:10発 |
出発までテヘラン市内観光(考古学博物館、ゴレスタン宮殿等)。その後、航空機にてドバイへ。
機中泊 |
23 | ドバイ 東京 ドバイ 大阪 |
02:40発 17:35着 03:00発 17:15着 |
ドバイ着後、航空機を乗り換え、帰国の途につきます。 着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝20/昼21/夜20:機内食は除く
- 利用予定航空会社:エミレーツ航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | イラン(3,200円)、代行手数料(5,500円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月、査証欄余白は見開き2ページ以上必要です。なお、現在のパスポートにイスラエルの出入国スタンプがある方はイランに入国できない場合がありますので、お早めにお問い合わせください。 ※イランは日本国籍の方に向けた観光ビザの免除を開始しましたが、15日以内の滞在に限定されています。こちらのコースはビザ免除の対象外ですので、あらかじめご了承ください。 |
---|---|
気候・服装 | 合服が基本となります。朝晩や天気の悪い日は気温が上がらないため、しっかりとした上着もご用意ください。晴れると日差しが強いので、帽子もご用意ください。 |
利用予定ホテル | 下記のホテルリストをご覧ください。 ■テヘラン:フェルドゥスィー、エンゲラーブ、グランド、アーサーレ、パルシアン・アーザーディ、エステグラル、ラーレ、ホウェイゼ、ホマー、スィーモルグ、コウサル、エヴィン、エラムグランド、イランシャフル、エスカン、エスピナス、ペルシャ、マシュハド、ニロ、ペルシアンペラザ ■アンザリ:セフィードケナル、カドサン、グランド、イラン、ドルフィン、アルマス、デニス ■アルダビール:ヤカモズホテル、サライホテル ■タブリーズ:インターナショナル、パルス、ゴスタレシュ、パールス、ダルヤ、カヤラーレ、アゼルバイジャン、シャフリヤル、ペトロシーミ、スィーナー、ベフブード、エステグバル、アトラス ■ザンジャン:ジョハンガルディ、グランド、パーク、アジア、ツーリストイン、セペヘル、ガスル ■サナンダジ:ツーリストイン、アビダール、ヘダーヤト、アルマダ、シャディ、アブザール、ファルハンギヤーン ■ホラマバード:ランギンキャマン、アーザーディ、アトル、サーリーズ、ファルディース、シャフルダーリー、サラーブキュー、ツーリストイン、ジャガエグ、エステグラル、カールン ■デズフール:ツーリストイン、アーヴァンホテル ■アフワズ:パルス(ファジル)、ペルシア、オクシン、ナーデリー、ツーリストイン、イラン、ネイシェカー、エクシーン ■シラーズ:パルス、アーリヤバルザン、ホマ、アパダナ、パーク、エラム、ペルセポリス、コーサル、ツーリストイン、タフ テ ジャムシド、パルセ、チャムラン、シラーズ、エリーゼ、セタレガーン、ロイヤル、ザンディエ、パルシアン、キャリーム・ハーン ■イスファハン:アセマン、ピルーズィー、コーサル、アリカプ、アッバースィー、サフィール、セタレ、アザディ、ゾフレ、ヴェヌス、 ツーリ ストイン、ツーリスト、シェイフバハイ、パート、エスパダーナ、ジョルファ、セパハン、サファヴィ、メラル、ハシュトベヘシュト ■ヤズド:モーシールガーデン、サファイエ、キャラバン、パルシアン、マラコトジャール、ツーリストイン、ナバヴィ、ダッド、メフル、 シー ルクーフ、ファハダン、アルグ、ソンナティ ■ケルマーン:ツーリストイン、ゴバシール、カールヴァーニカ ■バム:アザディ、アルゲ・ジャディード、ツーリスト・イン ■バンダル・アッバース:ホマー、ホルモズ、アティラー |
イランをご旅行するにあたって | 数多いイスラム教国の中でも、イランはイスラムの戒律が大変厳しい国のひとつです。外国人旅行者もある程度、その戒律に従わなければなりません。酒類の持ち込み、飲酒は厳しく禁じられています。女性は観光客であっても頭髪を含む肌の露出が禁じられています。 |
観光について | イランの遺跡や博物館、モスク等は、現地事情により突然入場できなくなることがあります。イランの国柄をご理解の上、ご参加ください。チョガザンビルは、遺跡保護のためジグラットに登ることはできません。またビストゥーンの磨崖碑は、工事のため足場がかかっています。 |
宿泊について | 地方のホテルではバスタブがなくシャワーのみとなり、設備も十分ではありません。予めご了承ください。また、場所によっては宿泊施設に限りがあるため、御一人部屋をお取りできないことがあります。その場合は変更補償金の対象外とさせていただきますが、生じた差額は返金いたします。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
日本旅行業協会正会員
東京都千代田区神田神保町2-2 共同ビル神保町3階
-
東京
03-3237-1391 -
大阪
06-6367-1391
営業時間外に受信したメール・FAX・郵送など
でのご連絡は、翌営業日扱いとなります。
世界遺産
ペルセポリス/チョガザンビル/タフテ・スレイマン/ビストゥーン/ゴンバデ・スルタニエ/タブリーズのバザール/アルメニア人修道院建造物群/イスファハンのイマーム広場と金曜モスク/アルゲ・バム/スーサ/シューシュタルの水利施設/パサルガダエ/ゴレスターン宮殿/アルダビルの聖者廟/エラム庭園/ヤズドの旧市街