ツアーのポイント
ポイントアゼルバイジャンの飛び地ナヒチェヴァンを訪問
史跡の宝庫と呼ばれ、古来から様々な王国や帝国の領土となった歴史を持つナヒチェヴァンに残る、知られざる史跡群を見学。
ポイント雄大な自然と悠久の歴史を巡る旅
古来より様々な民族や王朝が行き交い、民族の興亡が盛んだったコーカサスとアナトリア東部。この地に残る史跡とアララト山・ヴァン湖といった自然を訪ねます。
ポイントアルメニア正教とシリア正教を訪ねる
ローマよりも早くキリスト教を国教とした古代アルメニア。アナトリア東部には、アルメニア王国時代のアニやアクダマール島にアルメニア正教会群が残ります。また、シリア国境に位置するシリア正教徒の街マルディンも訪問します。
ポイントネムルート山（2,150m）で迎える神秘的な夜明け
荒涼としたアナトリアの大地に聳える山の頂には、コンマゲネ王朝の王達や神々の巨石像が残っています。巨石群が朝日に浮かび上がる光景は圧巻です。
COLUMN ナヒチェヴァン自治共和国
「ノアが降りた場所」という意味を持つナヒチェヴァン。その地理的立地から、ウラルトゥ、アルメニア王国をはじめペルシャとロシアの統治まで様々な王国や帝国の領土となった歴史を持ちます。そのためナヒチェヴァン自治共和国は史跡の宝庫と呼ばれ、様々な時代の建築物や廟が点在する地でもあります。ツアーではナヒチェヴァンの名前の由来でもあるノアの廟を始めとする建築群の他、塩の洞窟やアゼルバイジャンのマチュピチュと呼ばれるアリンジャガラなど、知られざる史跡を訪ねます。
ガラバグラー廟
預言者ノアの墓
COLUMN 古代シルクロードの要衝 アニ
トルコの最東部、アルメニアとの国境近くに残るアニの遺跡。ビザンチン、ペルシャ、アラブ、中央アジアなど様々な地域との交易路上にあった商業都市でした。紀元10～11世紀の最盛期は、「40の門がある都市」とも「千と一の教会がある都」とも呼ばれ、多くのキャラバンがこの街を行き交いました。2016年に世界遺産に登録されたアニの遺跡には、アルメニア正教の大聖堂や教会群、セルジューク朝時代に建てられたモスクなどが残ります。
アニに残るアルメニア教会
教会内のフレスコ画COLUMN 旧約聖書の伝承が残る アララト山とアクダマール島
トルコ最高峰のアララト山。旧約聖書・創世記の記述では、悪に満ちた人類を洪水で滅ぼそうとした神は、神の前に正しかったノアに方舟を造るよう命じました。ノアと3人の息子夫婦、全ての動物のつがいを乗せた方舟は、大洪水の中40日40夜漂った後、アララト山の山頂に流れ着いたとされています。トルコ最大の湖のヴァン湖に浮かぶアクダマール島には、10世紀に建てられたアルメニア教会が残り、外壁には「獅子の穴のダニエル」など、旧約聖書に登場する人物や物語のレリーフが残っています。
獅子の穴のダニエルのレリーフ 
大アララト山（標高5,137ｍ）
アクダマール島に建つアルメニア教会COLUMN コンマゲネ王国の威光が眠る地 ネムルート山
ユーフラテス川上流の西岸地帯は、古くからコンマゲネと呼ばれる地域でした。アッシリア、アケメネス朝ペルシャ、アレキサンダー大王という順で支配されますが、アレキサンダー大王亡き後に、大王の将軍の一人セレウコスが興したセレウコス朝の領土になります。紀元前162年にコンマゲネはセレウコス朝から独立し、ヘレニズムとペルシャ文化を融合させます。アンティオコス1世の治世に、彼はネムルート山に巨大な人工施設を建設します。ギリシャ神やペルシャの神々の像が祀られたこの場所は、アンティオコス1世自身の墳墓とも宗教施設とも言われていますが、何の目的で造られたか依然謎のままになっています。ツアーでは、様々な神々の像に朝日が当たる時間に遺跡を訪れ、古代コンマゲネ王国の栄華にふれます。
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ネムルート山の山頂から眺める日の出
山頂に祀られたギリシャ神やペルシャの神々の像出発日と料金
| 2025年 出発日～帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
|---|---|---|---|
| 05月12日(月) ～ 05月23日(金) | 12日間 | 728,000円 |  |
| 06月09日(月) ～ 06月20日(金) | 12日間 | 728,000円 |  |
| 08月04日(月) ～ 08月15日(金) | 12日間 | 738,000円 |  |
| 09月08日(月) ～ 09月19日(金) | 12日間 | 728,000円 |  |
| 発着地 | 東京・大阪発着 | 最少催行人員 | 8名（15名様限定）添乗員同行 |
|---|---|---|---|
| 燃油サーチャージ | 56,000円（12月18日現在の見込み） | ||
| 一人部屋追加代金 | 143,000円 | ||
| 国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 | ||
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 特別価格コースのため再利用割引・特別割引はありません。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
- 相部屋ご希望の場合でも、ご出発の時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
ツアー日程表
| 地名 | 時刻 | スケジュール | |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京 大阪 |
21：55発 22：25発 |
空路、東京・大阪よりそれぞれトルコのイスタンブールへ。 ※添乗員は東京・大阪どちらかより同行し、イスタンブールで合流します。 機中泊
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| 2 | イスタンブール イスタンブール イスタンブール バクー |
05：05着 05：00着 06：45発 10：40着 |
着後、航空機を乗り換えて、アゼルバイジャンの首都バクーへ。着後、世界遺産に登録されたバクー旧市街を観光。
バクー泊
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| 3 | バクー ナヒチェヴァン |
昼発 午後着 |
午前中、バクー郊外の泥火山と隣接する展示館を見学。午後の便にて、ナヒチェヴァン自治共和国の首都ナヒチェヴァンへ。
ナヒチェヴァン泊
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| 4 | ナヒチェヴァン | 終日、ナヒチェヴァンの観光（12世紀建造のモミネ・ハトゥン廟、預言者ノアの墓、18世紀のナヒチェバン・ハーンの宮殿、「アゼルバイジャンのマチュピチュ」と呼ばれるアリンジャガラ、ドゥズダーの塩の洞窟等）。
ナヒチェヴァン泊
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| 5 | ナヒチェヴァン （国境） カルス |
08：00発 19：00着 |
午前、トルコ国境へ。途中、14世紀に建設されたガラバグラー廟を見学。その後国境を越えトルコに入国し、帝政ロシア時代の建築の残るアルメニアとの国境の町カルスへ。途中、ノアの方舟の跡といわれるヌフン・ゲミシや、山腹のイサクパシャ宮殿を見学。途中、天気が良ければ、大アララト山と小アララト山を展望できます。
カルス泊
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| 6 | カルス |
08：00発 18：00着 |
朝、アルメニア王国の都アニ遺跡、カルス博物館を見学。その後、専用バスにてトルコ最大の湖・ヴァン湖畔の町ヴァンへ。 ヴァン泊
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| 7 | ヴァン | 午前中、ウラルトゥ王国の都チャウシュテペ遺跡、乙女の城を訪れます。昼食はをご賞味ください。午後、ヴァン城とヴァン博物館を見学します。 ヴァン泊
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| 8 | ヴァン マルディン |
08：00発 19：00着 |
専用バスにてマルディンへ｡途中、浮き彫りの美しいアルメニア教会の残るアクダマール島を訪問。
マルディン泊
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| 9 | マルディン | 終日、石灰岩で作られた町マルディンの観光（マルディン博物館、マルディン城（遠望）、ディルルザファラン修道院、ダラ古代都市遺跡）。
マルディン泊
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| 10 | マルディン キャフタ |
09：00発 18：30着 |
朝、マルディンの市内観光（ウルジャーミー、エルクルモスク等）。その後、専用車でキャフタへ。
キャフタ 泊
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| 11 | キャフタ ネムルート山 シャンル・ウルファ イスタンブール |
早朝発 20：25発 22：30着 |
早朝、ネムルート山へ。約20分山道を歩き、山頂から美しい朝日や巨石像を見学。その後、シャンル・ウルファへ。途中、途中、ジュンデレ橋、コンマゲネ王家の女性達の古墳カラクシュ、アルサメイヤを見学。 夕方の便にて、空路、イスタンブールへ。
機中泊
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| 12 | イスタンブール イスタンブール 大阪 |
01：55発 19：20着 02：05発 19：00着 |
イスタンブール着後、航空機を乗り換え、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数：朝9／昼10／夜9：機内食は除く
- 利用予定航空会社：ターキッシュエアラインズ
ご案内とご注意
| 査証（ビザ） | アゼルバイジャン（26米ドル）、代行手数料（5,500円）。トルコは不要です。旅券の残存有効期間はトルコ入国時に150日以上、査証欄余白は2ページ以上必要です。 |
|---|---|
| 気候・服装 | 5月は合服、6,8,9月は夏服が基本となります。朝晩の冷え込みに備えてしっかりとした上着をお持ちください。 |
| 利用予定ホテル | 日程および下記のホテルリストをご覧ください。 バクー：ハイアットリージェンシー、マリオット、フェアモント ナヒチェヴァン：サート・メイダニ、タブリーズ、グランド カルス：シムエルホテル、グランドアニ、ブユック ヴァン：エルバブース、サードゥル、ルアワールド、グランド、ロイヤルベルク、ラマダ マルディン：ガジ・コナー、バビル・コナー、ラマダ プラザ、ヒルトン・ガーデン・イン、カヤ 二ノーヴァ ホテル キャフタ：ユーフラットネムルト、キャラヴァンサライ |
| 観光について | 各地の遺跡や博物館、モスク等は、現地事情により突然入場できなくなることがあります。 |
| 旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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世界遺産
ネムルート山（トルコ）／アニの古代遺跡（トルコ）